設計理論・品質管理の資料について

平成 27 年 11 月 16 日
代理店各位
ハイスピードコーポレーション株式会社
工法管理部 宮原 寛幸
設計理論・品質管理の資料について
拝啓、晩秋の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は HySPEED 事業
の発展に多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
横浜分譲マンションの不同沈下に関して、支持杭が支持層まで達していなかったことと、デー
タが改ざんされたことが大きく問題となっています。
そこで、HySPEED 工法の設計理論・品質管理をエンドユーザー様にも分かりやすく説明で
きるような資料を作成しました。
HySPEED 工法の採用に当たり、代理店様からビルダー様へ・ビルダー様からエンドユーザ
ー様へ、工法の説明が必要となるケースもあると思われます。その際に、当資料をご活用してい
ただければ幸いです。
本件につきご不明な点がございましたら、弊社 工法管理部 宮本圭祐・岩川久志
TEL:089-989-8883 までお願い致します。
末筆となりますが、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
敬具
記
添付資料
:HySPEED 工法の荷重伝達のメカニズム
:HySPEED 工法の品質管理
以上
HySPEED工法の荷重伝達のメカニズム
Design of HySPEED
高層マンション等の支持杭は杭直下に荷重を受ける為支持層が必要になります。
当工法をわかりやすくご説明しますと、本来の地盤自体もある程度の強さはあります、その地盤の強さに建物の荷重を負担させつつ足りない強さを砕石パイルで補って
支持杭ではありませんので、建物荷重は砕石パイル周囲に分散されパイル
複合的に支持させる工法です。砕石パイルは
下端部に集中しないので支持層に到達していなくても建物を支持できます。
○HySPEED工法
○支持杭工法
なぜHySPEED工法は、支持層まで到達していなくても建物を支えることが出来るの?
砕石を伝って、周囲の地盤へ建物の荷重を分散させることができるんだ。
だから、HySPEED工法は砕石パイルの下に硬い支持層がなくても建物を支えることができるのさ。
地盤内の力の伝わり方をモデルで確認してみます。
HySPEED工法
支持杭
力を加えると…
砕石パイルは、上部からの
荷重を周囲に分散させる為、
下端部に力が集中しません。
支持杭下端部に力が集中
します。
天然の砕石のみを使用した人・環境に優しい工法です。
お客様に喜んでいただける地盤を提供します。
詳しくは当社HPをご覧ください HP:http://hyspeed.co.jp
工法管理部 設計課
℡:089-989-8883
HySPEED工法の品質管理 Quality
横浜マンションの不同沈下に関して、支持杭が支持層まで達していなかったことと、その
改めて品質管理の重要性が問われた事件でした。
of HySPEED
データが改ざんされたことが大きな問題となっています。
HySPEED工法の品質管理について“安心と信頼”の2つポイントをご紹介します
①HySPEED工法はデータの改ざんができない!
HySPEED工法では専用の管理装置で
施工管理を行っています
管理装置では杭長や砕石パイル構築に
必要な押し込み力を管理しています
②完成した砕石パイルは工法技術本部でチェック済み!
一般的な地盤改良工法
波形データ
施工会社
施工
その管理装置から出力されるデータを
バイナリ形式にすることで
品質管理
一般的な地盤改良工法は
施工会社が施工も品質管理も
行っています
発注会社様
お施主様
内容確認
内容確認
改ざんできない仕組みになっています
そのデータを元に品質管理を行います
管理装置データ例(専用ソフトによる読込後)
発注会社様やお施主様は施工会社を信用するしかない
HySPEED工法
テキストデータ
※画像はイメージです
バイナリデータ
施工代理店
発注会社様
お施主様
施工
内容確認
内容確認
工法技術本部
HySPEED工法は全物件
工法技術本部(ハイスピードコーポレーション)
による品質管理を行っています
品質管理
購入者サイドは横浜マンションの改ざんを見抜くことが出来ないと言われています。
工法管理部 品質管理課
HySPEED工法は品質管理を徹底することで“安心と信頼”をお約束します。
℡:089-989-8825