～美術品等の取扱いが変わります～
平成２６年１２月２５日、国税庁より法人税基本通達の一部改正について公表されまし
た。
今回の通達改正により、取得価額が１００万円未満の一定の美術品等については減価償
却資産に該当するものとされます。
＜取得価額が１００万円未満の美術品等の取扱い＞
美術品等の資産に係る減価償却の取扱いの改正が行われました。
美術年鑑等の掲載の有無の判断基準を廃止し、古美術品や古文書等以外の美術品等で１点
１００万円未満のもの（時の経過で価値が減少しないものは除かれる）を減価償却資産と
して取り扱うこととされます。
＜適用時期＞
この改正は、平成２７年１月１日以後に取得する美術品等について適用されます。
ただし、平成２７年１月１日前に取得をした非減価償却資産で管理する美術品等につい
ても経過的取扱いがあります。
改正により減価償却資産と取り扱えるものについては、同日以後最初に開始する事業年度
（適用初年度）から減価償却資産に該当するものとして取り扱う場合には、今後は減価償
却資産として償却できます。
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