3.八幡平自然探勝路(初級コース)

3大展望所 モッコ岳 茶臼岳 源太森
3.八幡平自然探勝路
登山口~石段~見返り峠~キスゲ通り~八幡沼展望台・ガマ沼~頂上~眼鏡沼~登山口
(1,578m)
1,595m
草の湯分岐
黒谷地
10 分
高層湿原
八幡平頂上
1,613m
15 分
源田分れ
陵雲荘
蒸ノ湯
八幡沼と源太森
面積 6.1ha 深さ 22m
八幡沼
標高 1,574 東西 600m 南北 200m
火口 5~7 個
m
5分
春の八幡平頂上
周囲 1.5km
みくり沼
キ
ス
ゲ
通
り
八幡沼湿原と木道
展望台
眼鏡沼
面積1.3h
深さ 9m
至鹿角市
25 分
25 分
周囲0.5km
火口2~3
鏡沼
7分
水青く見えるのは、硫黄コロイドを含む
爆裂火口
地塘
水コーヒー色 泥炭湿原のため
ガマ沼
「釜沼」がなまって「ガマヌマ」
高層湿原
WC
見返り峠1,605m
樹林帯の木道
15 分
石
段
八幡沼と源太森
岩手山の眺望
木道と八幡沼
アスピーテライン
P
無料駐車場
W
C
樹海ライン
レ
ス
ト
ハ
ウ
ス
有
料
駐
車
場
八幡沼と木道
至八幡平市
岩手山
3.八幡自然探勝路
登山口~石段~見返り峠~キスゲ通り~八幡沼展望台・ガマ沼~頂上~眼鏡沼~登山口
一周約4Km、所要時間1,5~2時間、遊歩道は整備されている。
高山植物、眺望は☆☆☆☆☆(五星)である。
県境の登山口
秋田と岩手の県境が登山口、観光道路アスピーテラインは昭和45年開通。
鏡沼コース分かれ
左は山頂への最短ルート、右の石段を登るより楽に早く進める。
見返り峠展望台 (1,605m)
遠くに岩手山 ・ モッコ岳 ・ 秋田駒岳 ・ 早池峰山 ・ 鳥海山の山々、近くに標高1,400mの藤七
温泉の眺望出来る。
眼下の斜面には雪田があり、コバイケイソウ ・ キッコウキスゲ等高山植物の花が見られる。
樹林際の湿原
イワイチョウ ・ カラマツソウ ・ モミジカラマツ ・ コバイケイソウは花穂をよく見ると、頂に咲く花だ
けが実り側枝に咲いた花は茶色に枯れる。茎頂の花は雌雄両性化で側枝の花はオシベ。
高層湿原
八幡平で最もよく発達した典型的な湿原。しゃがんで見ると湿原が凸レンズ状に盛り上がって見え
る。泥炭が発達して層を作り低層、中間湿原、高層湿原へと変化してゆく。
食虫植物のムシトリスミレ、モウセンゴケが見られる。
キスゲ通り
ニッコウキスゲが一面に咲き誇る場所から命名された。
遅くまで残雪があり、植物の生育状況が他の所と異なる。
ヒメシャクナゲ ・ショウジョウバカマ ・ クルマユリ等が見られる。
みくり沼 (実栗沼)
水中にホソバノタマミクリが浮かぶので実栗沼。
アオノツガザクラ(ツツジ科) ・ オオバスノキ ・ ミヤマホツツジ等木道沿いに見られる。
八幡沼 (火口湖) 爆裂火口
湖面の標高1,574m、東西600m、南北200m、深水22.4m、面積6,1ha、火口5~7個の火口
湖、ガマ沼、めがね沼、鏡沼と十数個の爆裂火口が連なっており、6,000年前の水蒸気爆発によって
形成されたと言われている。
踏圧に弱い湿原 高山植物と湿原を皆で守ろう
アスピーテライン開通前 ・ 木道が整備される前は、登山や休憩により踏圧に弱い湿原や高山植物
を痛め付けた。それに、流水の浸食が拍車をかけた。