§03 お茶の種類【Blue】

§03 お茶の種類【Blue】
■ 文法的解析
【表記のルール】
□ [
名詞
],(
形容詞
),
<
副詞
>
,同形の反復部は*, **, ***などで表現する
□ 等位接続詞は
□ 関係代名詞節の欠けにはφをうつ
□ 代名詞の対応関係は# [ ~ ] で示す
#[Green tea has *[a long history in Japan]
and *[strong ties with Japanese culture].]
↓{which is}
<Because of #[this]>, one might think [that green tea comes from a plant (unique to Japan)].
一般的な人
<However>, all tea, <no matter what its *color or *taste>, comes from the same plant.
どんなものであっても(譲歩)
<Then> what causes #[the differences ] <in taste and color>?
S
V
O
#[They] are, <in fact>,
the result of different ways ←(of *[growing the tea]
and *[treating it <after it is picked>]).
§03 お茶の種類【Blue】
■ 注意事項
●
and {green tea has} strong ties with Japanese culture「そして日本文化との強い結びつきがある」
接続詞 and の後ろでは,その文の前に出てきた部分(ここでは green tea has)が省略されることが多い。
●
Because of this「このことのために→このため」
because of ~ は前置詞の働きをして,「~が原因で」という意味になる。
●
one might think that ...「人は…だと考えるかもしれない」
one は,「(一般的な)人」を意味する。
●
a plant {which is} unique to Japan「日本に特有の植物」
“関係代名詞+ be 動詞+形容詞”は,“関係代名詞+ be 動詞”の箇所が省略されて,形容詞だけが残ることが
ある。
●
no matter what「~がどんなものであっても」
譲歩を表す。
●
Then「それでは」
then は副詞で,主に「その時;それから;それでは」の意味で使われる。
●
what causes the differences 「何がその違いをもたらすのか」
S
V
O
疑問代名詞が主語になっている。
●
different ways of growing the tea and {different ways of} treating it
「お茶を育て,処理する〔お茶の育て方やその扱い方の〕さまざまに異なる方法」
たとえば紅茶と緑茶とでは,同じ木であっても,栽培方法が異なり,茶摘みをした後の処理の仕方も異なる
ということ(主な違いは,発酵させるかどうかなどである)。
■ 日本語訳
緑茶には,日本における長い歴史と,日本文化との強い結びつきがある。このため,緑茶は日本に特有
の植物から作られていると思う人がいるかもしれない。しかし,すべてのお茶は,その色あるいは味がど
んなものかは問題ではなく〔どんなものであっても〕,同じ植物から作られている。それでは何が味や色
における違いをもたらすのか。それらは,実際のところ,お茶を育て,お茶が摘み取られたあとに処理さ
れる,さまざまに異なる方法の結果なのである。