平成27年度花き類登録農薬一覧①

平成27年度花き類登録農薬一覧①
JA山形おきたま 花卉振興会
使用
時期
1
適用病害虫
は種又は
苗立枯病(リゾクトニア菌)
植付前
2
―
3
定植前
立枯病・苗立枯病・茎腐病
薬剤名
ガスタード微粒剤
成分系
区分
劇
使用量・希釈倍数
使用方法
使用
回数
ダゾメット剤
30kg/10a
土壌混和
オーソサイド水和剤80
キャプタン剤
600倍
散布
リゾレックス粉剤
有機リン系
50kg/10a
土壌混和
リゾレックス水和剤
有機リン系
500倍
土壌かん注
(3ℓ/㎡)
立枯病
4
生育期
5
―
菌核病
トップジンM水和剤
ベンズイミダゾール系
1,500倍
散布
6
―
白絹病
モンカットフロアブル40
カルボキシアミド系
1,000倍
株元散布
7
生育期
ダコニール1000
1回
注意事項
株腐病、球根腐敗病、首腐病、半身萎凋病、萎凋病、萎黄
病、白絹病、立枯病、根頭がんしゅ病、ネコブセンチュウ、青枯
病、一年生雑草にも適用あり。
ばら、りんどう、せんにちこう、コスモス、ひまわり、シネラリア、スイト
8回以内 ピー、みやこわすれ、アンスリウム、斑入りアマドコロを除く。
1回
5回以内 株腐病・茎腐病にも適用あり。
ゲッター水和剤は同一成分を含み、総使用回数は5回以内と
5回以内 する。
3回以内
1,000倍
6回以内
1,000倍
2回以内 は2回以内とする。
EBI剤は耐性リスクが高いので他の剤と併せて総使用回数
アンビルフロアブル
EBI
カリグリーン
炭酸水素塩剤
800倍
10 発生初期
サンヨール
有機銅系
500倍
11 発病初期
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
抗生物質
2,500倍
12
パンチョTF顆粒水和剤
EBI
2,000倍
2回以内 用回数は2回以内とする。
フルピカフロアブル
その他
2,000倍
5回以内
アフェットフロアブル
その他
2,000倍
3回以内
ゲッター水和剤
ベンズイミダゾール系
1,000倍
5回以内 とする。
ボトキラー水和剤
微生物剤
17 発生初期
オルトラン粒剤
有機リン系
18 発生初期
ベストガード粒剤
19
アドマイヤー1粒剤
8 発病初期
9 発病初期
―
うどんこ病
―
13 発病初期
14 発病初期
灰色かび病、アブラムシ類、ハダニ類にも適用あり。
8回以内 ペチュニア、スターチス、プリムラ、パンジーは開花前まで適用。
散布
8回以内 灰色かび病、黒斑病、ハダニ類にも適用あり。
EBI剤は耐性リスクが高いのでアンビルフロアブル等と併せて総使
灰色かび病
15
―
16
発病前~
発病初期
生育期
トップジンM水和剤は同一成分を含み、総使用回数は5回以内
15g/10a ダクト内投入
(1日あたり)
―
アザミウマ類、ヨトウムシ類にも適用あり。
6kg/10a
株元散布
5回以内 オルトラン水和剤と併せて5回以内とする。
ネオニコチノイド系
2g/株
生育期株元散布
ネオニコチノイド系
2g/株
株元散布
ネオニコチノイド系
4,000倍
5回以内 アザミウマ類には2000倍で適用あり。
同成分のベストガード水溶剤と併せて総使用回数は4回以内と
4回以内 する。
5回以内 6kg/10aまでの散布に留める。
20 発生初期
モスピラン顆粒水溶剤
21 発生初期
スタークル顆粒水溶剤
ネオニコチノイド系
2,000倍
5回以内 で適用あり。
22 発生初期
コルト顆粒水和剤
IBR剤
4,000倍
4回以内 コナジラミ類にも適用あり。
ピレスロイド系
2,000倍
劇
コナジラミ類には2000倍、ハモグリバエ類には1000倍(灌注1ℓ/㎡)
アブラムシ類
23
スカウトフロアブル
―
24 発生初期
オルトラン水和剤
25
ロディー乳剤
26 発生初期
劇
ピレスロイド剤は耐性リスクが高いので、同一ほ場における総
散布
2回以内 使用回数はロディー乳剤等と併せて2回以内とする。
アザミウマ類、ヨトウムシ類、アオムシにも適用あり。
有機リン系
1,000倍
5回以内 オルトラン粒剤と併せて5回以内とする。
劇
ピレスロイド系
1,000倍
2回以内 同一ほ場における総使用回数はスカウトフロアブル等と併せて2
アドマイヤーフロアブル
劇
ネオニコチノイド系
2,000倍
27 発生初期
モスピランジェット
劇
ネオニコチノイド系
50g/400㎡
くん煙
28 発生初期 アザミウマ類
ハチハチフロアブル
劇
その他
1,000倍
散布
29 発生初期
アクタラ顆粒水溶剤
ネオニコチノイド系
1,000倍
―
ハダニ類にも適用あり。ピレスロイド剤は耐性リスクが高いので、
回以内とする。
5回以内
4回以内
6回以内 ハモグリバエ類には2,000倍で適用あり。
ミカンキイロアザミウマ
散布
アファーム乳剤
30 発生初期
5回以内 400㎥=床面積200㎡×高さ 2m
マクロライド系
2,000倍
オオタバコガ、ハモグリバエ類、ヨトウムシ類には1,000倍で適用あり。
5回以内 施設栽培のみ使用可。
31
―
オンシツコナジラミ若齢幼虫
カルホス乳剤
劇
有機リン系
1,000倍
散布
4回以内 シクラメン、アジアンタムを除く。
32
―
オンシツコナジラミ
スプラサイド乳剤40
劇
有機リン系
1,000倍
散布
6回以内
ピリジンアゾメチン系
5,000倍
33 発生初期
チェス顆粒水和剤
4回以内 アブラムシ類にも適用あり。
散布
34 発生初期 コナジラミ類
ベストガード水溶剤
ネオニコチノイド系
35 栽培期間中
ラノーテープ
IGR系
(昆虫成長制御剤)
1,000倍
同成分のベストガード粒剤と併せて総使用回数は4回以内とす
4回以内 る。
作物体の付近
50㎡/10a に設置
1回
施設栽培のみ使用可。
平成27年度花き類登録農薬一覧②
JA山形おきたま 花卉振興会
使用
時期
適用病害虫
薬剤名
区分
IGR系
ノーモルト乳剤
35
発生初期
36
発生初期 ヨトウムシ類
アディオン乳剤
37
発生初期
コテツフロアブル
38
発生初期 ハスモンヨトウ
39
発生初期
農薬の成分系
(昆虫成長制御剤)
使用量・希釈倍数
使用方法
使用
回数
2,000倍
注意事項
2回以内
ピレスロイド系
2,000倍
2回以内
カメムシ類、ハマキムシ類、アブラムシ類にも適用あり。合成ピレスロイ
ド剤であるので抵抗性害虫出現防止のため連用は避け、
同一ほ場における総使用回数は多剤と合わせて2回以内と
する。
その他
2,000倍
2回以内
ハダニ類、ミカンキイロアザミウマにも適用あり。
マッチ乳剤
IGR系
(昆虫成長制御剤)
2,000倍
5回以内
アクセルフロアブル
その他
1,000倍
劇
6回以内
散布
40
発生初期
プレオフロアブル
その他
1,000倍
2回以内
オオタバコガ
41
発生初期
ディアナSC
その他
2,500倍
2回以内
アザミウマ類、ハモグリバエ類にも適用あり。
42
発生初期
フェニックス顆粒水和剤
その他
2,000倍
4回以内
ハスモンヨトウにも適用あり。
43
発生初期 マメハモグリバエ
トリガード液剤
IGR系
(昆虫成長制御剤)
1,000倍
4回以内
クロバネキノコバエ類でも登録あり(土壌潅注:2L/m2 )
スミチオン乳剤
有機リン系
1,000倍
6回以内
有機リン系
6kg/10a
44
45
―
アオムシ・バッタ類
ハマキムシ類・アザミウマ類
定植時 カブラヤガ
カルホス微粒剤F
劇
テデオン乳剤
作条処理
土壌混和
1回
―
500倍
―
―
2,000倍
1回
ダニトロンフロアブル
―
1,000倍
1回
バロックフロアブル
―
2,000倍
1回
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
カネマイトフロアブル
―
1,000倍
1回
ばらを除く。
1,000倍
2回以内
46
―
47
発生初期
ピラニカEW
48
発生初期
49
発生初期 ハダニ類
劇
50
―
51
発生初期
ダニサラバフロアブル
―
52
発生初期
エコピタ液剤
還元澱粉糖化物
100倍
―
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
きく、カーネーションは1000倍で使用。卵・幼虫・成虫に効果があ
る。
卵・幼虫・成虫に効果がある。
うどんこ病、アブラムシ類、コナジラミ類にも適用あり。幼虫・成虫
に効果がある。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 薬剤の使用にあたり薬害がないかどうか細心の注意を払って使用して下さい。事前に散布試験をし、薬害の有無を確認してから散布を行って下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。
※ ラノーテープの使用については各地区の園芸担当者に相談して下さい。
◆交信かく乱剤
使用目的
交尾阻害
薬剤名
適用病害虫
コナガ
オオタバコガ
ヨトウガ
設置量
農薬の成分系
コナガコン-プラス
その他
※平成28年8月31日まで
100~120本/10a(22g/100本製剤)
使用時期
注意事項
作物の生育に支障のない高さに支持棒等を立て、支
対象作物の
持棒にディスペンサーを巻き付け固定し圃場に配置す
栽培全期間
る。
※ 急傾斜地、風の強い地帯等、剤の濃度を維持するのが困難な地域では使用しない。
※ 対象害虫以外の害虫には効果がないため、登録薬剤を併用し慣行防除を行う。
※ コナガコン-プラス使用については各地区の園芸担当者に相談して下さい。
◆展着剤(水和剤のみ加用する。)
薬剤名
使用量(希釈倍数)
説 明
湿展性・浸透性があり、治療型殺菌剤への加用効果が大きい。薬剤を均一に付
着・浸透させ、汚れを軽減。他剤に比べ高濃度で使用する機能性展着剤。
1
アプローチBI
10mℓ/散布液10ℓ(1,000倍)
2
アビオン-E
20mℓ/散布液10ℓ(500倍)
耐雨性及び濡れ性(均一付着性)に優れるため、雨前散布や保護殺菌剤・予防剤
への加用効果大。薬剤を固着させ、薬剤の残効を高める。葉に汚れが残り易いた
め注意。生育初期での防除(球根養成等)で使用すると良い。
3
ハイテンパワー
2mℓ/散布液10ℓ(5,000倍)
湿展性・浸透性に優れ、泡立ち少ない。乳化、可溶化が主で洗浄作用が強いため
固着性(耐雨性)は劣る。
※ 展着剤を加用する際の混用の順序: 展着剤希釈液を調整した後、水和剤加えて混合希釈液を調製する。
平成27年度雑草・害虫(ナメクジ類・カタツムリ類)防除農薬一覧
JA山形おきたま 花卉振興会
◆雑草の防除
耕種的・物理的防除
○ は種(定植)前に間隔をあけて2回耕起することにより雑草の発生を軽減できる。これは、1度軽く耕起することで一斉に雑草を発芽させ、これをは種前に
もう一度耕起してすき込む方法である。
○ 水田転作畑では、いったん水田に戻し田畑輪換を行う。
○ 中耕(培土)を行う。
○ 土壌の蒸気消毒や太陽熱消毒を行う。
花きに除草剤を使用する場合の一般的留意事項
○ 薬量並びに散布面積は正確に秤量、測定する。
○ 除草剤をうすめる水の量は、容器のラベルをよく確認し、表示より濃い濃度、多い量で使用しないよう適正な水量で散布する。
○ 散布機具及び容器は専用のものを使用し、使用後は石鹸水で十分洗う。
○ 薬効は土壌水分との関連が深く、乾燥状態では効果が低い。散布直後の降雨は、除草効果を低くするばかりではなく、薬害を起こす危険性もあるので、
降雨が予想される場合は使用を避ける。
○ 現在の除草剤だけでは、完全な除草効果は期待できないので、中耕土寄せ、敷ワラ、ポリマルチ等、総合的な対策を行うことが重要である。
○ 土壌散布後3~4週間は土壌をかくはんしない方が効果期間が長い。
○ 水田転作畑での使用は、土塊をよく砕き、土壌表面を均一にする。
○ 催芽種子をは種した場合は、薬害の恐れがあるので、除草剤の使用は避ける。
○ 散布に使用した器具及び容器を洗った水や残液は、川や池等に流入しないよう注意する。
○ ハウス内での除草剤の使用は薬害が発生しやすいので避ける。
薬剤による防除
作物名
樹木類
除草剤名(成分名)
適用雑草名
使用時期
植付後・生育期
トレファノサイド粒剤2.5
ひまわり
ゆり
チューリップ
シャクヤク
きく
(露地栽培)
トレファノサイド乳剤
畦間・株間
土壌散布
は種後発芽前
全面土壌散布
1回
全面土壌散布
1回
畦間・株間
土壌散布
(雑草発生前)
きく
ナブ乳剤
花き類・
観葉植物
(キク除く)
1年生雑草
300mℓ/100ℓ 1回
定植前
(雑草発生前)
全面土壌散布
200~400mℓ/70~150ℓ 1回
雑草茎葉散布
150~200mℓ/100~150ℓ
200~500mℓ/50~100ℓ
雑草生育期
樹木類
花き類・
観葉植物
500~1,000mℓ/50~100ℓ
雑草茎葉散布
1,500~2,000mℓ/50~100ℓ
スギナ
リンドウにも登録あり。
キク科雑草とツユクサには効果が劣る。
遅効性で枯死するまでに5~10日必要。広葉雑草
及びカヤツリグサ科、スズメノカタビラには効果が
ない。また、イネ科作物には薬害があるので注意
3回以内 する。
リンドウにも登録あり(1回以内;イネ科雑草3~6葉
期)
200~500mℓ/50~100ℓ 2回以内
雑草茎葉散布
ラウンドアップマックスロード
多年生雑草
シンテッポウユリは定植前土壌処理する。
2回以内
全面土壌散布
耕起前まで
(雑草生育期)
1年生雑草
3回以内
は種直後
1年生イネ科雑草 雑草生育期
(スズメノカタビラを (イネ科雑草
除く)
3~5葉期)
注意事項
1回
畦間土壌散布
植付後・生育期
ゴーゴーサン乳剤30
4~6kg/10a
200~300mℓ/100ℓ
定植後
べにばな
使用
回数
(雑草発生前)
1年生雑草
(ツユクサ、カヤツリグ 植付後~萌芽前
サ科、キク科・アブラ
ナ科を除く)
樹木類
使用量/散布液量(10a当たり)
使用方法
(少量散布の場合)
200~500mℓ/25~50ℓ/10a
作物に飛散しないよう注意する。 (少量散布の場
合)
4回以内 1年生雑草:200~500mℓ/25~50ℓ/10a
多年生雑草500~1000mℓ/25~50ℓ/10a
スギナ:1500~2000mℓ/25~50ℓ/10a
1年生雑草
雑草生育期
雑草茎葉散布
300~500mℓ/100~150ℓ
3回以内 作物に飛散しないよう注意する。
1年生雑草
雑草生育期畦間
処理(草丈20cm以
下)
雑草茎葉散布
300~500mℓ/100~150ℓ
3回以内 作物に飛散しないよう注意する。
バスタ液剤
◆ナメクジ類・カタツムリ類の防除
耕種的・物理的防除
○ 湿潤な場所に発生が多いので、ほ場の排水を良くし、ほ場の環境を改善する。
○ 餌となる作物残さや雑草などをほ場内から除去し、清潔にする。
○ 石灰の不足した酸性土壌に発生が多いので、定植前に石灰資材を施用し、中性からやや酸性の土壌に改良する。
○ 施設栽培では、夏期に太陽熱消毒を行うことによりハウス内のナメクジ類を完全に防除できる。
薬剤による防除
適用病害虫
ナメクジ類
薬剤名
区分 使用量・希釈倍数
ラービンベイト2
劇
マイキラー
劇 100~200倍
100~300L/10a
カタツムリ類、ナメクジ類
スラゴ
4kg/10a
1~5g/㎡
適用場所
―
花き類・観葉植物栽培温室等の
生息地
ほ場周辺雑草地の生息地
温室、ハウス、圃場、花壇
※ 注意事項 連続降雨などで多量に水分を含むと効果が落ちるので、晴れ間を狙って防除する。
使用
回数
使用方法
6回以内 株元散布、オカダンゴムシ、ハスモンヨトウにも適用あり。
6回以内 作物にかからないように土壌表面処理する。
―
ナメクジ類及びカタツムリ類の発生あるいは加害を受
けた場所または株元に配置する。
平成27年度害獣(野ソ・モグラ)防除農薬一覧
JA山形おきたま 花卉振興会
◆野ソの防除
耕種的・物理的防除
秋季(根雪前)、春季、夏季に、
○ 野ソが侵入・定着しないよう、ほ場や周辺の清掃や隠れ場所となるような資材の撤去を行う。 ○ 野ソの増殖を抑制するため、ほ場内に餌となる農作物残さは残さない。
○ 花木等では、根雪前に、幹を金網や杉葉等で1m程度の高さまで巻き、野ソの食害防止に努める。
○ ネズミとり器や粘着板を利用する。この際、鼠は暗所を好むこと、また壁などに沿って移動する習性を利用し、ネズミとり器は壁面に肥料袋などで覆って設置する。
また、ネズミとり器を設置後数日は、ネズミとり器の周辺に餌をまき警戒心を与えないように配慮する。
○ 簡易なトラップを利用した駆除も周年駆除法として有効。
10a当たり5,6ヶ所に、1斗缶や、塩ビパイプ(直径7.5cm×長さ40cm)等を上部1~2cm残して地中に埋め、上部の穴をせん定枝やわらで広く覆い、時々捕殺を確認する。下図参照。
ハウス内作物の野ソ対策
○ 野ソが侵入・定着しないよう、ハウス内には隠れ場所となるような資材を置かない。 ○ ハウスの外縁部は内側、外側とも踏み固めておく。
○ 野ソが侵入した場合は、鼠穴や通路(作物の残さを引き込んだり糞が見られる場所)に金網製の「ネズミとり器」や「粘着板」を置いて捕殺する。
※ ネズミは暗い場所に落ち着き、壁などに沿って移動する習性があるため、捕獲器は、壁面に肥料袋などで覆っておく。捕獲器の設置後数日は捕獲器周辺に餌をまいて
捕獲器への警戒心を与えないように配慮する。発生が多い場所では、周年設置して被害を防ぐことと、ハウス周辺の環境をきれいにし同時に防除対策も行う。
薬剤による防除
水田、畑地、果樹園、桑園は下記の薬剤により防除する。 ※ 農作物の少ない秋季および春季の防除を徹底する。
(1) リン化亜鉛剤
適用作物名
薬剤名
対象害獣
強力ラテミン
区分
劇
使用量
1~2g(15~30粒)/
1穴(30~150g/10a)
適用場所
農地、山林
鼠穴に1か所当たり1~2g(15~30粒)をそのままあるいは小袋
詰を投入する。1haでは1kg。
農地、山林
小袋は破らずそのまま(バラ入れは軽くひとつまみ)水田、畑、畦
畔、及び農道のネズミ穴に投入するか、配置又はバラ撒きをして下
さい。果樹園では株元配置やバラ撒きをして下さい。使用の際は必
ず手袋を着用して下さい。
適用場所
使用方法
野ソが加害する
野ソ
農作物等
Z・P
劇
30~500g/10a
使用方法
(2)硫酸タリウム剤
適用作物名
対象害獣
野ソが加害する
野ソ
農作物等
薬剤名
区分
メリーネコタリウム
使用量
3~5粒/1穴
―
鼠穴に3~5粒あて投入する。
(3)ダイファシン系粒剤
適用作物名
対象害獣
野ソが加害する
野ソ
農作物等
薬剤名
ヤソヂオン
区分
劇
使用量
適用場所
使用方法
農地
本剤10~20gをそのままあるいは10~20gの小袋詰を鼠穴に投
入するか、野ソの通路に配置する。
適用場所
使用方法
200~300g/10a
◆モグラの防除
耕種的・物理的防除
○ 振動を嫌う性質があるので、ほ場のところどころに風車を立て、その振動が地中に伝わるようにする。
○ 周囲に深さ1m程度の溝を掘り、ほ場への侵入を防ぐ。
○ トンネルの本道に罠を仕掛けて捕殺する。この場合、人のにおいがつかないように素手では持たない。
忌避剤による防除
適用時期
作物栽培期間
対象害獣
薬剤名
区分
処理溝1m当たり 100g
モグラ
根雪前
野ソ
ビニール被覆前後
使用量
ネマモール粒剤30
劇
畑地
畑地(根雪地帯)
処理溝1m当たり 50g
畑の外周に深さ10cm程度の溝を掘り、本剤を散布後覆土・鎮圧す
る。
ビニールハウスの外周に深さ10cm程度の溝を掘り、本剤を散布後
ビニールハウス 覆土・鎮圧する。
※ 注意事項 ○ 定植前までに使用する。
○ ハウス内では原則として使用しない。やむをえず使用する場合は、は種、定植2~3週間前に使用する。
○ 処理時期は4~10月(10℃以上)、ただし、土壌が異常に乾燥している時や過度に湿っている時は使用しない。
○ トンネル、ポットキャップなどの栽培では、薬害の恐れがあるので日中の換気に十分注意する。
平成27年度花き類耕種的・物理的防除、発生予察に基づく防除
JA山形おきたま 花卉振興会
対象病害虫名
防除方法
1.ほ場周辺を含め、除草に努める。
2.連作をしない。
1.排水対策を徹底する。
病害全般
2.施設栽培では、過湿を防ぐため換気を図る。
1.土壌を蒸気消毒する。
病害虫名
消毒の方法
60℃で30分間または80℃以上10~15分間均一に行う。
立枯病、青枯病等の土壌病害
なお、カーネーションでは80℃以上10~15分間とする。
立枯病、青枯病などの 2.土壌を太陽熱消毒する。
土壌病害
ハウスでは、7月中旬~8月下旬の夏期高温時を利用して、約1ヶ月間ハウスを密閉して高温状態を保ち土壌中の線虫密度を低下させること
ができる。また、雑草の防除や土壌病害の抑制にも効果がみられる。
病害虫名
消毒の方法
病害虫全般
立枯病、青枯病等の土壌病害
ハウス土壌還元消毒
(塩類集積改善、連作
障害対策)
土壌還元消毒の項を参照。
1.有機質資材(10aあたりコフナMP300kg、米ぬか150 kg、鶏ふん堆肥300kg、牛ふん堆肥500kg)を施用し、耕土層よく混ざるように耕うんする。
2.耕うん後に、かん水チューブを90㎝間隔で設置し、透明のビニール等で地表全面を被覆した後に均一になるようかん水し、湛水状態にする。
※既存のかん水設備のある圃場では、かん水後に被覆してもよい。
3.ハウスを密閉し温度を確保する。『目標地温30度、20日間』、密閉後3~5日でどぶ臭が発生するのは還元化が進行している目安となる。
4.処理後は被覆資材を除去し、乾燥させた後、2~3階の耕うんにより十分な酸化状態に戻す。
1.アザミウマ等を介して感染が拡大するので、殺虫剤の適期防除を心がける。
2.繁殖用の球根、木子、球芽は健全株から採取する。
3.施設栽培では出入り口や側面に寒冷紗を張り媒介する昆虫の侵入を防ぐ。
4.発病株は直ちに抜き取り、圃場外に隔離し焼却する等、適切な処分をする。
ウイルス
5.発病株に触れた手で健全株に触れないようにする。
ウィロイド病害
6.汁液により感染するため、収穫に使うハサミは使用の度に家庭用塩素系漂白剤等の次亜塩素酸ナトリウムに15分浸漬し拭き取る。
※簡易的な処理方法として液に2分間浸漬後、20秒流水で洗い流して拭き取る方法もあります。
※防護メガネ・マスク・炊事用手袋は必ず着用する。
※金属製及びメラミン製の容器には入れない。※ハサミの金属が腐食することもあるので注意する。
1.ハダニの被害は直ぐに拡大するので、発生初期から適期防除を徹底する。
ハダニ類
2.茎葉への散水によりハダニの密度を減らすことが期待出来る。
◇物理的防除
チョウ害虫
・施設栽培では、出入り口や側面に寒冷紗を張る。
アブラムシ類
◇発生予察に基づく防除
コナジラミ類
・ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
アザミウマ類
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
◇耕種的防除
・施設では成虫の侵入を防止するため開口部に防虫ネット(白色、300番:1mm目以下)を設置する。
・施設において、害虫が視認出来ない防虫ネット(赤色、0.8mm、赤色領域620nm以上)をハウスサイドに設置する。
・成虫を絶食状態にすると数日で死滅するので、施設では収穫終了後完全に密閉し、さらに作物及び雑草を枯死させる。
ミカンキイロアザミウマ ・露地の発生ほ場では、収穫が終了したら被害植物は適切に処分する。
・ほ場及びほ場周辺の雑草にも寄生するので、除草を徹底する。
◇発生予察に基づく防除
・ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
◇ 耕種的防除
・連作をしない。
・抵抗性品種を作付けする。
・ネグサレセンチュウの発生しているほ場では、マリーゴールド(フレンチ種またはアフリカントール)を3ヶ月以上栽培(輪作)し、すき込む。
土壌線虫
・さといもとの輪作でキタネグサレセンチュウの密度を低下させることができる。
・ネコブセンチュウの発生しているほ場では、マリーゴールド(アフリカントール)やクロタラリア、ヘイオーツを3ヶ月以上栽培し、すき込む。
◇物理的防除
上記の「立枯病、青枯病等の土壌病害」の項 「2.土壌を太陽熱消毒する」参照。
・魚かす、油かす、米ぬか、牛糞、鶏糞、堆肥等、有機物を施用するとタネバエが発生しやすくなる。特に、未熟なものは完熟したものに比べ
タネバエ
発生が多くなる。有機物を施用する場合は、早めに施用してすき込むとともに出芽を促すため砕土を丁寧に行う。
◇耕種的防除
・湿潤な場所に発生が多いので、ほ場の排水を良くし、ほ場の環境を改善する。
ナメクジ類
・餌となる作物残渣や雑草などをほ場内から除去し、清潔にする。
カタツムリ類
・石灰の不足した酸性土壌に発生が多いので、定植前に石灰資材を施用し、中性からやや酸性の土壌に改良する。
・施設栽培では、夏季に太陽熱消毒を行うことによりハウス内のナメクジ類を完全に防除できる。
◇耕種的防除
・振動を嫌う性質があるので、ほ場のところどころに風車を立て、その振動が地中に伝わるようにする。
モグラ
・周囲に深さ1m程度の溝を掘り、ほ場への侵入を防ぐ。
・トンネルの本道に罠を仕掛けて捕殺する。この場合、人のにおいがつかないように素手では持たない。
平成27年度アルストロメリア病害虫防除基準
JA山形おきたま アルストロメリア振興部会
使用
時期
適用病害虫
生育期 灰色かび病
灰色かび病は多湿条件
下で発生しやすいため、
密植・茎葉の過繁茂は避
ける。
施設栽培においては換気
を行い、多湿にならないよ
うに注意する。
アブラムシ類
薬剤名
区分
使用
回数
注意事項
5回以内
発病初期に使用。高温時に薬害の恐れがあるので注意す
る。
8回以内
発病初期に使用。うどんこ病、黒斑病にも適用あり。
発生初期に使用
フルピカフロアブル
2,000倍
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
アフェットフロアブル
ゲッター水和剤
2,000倍
3回以内
1,000倍
5回以内
15g/10a
散布
ダクト内
投入
ボトキラー水和剤
(1日あたり)
コルト顆粒水和剤
4,000倍
4回以内
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用
を避ける。
スタークル顆粒水溶剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。コナジラミ類には2000倍、ハモグリバエ
類には1000倍(灌注1ℓ/㎡)で適用あり。
1,000倍
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のた
2回以内 め連用は避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内
とする。ハダニ類にも適用あり。
2,500倍
2回以内
発病初期に使用。高温時に薬害の恐れがあるので注意する。
オオタバコガ、ハモグリバエ類にも適用あり。
ロディー乳剤
劇
ディアナSC
アザミウマ類
使用量・希釈倍数
使用方法
―
発病前~発病初期に使用。
散布
アクタラ顆粒水溶剤
1,000倍
6回以内
発生初期に使用。ハモグリバエ類には2000倍で適用あり。
アファーム乳剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。オオタバコガ、ハモグリバエ類、ヨトウム
シ類には1000倍で適用あり。施設栽培のみ使用可。
1,000倍
6回以内
ベストガード水溶剤
1,000倍
4回以内
発生初期に使用。
チェス顆粒水和剤
5,000倍
4回以内
発生初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。
ミカンキイロアザミウマ
オンシツコナジラミ
コナジラミ類
スプラサイド乳剤40
劇
ラノーテープ
オオタバコガ
ヨトウムシ類
50㎡/10a
4回以内
発生初期に使用。
ノーモルト乳剤
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。
オルトラン水和剤
1,000倍
5回以内
発生初期に使用、アザミウマ類、アブラムシ類、アオムシにも適用あり。
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。ハダニ類、ミカンキイロアザミウマにも適
用あり。
劇
500倍
散布
―
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
バロックフロアブル
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫には効果があるが成虫には効
果なし。
ダニサラバフロアブル
1,000倍
2回以内
ピラニカEW
劇
エコピタ液剤
ウイルス病
栽培期間中、栽培施設内に設置する。
2,000倍
テデオン乳剤
4月中旬、7月中旬(梅雨明
け後)は必ず防除して下さ
い!多発してからでは効果
が得られません。
日頃から発生状況を観察
し、初期防除が重要です。
1回
フェニックス顆粒水和剤
コテツフロアブル
ハダニ類
作物体
の
付近に
設置
100倍
―
発病株は早期に抜き取り、適切に処分する。
※ウイルス病の症状がみられた土壌では、新植・改植を行う前に土壌消毒
を行う。
※ウイルスは、アブラムシ類・アザミウマ類などの媒介昆虫によって伝搬さ
れるので、それらの防除を徹底する。
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類、 うどんこ病、
アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
発病株に触れた手で健全株に触れない。ハサミ等も同様。
ハサミの消毒はビストロン等の第3リン酸ナトリウム液でこ
まめに行う。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。4月中旬、7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
※ ラノーテープの使用については各地区の園芸担当者に相談して下さい。
◇耕種的・物理的防除 灰色かび病: 多湿条件下で発生しやすいため、密植・茎葉の過繁茂は避ける。施設栽培においては、過湿にならないよう換気を行う。
◇発生予察に基づく防除 ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度デルフィニウム病害虫防除基準
JA山形おきたま 切花振興部会
使用
時期
適用病害虫
立枯病
定植前
白絹病
立枯病
生育期 白絹病
立枯病
薬剤名
ガスタード微粒剤
区分
劇
使用量・希釈倍数
使用方法
30kg/10a
使用
回数
1回
土壌混和
リゾレックス粉剤
50kg/10a
モンカットフロアブル40
注意事項
有効なガスが抜けないようにビニール被覆または鎮圧後
散水してください。特に地温が25℃以上の時には必ず被
覆して下さい。その他の注意事項が多いので商品のラベ
ルを要確認下さい。
1回
1,000倍
株元散布
3回以内
リゾレックス水和剤
500倍
土壌灌注
3ℓ/㎡
5回以内
サンヨール
500倍
8回以内 灰色かび病、アブラムシ類、ハダニ類にも適用あり。
発病初期に使用。灰色かび病、黒斑病、ハダニ類にも適
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
パンチョTF顆粒水和剤
2,000倍
灰色かび病
フルピカフロアブル
2,000倍
5回以内 発病初期に使用。
灰色かび病は多湿条件下
で
発生しやすいため、密植・
茎葉の
過繁茂は避ける。
ゲッター水和剤
1,000倍
5回以内 同成分のトップジンM水和剤と併せて5回以内とする。
うどんこ病
15g/10a
ボトキラー水和剤
(1日あたり)
8回以内 用あり。
散布
ダクト内
投入
EBI剤であるので耐性菌出現防止のため、EBI剤の総使用
2回以内 回数は2回以内とする。
―
発病前~発病初期に使用。
オンシツコナジラミ若齢幼虫
カルホス乳剤
劇
1,000倍
4回以内
オンシツコナジラミ
スプラサイド乳剤40
劇
1,000倍
6回以内
コナジラミ類
ベストガード水溶剤
1,000倍
4回以内 発生初期に使用。
コルト顆粒水和剤
4,000倍
4回以内 類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用を避け
1,000倍
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のた
2回以内 め連用は避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内
とする。ハダニ類にも適用あり。
オルトラン水和剤
1,000倍
5回以内 にも適用あり。
アファーム乳剤
1,000倍
5回以内 倍、ミカンキイロアザミウマには2,000倍で適用あり。施設
フェニックス顆粒水和剤
2,000倍
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。コナジラミ
る。
アブラムシ類
ロディー乳剤
劇
発生初期に使用。アオムシ、アザミウマ類、アブラムシ類
ヨトウムシ類
オオタバコガ
ハスモンヨトウ
テデオン乳剤
発生初期に使用。オオタバコガ、ハモグリバエ類は1000
散布
栽培のみ使用可。
4回以内 発生初期に使用。
500倍
―
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
バロックフロアブル
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫には効果があるが成虫には効
果なし。
ダニサラバフロアブル
1,000倍
カネマイトフロアブル
1,000倍
1回
100倍
―
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類 うどんこ病、
アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
-
ナメクジ類及びカタツムリ類の発生あるいは加害を受けた場所
または株元に配置する。
ハダニ類
ピラニカEW
4月中旬、7月中旬(梅雨明
け後)は必ず防除して下さ
い!
多発してからでは効果が
得られません。
日頃から発生状況を観察
し、初期防除が重要です。
劇
エコピタ液剤
発生時
カタツムリ類
ナメクジ類
スラゴ
1~5g/㎡
2回以内 発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
配置
シクラメンホコリダニにも適用あり。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。4月中旬、7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
※ リゾレックス粉剤、リゾレックス水和剤は同一成分を含み、総使用回数は5回以内とする。
◇ 耕種的・物理的防除 ;立枯病: 発病株は早期に抜き取り、適切に処分する。
灰色かび病: 多湿条件下で発生しやすいため、密植・茎葉の過繁茂は避ける。施設栽培においては、過湿にならないよう換気を行う。
◇ 発生予察に基づく防除 ;ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。 平成27年度ストック病害虫防除基準
JA山形おきたま 切花振興部会
使用
時期
は種又
は植付
前
適用病害虫
立枯病、萎凋病、
苗腐病
薬剤名
ガスタード微粒剤
区分
劇
使用量・希釈倍数
使用方法
30kg/10a
土壌混和
1回
株元散布
5回以内
アブラムシ類
定植時 アザミウマ類
ヨトウムシ類
オルトラン粒剤
6kg/10a
生育期 菌核病
トップジンM水和剤
1,500倍
フルピカフロアブル
2,000倍
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
灰色かび病
15g/10a
ボトキラー水和剤
アブラムシ類 アザミウマ類 ヨトウムシ類
劇
スカウトフロアブル
使用
回数
注意事項
有効なガスが抜けないようにビニール被覆または鎮圧後
散水してください。特に地温が25℃以上の時には必ず被
覆して下さい。その他の注意事項が多いので商品のラベ
ルを要確認下さい。
発生初期に使用。
5回以内
散布
(1日あたり)
ダクト内
投入
2,000倍
散布
5回以内
発病初期に使用。
8回以内
発病初期に使用。うどんこ病、黒斑病、ハダニ類にも適用
あり。
―
発病前~発病初期に使用。
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のため
2回以内 連用は避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内と
する。
◇下記より選んで若齢幼虫時に散布。同じ成分系の薬剤の連用は避けてください。
コナガ
ハスモンヨトウ
オルトラン水和剤(有機リン系)
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。アブラムシ類、アザミウマ類、アオムシ、
ヨトウムシ類、ハイマダラノメイガにも適用あり。
アファーム乳剤
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。オオタバコガ、ヨトウムシ類に1,000倍で
適用あり。ミカンキイロアザミウマに2,000倍で適用あり。
ノーモルト乳剤(IGR系)
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。高温時の散布は避ける。アオムシ、ヨト
ウムシ類にも適用あり。
トアロー水和剤CT(BT剤)
1,000倍
散布
―
発生初期に使用。
コテツフロアブル(その他)
劇
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。アオムシ、ヨトウムシ類、ミカンキイロア
ザミウマ、ハダニ類に適用あり。
プリンスフロアブル(その他)
劇
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。
2,000倍
4回以内
発生初期に使用。オオタバコガにも適用あり。
フェニックス顆粒水和剤
ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
植物成長調整剤
使用目的
使用時期
開花
促進
葉数10~14枚時と
その7~10日後
薬剤名
区分
ビビフルフロアブル
使用量・希釈倍数
使用方法
1,000倍
100ℓ/10a
茎葉散布
使用
回数
2回
注意事項
花芽分化した株には使用しない。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
◇ 耕種的・物理的防除:灰色かび病は、多湿条件下で発生しやすいため、密植・茎葉の過繁茂は避ける。施設栽培においては、過湿にならないよう換気を行う。
コナガ・ヨトウムシ類・アオムシ: 施設栽培では、ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
◇ 発生予察に基づく防除:ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度トルコぎきょう病害虫防除基準
JA山形おきたま トルコぎきょう振興部会
使用
時期
適用病害虫
薬剤名
使用
回数
注意事項
30kg/10a
土壌混和
1回
有効なガスが抜けないようにビニール被覆または鎮圧後散
水してください。特に地温が25℃以上の時には必ず被覆し
て下さい。その他の注意事項が多いので商品のラベルを要
確認下さい。
トリガード液剤
1,000倍
土壌灌注
1回
土壌灌注とあるが、ジョウロ等を使って2L/㎡に散布するこ
とである。
オルトラン粒剤
6kg/10a
株元散布
5回以内
発生初期に使用。
400倍
8回以内
発病初期に使用。
フルピカフロアブル
2,000倍
5回以内
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
株腐病、根腐病、
植付前
青枯病、立枯病
ガスタード微粒剤
クロバネキノコバエ
類
アブラムシ類、アザミ
定植時
ウマ類、ヨトウムシ類
生育期 炭疽病
ジマンダイセン水和剤
育苗中
区分
使用量・希釈倍数
使用方法
劇
散布
5回以内
発病初期に使用。
灰色かび病
アフェットフロアブル
2,000倍
3回以内
ゲッター水和剤
1,000倍
15g/10a
5回以内
ボトキラー水和剤
ヒラズハナアザミウマ
テルスターフロアブル
劇
ミカンキイロアザミウマ
モスピランジェット
劇
アザミウマ類
モスピラン顆粒水和剤
劇
コルト顆粒水和剤
(1日あたり)
ダクト内
投入
4,000倍
散布
2回以内
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のため
連用は避け、同一ほ場における総使用回数はスカウトフロ
アブルと合わせて2回以内とする。
50g/400㎥
くん煙
5回以内
発生初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。
(400㎥=床面積200㎡×高さ 2m)
5回以内
発生初期に使用。アブラムシ類にも4000倍で適用あり。
4,000倍
オオタバコガ
ハモグリバエ類
ハダニ類
4月中旬、7月中旬(梅雨明
け後)は必ず防除して下さ
い!多発してからでは効果
が得られません。
日頃から発生状況を観察
し、初期防除が重要です。
発病前~発病初期に使用
4,000倍
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
4回以内 コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用
を避ける。
アブラムシ類
ヨトウムシ類
―
スカウトフロアブル
劇
2,000倍
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のため
連用は避け、同一ほ場における総使用回数は、テルスター
2回以内 フロアブルと合わせて2回以内とする。
アザミウマ類にも適用あり。
コテツフロアブル
劇
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。蚕毒注意。ミカンキイロアザミウマ、ハダ
ニ類にも適用あり。
フェニックス顆粒水和剤
2,000倍
4回以内
発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
ディアナSC
2,500倍
2回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、ハモグリバエ類にも適用あり。
アクタラ顆粒水溶剤
2,000倍
6回以内
発生初期に使用。コナジラミ類に2,000倍で適用あり。ミカン
キイロアザミウマに1,000倍で適用あり。
アファーム乳剤
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。オオタバコガ、ヨトウムシ類に1,000倍で
適用あり。ミカンキイロアザミウマに2,000倍で適用あり。
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
ダニトロンフロアブル
1,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
バロックフロアブル
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫には効果があるが成虫には効
果なし。
カネマイトフロアブル
1,000倍
1回
卵・幼虫・成虫に効果がある。
ダニサラバフロアブル
1,000倍
2回以内
ピラニカEW
劇
エコピタ液剤
散布
100倍
―
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類、うどんこ病、
アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
植物成長調整剤
使用目的
使用時期
生育促進
生育期間中に
ロゼット化した時
薬剤名
ジベレリン
使用濃度・使用方法
50~100ppm
茎葉散布
使用
回数
1回
注意事項
30~40ℓ/10a
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。4月中旬、7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
※ オルトラン粒剤、オルトラン水和剤は同一成分を含み、総使用回数は5回以内とする。
◇ 耕種的・物理的防除:灰色かび病:は、多湿条件下で発生しやすいため、密植・茎葉の過繁茂は避ける。施設栽培においては、過湿にならないよう換気を行う。
シロイチモジヨトウ・ハスモンヨトウ: 施設栽培では、ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
◇ 発生予察に基づく防除:ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度ダリア病害虫防除基準
JA山形おきたま ダリア振興部会
使用
時期
適用病害虫
定植前 立枯病
生育期 立枯病
うどんこ病
灰色かび病
灰色かび病は多湿条件下で発生
しやすいため.密植・茎葉の過繁
茂は避ける。
施設栽培においては換気を行
い、多湿にならないように注意す
る.。
薬剤名
区分
使用量・希釈倍数
使用方法
使用
回数
リゾレックス粉剤
オーソサイド水和剤80
カリグリーン
サンヨール
50kg/10a
600倍
800倍
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
パンチョTF顆粒水和剤
2,000倍
フルピカフロアブル
2,000倍
5回以内
ゲッター水和剤
1,000倍
5回以内
500倍
土壌混和
注意事項
1回
8回以内
―
苗立枯病、茎腐病にも適用あり。
発病初期に使用。予防剤。
発病初期に使用。
灰色かび病、アブラムシ類、ハダニ類にも適用あり。
発病初期に使用。灰色かび病、黒斑病、ハダニ類にも適
8回以内 用あり。
散布
EBI剤であるので耐性菌出現防止のため、EBI剤の総使用
2回以内 回数は2回以内とする。
8回以内
4回以内
発生初期に使用。同成分のベストガード水溶剤と併せて
総使用回数は4回以内とする。
4,000倍
5回以内
発生初期に使用。アザミウマ類には2,000倍で適用あり。
コルト顆粒水和剤
4,000倍
4回以内
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用
を避ける。
スタークル顆粒水溶剤
オルトラン水和剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。コナジラミ類には2,000倍、ハモグリバエ
類には1,000倍(灌注1ℓ/㎡)で適用あり。
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、ヨトウムシ類、アオムシに
も適用あり。
ロディー乳剤
劇
1,000倍
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のた
2回以内 め連用は避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内
とする。ハダニ類にも適用あり。
アドマイヤーフロアブル
ハチハチフロアブル
アクタラ顆粒水溶剤
アファーム乳剤
劇
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。
劇
1,000倍
4回以内
発生初期に使用。
1,000倍
6回以内
発生初期に使用。ハモグリバエ類には2,000倍で適用あ
り。
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。オオタバコガ、ハモグリバエ類、ヨトウム
シ類には1000倍で適用あり。施設栽培のみ使用可。
オンシツコナジラミ
若齢幼虫
カルホス乳剤
劇
1,000倍
4回以内
コナジラミ類
ベストガード水溶剤
ノーモルト乳剤
1,000倍
4回以内
発生初期に使用。同成分のベストガード粒剤と併せて総使
用回数は4回以内とする。
2回以内
発生初期に使用。
ベストガード粒剤
モスピラン顆粒水溶剤
アブラムシ類
アザミウマ類
ミカンキイロアザミウマ
ヨトウムシ類
2g/株
劇
2,000倍
アディオン乳剤
コテツフロアブル
ハスモンヨトウ
マッチ乳剤
フェニックス顆粒水和剤
アクセルフロアブル
オオタバコガ
プレオフロアブル
ディアナSC
ハダニ類
テデオン乳剤
4月中旬、7月中旬(梅雨明け
後)は必ず防除して下さい! ピラニカEW
多発してからでは効果が得ら
れません。日頃から発生状況 バロックフロアブル
を観察し、初期防除が重要で
す。
ダニサラバフロアブル
茎葉部への散水により、ダニ
の密度を減らすことが期待出
エコピタ液剤
来ます。
劇
劇
生育期
株元散布
発病初期に使用。
散布
2,000倍
発生初期に使用。合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫
出現防止のため連用は避け、同一ほ場における総使用回
2回以内 数は2回以内とする。アブラムシ類、カメムシ類、ハマキムシ類にも
適用あり。
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。ハダニ類、ミカンキイロアザミウマにも適
用あり。ハダニ類では、卵・幼虫・成虫時に効果がある。
2,000倍
2,000倍
1,000倍
1,000倍
2,500倍
500倍
2,000倍
2,000倍
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。
4回以内
発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
6回以内
発生初期に使用。
2回以内
発生初期に使用。
2回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、ハモグリバエ類にも適用あり。
100倍
―
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
1回
発生初期に使用。卵・幼虫には効果があるが成虫には効
果なし。
2回以内
―
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類 、うどんこ病、
アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。4月中旬、7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
◇ 耕種的・物理的防除 ウイルス・ウィロイド性病害: 繁殖用の球根、球芽は健全株から採取する。発病株は早期に抜き取り、適切に処分する。
発病株に触れた手(ハサミ)で健全株に触れない。ハサミの消毒は家庭用塩素系漂白剤等の次亜塩素酸ナトリウム液でこまめに行う。
チョウ害虫、アブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類: 施設栽培では、ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
◇ 発生予察に基づく防除 ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度ダリア(露地)病害虫防除暦
JA山形おきたま ダリア振興部会
防除
時期
適用病害虫
4月~6月
立枯病
(定植前)
5月~6月
(定植時)
カルホス微粒剤F アブラムシ類
ベストガード粒剤
アオムシ、バッタ
アザミウマ類
土壌混和
1回
6kg/10a
作条処理
土壌混和
1回
2g/株
生育期
株元散布
1,000倍
600倍
うどんこ病
灰色かび病
サンヨール(1)
500倍
注意事項
4回以内 発生初期に使用。
6回以内
8回以内 苗立枯病、茎腐病にも適用あり。
散布
8回以内 発生初期に使用。アブラムシ類、ハダニ類にも適用あり。
ラムシ類、ヨトウム
シ類、アオムシ
オルトラン水和剤
1,000倍
ハダニ類
バロックフロアブル
2,000倍
うどんこ病
灰色かび病
サンヨール(2)
ミカンキイロアザミウマ
アクタラ顆粒水溶剤
1,000倍
6回以内 発生初期に使用。ハモグリバエ類には2,000倍で適用あり。
うどんこ病
灰色かび病
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(1)
2,500倍
8回以内 発病初期に使用。黒斑病、ハダニ類にも適用あり。
1,000倍
4回以内 発生初期に使用。
ハチハチフロアブル
オオタバコガ
フェニックス顆粒水和剤(1)
オンシツコナジラ
ミ若齢幼虫
カルホス乳剤
フルピカフロアブル(1)
プレオフロアブル
ピラニカEW
灰色かび病
8月下旬 オオタバコガ
ハダニ類
劇
2,000倍
劇
劇
1,000倍
2回以内 発生初期に使用。
2,000倍
ディアナSC
2,500倍
ハダニ類
ダニサラバフロアブル
1,000倍
うどんこ病
灰色かび病
サンヨール(3)
ヨトウムシ類
コテツフロアブル
1回
ロディー乳剤
灰色かび病
フルピカフロアブル(2)
オオタバコガ
フェニックス顆粒水和剤(2)
うどんこ病
灰色かび病
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(4)
アブラムシ類
モスピラン顆粒水溶剤
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫時に効果がある。
8月上旬、9月下旬、10月中旬の防除と合わせて総使用回数5回以内とする。
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
4回以内 コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用を避
ける。
散布
2回以内 発病初期に使用。高温時に薬害の恐れがあるので注意する。
2回以内 発生初期に使用。単剤で使用。
7月中旬・下旬の防除と合わせて総使用回数8回以内とする。
劇
2000倍
発生初期に使用。
散布
2回以内 ハダニ類、ミカンキイロアザミウマにも適用あり。
ハダニ類には卵・幼虫・成虫時に効果がある。
8月上旬、9月上旬、10月中旬の防除と合わせて総使用回数8回以内とする。
1,000倍
6回以内
散布
アブラムシ類
4回以内 発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
5回以内 発病初期に使用。 4,000倍
アクセルフロアブル
散布
2,000倍
コルト顆粒水和剤
オオタバコガ
発生初期に使用。
卵・幼虫時には効果があるが成虫には効果なし。
4回以内
アブラムシ類
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(3)
1回
1,000倍
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(2)
灰色かび病
うどんこ病
5回以内 発生初期に使用。
7月中旬、9月中旬の防除と合わせて総使用回数8回以内とする。
うどんこ病
灰色かび病
9月上旬 アザミウマ類
オオタバコガ
ハモグリバエ類
9月下旬
スミチオン乳剤
使用
回数
50kg/10a
オーソサイド水和剤80
8月上旬 アザミウマ類
9月中旬
劇
使用量・希釈倍数
使用方法
立枯病
7月中旬 アザミウマ類、アブ
8月中旬
区分
リゾレックス粉剤
カブラヤガ
6月下旬 類、ハマキムシ類、
7月下旬
薬剤名 ※()は回数
劇
1,000倍
アブラムシの発生が見られた時、単剤で防除する。合成ピ
レ剤であるので抵抗性害虫出現防止のため連用は避け、
2回以内 同一ほ場における総使用回数は2回以内とする。ハダニ
類にも適用あり。
8月下旬の防除と合わせて総使用回数5回以内とする。
10月上旬
10月中旬
※ 使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
2,000倍
散布
4回以内 発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
8月上旬、9月上旬・下旬の防除と合わせて総使用回数5回以内とする。
劇
4,000倍
散布
5回以内 発生初期に使用。アザミウマ類にも2,000倍で適用あり。
平成27年度ヒマワリ病害虫防除基準
JA山形おきたま 切花振興部会
使用
時期
適用病害虫
薬剤名
区分
使用量・希釈倍数
使用方法
使用
回数
注意事項
ベストガード粒剤
2g/株
べと病、茎腐病
黒斑病、立枯病
苗立枯病
オーソサイド水和剤80
600倍
8回以内
斑点病
ゲッター水和剤
1,000倍
5回以内
灰色かび病にも適用あり。※トップジンM水和剤は同一成
分を含み、総使用回数は5回以内とする。
菌核病
トップジンM水和剤
1,500倍
5回以内
ゲッター水和剤は同一成分を含み、総使用回数は5回以
内とする。
うどんこ病
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
2,500倍
8回以内
発病初期に使用。灰色かび病、黒斑病、ハダニ類にも適
用あり。
灰色かび病
フルピカフロアブル
2,000倍
5回以内
発病初期に使用。
スタークル顆粒水溶剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。コナジラミ類には2000倍、ハモグリバエ
類には1000倍(灌注1ℓ/㎡)で適用あり。
コルト顆粒水和剤
4,000倍
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
4回以内 コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混用
を避ける。
オルトラン水和剤
1,000倍
5回以内
アザミウマ類、ヨトウムシ類、アオムシ、タバコガにも適用
あり。発生初期に使用。
1,000倍
2回以内
合成ピレ剤であるので抵抗性害虫出現防止のため連用は
避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内とする。ハ
ダニ類にも適用あり。
アクタラ顆粒水溶剤
1,000倍
6回以内
発生初期に使用。ハモグリバエ類にも2000倍で適用あり。
アファーム乳剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。オオタバコガ、ハモグリバエ類、ヨトウム
シ類にも1000倍で適用あり。施設栽培のみ使用可。
生育期 アブラムシ類
アブラムシ類
ロディー乳剤
ミカンキイロアザミウマ
劇
株元散布
散布
4回以内
発生初期に使用。
オンシツコナジラミ
若齢幼虫
カルホス乳剤
劇
1,000倍
4回以内
オンシツコナジラミ
スプラサイド乳剤40
劇
1,000倍
6回以内
チェス顆粒水和剤
5,000倍
4回以内
発生初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。
ベストガード水溶剤
1,000倍
4回以内
発生初期に使用。ベストガード粒剤は同一成分を含み、総
使用回数は4回以内とする。
ノーモルト乳剤
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。ミカンキイロアザミウマ、ハダニ類にも適
用あり。
2,000倍
4回以内
発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
500倍
―
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
バロックフロアブル
2,000倍
1回
発生初期に使用。卵・幼虫には効果があるが成虫には効
果なし。
ダニサラバフロアブル
1,000倍
2回以内
コナジラミ類
ヨトウムシ類
コテツフロアブル
オオタバコガ
フェニックス顆粒水和剤
ハダニ類
テデオン乳剤
4月中旬、7月中旬(梅
雨明け後)は必ず防除
して下さい!
多発してからでは効果
が得られません。
日頃から発生状況を観
察し、初期防除が重要
です。
ピラニカEW
劇
劇
エコピタ液剤
100倍
―
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類、 うどんこ病、
アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。4月中旬、7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
◇ 耕種的・物理的防除 ;立枯病: 高温・多湿は発生を助長するので、施設で換気をはかり、加湿にならないようにする。排水を良くする。
チョウ害虫・アブラムシ類・コナジラミ類・アザミウマ類: 施設栽培では、ハウスの出入口や側面に300番:1mm目以下の白の防虫ネットを張る。
◇ 発生予察に基づく防除 ;ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度啓翁桜病害虫防除基準
JA山形おきたま 枝物振興部会
使用
時期
適用病害虫
病枝切除後 てんぐ巣病
発芽前
カイガラムシ類
生育期
カイガラムシ類幼虫
(臨時防除)
薬剤名 ※()は回数
区分
トップジンMペースト
使用量・希釈倍数
使用方法
原液
スプレーオイル
使用
回数
塗布
5回以内
50倍
アプロードフロアブル
注意事項
病枝切除後に使用。トップジンM水和剤は同一
成分を含み、総使用回数は5回以内とする。
―
1,000倍
6回以内
散布
ナシマルカイガラムシの発生が見られる園で、
積雪等により発芽前の防除ができなかった場合
は、融雪後から開花前までに散布をしてもよい。
新梢伸長期
(開花始期~ 幼果菌核病
満開期)
トップジンM水和剤
1,000倍
発病初期に使用。
うどんこ病、ごま色斑点病、輪紋葉枯病、斑点
症にも適用あり。炭疽病には1,500倍で適用あ
5回以内 り。
トップジンMペーストは同一成分を含み、総使用
回数は5回以内とする。
展葉始期~
展葉期
サンリット水和剤
2,000倍
3回以内
5月中旬
コスカシバ雄成虫
スカシバコン
5月下旬
カイガラムシ類幼虫
(ウメシロカイガラムシ)
スプラサイド乳剤40(1)
50~150本
/10a
枝等に
まきつけ
固定する
―
成虫発生期に設置。
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。
フェニックスフロアブル
4,000倍
2回以内
発生初期に使用。
アメリカシロヒトリ
トアロー水和剤CT
1,000倍
ケムシ類
シャクトリムシ類
アクセルフロアブル
1,000倍
6回以内
4,000倍
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防
止のため連用は避け、同一ほ場における総使
2回以内 用回数は2回以内とする。オビカレハには2000
倍で適用あり。
7月上中旬 ケムシ類
劇
―
散布
発生初期に使用。イラガ類にも適用あり。
発生初期に使用。
ケムシ類
シャクトリムシ類
トレボン乳剤
7月上旬
カイガラムシ類幼虫
(ナシマルカイガラムシ)
スプラサイド乳剤40(2)
劇 5月下旬、8月中旬の防除と合わせて総使用回数5回以内とする。
8月中旬
カイガラムシ類幼虫
(ウメシロカイガラムシ)
スプラサイド乳剤40(3)
劇 5月下旬、7月上旬の防除と合わせて総使用回数5回以内とする。
9月上中旬 アメリカシロヒトリ
植物成長調整剤
使用
時期
休眠覚醒期
(促成開始前)
休眠期
(促成開始前)
除草剤
使用
時期
雑草
生育期
7月上中旬の防除と合わせて総使用回数以内とする。
7月上中旬で使用した薬剤とは異なるものを使用し、耐性病害虫出現の防止に努める。
使用目的
休眠打破による
発芽促進
薬剤名
ヒットα 10
20~50倍 切り枝全面
CX-10
適用雑草名
使用濃度・使用方法
20~50倍
薬剤名
液量/希釈水量(10a当たり)
使用方法
ラウンドアップマックスロード
200~500mℓ
/50~100ℓ
バスタ液剤
300~500mℓ
/100~150ℓ
一年生雑草
散布又は
切り枝浸漬
注意事項
1回
温湯処理と併用する場合は、低温遭遇時間によ
り20~50倍で効果が期待できる。
1回
温湯処理と併用する場合は、低温遭遇時間によ
り20~50倍で効果が期待できる。
使用
回数
注意事項
4回以内
雑草茎葉
作物に飛散しないように注意する。
3回以内
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 温湯処理と併用する場合の低温遭遇時間の目安は800時間以下です。低温遭遇時間については農業技術普及課にご確認下さい。
◇ 耕種的・物理的防除 ;幼果菌核病: 園地の圃場環境改善のため、消雪後全面耕うんし、被害葉、被害果をすき込むとともに地表面の乾燥を図る。
発病の多い枝は、切り取り適正に処分する。除草を徹底する等、過湿とならないよう園地を管理する。 コスカシバ: コスカシバの食入した所にはヤニ(虫糞)が出ているので見つけしだい捕殺する。
◇ 発生予察に基づく防除 ;ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。 ※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度キク病害虫防除基準①
JA山形おきたま 切花振興部会
使用
時期
適用病害虫
挿し芽時 白さび病
植付前
立枯病
半身萎凋病
センチュウ類
(ハガレセンチュウを除く)
定植時 アザミウマ類
マメハモグリバエ
アブラムシ類
生育期 白さび病
※6月上中旬に防除を徹
底する
薬剤名
区分
バシタック水和剤75
クロピクテープ
ガスタード微粒剤
500倍
散布
劇 110m/100㎡
土壌くん蒸
マメハモグリバエ
1回
消石灰などのアルカリ性肥料の施用直後に本剤を処理す
ると作物に有害な物質をつくる他、注意事項が多いので
商品のラベルを要確認下さい。
有効なガスが抜けないようにビニール被覆または鎮圧後
散水してください。特に地温が25℃以上の時には必ず被
覆して下さい。その他の注意事項が多いので商品のラベ
ルを要確認下さい。
2g/株
生育期
株元散布
生育期
株元散布
4回以内
発生初期に使用。1g/株でアブラムシ類にも適用あり。
5回以内
但し、6kg/10aまで
アンビルフロアブル
1,000倍
2回以内
発病初期に使用。うどんこ病にも適用あり。耐性菌出現防
止のため、同系統のアンビルフロアブル、トリフミンジェット
は連用しない。また、併せて2回以内とする。
500倍
8回以内
発病初期に使用。
トリフミン乳剤
1,000倍
2回以内
EBI剤は耐性菌出現防止のため、同系統のアンビルフロ
アブル、トリフミンジェットは連用しない。また、併せて2回
以内とする。
ピリカット乳剤
1,000倍
6回以内
発病初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。2000倍でう
どんこ病にも適用あり。
500倍
5回以内
発病初期に使用。
2,500倍
8回以内
うどんこ病、黒斑病、灰色かび病、ハダニ類にも適用あり。
2g/株
ジマンダイセンフロアブル
100g/400㎡
トップジンM水和剤
1,500倍
ダコニール1000
1,000倍
散布
温室、ビニールハウス等密閉できる場所で使用。EBI剤は
耐性菌出現防止のため、同系統のアンビルフロアブル、ト
くん煙 2回以内
リフミン乳剤等は連用しない。また、併せて2回以内とす
る。
5回以内
6回以内
黒斑病にも適用あり。
500倍
8回以内
発生初期に使用。うどんこ病、灰色かび病、白さび病、黒
斑病、アブラムシ類、ハダニ類にも適用あり。
スタークル顆粒水溶剤
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。カメムシ類、コナジラミ類に2000倍、ハ
モグリバエ類に1000倍(灌注1ℓ/㎡)で適用あり。
コルト顆粒水和剤
4,000倍
4回以内
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混
用を避ける。
オルトラン水和剤
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、アオムシ、ヨトウムシ類、
マメハモグリバエ、オオタバコガにも適用あり。
2回以内
合成ピレスロイド剤であるので抵抗性害虫出現防止のた
め連用は避け、同一ほ場における総使用回数は2回以内
とする。ハダニ類にも適用あり。
散布
散布
ロディー乳剤
劇
1,000倍
アドマイヤーフロアブル
劇
2,000倍
5回以内
発生初期に使用。アザミウマ類にも適用あり。
5,000倍
6回以内
発生初期に使用。
4回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、ハモグリバエ類、白さび
病にも適用あり。
5回以内
発生初期に使用。温室、ビニールハウス等密閉できる場
所で使用。
4回以内
発生初期に使用。コナジラミ類、アブラムシ類にも適用あ
り。
ウララ50DF
オンシツコナジラミ
発病初期に使用。親株に散布後、すぐに挿し穂を採り、挿
し芽を行う。
ダントツ粒剤
アドマイヤー1粒剤
サンヨール
オンシツコナジラミ若齢幼虫
5回以内
1回
トリフミンジェット
ミカンキイロアザミウマ
注意事項
土壌混和
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
アブラムシ類
使用
回数
30kg/10a
劇
バシタック水和剤75
褐斑病
使用量・希釈倍数
使用方法
ハチハチ乳剤
劇
1,000倍
モスピランジェット
劇
50g/400㎥
ベストガード水溶剤
くん煙
1,000倍
アーデント水和剤
1,000倍
アクタラ顆粒水溶剤
カルホス乳剤
スプラサイド乳剤40
トリガード液剤
1,000倍
発生初期に使用。合成ピレスロイド剤であるので抵抗性
害虫出現防止のため連用は避け、同一ほ場における総
散布 2回以内 使用回数はアディオンフロアブル、スカウトフロアブル等と
合わせて2回以内とする。アブラムシ類、ハダニ類にも適
用あり。
6回以内
発生初期に使用。ハモグリバエ類にも2000倍で適用あり。
マメハモグリバエにも適用あり。
劇
1,000倍
散布
4回以内
劇
1,000倍
散布
6回以内
1,000倍
散布
4回以内
発生初期に使用。
平成26年度キク病害虫防除基準②
JA山形おきたま 切花振興部会
使用
時期
適用病害虫
生育期 ヨトウムシ類
薬剤名
ノーモルト乳剤
4月中旬、7月中旬(梅雨明け
後)は必ず防除して下さい!
多発してからでは効果が得ら
れません。
日頃から発生状況を観察し、
初期防除が重要です。
茎葉部への散水により、ダニ
の密度を減らすことが期待出
来ます。
注意事項
2回以内
発生初期に使用。高温時の散布は避ける。
2,000倍
2回以内
発生初期に使用。ミカンキイロアザミウマ、ミナミキイロア
ザミウマ、オオタバコガ、ハダニ類、ノアワダチソウグンバ
イにも適用あり。
アファーム乳剤
1,000倍
5回以内
発生初期に使用。ミカンキイロアザミウマ、ハモグリバエ
類、オオタバコガにも適用あり。施設栽培のみ使用可。
アクセルフロアブル
1,000倍
6回以内
発生初期に使用。シロイチモジヨトウにも適用あり。
フェニックス顆粒水和剤
2,000倍
4回以内
発生初期に使用。ハスモンヨトウにも適用あり。
プレオフロアブル
1,000倍
2回以内
発生初期に使用。
ディアナSC
2,500倍
2回以内
発生初期に使用。アザミウマ類、ハモグリバエ類に
も適用あり。
アニキ乳剤
1,000倍
6回以内
ハスモンヨトウにも適用あり。マメハモグリバエには
1,000倍で適用あり。
1,000倍
1回
発生初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。
卵・幼虫・成虫に効果がある。
バロックフロアブル
2,000倍
1回
発生初期に使用。
卵・幼虫には効果があるが成虫には効果なし。
カネマイトフロアブル
1,000倍
1回
卵・幼虫・成虫に効果がある。
1,000倍
2回以内
アブラムシ類にも適用あり。
卵・幼虫・成虫に効果がある。
1,000倍
2回以内
発生初期に使用。卵・幼虫・成虫に効果がある。
―
気門封鎖剤、発生初期に使用。コナジラミ類、うどんこ
病、アブラムシ類にも適用あり。有機JAS適合資材。
ピラニカEW
ハダニ類
使用
回数
2,000倍
コテツフロアブル
オオタバコガ
区分
使用量・希釈倍数
使用方法
劇
劇
サンマイトフロアブル
ダニサラバフロアブル
劇
エコピタ液剤
散布
100倍
植物成長調整剤
使用目的
使用時期
さし木の
発根促進及び
開花促進、
伸長抑制
オキシベロン液剤
使用
回数
10秒挿し穂
基部浸漬
1回
エスレル10
500~1000倍
全面散布
3回以内
生育期
ジベレリン
25~100ppm
茎葉散布
2回以内
生育期
ビーナイン顆粒水溶剤
1,000倍~
1,500倍
茎葉散布
4回以内
摘芯時または定植後1週間
以内及びその後10~14日毎
草丈伸長促進
節間の
使用濃度・使用方法
2倍
ー
発生根数の増加
開花抑制
薬剤名
注意事項
株全体がぬれる程度散布する。
施設栽培に限る。
※ 薬剤を対象病害虫ごとに剤型、価格順に整理しています。総使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ 耐性菌の出現、抵抗性害虫の出現を防止するため、同一薬剤の連用、多数回使用は避けて下さい。
※ 散布を行う際には、周辺農作物へ飛散しないように十分配慮して下さい。
※ 殺ダニ剤は単剤で散布して下さい。(ハダニ類は、初期防除が肝心です。7月中旬の防除は必ず行って下さい。)
◇ 耕種的・物理的防除 ;白さび病、黒さび病: 無病のうど芽を植え付ける。罹病葉は早期に摘み取り適切に処分する。
えそ病: 発病株からさし穂を取らない。
黒斑病・褐斑病: 密植を避ける。窒素室肥料の過用を避ける。
◇ 発生予察に基づく防除 ;ほ場内外の作物体付近に粘着トラップを設置し、対象病害虫の発生時期や発生量(飛来・侵入・増殖の状況)を早期に把握し、低密度時に
防除を徹底する。※アブラムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類は黄色、アザミウマ類は青色に誘引される。
平成27年度小菊病害虫防除暦
JA山形おきたま・切花振興部会
防除時期
お盆
彼岸
適用病害虫
5月上旬 5月下旬 アザミウマ類
(摘心後)
6月上旬 6月上旬
(整枝後) (摘心後)
区分
使用量・希釈倍数
使用方法
ダントツ粒剤
2g/株
白さび病
ジマンダイセンフロアブル(1)
500倍
アザミウマ類
アブラムシ類
ヨトウムシ類
オルトラン水和剤
白さび病
バシタック水和剤75(1)
アブラムシ類
ハチハチ乳剤
白さび病
ピリカット乳剤
マメハモグリバエ
カルホス乳剤
白さび病
アブラムシ類
(定植時) (定植時) マメハモグリバエ
5月下旬
薬剤名 ※()は回数
株元散布
使用
回数
注意事項
4回以内 発病初期に使用。
8回以内
発生初期に使用。アオムシ、マメハモグリバエ、オオタバ
1,000倍
5回以内 コガにも適用あり。
500倍
5回以内 発病初期に使用。
発生初期に使用。アザミウマ類、ハモグリバエ類、白さび
1,000倍
4回以内 病にも適用あり。
1,000倍
6回以内 あり。
1,000倍
4回以内
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(1)
2,500倍
8回以内 ニ類にも適用あり。
コルト顆粒水和剤
4,000倍
4回以内 コナジラミ類にも適用あり。アルカリ性の強い薬剤との混
ヨトウムシ類
ノーモルト乳剤(1)
2,000倍
2回以内 発生初期に使用。
白さび病
バシタック水和剤75(2)
500倍
5回以内 発病初期に使用。
アブラムシ類
ウララ50DF
5,000倍
6回以内 発生初期に使用。
白さび病
ジマンダイセンフロアブル(2)
ミカンキイロアザミウマ
アクタラ顆粒水溶剤
1,000倍
ハダニ類
バロックフロアブル
2,000倍
劇
アブラムシ類にも適用あり。2,000倍でうどんこ病にも適用
6月中旬
6月下旬
劇
発病初期に使用。うどんこ病、黒斑病、灰色かび病、ハダ
発生初期に使用。IBR剤新しいタイプの殺虫剤。
用を避ける。
7月上旬
7月中旬
500倍
8回以内
発生初期に使用。ハモグリバエ類には2000倍で適
6回以内 用あり。
1回
発生初期に使用。卵・幼虫時には効果があるが成
虫には効果なし。
散布
7月下旬
8月上旬
発病初期に使用。EBI剤は耐性リスクが高いのでパンチョTF顆
白さび病
アンビルフロアブル(1)
1,000倍
2回以内 粒水和剤等と併せて総使用回数は2回以内とする。
オオタバコガ
ハスモンヨトウ
フェニックス顆粒水和剤
2,000倍
4回以内 発生初期に使用。
ハダニ類
ダニサラバフロアブル(1)
1,000倍
2回以内 発生初期に使用。卵・幼虫・成虫時に効果がある。
ヨトウムシ類
ハダニ類
コテツフロアブル
2,000倍
2回以内 ザミウマ、オオタバコガ、アワダチソウグンバイにも適用
オオタバコガ
プレオフロアブル
1,000倍
2回以内 発生初期に使用。
ハダニ類
ピラニカEW
白さび病
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(2)
2,500倍
8回以内 ニ類にも適用あり。
ノーモルト乳剤(2)
2,000倍
2回以内 発生初期に使用。
ハダニ類
アブラムシ類
カネマイトフロアブル
1,000倍
白さび病
アンビルフロアブル(2)
1,000倍
2回以内 粒水和剤等と併せて総使用回数は2回以内とする。
ディアナSC
2,500倍
2回以内 発生初期に使用。
ハダニ類
ダニサラバフロアブル(2)
1,000倍
2回以内 発生初期に使用。卵・幼虫・成虫時に効果がある。
白さび病
ジマンダイセンフロアブル(3)
500倍
オオタバコガ
ハスモンヨトウ
アニキ乳剤
劇
発生初期に使用。ミカンキイロアザミウマ、ミナミキイロア
あり。
8月中旬
8月下旬 ヨトウムシ類
アザミウマ類、オオ
9月上旬 タバコガ、ハモグリ
バエ類
9月中旬
※ 使用回数は薬剤の1作期における最高散布回数です。
※ ダニ剤は単剤で散布して下さい。
劇
1,000倍
1,000倍
1回
発生初期に使用。アブラムシ類にも適用あり。卵・幼虫・成虫時
に効果がある。
発病初期に使用。うどんこ病、黒斑病、灰色かび病、ハダ
1回
卵・幼虫・成虫に効果がある。
発病初期に使用。EBI剤は耐性リスクが高いのでパンチョTF顆
8回以内
6回以内 発生初期に使用。マメハモグリバエにも適用あり。