10 年経験者研修 の - 長野県総合教育センター

平成 27 年度
小学校・中学校
10 年経験者研修
の
手引
長野県教育委員会
平成27年度 小学校・中学校 10年経験者研修の手引
第一部
目次
研修の計画と実施
変わる 広がる 深まる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
Ⅰ 平成27年度 10年経験者研修内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
Ⅱ 10年経験者研修 校外研修の主催団体と実施場所・・・・・・・・・・・・・5
Ⅲ 1年間の研修の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
Ⅳ 研修の進め方
(1)対象者の確認(4月中旬)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(2)研修の準備(4月~5月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(3)研修の実施(5月~2月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(4)研修のまとめ(2月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
第二部
研修の概要と実施上の留意点
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
10年経験者研修実施要項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
10年経験者研修対象者の基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
平成27年度 10年経験者研修の実施系統図・・・・・・・・・・・・・・・・17
研修実施の注意及び書類提出に係る留意事項
1 猶予について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
2 研修延長について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
3 指定研修延長者の異動への対応について・・・・・・・・・・・・・・・・18
4 欠席の手続きについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
5 遅刻又は早退の手続きについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
6 市町村教育委員会等が計画する研修について・・・・・・・・・・・・・・20
7 校内研修について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
Ⅴ 関係書類の提出の流れ
1 関係書類の提出一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
2 猶予願提出の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
3 10年経験者研修延長願等の提出の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・24
4 欠席届等の提出の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
5 教育委員会主催研修(教職研修Ⅱ)に係る書類・・・・・・・・・・・・・25
第三部
様式1
様式2
様式4
様式5
様式6
様式8
様式10
様式40
様式41
様式60
様式70
参考
資料
参考
資料
作成・提出書類(様式集)
10年経験者研修対象者カード(評価案)・・・・・・・・・・・・・27
10年経験者研修計画書(案)・報告書・・・・・・・・・・・・・・28
延長研修修了報告書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
地区10年経験者研修推進委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・30
市町村教育委員会研修(教職研修Ⅱ)実施計画・報告書・・・・・・31
10年経験者研修「異業種体験研修」実施計画書・報告書・・・・・・32
指定研修延長者異動届・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
10年経験者研修猶予願・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
10年経験者研修延長願・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
指定研修講座欠席届・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
研修講座遅刻・早退届・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
「異業種体験研修」依頼・お礼 文例・・・・・・・・・・・・・・38
セルフチェックシート(10年経験者研修)・・・・・・・・・・・・40
記入例(様式1、2、8)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
関係法令・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
第一部
研修の計画
と
実施
1
研修の目的
この研修は、教育公務員特例法及び長野県公立学校教員研修要綱に基づいて実
施 す る 、 教 職 経 験 年 数 が 10 年 目 の 教 員 を 対 象 と し た 研 修 で す 。
「 長 野 県 教 員 研 修 体 系 」で は 、10 年 目 に あ た る 時 期 を 伸 長 期 に 位 置 づ け て おり 、
「 自 己 満 足 に 陥 ら ず 絶 え ず 学 習 者 の 視 点 で 、自 分 の 実 践 を 見 返 し て い こ う 。」と示
し て い ま す ( 下 図 参 照 )。 こ の 時 期 に 求 め ら れ る 研 修 の 視 点 は 、 次 の 3 つ で す 。
① 意識の改革
「変わる」
② 視野の拡大
「広がる」
③
専門性の向上
「深まる」
これらを意識
して、実りある
「長野県教員研修体系」
平 成 25 年 11 月 長 野 県 教 育 委 員 会 作 成
研修にしましょう。
2
研修の概要
【意識の改革】
【視野の拡大】
【専門性の向上】
○「教職研修Ⅰ」
○「異業種体験
○「生徒指導力
○「必修課題
研修」
研修」
充実研修」
○「選択必修研修」
喫緊の課題につい
地域に学び、学校
教師としての、専門
て研修し、新たな
教育を外から見る
的な知識や技能を高
知見を得る。
視野をもつ。
める。
○「校内研修」で、学んだことを実践し、確かな定着を図る
○「教職研修Ⅱ」で、1 年間の研修のまとめをする
1年間の研修を振り返り、成果と課題を把握して、生涯をかけて目指す教師
像をイメージする。
-3-
より
Ⅰ 平成27年度 10年経験者研修 内容
小学校・中学校
研修名
内容
期日
教職研修Ⅰ ・学校における中堅教員の位置と役割につい
A(南北信) て、自覚を高める。
B(中東信) 【事前課題
生徒指導力
充実研修
必修課題
研修
自己課題に
応じて、いず
れか1日を
選択して申
込み、受講す
る(地区名を
付してある
講座は、所属
の地区を選
択する)
体験研修
・チーム支援等の体制づくり、特別支援教育の
視点を生かした学級経営について考える。
【事前課題
有…教職研修Ⅰで詳細を説明】
センター
総合教育
センター
学年主任のための学校組織マネジメント
7/3(金)
研究主任・教科主任のカリキュラム・マネジメント
11/27(金)
学校人権教育ファシリテーター研修会
7/31(金)
長野県人権教育リーダー研修会(中南信)
8/28(金) 1
長野県人権教育リーダー研修会(東北信)
9/4(金) 日 千曲市更埴文化会館
小・中学校におけるキャリア教育
6/25(木)
中学・高校におけるキャリア教育
6/30(火)
総合教育
ネットトラブル予防と対応A
8/10(月)
センター
ネットトラブル予防と対応B
10/20(火)
・体験を通して社会への視野を広大
・地域と連携した教育を推進する力を養成
・研修目的をより明確にした体験施設の選定
・学校長が適当と認める研修会への参加
(教育課程研究協議会を含む)
長期休業中
4日
6月~12月
を目安とし
頁
5,6
7~9
15
5,6
10
15
センター
5
6
10
15
在 勤 校 近 隣 地 域 5,6
の社会福祉施設、 8,10
企業等
15
総合教育センター 5,6
体育センター
8,10
各研究会会場 等 15
て実施
・対象者同士の研修成果を交換し合い、次年度 1月~2月
(後日、
以降の自己の研修課題を明らかにするとと
連絡有)
もに、実践への意欲を高める。
関連
総合教育
1日
・先進的な取組をしている学校公開への参加
教職研修Ⅱ
総合教育
8/10(月)
2~3日
研修
小学校
6/22(月) 1
中学校
日
7/2(木)
場所
教育法規と学校組織マネジメント
・センター研修を選択して申込み、受講
選択必修
A 南北信
5/8(金) 1
B 中東信
日
5/15(金)
1~2日
異業種
有…手引P7.8を参照】
日
数
地区10年経験者
研修推進委員会
の計画による
5,6
11
15
・学校長の指導の下、自己課題を設定し、テー
マに基づいた研修を実施
6
・研究授業等の実践を通して、教師に求められ
11
る資質能力を向上
校内研修
(地域の素材を生かした授業、地域の人々と
「実践を通
連携して進める授業、異業種体験研修を生
して学ぶ」
かした授業等)
・校内での学び合いを積極的に実施
(先輩教員の姿や授業からの学び、若手教員
の研究授業等の企画・運営、後輩教員への
助言や支援等)
-4-
在勤校
20
日
12
年間
15
21
22
23
Ⅱ 10年経験者研修 校外研修の主催団体と実施場所
小学校・中学校
研修内容
実施場所
主催団体等
教職研修Ⅰ
生徒指導力充実研修
旅費の請求先
(小学校・中学校)
総合教育センター
県教育委員会
総合教育センター
総合教育センター
総合教育センター
必修課題研修
地域の企業
異業種体験研修
教育事務所
福祉施設 等
対象者自身が研修場所を選択
し、研修依頼や申し込み等の
手続きを行って実施する
総合教育センター
選択必修研修
教職研修Ⅱ
地区10年経験者研修
推進委員会
※ 研修によって、欠席・遅刻・早退等の連絡先が異なります。
手引のP18.19を参照して対応してください。
-5-
総合教育センター
体育センター
授業公開校 等
教育事務所
地域の教育施設
教育事務所
Ⅲ 1 年間の研修の流れ(全体のイメージ)
4月
研修全体の流れ
中旬:「学校別項目別
指定研修者名簿」
各校へ送付
受講者がすること(校長先生と連絡・相談しながら進める)
・「名簿」と「手引」で、10 年経験者研修の対象者か確認する
(手引P16 を参照…産育休等で在職期間の計算が変化する)
○対象者である
●対象者ではない
「削除願」を提出
受講できない
受講できる
改姓なし
改姓あり
「猶予届」を提出
研修を
行わない
「改姓届」を提出
21 日(火):研修講座申込み
スタート
「セルフチェックシート」で自己課題を確認し、校長先生と
相談しながら「10 年経験者研修計画書(案)」
(様式2)を作
成する(手引P8.9参照)。
24 日(金);猶予願提出期限
(研修すべてに出席できない場合
に提出する
P18 参照)
「必修課題研修」と「選択必修研修」を申し込む
(手引P8.10 参照)
異業種体験
~
異業種体験研修終了後
1カ月:様式8(報告)提出
研修を行う
様式8を提出
2月
教職研修Ⅱを
1~2月:教職研修Ⅱ
2月 26 日:様式2(報告)提出
受講する
様式2を提出
-6-
◎欠席・遅刻・早退をする場合
様式8を提出
※教職研修Ⅰ、生徒指導力充
※
・校長先生を通じて、研修の主催団体へ連絡する。
8月
10 日(金)
:様式8(計画)提出
を受講する
実研修については、指定さ
充実研修(中)
実研修(小・中)
・主催団体の指示で、代替講座を受ける。
2日(金):生徒指導力
生徒指導力充
長願」を提出して来年度に受講する。
7月
充実研修(小)
れた日に都合がつかない
22 日(月):生徒指導力
校内研修 を実施する
様式1・2を提出
選択必修研修 で計画した研修会に参加する
12 日(金):様式1・2提出
必修課題研修 で申し込んだ講座を受講する
受講スタート
異業種体験の計画を立てる
6月
5日(金):希望研修
・代替講座がない「生徒指導力充実研修」は、
「延
※
場合は、教頭先生を通じて
教職研修ⅠA・Bを受講する
15 日(金):教職研修ⅠB
総合教育センター教職教
8日(金):教職研修ⅠA
育部へ相談する。
5月
1日(金):申込み締切
Ⅳ 研修の進め方
(1)対象者の確認 (4月中旬)
総合教育センターから各校へ送付される「学校別項目別指定研修者名簿」で、10 年経験者研修に該
当する研修「教職研修ⅠA・B」と「生徒指導力充実研修(小学校)
・
(中学校)
」が指定されているこ
とを確認してください。
①
育児休業中などで勤務を外れていても、在職期間が 10 年に達していれば対象者となりま
す。研修に出席できない場合は、猶予の手続きを行ってください。(手引 P.18 参照)
②
研修対象者の基準(手引 P.15,16 参照)を確認し、対象者とならないと判断された場合は、
教頭先生を通じて総合教育センター教職教育部までご連絡ください。
(2)研修の準備
(4月~5月)
5月8・15 日の「教職研修ⅠA・B」に関する事前課題①・②に取り組みましょう。
事前課題①
自己課題を明確にするために、自己評価を行う
1年間の研修で追究する課題を明確にするために、「セルフチェックシート」(手引 P.40)を
使って自己評価を行います。
○「チェック項目」に従って、「評価」を記入します。
・AやBが付いた箇所について、さらに高めるための研修方法を考えましょう。
・CやDが付いた箇所について、補完するための研修方法を考えましょう。
-7-
事前課題②
自己課題に沿って研修計画を立てる
(様式2)の「10 年経験者研修計画書(案)」
(手引 P.28)を使って、自己課題に沿って考えた
研修方法を具体化しましょう。(記入例は手引 P.42 を参照)
様式2は計画書(案)と報告書の両方を
兼ねます。該当に○をして下さい。
「セルフチェックシート」
で考えた自己課題を書き
ます。
セルフチェックシートに
記入した評価を基に、設定
の理由を記入します。
指定された研修の日にち
を記入します。(日程が合
わない場合は、総合教育セ
ンター教職教育部に相談
してください)
※留意事項
(下
参照)
申し込んだ研修の日にち
と講座名を記入します。
センター研修の受講を申
し込んだ場合は、その研修
講座名を記入します。その
他の研修参加予定は、分か
る範囲で記入します。
「校内研修の内容」と「異業種体験研修」については、
「教職研修ⅠA・B」研修講座の中で、
情報交換をしながら決めるので、事前課題の段階では記入しないようにしてください。
※留意事項…「選択必修研修」と「異業種体験研修」について
以下の例を参考に、2つの研修を合わせて4日になるようにしましょう。
(例1)□異業種体験研修(2日)
・地域の社会福祉施設
□選択必修研修(2日)
(例2) □異業種体験研修(1日)
※総合教育センター
・地域の社会福祉施設
と体育センターの
□選択必修研修(3日)
研修講座は、申込締
・「国語の基礎基本」講座
切が5月1日です
・「国語の基礎基本」講座
・「体ほぐしの運動」講座
ので、それまでに申
・信濃小中学校の公開参加
・教育課程研究協議会(国語)
込みましょう。
-8-
事前課題①②は、校長先生と相談しながら進めてください。また、
(様式1)
「10 年経験者研修対象
者カード(評価案)」(手引 P.27)の記入を依頼しておきましょう(記入例は手引 P.42 参照)
。
記入した「セルフチェックシート」と「10 年経験者研修計画書(案)」は、
「教職研修ⅠA・B」講座の時に、
「手引」と一緒に持参してください。
(3)研修の実施
(5月~2月)
計画に従って研修を進めていきましょう。
《研修を進めていく上での留意点》
研修の猶予や延長、欠席、遅刻、早退など、予定通りに研修が進まないことがあった場合は、
必ず校長先生に相談して、判断を仰ぎましょう。それぞれの場合に応じて、手引 P.18,19 を参
照して手続きの方法を確認し、対応してください。
① 「教職研修ⅠA(南北信)・B(中東信)」講座
・指定された日時の研修に参加します(日程が合わない場合は、教頭先生を通じて、総合教育セン
ター教職教育部に相談してください)。
・事前課題で考えた自己課題と研修計画を基に、今年一年間の研修が充実したものになるための研
修を行います。
☆持ち物
「平成 27 年度 小学校・中学校 10 年経験者研修の手引」
「セルフチェックシート(10 年経験者研修)」
「10 年経験者研修計画書(案)(様式2)」
〈講座終了後〉
・研修の中で作成した「10 年経験者研修計画書(案)
(様式2)」を校長先生に見せながら、研修の
報告をしましょう。
・校長先生と懇談しながら「10 年経験者研修計画書(案)(様式2)」を完成させます。
・校外研修で学んだことを校内研修で生かせるような計画を立てましょう。
・一年間をかけて行う研修なので、研修日数に不足がないように気をつけましょう。
・未定の所は、およその計画を立てておき、報告書で実際の研修を記載しましょう。
・完成した「10 年経験者研修計画書(案)
(様式2)」は、校長先生が作成する「10 年経験者研修対
象者カード(評価案)(様式1)」と一緒に、学校長名で所管の教育委員会へ、それぞれ4部提出
するように手配しましょう(提出期限 6月 12 日金曜日)。
→所管の教育委員会は、提出された「10 年経験者研修計画書(案)」と「10 年経験者研修
対象者カード(評価案)
」を検討し、
(「案」の字を消して)、当該校へ1部送付します。
また、所管の教育事務所へ2部提出します。
→教育事務所は教学指導課長に1部提出します。
様式1「10 年経験者研修対象者カード(評価案)」
様式2「10 年経験者研修計画書(案)」
-9-
提出(6月 12 日まで)
手引 P.24 参照
② 生徒指導力充実研修(小学校)・(中学校)
・指定された日時の研修に参加します(日程が合わない場合は、教頭先生を通じて、総合教育セン
ター教職教育部に相談してください)。
・事前課題があります。
「教職研修ⅠA・B」で説明されたことを基に、課題を作成しましょう。
③ 必修課題研修 (1日)
・指定された 10 講座(手引 P.4参照)の中から1日を選んで申込み、受講します。
・申込み締め切りは5月1日(金)です。
・申し込んだ講座が受講できなくなった場合には、手引 P.18,19 を参照して手続きの方法を確認し、
教頭先生を通じて総合教育センター教職教育部へ連絡してください。
④ 選択必修研修 (2~3日)
・次の3つの項目から、自己課題の解決のために必要な研修を選んで2~3日の範囲で実施します。
ア)
総合教育センターと体育センターの 10 年経験者を対象とした研修講座
「平成 27 年度 長野県総合教育センタ
ー
研修講座案内」で講座名の「10」の
幼小中高特専
欄に○が付いているもの(右図参照)
イ)
高初
◇名
10
希望
○
校長先生が適当と認める研修会
例:
地区の教科研究会による公開授業と授業研究会
市町村教育委員会が主催する教員研修会
教育課程研究協議会
ウ)
義務
県内の先進的な取組をしている学校の公開
例:
信濃小中学校(小・中一貫校)の公開
信州大学附属学校園の公開
県内で様々な先進的な実践が
行われています。アンテナを高
くして、自分で探して、学校の
公開に参加してみましょう!
県立中学校(屋代高校附属中学校、諏訪清陵附属中学校)の公開
⑤ 異業種体験研修 (1~2日)
・長期休業中に、在勤校の近隣地域の社会福祉施設、企業等から、受講者が選定して交渉し、1~
2日の範囲で実施します。
・研修場所は「児童生徒の育つ地域を知る」ことを基本とし、
「学校とは異なる業種を体験すること
により視野を広げる」
「教育を異なった職業の視点から見る」ことができるように選定しましょう。
参考)これまでの異業種体験研修場所の例
地域のデイサービス、特養ホーム、福祉作業所等
福祉関係施設、公立図書館、博物館、
公営宿泊施設、ゴミ収集所等の公営施設、病院、ホテル、民宿、飲食店、製造販売店、
スーパーマーケット、JA農園、一般農家、一般小売店、自動車整備、建設作業所
等
・長期休業中に連続して実施することを原則としますが、受け入れ先の都合や日程上の都合により、
変更も可とします。
※ただし、土・日や休日に実施する場合は、勤務の振り替えや代休を伴うので、校長先生と十分に
相談・検討しましょう。
・研修場所が決まったら、「異業種体験研修実施計画書(様式8)」(手引 P.32)を作成し、学校長
名で所管の教育委員会に3部提出します。
- 10 -
様式8「異業種体験研
→市町村教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出します。
→教育事務所は、教学指導課に1部提出します。
修実施計画書」 提出
(7 月 10 日まで)
※少なくとも実施の1ヵ月前には、準備を整え計画書が提出できるように進めましょう。
〈研修終了後〉
・実際の研修が計画書と違う場合は、「報告書(様式2)」に実際の研修内容を記載しましょう。
・異業種体験の依頼・お礼については、校長先生を通じて行いましょう。(手引 P.38,39 参照)
・異業種体験研修が終了したら1ヵ月以内に「異業種体験研修実施報告書(様式8)」(手引 P.32)
を作成します。(記入例は手引 P.43 参照)
・完成したら、学校長名で所管の教育委員会に3部提出します。
→市町村教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出します。
様式8「異業種体験研
修実施報告書」 提出
(終了1ヶ月以内)
→教育事務所は、教学指導課に1部提出します。
⑥ 教職研修Ⅱ (1~2月)
・各地区の 10 年経験者研修推進委員会の計画によって実施します。
・研修のスタートで書いた「セルフチェックシート」を見返し、
「実施した研修」欄に、自分が取組
んだ研修を書き出してみましょう。
・1年間の研修のまとめとして、自身の成長を振り返り、今後生涯にわたって追究する教師像を思
い描くことができる研修にしましょう。
⑦ 校内研修 (20 日)
・自己課題の解決に向けて、具体的に何ができるのか、校長先生と懇談しながら計画を立て、計画
的に実施しましょう。
・研修を実施したら、すぐに「10 年経験者研修報告書(様式2)」
(手引 P.28)に記録していくよう
に心がけましょう。(記入例は手引 P.42 参照)
(4)研修のまとめ
(2月)
校長先生と懇談しながら「10 年経験者研修報告書(様式2)」を完成させましょう。
・完成したら、学校長名で所管の教育委員会に3部提出します。
様式2「10 年経験者
→市町村教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出します。
研修報告書」
→教育事務所は、教学指導課に1部提出します。
(2月 26 日まで)
提出
※1年間を通じて延長した研修があり、次年度にその研修を行う場合
・
「10 年経験者研修報告書(様式2)
」は、延長した研修の部分のみ〈来年度実施予定〉と記入し
て完成させ、今年度内に提出します。
・延長した研修については、次年度にその研修を修了してから 1 カ月以内に「延長研修修了報告
書(様式4)
(手引 P.29)を作成して、学校長を通じて所管の教育委員会へ3部提出します。
→市町村教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出します。
→教育事務所は、教学指導課に1部提出します。
様式4「延長研修修了
報告書」 提出
☆この場合、改めて「10 年経験者研修報告書(様式2)
」は作成しません。 (終了1ヶ月以内)
- 11 -
第二部
研修の概要
と
実施上の留意点
Ⅰ 10 年 経 験 者 研 修 実 施 要 綱
長野県教育委員会
(趣旨)
第1
この要綱は、教育公務員特例法(昭和 24 年法律第 1 号)の第 24 条の第 1 項の規定により、在職
期間が 10 年目に達した教諭等に対する研修(以下「10 年経験者研修」という。)の実施に関して
必要な事項を定めるものとする。
(実施)
第2
長野県教育委員会(以下「県教育委員会」という。)又は対象者が所属する学校を所管する市町
村教育委員会及び市町村学校組合教育委員会(以下「市町村教育委員会」という。)は、在職期
間が 10 年目に達した教諭等を対象に 10 年経験者研修を受けさせるものとする。
(対象者の定義)
第3
10 年経験者研修の対象者は、公立の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び幼稚園(以
下「公立学校」という。)において、在職期間が 10 年目に達した教諭等をいう。ただし、次の各
号のいずれかに該当する者は除く。
(1)
臨時的に任用された者
(2)
他の任命権者が実施する 10 年経験者研修を受けた者
(3)
地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律第3条第1項若しくは第2項、第4条
又は第5条の規定により任期を定めて採用された者
(4)
指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する事務に従事
した経験を有する者で、任命権者が当該者の経験の程度を勘案して 10 年経験者研修を実施する必
要がないと認めるもの
(5)
その他、県教育委員会が認めた者
(10 年経験者研修に係わる在職期間の計算方法)
第4
在職期間は、国立学校、公立の学校又は私立の学校である小学校等の教諭等として在職した期
間(臨時的に任用された期間を除く)を通算した期間とする。
在職期間のうち次にあげる期間が引き続き1年以上ある時は、その期間の年数(1年未満の端
数があるときは、これを切り捨てた年数)を当該在職期間から除算する。
(1)
国家公務員法若しくは地方公務員法の規定による休職又は停職により、現実に職務を執ること
を要しない期間
(2)
国家公務員法又は地方公務員法の規定により職員団体の役員として専ら従事した期間
(3)
国家公務員法の育児休業に関する法律又は地方公務員の育児休業等に関する法律の規定によ
り育児休業をした期間(産前・産後休暇は除算期間を除き、子一人に対する育児休業期間をそれ
ぞれ合算した期間)
(4)
その他在職期間から除算すべき期間として県教育委員会が定める期間
- 13 -
(運営)
第5
長野県教育委員会は、10 年経験者研修を実施する。
第6
県教育委員会は、長野県教員研修評価委員会を設置し、10 年経験者研修の計画及び実施に伴う
諸問題等を協議する。
(10 年経験者研修を実施する期間)
第7
10 年経験者研修を実施する期間は、原則としてその開始の日から1年以内とする。
(研修の猶予)
第8
県教育委員会は、対象者が 10 年経験者研修に参加することが著しく困難と判断される場合は、
当該対象者の 10 年経験者研修を猶予することができる。
(内容)
第9
10 年経験者研修の研修内容は、別表のとおりとする。
(研修計画等)
第 10
対象者が所属する公立学校の長(以下「校長等」という。)は、対象者ごとに 10 年経験者研修
対象者カード(評価案)及び研修計画書案を作成し、県教育委員会又は市町村教育委員会(以下
「関係教育委員会」という。)に提出する。
第 11
関係教育委員会は、校長等から提出された 10 年経験者研修対象者カード(評価案)及び研修
計画書案に基づき、対象者ごとに研修計画書を作成する。この場合において、市町村教育委員会
は、作成した研修計画書の写しを県教育委員会に提出するものとする。
第 12
関係教育委員会は、10 年経験者研修の実施状況を把握し、校長等に適切な指導・助言等を行う。
(研修報告等)
第 13
校長等は、研修終了後、研修報告書を作成し、関係教育委員会に提出する。この場合において、
市町村教育委員会は、研修報告書の写しを県教育委員会に提出するものとする。
(その他)
第 14
この要綱のほか、10 年経験者研修に関する事項は、県教育委員会が別に定める。
- 14 -
10 年経験者研修別表
10 年経験者研修の内容等は、次の表のとおりとする。
研
修
内
容
場
所
校外研修
小・中学校
教職研修ⅠA・B、Ⅱ
市町村教委
生徒指導力充実研修
総合教育センター
必修課題研修
体育センター
日
授業公開研究会
選択必修研修
公開講座
校内研修
備
考
等
地域の企業
異業種体験研修
数
在勤校
年間8日間
年間 20 日間
1 上記内容を、指定された年度の1年間で終了することを原則とする。
2 研修内容の具体・日程・場所については、別に定める。
3 教職研修Ⅰ、Ⅱ、生徒指導力充実研修、必修課題研修の受講を必須とし、その上で各自の研修を計画し推
進する。
Ⅱ 10 年経験者研修対象者の基準(平成 27 年度)
1
対象者となる者
平成 6 年度以降に教諭又は養護教諭として採用された者のうち、次の(1)~(4)のいずれかに該当す
るもの(複数回の採用がある場合は、1回目の採用年度を判断基準とする)。
(1) 在職期間が、平成 27 年度に 10 年に達する者。途中退職及び育児休業取得等がなかった場合は、
平成 18 年度の新規採用者
(2) 平成 26 年度の 10 年経験者研修を猶予された者
(3) 一旦、他県及び長野県で教諭又は養護教諭としての教職経験があり、その後退職し、再度本県
に教諭又は養護教諭として採用された者については、平成 26 年度において在職期間の合計が9年
以上の者のうち、当該研修を受講していない者
(4) 平成 26 年度の 10 年経験者研修の共通必修研修を延長した者
2
休職等の期間の取扱について
(1) 一年以上連続した休職、停職、在籍専従、育児休業及び療養休暇等を除いて算定した在職期間
が、10 年目に達する者は研修の対象となる。(次ページの具体例を参照)
教育公務員特例法施行令 第3条の3
・・・在職期間のうちに次に挙げる期間が引き続き一年以上あるときには、その期間の年数(一年未
満の端数があるときは、これを切り捨てた年数)を当該期間から除算する。
<除算するもの>
・休職 ・停職 ・在籍専従 ・療休 ・介護休暇
・育児休業(注:産前産後休暇は在職期間に入る)
<除算しないもの(経験年数に入れるもの)>
・長期研修(内地留学・信教研究所等)
・信州大学教育学部附属学校園勤務
・教育委員会関係勤務
・県外、県内での正規教員勤務年数
・産前産後休暇
- 15 -
休職等の期間の取扱いについての具体例
※実際に学校で勤務した期間と異なるので注意
○除算対象期間にするもの
・休職
・在籍専従
・療養休暇
1年以上の連続した休業に
・介護休暇
ついて、月数を切り捨てて
・育児休業(注:産前産後休暇は在職期間に入る。)
年単位で除算します。
○除算対象期間にしないもの(在職期間に入れるもの)
・長期研修(内地留学・信教研究所等)
・教育委員会関係勤務
【例1
・信州大学教育学部附属学校園勤務
・県外及び県内での正規教員としての勤務
・産前産後休暇
産育休等があった場合】
H18.4.1 採用
1
1
2
1人目の育休
1年5ヶ月
→
1年除算
2人目の育休
2年2ヶ月
→
2年除算
5
6
3
4
H27.4.1
7
8
産
育休
産産
育休
育休
休
1 年 5 ヶ月
休休
2年
2 ヶ月
2年
2 ヶ月
10
10
9
H27.3.31 現在で 9-1-2=6 年経験者となり、H27.4.1 現在で 7 年目なので、
「年数未満者」とする。
H15.4.1 採用
1
2
2
1人目の育休
2年 1ヶ月
2人目の育休
1年 11 ヶ月 → 1年除算
3
3
2
4
4
3
5
5
4
6
6
5
→
2年除算
7
7
6
8
8
7
産
育休
産
育休
休
2 年 1 ヶ月
休
1 年 11 ヶ月
H27.4.1
9
9
8
10
9
10
11
10
12
13
H27.3.31 現在で 12-2-1=9 年経験者となり、H27.4.1 現在で 10 年目なので、
「対象者」とする。
【例2
正規採用教員経験 10 年未満で退職し、再採用された場合】
H24.4.1 再採用
66 採用
H8.4.1
1
2
H27.4.1
H17.3.31 退職
3
4
5
産
休
6
育休
2 年 2 ヶ月
7
8
産
9
1
2
3
4
育休
休 1 年 9 ヶ月
1人目の育休
2年 2 ヶ月
→
2年除算
H27.3.31 現在で 9-2-1+3=9 年経験者となり、
2人目の育休
1年 9 ヶ月
→
1年除算
H27.4. 1 現在で 10 年目なので「対象者」とする。
- 16 -
Ⅲ 平成27年度 10年経験者研修の実施系統図
小学校・中学校
長野県教育委員会
長野県
教員研修
評価委員会
1 研修基本計画立案
2 基本会議の企画・運営
3 研修の推進と運営
地区10年経験者研修推進委員会
郡市校長会
市町村(組合)教育委員会
小学校・中学校
- 17 -
Ⅳ 研修実施の注意及び書類提出に係る留意事項
1 猶予について
・ 校長は、対象者がやむを得ない事由で 10 年経験者研修の全てに出席することができない場合、当該
対象者の「指定研修猶予願(様式第 40 号)」を作成し,下の提出期限までに、総合教育センター所長
(以下「所長」という。
)あてに提出する。
なお、研修を猶予された対象者は、10 年経験者研修の全てを改めて受講しなければならない。
提出期限
平成 27 年4月 24 日(金)
様式第 40 号
指定研修猶予願
<研修猶予の例>
◇産・育休中(年度内に産・育休に入ることがあらかじめ分かっている場合も含む)
◇療休、介護休暇等
◇内地留学、長期校外研修
◇日本人学校勤務、団体役員専従期間
◇健康上、受講不可能な場合
◇育休明け1年未満で研修の実施が困難であると本人からの申し出があった場合
◇その他、県教育委員会が認めた場合
2 研修延長について
(1) 校長は、対象者が学校行事や健康上のやむを得ない事由で、次のア、イに示した共通必修研修講座
のうちいずれかに出席することができない場合、
「指定研修延長願(様式第 41 号)」を作成し,所
長あてに提出する。
ア 教職研修ⅠA(南北信)・B(中東信)
様式第41号 指定研修延長願
イ 生徒指導力充実研修(小学校)
・
(中学校)
(2) 校長は、当該「延長願」が受理された場合、該当の対象者(以下「指定研修延長者」という。
)に、
所長が指定する次年度の研修講座を受講させなければならない。
(3) 指定研修延長者が、次年度になった時点で指定された研修講座を受講できない場合、校長は、
「指
定研修猶予願(様式第 40 号)」を所長あてに提出する。
(4) 研修延長をした場合、指定研修延長者の、次年度に指定された研修講座の修了をもって、10 年経験
者研修を修了したものとする。なお、校長は、研修延長の有無にかかわらず、研修の指定を受け
た年度内に「研修報告書(様式2)
」を提出する。
(5) 研修延長をした場合、校長は、研修延長をした研修講座を全て修了した日から1カ月以内に、当該
研修について「延長研修修了報告書(様式4)
」を作成し、所管の教育委員会に提出する。
様式4 延長研修修了報告書
(6) 上記(3)で研修を猶予された対象者は、10 年経験者研修の全てを改めて受講しなければならない。
3 指定研修延長者の異動への対応について
・ 指定研修延長者が異動する場合、所属校の校長は、異動先の学校(以下「新任校」という)の校長
に、10 年経験者研修延長の旨を連絡するとともに、
「指定研修延長者異動届(様式 10)
」を、総合
教育センター所長に1部、所管の教育委員会に3部提出する。
- 18 -
・ 所管の教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出し、教育事務所は教学指導課長に1部提出する。
様式10 指定研修延長者異動届
・ 所属校の校長は、延長した研修以外の10年経験者研修について研修報告書を作成し、規定通りに所管
の教育委員会に提出するとともに、新任校の校長へ引き継ぐ。新任校の校長は、延長した研修につい
て、延長研修報告書を作成し、新任校の所管の教育委員会に3部提出する(上記2(5)参照)。
・ 新任校所管の教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出し、教育事務所は教学指導課長に1部提
出する。
・ 指定研修延長者が、特別支援学校(特別支援教育課)や長野市立小中学校(長野市教育委員会)へ異
動する場合、管轄機関(教学指導課・長野県総合教育センター、特別支援教育課、長野市教育委員会)
は協議によって、指定研修延長者が受講する研修講座を指定する。
4 欠席の手続きについて
校長は、対象者が学校行事や健康上のやむを得ない事由で、10 年経験者研修の、上記2(1)ア、イ
に示した研修講座以外の各研修を欠席するときは、速やかにその旨を当該研修の主催機関に通知し、
下記のように欠席届を提出する。
(1) 総合教育センターが主催する「必修課題研修」および「選択必修研修」講座を欠席する場合
総合教育センター教職教育部に連絡し、代替講座を相談の上、
「指定研修講座欠席届(様式第 60 号)」
を所長あてに提出する。
様式第60号 指定研修講座欠席届
(2) 体育センターが主催する「選択必修研修」講座を欠席する場合
体育センターへ連絡の上、
「指定研修講座欠席届(様式第 60 号)」を総合教育センター所長あてに提
出する。その際、指定された年度内に、総合教育センターから改めて指定を受けた代替講座を受
講すること。
様式第60号 指定研修講座欠席届
(3) 市町村教育委員会が主催する「教職研修Ⅱ」を欠席する場合
当該市町村教育委員会へ連絡の上、当該市町村教育長あてに、当該市町村教育委員会が定める様式
により、欠席届を提出する。その際、指定された年度内に、当該市町村教育委員会と校長とで協
議し、当該研修を修了すること。
(4) 各種公開授業研究会等を欠席する場合
当該研修の主催機関の長あてに、当該主催機関が定める様式により、欠席の連絡を行う。その際、
指定された年度内に、それに代わる授業研究会等に参加すること。
(5) 異業種体験研修の期日及び場所を変更する場合
やむを得ず研修の期日及び場所を変更する場合は、対象者は校長を通じて、研修をする機関の長あ
てに変更の連絡をし、指定された年度内に当該研修を修了すること。
5 遅刻又は早退の手続きについて
校長は、対象者が学校行事や健康上のやむを得ない事由で遅刻又は早退する場合は、研修講座、授業
研究会等の主催機関の長あてに連絡をし、当該主催機関が定める様式により、遅刻又は早退の届を提出
する。
様式第70号 研修講座遅刻・早退届
- 19 -
6 市町村教育委員会等が計画する研修について
・ 郡市教育委員会連絡協議会は、「地区10年経験者研修推進委員会」を組織して、市町村教育委員会
研修の企画推進を行うとともに、対象者の評価・研修計画・研修報告について検討し、10年経験者
研修の充実を図る。
・ 市町村教育委員会が計画する研修は、「教職研修Ⅱ」とする。
教学指導課
市町村教育委員会
総合教育センター
連絡協議会
地区10年経験者研修推進委員会
教育事務所
(例)・市教育委員会代表
郡市教育委員会
・町村教育委員会代表
連絡協議会
・関係学校長代表
郡市校長会
担当教育事務所
地区10年経験者研修推進委員会(関係市町村数)
東信教育事務所
佐久(11市町村)、小県・上田(4市町村)
南信教育事務所
諏訪(6市町村)、上伊那(8市町村)、下伊那(14市町村)
中信教育事務所
北信教育事務所
木曽(6町村)、東筑摩・塩尻(7市町村)
安曇野市(1市)、北安曇(5市町村)、松本(1市)
更埴(2市町)、上高井(3市町村)、中野・下高井(4市町村)
飯水(2市村)、上水内(3町村)
・ 市町村教育委員会は、地区10年経験者研修推進委員名簿を作成し、6月26日(金)までに、「様式5」
により、教育事務所経由、教学指導課に提出する。
様式5 地区10年経験者研修推進委員名簿
・ 市町村教育委員会は、市町村教育委員会研修実施計画を立案し、整い次第「様式6」により、教育事
務所経由、教学指導課に提出する。
様式6 市町村教育委員会研修(教職研修Ⅱ)実施計画
・ 市町村教育委員会は、研修終了後1週間以内に実施報告書を「様式6」により、教育事務所経由、教
学指導課に提出する。
様式6 市町村教育委員会研修(教職研修Ⅱ)実施報告書
- 20 -
7 校内研修について
・
校内研修においては、校長が指導の主体となり、対象者との面談等を通して、対象者自身が自己
の課題を明確にし、それに沿った研修テーマが決定できるように支援・援助する。また、対象者に
即した研修計画を立案し、年間にわたって適時、相談・助言・指導をすることにより、校内研修の
充実を図る。
対象者カード(様式1)・研修計画書(様式2)の作成
対象者カード(様式1)の作成
校長は、対象者カードに示された項目(「長野県の教員に求められる資質能力」)
について、対象者本人の自己評価や、教頭・教務主任等の意見を参考にして、対象
者に対して助言し、それをもとに対象者の研修課題を明確にして対象者カードを作
成する。
研修計画書(様式2)の作成
校長は、対象者との面談等を通して、対象者の研修テーマについて把握し、
対象者の研修テーマに沿った校内研修・校外研修内容を立案する。
所管の教育委員会は、校長から提出された研修計画案を検討し、
当該校の校長に研修計画書として認める旨を通知する。
研修の実施
校内の相談・支援体制の確立と校内研修の充実
校長は、対象者が校外研修や体験研修を生かした授業実践、地域の人々と連携
してすすめる授業づくり等の実践を発展させていくことができるように、支援体
制を確立し、適時、指導・助言をするとともに、校内研修の充実を図る。
研修のまとめ
研修報告書を作成
校長は、面談等を通して、対象者の研修の成果を確認するとともに、対象者の
次年度以降の研修課題が明確になるように指導・助言をする。
- 21 -
(1)対象者カードの作成に当たって
・ 対象者カードの作成に当たっては、以下のセルフチェックシート(10年経験者)のチェック項目を参照
し、対象者個々の課題に即して作成されるよう配慮していただきたい(記入参考例 P.42参照)。
セルフチェックシートのチェック項目
チェック項目
資質能力
A 高い倫理
観と使命感
及び確かな
子ども理解
B 確かな人
権意識と共
感力
C 地域社会
と連携・協
働する力
D 目標実現
に向け、柔
軟に対応す
る力
E 「教育の
プロ」とし
ての高度な
知識や技能
① 社会の秩序と規律を遵守
し、信頼される存在
② 教員としての責務の自覚
③ 子どもに関する確かな科
学的知見と深い人間愛
・教員の社会的責務に関する理解を深め、信頼される存
在を目指し、確かな判断力をもって行動しようとして
いる。
・これまでの子ども観を見返し、さらに児童生徒の理解
を深めている。
① 全ての人の人権を尊重す ・児童生徒や保護者の話をよく聞こうとしている。
る態度
・児童生徒を理解したり保護者と連携・協力したりする
ための手法を学んでいる。
② 児童生徒や保護者の思い
(悲しみや喜び)を感じ取 ・自分はもちろん、同僚のあり様にも配慮している。
・リスクマネジメントの能力を身に付けようとしている。
る力
① 地域社会の発展に主体的
に寄与する力
・地域の行事やボランティア活動等の運営に参画している。
② 郷土を愛し、地域の自然、 ・地域活動で得た知識や技能、人脈を、教育活動に活かし
ている。
歴史、文化及びそこに住む
人々を尊重する態度
・教育等に係る最新情報に常に触れ、課題意識を持とうと
① 知識や技能を常に刷新し
している。
ようとする意欲や態度
・分からないことや困っていることを、同僚や上司に相談
し、課題を解決しようとしている。
② 同じ目的に向かってチー
・教科会や学年会を運営するためのスキルを身に付けよう
ムで対応する力
としている。
① 教科指導、生徒指導、学
級経営等を的確に実践す
る力
② グローバル化、情報化、
特別支援教育等の課題に対
応できる力
・よいものや必要なものを学ぼうとする意欲と謙虚さを持
っている。
・先輩教員の姿から、専門的な知識や技能を学ぼうとして
いる。
・よい授業を数多く見ようとしている。
(2)校内研修計画立案に当たって
・ 校内研修計画の立案に当たっては、できるだけ具体的な実施内容を計画書に記述していくことによっ
て、対象者自身の研修課題がより明確に意識化されていくように配慮していただきたい。
校内研修実施計画の参考例Ⅰ
回
研修内容
時期
1
自己課題(テーマ)の設定
自己課題について、校長と教頭、教務主任等から意見を聞き、視点を明確にする。
5月
2
学級経営の充実
教務主任、学年主任等に学級活動を公開し、学級経営のあり方、方向、具体活動等を
研究する。
6月
8
道徳指導の充実
道徳主任・研究主任等への授業公開やビデオへの記録により、基礎・基本の確実な
定着を図る1時間の指導のあり方を学ぶ。
7月
9
特別活動の充実(性教育 等)
教頭、保健主事による性教育カリキュラムの見直し及び充実。
8月
- 22 -
14
自己の研修履歴に応じた研修①
自己の専門的な研修を教育活動にどのように生かすか、校長、教頭等と議論する。
9月
15
総合的な学習の時間
教頭、研究主任等への授業公開やビデオへの記録により、評価と指導の一体化の
実際について学ぶ。
9月
16
地域と学校の連携
学校自己評価を行い、その結果について教頭、教務主任等と議論を交わし、保護者
地域の考えを自己の教育活動に生かす。
10 月
19
生徒指導②「子どもと教師」
子どもの心理と対応について、基本的なカウンセリングの理論と実際について研修する。
児童生徒への接し方について見直し、学年主任、教務主任等と協議する。
1月
20
自己課題の見直し
自己課題の達成状況を振り返り、校長、教頭と研究し報告書を作成する。
2月
校内研修実施計画の参考例Ⅱ
テーマ:
「子どもと共に創る授業」への改善を図り、基礎基本の確実な定着を図る指導はどうあったらよい
か。
回
1
2
3
研修内容
問題点の把握
自分の授業をビデオ等に記録し、先輩教師や同僚とともに授業分析をする。
問題点の整理と改善への視点をもつ
自分の授業の分析から、授業改善への課題を洗い出し、改善点を明確にする。
時期
5月
6月
校内での授業参観
先輩教師や同僚の授業を参観するなどして、ともに授業分析をする。
6月
授業改善のための文献や指導案等の資料収集
7
多様な文献や実践事例、指導案などの資料から、授業改善のための方法・工夫などを調
7月
査するなどして、自分の授業改善の参考とする。
8
校内授業研究会
先輩教師や同僚に呼びかけて、授業公開をするなどして授業を参観してもらい、
「子ども
と共に創る」という観点から授業分析を行い、成果と課題を明らかにする。
8月
(3)研修報告書の作成に当たって
・ 研修の開始時から「10 年経験者研修 報告書(様式2)
」を準備しておき、校内研修の実施後、適
宜記入する。その際、校長と面談して研修の成果と今後の課題を明確にして、研修計画の加除修正をし
ながら、校内研修の充実を図るようにする。
- 23 -
Ⅴ 関係書類の提出の流れ
1
関係書類の提出一覧表
対象者カード
(評価)(様式1)
計画書(様式2)
2部
6月 19 日(金)
10 年経験者研修対象者カード
(評価案)
(様式1)
10 年経験者研修計画書(案)
(様式2)
各4部
6月 12 日(金)
異業種体験研修
実施計画書
(様式8)1部
受領整理後
異業種体験研修実施報告書
(様式8)
3部
終了後1カ月
異業種体験研修
実施報告書
(様式8)2部
受領整理後
異業種体験研修
実施報告書
(様式8)1部
受領整理後
10 年経験者研修報告書
(様式2)
3部
2月 26 日(金)
10 年経験者研修
報告書
(様式2)2部
3月4日(金)
10 年経験者研修
報告書
(様式2)1部
受領整理後
教学指導課
異業種体験研修
実施計画書
(様式8)2部
7月 17 日(金)
教育事務所(一部保管)
異業種体験研修実施計画書
(様式8)
3部
7月 10 日(金)
市町村教委(一部保管)
小・中学校
2
10 年経験者研修対象者カード
(評価)(様式1)
10 年経験者研修計画書
(様式2)
確認後 各1部 送付
6月 19 日(金)
対象者カード
(評価)(様式1)
計画書(様式2)
1部
受領整理後
猶予願提出の流れ
小・中学校
指定研修猶予願
(様式第 40 号)1部
4月 24 日(金)
総合教育センター
※
対象者の指定については、総合教育センターが行う。
※
前年度より引き続き猶予の場合も年度ごとに提出すること。(年度途中の猶予願も、総合教育セ
ンターに連絡の上、同様に提出する。)
3 10 年経験者研修延長願等の提出の流れ
・年度内の代替研修が存在しない場合(教職研修ⅠA・B、生徒指導力充実研修)は、「指定研修延
長願(様式第 41 号)」を長野県総合教育センター所長に提出する。
・総合教育センター所長は、次年度の研修講座を指定する。
- 24 -
指定研修延長願(様式 41)
1部
小
総合教育センター
次年度の研修講座を指定
・
中
指定研修延長者異動届(様式 10)
1部
学
指定研修延長者
異動届(様式 10)
2部
延長研修修了
報告書(様式4)
2部
受領整理後
指定研修延長者
異動届(様式 10)
1部
教学指導課
延長研修修了報告書
(様式4)
3部
研修受講後1カ月
教育事務所(一部保管)
指定研修延長者異動届
(様式 10)
3部
市町村教委(一部保管)
校
延長研修修了
報告書(様式4)
1部
受領整理後
・指定研修延長者が所属する学校の校長は、延長した研修について、研修の終了後1カ月以内に延長研
修修了報告書を作成し、所管の教育委員会に3部提出する。教育委員会は、所管の教育事務所に2
部提出し、教育事務所は教学指導課長に1部提出する。
・指定研修延長者が異動する場合、所属校の校長は、指定研修延長者異動届を、総合教育センター所
長に1部、所管の教育委員会に3部提出し、所管の教育委員会は、所管の教育事務所に2部提出し、
教育事務所は教学指導課長に1部提出する。
4
欠席届等の提出の流れ
・校長は、対象者が健康上の理由等で各研修の欠席・遅刻・早退をするときは、速やかにその旨を当
該研修の主催機関に連絡し、欠席届(様式第60号)又は遅刻・早退届(様式第70号)を提出する。
・当該研修の担当者と相談の上、主催機関の長の指示により、代替研修を受講させる。
小・中学校
欠席(遅刻・早退)届
当該研修機関
1部
5 教育委員会主催研修(教職研修Ⅱ)に係る書類
市町村
教育委員会
地区 10 年研
推進委員会
市町村教育委員会研修
(教職研修Ⅱ)実施計画(様式6)
2部
計画が整い次第
市町村教育委員会研修
(教職研修Ⅱ)実施報告書
(様式6)
2部 実施後1週間
- 25 -
教育事務所(一部保管)
地区 10 年経験者研修
推進委員名簿(様式5)
2部
6月 26 日(金)
教
受領後直ちに
1部
学
指
導
課
第三部
作成・提出書類
(様式集)
※単体の様式(PDF 形式、Word 形式)は、以下の手順で、総合教育センターの
ホームページからダウンロードできます。
①
総合教育センターHPトップページ
②
指定研修
③
ページ下
「3
横
指定研修
をクリック
「10 年経験者研修(小・中学校)」をクリック
平成 27 年度
の各様式をクリック
10 年経験者研修
手引、様式及び諸届」
(様式1)
10 年経験者研修対象者カード(評価案)
小・中学校名
学校
項
A
高い倫理観と
使命感及び確か
な子ども理解
B
確かな人権意
識と共感力
C
地域社会と連
携・協働する力
D
目標実現に向
け、柔軟に対応
する力
対象者
氏名
目
内
容
① 社会の秩序と規律を遵守し、信
頼される存在
② 教員としての責務の自覚
③ 子どもに関する確かな科学的知
見と深い人間愛
① 全ての人の人権を尊重する態度
② 児童生徒や保護者の思い(悲し
みや喜び)を感じ取る力
① 地域社会の発展に主体的に寄与
する力
② 郷土を愛し、地域の自然、歴史、
文化及びそこに住む人々を尊重
する態度
① 知識や技能を常に刷新しようと
する意欲や態度
② 同じ目的に向かってチームで対
応する力
E 「教育のプロ」 ① 教科指導、生徒指導、学級経営
等を的確に実践する力
としての高度な
② グローバル化、情報化、特別支
知識や技能
援教育等の課題に対応できる力
校長の意見
本校研修対象者
教諭の 10 年経験者研修対象者カードを作成し提出します。
平成
市・町・村立
上記の内容を、貴校研修対象者
学校
年
月
日
校長
印
教諭の研修課題として認めます。
平成
市・町・村教育委員会
教育長
- 27 -
年
月
日
印
(様式2)
10 年経験者研修
小学校・中学校名
自
己
課
題
自
己
課
題
学校
計画書(案) ・ 報告書
対象者氏名
設 定 の 理 由
校内研修の内容
月
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
・
/
校外研修の内容
※出席したら□にチェックする
日
☐
教職研修ⅠA・B(1 日) (
月
☐
生徒指導力充実研修(小・中)(1 日)
(
月
日)
☐
[
必修課題研修(1 日)
(
☐ 異業種体験研修 (1~2 日)
[研修実施場所:
[研修実施場所:
月
日)
]講座
月
月
日]
日]
☐ 選択必修研修 (2~3 日)
・センター等受講講座名
[
[
[
・公開授業等に参加した研修名
[
[
[
月
月
月
日]
日]
日]
☐
月
日)
教職研修Ⅱ(1 日)
学校長との
・
/
・
/
面談等状況
・
/
・
/
本校研修対象者
日)
]講座
]講座
]講座
(
教諭の研修( 計画書案 ・ 報告書 )を作成し提出します。
平成
市・町・村立
本研修計画書案を、貴校研修対象者
学校
年
月
日
校長
印
教諭の研修計画書として認めます。
(計画書のみ)
平成
市・町・村教育委員会
教育長
- 28 -
年
月
日
印
(様式4)
所管教育委員会(経由)
教育事務所長
様
延長研修修了報告書
学校名
延長者氏名
延長
研修講座
本校 10 年経験者研修対象者
研修日
月
日
研修日
月
日
研修日
月
日
教諭の延長研修講座の修了を確認しました。
延長研修修了の報告書を作成し、提出します。
平成
立
学校
校長
- 29 -
年
月
日
印
(様式5)
平成
年度 地区 10 年経験者研修推進委員名簿
記入
責任者
地区名
所属所名
所 属 所 住 所
職名
電
氏名
話
職
名
印
氏
名
備
考
〒
委員長
〒
事務局
〒
〒
〒
〒
〒
〒
〒
〒
〒
10 年経験者研修地区推進委員名簿については、選出後整い次第(6月 26 日(金)までに)、所管の教育事務所
に2部提出してください。
- 30 -
(様式6)
平成
年度
10 年経験者研修
市町村教育委員会研修(教職研修Ⅱ) 実施計画 ・ 報告書
地 区
委員長氏名
印
名
研 修 実 施 日
平成
年
月
日(
)
研修実施場所
研修実施内容(
計画
・
報告
1
内容
2
参加者数(報告書のみ)
3
参加者の感想等(報告書のみ)
4
成果と課題(報告書のみ)
)
・実施計画については、計画が整い次第、所管の教育事務所に2部提出してください。
・実施報告書については、実施後一週間以内に、所管の教育事務所に2部提出してください。
- 31 -
(様式8)
平成
年
月
日
所管教育委員会(経由)
教育事務所長 様
10 年経験者研修「異業種体験研修」実施( 計画 ・ 報告 )書
学校名
対象者氏名
企業・事業所
施設名
研修期間
月
日~
月
日
住所・電話番号
研修内容
研修を通じて学んだこと・今後に生かしたいこと等(報告書のみ)
学校長
所見
(報告書のみ)
上記の通り報告いたします。
立
学校 学校長氏名
- 32 -
職印
(様式 10)
平成
年
月
日
長野県教育委員会事務局教学指導課長 様
総 合 教 育 セ ン タ ー 所 長
様
立
学校
校長
指定研修延長者
職印
異動届
下記のとおり、指定研修延長者(「指定研修延長願」が受理された対象者)の異動を報告します。
記
対象者の職氏名
職
名
氏
名
現在の勤務校
学
該当教育事務所
異動先の学校
郡
市
名
学
校
名
校
教育事務所
学
研修延長
講座名
- 33 -
校
平成
(様式第 40 号)
年(
年)
月
日
(該当箇所に○印を記入)
高校初任者研修
2年次研修
高校初任者研修
3年次研修
5年経験者研修
10年経験者研修
指 定 研 修 猶 予 願
総合教育センター所長
様
学校コード番号
学校名
校長名
職
このことについては、下記のとおりです。
記
対 象 者 氏 名
職
猶予の事由
- 34 -
名
職員番号
印
平成
( 様 式 第 41 号 )
年(
年)
月
日
(該当箇所に○印を記入)
5年経験者研修
10年経験者研修
指 定 研 修 延 長 願
総合教育センター所長
様
学校コード番号
学校名
職
印
校長名
このことについては、下記のとおりです。
なお、次年度の同一講座を受講します。
記
対 象 者 氏 名
講
座
-
番
-
号
職
講
座
名
職
名
-
講
平成
延長の事由
- 35 -
年
座
員
期
月
番
号
日
日(
)
平成
(様式第 60 号)
年(
年)
月
日
(該当箇所に○印を記入)
初任者研修
10年経験者研修(必修課題研修・選択必修研修)
キャリアアップ研修(キャリアアップ講座)
校長・教頭研修
指 定 研 修 講 座 欠 席 届
総合教育センター所長 様
学校コード番号
学校名
校長名
職 印
電話番号
FAX番号
このことについては、下記のとおりです。
記
受講者氏名
講 座 番 号
職
講
座
名
名
職 員 番 号
講 座 期 間
- -
-
月
日(
)~
月
日(
)
- -
-
月
日(
)~
月
日(
)
欠席の事由
研修種別
○
該当する欄に○を記入し、代替講座についての指示に従って、下の欄に記入してください。
代替講座についての指示
研修種別
共通必修研修(高初任研、校長・教頭研) 総合教育センター教職教育部へ連絡し、代替講座について相談の上、記入
スタート・全体研修(小・中・特初任研) してください。
必修課題研修(小・中 10 年研)
別日程の「必修課題研修」講座から代替希望を検討した上で、総合教育セ
ンター教職教育部へ連絡し、受講の可否を確認して、記入してください。
追加募集する講座を確認し、代替希望を検討した上で、総合教育センター
教職教育部へ連絡し、受講の可否を確認して、記入してください。
選択必修研修(10 年研、高初任研)
センター研修(小・中・特初任研)
キャリアアップ研修(キャリアアップ講座) 代替講座の記入は不要です。
代替講座として、次の研修講座を申し込みます。
講 座 番 号
講
座
名
講 座 期 間
- -
-
月
日(
)~
月
日(
)
- -
-
月
日(
)~
月
日(
)
- 36 -
平成
(様式第 70 号)
年(
年)
月
日
(該当箇所に○印を記入)
初任者研修
5年経験者研修
10年経験者研修
キャリアアップ研修
校長・教頭研修
希望研修
研 修 講 座 遅 刻 ・ 早 退 届(該当箇所を○で囲む)
総合教育センター所長 様
学校コード番号
学校・園名
校長・園長名
職 印
電話番号
FAX番号
このことについては、下記のとおりです。
記
受講者氏名
講 座 番 号
- -
職
講
座
名
名
職 員 番 号
講 座 期 間
-
月
遅刻 ・ 早退
の事由
(該当箇所を○で囲む)
- 37 -
日(
)~
月
日(
)
参考文例①
平成
年(
年)
月
日
様
学校
校長
印
10年経験者研修「異業種体験研修」受け入れのお願い(依頼)
貴所におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配
を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、本県では10年目を迎えた教職員の資質の向上を図るため、10年経験者研修を実施してお
ります。その一環として、より視野を広め、豊かな人間性を培うことを目指し、「異業種体験研
修」を位置付けております。
つきましては、御多用中たいへんに恐縮ですが、貴所におきまして「異業種体験研修」を、下
記により受け入れていただきたく、お願い申し上げます。
記
1
日
時
2
場
所
3
内
容
4
研修教員名
(研修人数)
5
その他
担
当
□□
電 話
FAX
E-mail
- 38 -
□□
△△
△△
参考文例②
平成
年(
年)
月
日
様
学校
校長
印
10年経験者研修「異業種体験研修」受け入れについて(お礼)
貴所におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、本年度実施いたしました本校職員の10年経験者研修「異業種体験研修」の際には、急な
お願いにもかかわらず快く受け入れていただきありがとうございました。
おかげさまで、たいへんに貴重な体験をさせていただき、無事終了することができました。皆
様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
担
当
□□
電 話
FAX
E-mail
- 39 -
□□
△△
△△
- 40 -
① 全ての人の人権を尊重す ・児童生徒を理解したり保護者と連携・協力したりするため
る態度
の手法を学んでいる。
② 児童生徒や保護者の思い
(悲しみや喜び)を感じ取る ・自分はもちろん、同僚のあり様にも配慮している。
力
B 確かな人権
意識と共感力
・よいものや必要なものを学ぼうとする意欲と謙虚さを持っ
① 教科指導、生徒指導、学級
ている。
経営等を的確に実践する力
・先輩教員の姿から、専門的な知識や技能を学ぼうとしてい
② グローバル化、情報化、特
る。
別支援教育等の課題に対応
できる力
・よい授業を数多く見ようとしている。
E 「教育のプ
ロ」としての
高度な知識や
技能
・教科会や学年会を運営するためのスキルを身に付けようと
している。
・分からないことや困っていることを、同僚や上司に相談し、
課題を解決しようとしている。
① 知識や技能を常に刷新し
ようとする意欲や態度
② 同じ目的に向かってチー
ムで対応する力
D 目標実現に
向け、柔軟に
対応する力
・教育等に係る最新情報に常に触れ、課題意識を持とうとし
ている。
C 地域社会と ① 地域社会の発展に主体的
・地域の行事やボランティア活動等の運営に参画している。
に寄与する力
連携・協働す
② 郷土を愛し、地域の自然、
る力
歴史、文化及びそこに住む ・地域活動で得た知識や技能、人脈を、教育活動に活かして
いる。
人々を尊重する態度
・リスクマネジメントの能力を身に付けようとしている。
・児童生徒や保護者の話をよく聞こうとしている。
・これまでの子ども観を見返し、さらに児童生徒の理解を深
めている。
・教員の社会的責務に関する理解を深め、信頼される存在を
目指し、確かな判断力をもって行動しようとしている。
① 社会の秩序と規律を遵守
し、信頼される存在
② 教員としての責務の自覚
③ 子どもに関する確かな科
学的知見と深い人間愛
チェック項目
A 高い倫理観
と使命感及び
確かな子ども
理解
資質能力
評価
実施した研修
評価 A:よく当てはまる B:どちらかというと当てはまる C:あまり当てはまらない D:当てはまらない
セルフチェックシート(10 年経験者研修)
(様式1)
小・中学校名
◇◇◇◇学校
項
A
高い倫理観と
使命感及び確か
な子ども理解
B
確かな人権意
識と共感力
C
地域社会と連
携・協働する力
D
記入例
10 年経験者研修対象者カード(評価案)
目標実現に向
け、柔軟に対応
する力
対象者
氏名
○○
○○
内
容
目
① 社会の秩序と規律を遵守し、信 ・教員の社会的責務に関する理解を深め、
頼される存在
信頼される存在を目指し、確かな判断
力をもって行動しようとしている。
② 教員としての責務の自覚
③ 子どもに関する確かな科学的知 ・これまでの子ども観を見返し、さらに児
童生徒の理解を深めてほしい。
見と深い人間愛
① 全ての人の人権を尊重する態度 ・児童生徒や保護者の話をよく聞こうとし
ている。リスクマネジメントの観点か
② 児童生徒や保護者の思い(悲し
ら、効果的な手法を学んでほしい。
みや喜び)を感じ取る力
① 地域社会の発展に主体的に寄与
・地域の行事やボランティア活動等の運営
する力
に積極的に参画している。
② 郷土を愛し、地域の自然、歴史、
・地域活動で得た知識や技能、人脈を、教
文化及びそこに住む人々を尊重
育活動に活かす視点を学んでほしい。
する態度
① 知識や技能を常に刷新しようと ・分からないことや困っていることを、同
僚や上司に相談し、課題を解決しようと
する意欲や態度
している。
② 同じ目的に向かってチームで対
・教育等に係る最新情報に常に触れ、自己
応する力
課題を解決してほしい。
E 「教育のプロ」 ① 教科指導、生徒指導、学級経営 ・よいものや必要なものを学ぼうとする意
等を的確に実践する力
欲と謙虚さを持っている。
としての高度な
② グローバル化、情報化、特別支 ・さらに、よい授業を数多く見て、先輩教
員の姿から、知識や技能を学んでほしい。
知識や技能
援教育等の課題に対応できる力
校長の意見
10 年という節目の年に、これまでの自分の指導をしっかり見つめ直し、「わか
る」「楽しい」日々の授業改善を図っていってほしい。そのためには、児童が主
体的に取り組むようにするための、場面設定や課題の焦点化を考え、授業改善を
していってほしい。
また、児童の気持ちを思いやり、真摯に対応することができるので、研修を通
じて更に学級経営力の向上に努めてほしい。
本校研修対象者 ○○ ○○教諭の 10 年経験者研修対象者カードを作成し提出します。
平成
○ ×
市・町・村立
◇◇学校
上記の内容を、貴校研修対象者
校長
□□
▽年
▽月
▽日
□□
印
教諭の研修課題として認めます。
平成
市・町・村教育委員会
教育長
- 41 -
年
月
日
印
(様式2)
10 年経験者研修
小学校・中学校名
○
▽
□
記入例
計画書(案) ・ 報告書
学校
対象者氏名
○○
○○
自
己
課
題
地域との連携を生かした学級づくり
自
己
課
題
セルフチェックシートによる振り返りで、自分には地域との連携という視点
が欠けていたことに気が付いた。そこで、この視点を取り入れた学級経営に
取り組みたいと考え、自己課題とした。
設 定 の 理 由
校内研修の内容
月
校外研修の内容
※出席したら□にチェックする
日
・4/12
10 年研修自己課題に関する研修
・5/7
☑
教職研修ⅠA・B(1 日) ( 5月 8日)
☑
生徒指導力充実研修(小・中)(1 日)
( 6月 22 日)
☑
[
必修課題研修(1 日)
( 8月 5日)
人権ファシリテーター研修 ]講座
学級経営立案に関する研修
・5/14 個別に配慮が必要な児童に関する研修
・5/29 校内環境整備にかかわる研修
・6/19 水泳授業に関する指導の研修
・6/23 校内美化清掃に向けた環境教育研修
・7/3 校内研究授業「算数」の授業研究会
・7/17 清掃活動の意義に関する研修
・7/20
☑ 異業種体験研修 (1~2 日)
[研修実施場所:塩尻ワイナリー
[研修実施場所:
〃
1 学期の学級経営の見返し
・8/27 校外環境整備にかかわる研修
8月
8月
2日]
3日]
・9/3 運動会に向けた体育学習の研修
☑ 選択必修研修 (1~2 日)
・センター等受講講座名
・9/11 校内研究授業「社会科」指導案づくり [ 「読むこと」の指導を考える
[
・10/24 教育課程研究協議会報告
[
・11/15 人権教育の授業公開及び研究会
・公開授業等に参加した研修名
・11/27 校内研究授業「社会科」の授業公開 [信州大学付属長野小学校公開 10 月
[
月
・12/14 2学期学級経営の反省に関する研修
[
月
・1/11 研究授業、授業研究会の企画・運営
・9/7 校内研究授業「社会科」研究会
・2/20
10 年研自己課題達成状況の振り返り
・2/22
1 年間の学級経営の振り返り
☑
教職研修Ⅱ(1 日)
(
2月
]講座
]講座
]講座
3日]
日]
日]
12 日)
学校長との
・4/10 研修の計画を確認
・6/26 異業種体験研修の打合せ
面談等状況
・9/13 研修の中間報告
・2/14 研修の振り返りと今後の取組
本校研修対象者○○
○○教諭の研修( 計画書案 ・ 報告書 )を作成し提出します。
平成
○
▽
□
市・町・村立
○
▽
□
本研修計画書案を、貴校研修対象者
学校
校長
○○
○年
○月
○日
○○
印
教諭の研修計画書として認めます。
(計画書のみ)
平成
市・町・村教育委員会
教育長
- 42 -
年
月
日
印
記入例
(様式8)
平成 ○年 ○月 ○日
所管教育委員会(経由)
□□□□
教育事務所長 様
10 年経験者研修「異業種体験研修」実施( 計画 ・ 報告 )書
学校名
○ ▽ □ 学校
企業・事業所
施設名
住所・電話番号
対象者氏名
○○ ○○
塩尻ワイナリー
研修期間
塩尻市○○○○
8月 2日~ 8月 3日
1234-56-7890
研修内容
・ ぶどう棚での袋かけ作業、副枝の剪定作業、葉つみ
・ ワイン造りの工程、会社の概要についての学習
研修を通じて学んだこと・今後に生かしたいこと等(報告書のみ)
・ここでは、自家栽培のブドウからすべてのワイン造りの工程を自社で行っている。原料からワインの製品
になるまで、細部にまで神経を使い、よりよい品質のワインを作る努力をしていることに、いまさらな
がら感動した。
・葡萄ひと房ひと房に袋をかける作業は、気の遠くなるような作業であった。だんだんいい加減になってく
る私の横で、どの葡萄にも細やかな神経を使って作業している方の姿を見て、子どもたちに対する接し
方と同様であることを感じた。
・社長より、直々に大手メーカーの下請けから独立して、試行錯誤を重ねながら現在のブランドを育ててき
たという苦労話をお聞きし、教育現場も一朝一夕にはできないことが多いが、確固たる信念を持って取
り組むことの大切さを学んだ。
かねてより関心のあった地元のワインメーカーで、従業員と同様の作業を行ってきた。
学校長
所見
(報告書のみ)
一連の作業を、従業員皆で協力し気持ちをそろえて取り組む姿に、学校現場での教職員同士
の在り方に共通な部分を感じたという報告を受けた。ワイン造りに対する意欲や葡萄に対する
心配りにも学校運営や児童への接し方と共通するものを学んだようである。
地元の産業に対して理解が深まったと共に、学校とは別の視点から教育を見直すことがで
き、意義深い研修であった。
上記の通り報告いたします。
○ ▽ □ 市立 ○ ▽ □ 学校 学校長氏名 □□ □□
- 43 -
職印
[
資
料
]
【教育公務員特例法】(抜粋)
(十年経験者研修)
第 24 条
公立の小学校等の教諭等の任命権者は、当該教諭等に対して、その在職期間(公立
学校以外の小学校等の教諭等としての在職期間を含む。)が十年(特別の事情がある場合に
は、十年を標準として任命権者が定める年数)に達した後相当の期間内に、個々の能力、
適性等に応じて、教諭等としての資質の向上を図るために必要な事項に関する研修(以下
「十年経験者研修」という。)を実施しなければならない。
2
任命権者は、十年経験者研修を実施するに当たり、十年経験者研修を受ける者の能力、
適性等について評価を行い、その結果に基づき、当該者ごとに十年経験者研修に関する計
画書を作成しなければならない。
3
第一項に規定する在職期間の計算方法、十年経験者研修を実施する期間その他十年経験
者研修の実施に関し必要な事項は、政令で定める。
→【長野県教育委員会 10 年経験者研修実施要綱】
【教育公務員特例法施行令】(抜粋)
(十年経験者研修に係る在職期間の計算方法)
第3条
法第二十四条第一項の在職期間(以下この条において「在職期間」という。)は、国
立学校、公立の学校又は私立の学校である小学校等の教諭等として在職した期間(臨時的
に任用された期間を除く。)を通算した期間とする。
2
前項の規定により在職期間を計算する場合において、指導主事、社会教育主事その他教
育委員会において学校教育又は社会教育に関する事務に従事した期間があるときは、その
期間は、当該在職期間に通算するものとする。
3
前二項の規定による在職期間のうちに次に掲げる期間が引き続き一年以上あるときは、
その期間の年数(一年未満の端数があるときは、これを切り捨てた年数)を当該在職期間
から除算する。
一
国家公務員法第七十九条若しくは地方公務員法第二十八条の規定による休職又は国家
公務員法第八十二条若しくは地方公務員法第二十九条の規定による停職により現実に職
務を執ることを要しない期間
二
国家公務員法第百八条の六第一項ただし書又は地方公務員法第五十五条の二第一項た
だし書の規定により職員団体の役員として専ら従事した期間
三
国家公務員の育児休業等に関する法律第三条第一項又は地方公務員の育児休業等に関
する法律第二条第一項の規定により育児休業をした期間
四
国立大学法人法第二条第一項に規定する国立大学法人の設置する小学校等又は私立の
学校である小学校等の教諭等として在職した期間について、第一号又は前号に規定する
期間に準ずるものとして任命権者が認める期間
五
その他在職期間から除算すべき期間として文部科学大臣が定める期間
(十年経験者研修を実施する期間)
第4条
法第二十四条第一項の十年経験者研修を実施する期間は、その開始の日から一年以
内とする。
- 44 -
十年経験者研修関係法令
文科省ホームページより
教育公務員特例法(昭和二十四年一月十二日法律第一号)
(定義)
第二条
この法律で「教育公務員」とは、地方公務員のうち、学校教育法(昭和二十二年法律第
二十六号)第一条 に定める学校であって同法第二条に定める公立学校(地方独立行政法人法
(平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項に規定する公立大学法人が設置する大学及び
高等専門学校を除く。以下同じ。)の学長、校長(園長を含む。以下同じ。)、教員及び部局長
並びに教育委員会の教育長及び専門的教育職員をいう。
2 この法律で「教員」とは、前項の学校の教授、准教授、助教、副校長(副園長を含む。以下
同じ。)、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、栄養教諭及び講
師(常時勤務の者及び
地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号)第二十八条の五第
一項に規定する短時間勤務の職を占める者に限る。第二十三条第二項を除き、以下同じ。)を
いう。
3、4、5 略
(研修)
第二十一条
教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければなら
ない。
2 教育公務員の任命権者は、教育公務員の研修について、それに要する施設、研修を奨励する
ための方途その他研修に関する計画を樹立し、その実施に努めなければならない。
(研修の機会)
第二十二条
教育公務員には、研修を受ける機会が与えられなければならない。
2 教員は、授業に支障のない限り、本属長の承認を受けて、勤務場所を離れて研修を行うこと
ができる。
3 教育公務員は、任命権者の定めるところにより、現職のままで、長期にわたる研修を受ける
ことができる。
(十年経験者研修)
第二十四条
公立の小学校等の教諭等の任命権者は、当該教諭等に対して、その在職期間(公立
学校以外の小学校等の教諭等としての在職期間を含む。)が十年(特別の事情がある場合には、
十年を標準として任命
権者が定める年数)に達した後相当の期間内に、個々の能力、適性等
に応じて、教諭等としての資質の向上を図るために必要な事項に関する研修(以下「十年経験
者研修」という。)を実施しなければならない
2 任命権者は、十年経験者研修を実施するに当たり、十年経験者研修を受ける者の能力、適性
等について評価を行い、その結果に基づき、当該者ごとに十年経験者研修に関する計画書を作
成しなければならない。
3 第一項に規定する在職期間の計算方法、十年経験者研修を実施する期間その他十年経験者研
修の実施に関し必要な事項は、政令で定める。
(研修計画の体系的な樹立)
第二十五条
任命権者が定める初任者研修及び十年経験者研修に関する計画は、教員の経験に応
じて実施する体系的な研修の一環をなすものとして樹立されなければならない。
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教育公務員特例法施行令 (昭和二十四年一月十二日政令第六号)
(十年経験者研修に係る在職期間の計算方法)
第三条
法第二十四条第一項の在職期間(以下この条において「在職期間」という。)は、国立学
校、公立の学校又は私立の学校である小学校等の教諭等として在職した期間(臨時的に任用さ
れた期間を除く。)を通算した期間とする。
2 前項の規定により在職期間を計算する場合において、指導主事、社会教育主事その他教育委
員会において学校教育又は社会教育に関する事務に従事した期間があるときは、その期間は、
当該在職期間に通算するものとする。
3 前二項の規定による在職期間のうちに次に掲げる期間が引き続き一年以上あるときは、その
期間の年数(一年未満の端数があるときは、これを切り捨てた年数)を当該在職期間から除算
する。
一
国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)第七十九条若しくは地方公務員法第二十八
条の規定による休職又は国家公務員法第八十二条若しくは地方公務員法第二十九条の規定
による停職により現実に職務を執ることを要しない期間
二
国家公務員法第百八条の六第一項ただし書又は地方公務員法第五十五条の二第一項ただ
し書の規定により職員団体の役員として専ら従事した期間
三
国家公務員の育児休業等に関する法律(平成三年法律第百九号)第三条第一項又は地方公
務員の育児休業等に関する法律第二条第一項の規定により育児休業をした期間
四
国立大学法人法(平成十五年法律第百十二号)第二条第一項 に規定する国立大学法人の
設置する小学校等又は私立の学校である小学校等の教諭等として在職した期間について、第
一号又は前号に規定する期間に準ずるものとして任命権者が認める期間
五
その他在職期間から除算すべき期間として文部科学大臣が定める期間
(十年経験者研修を実施する期間)
第四条
法第二十四条第一項の十年経験者研修(次条において「十年経験者研修」という。)を実
施する期間は、その開始の日から一年以内とする。
(十年経験者研修の対象から除く者)
第五条
次に掲げる者は、十年経験者研修の対象から除くものとする。
一
臨時的に任用された者
二
他の任命権者が実施する十年経験者研修を受けた者
三
地方公務員の育児休業等に関する法律第六条第一項若しくは第十八条第一項又は地方公
共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律第三条第一項若しくは第二項、第四条若
しくは第五条の規定により任期を定めて採用された者
四
指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する事務
に従事した経験を有する者で、任命権者が当該者の経験の程度を勘案して十年経験者研修
を実施する必要がないと認めるもの
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地方公務員法(昭和二十五年十二月十三日法律第二百六十一号)
(研修)
第三十九条
職員には、その勤務能率の発揮及び増進のために、研修を受ける機会が与えられな
ければならない。
2 前項の研修は、任命権者が行うものとする。
3 地方公共団体は、研修の目標、研修に関する計画の指針となるべき事項その他研修に関する
基本的な方針を定めるものとする。
4 人事委員会は、研修に関する計画の立案その他研修の方法について任命権者に勧告すること
ができる。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和三十一年六月三十日法律第百六十二号)
(研修)
第四十五条
県費負担教職員の研修は、地方公務員法第三十九条第二項の規定にかかわらず、市
町村委員会も行うことができる。
2 市町村委員会は、都道府県委員会が行う県費負担教職員の研修に協力しなければならない。
(指定都市に関する特例)
第五十八条
指定都市の県費負担教職員の任免、給与(非常勤の講師にあつては、報酬及び職務
を行うために要する費用の弁償の額)の決定、休職及び懲戒に関する事務は、第三十七条第一
項の規定にかかわらず、当該指定都市の教育委員会が行う。
2
指定都市の県費負担教職員の研修は、第四十五条、教育公務員特例法第二十一条第二項 、
第二十三条第一項、第二十四条第一項、第二十五条及び第二十五条の二の規定にかかわらず、
当該指定都市の教育委員会が行う。
(中核市に関する特例)
第五十九条
地方自治法第二百五十二条の二十二第一項の中核市(以下「中核市」という。)の県
費負担教職員の研修は、第四十五条、教育公務員特例法第二十一条第二項 、第二十三条第一
項、第二十四条第一項、第二十五条及び第二十五条の二の規定にかかわらず、当該中核市の教
育委員会が行う。
(中等教育学校を設置する市町村に関する特例)
第六十一条市(指定都市を除く。以下この項において同じ。)町村の設置する中等教育学校(後期
課程に定時制の課程のみを置くものを除く。次項において同じ。)の県費負担教職員の任免、
給与(非常勤の講師にあつては、報酬及び職務を行うために要する費用の弁償の額)の決定、
休職及び懲戒に関する事務は、第
三十七条第一項の規定にかかわらず、当該市町村の教育委
員会が行う。
2
市(指定都市及び中核市を除く。以下この項において同じ。)町村が設置する中等教育学校
の県費負担教職員の研修は、第四十五条、教育公務員特例法第二十一条第二項 、第二十三
条第一項、第二十四条第一項及び第二十五条の規定にかかわらず、当該市町村の教育委員会
が行う。
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