文脈分からないので違うかもしれませんが、"intermediate asymptotics

文 脈 分 から な いの で違う か も しれ ま せん が、 "intermediate asymptotics"で し ょう か
http://www.annualreviews.org/doi/abs/10.1146/annurev.fl.04.010172.001441。
ちょっと刺激されたので連投します。
これ、修士のときに概念を偶然知って、自分の言葉で再定式化して、より一般的な研究の
可能性を夢想していた。でも修士のときに何もできないまま、3年後に大野さんに初めて
あったとき、いきなりこれを RG で定式化する話を白板で聞いた。preprint の前の段階で、
ひっくり返った。
イリノイ RG はここから始まった。
そういう経緯もあって僕も後追い的に大分考えたけど、
(自分たちの力不足で)期待したほどの進展はなかった。この点は、大野さんと位置づけ
が違っているように感じる。
でも概念の大事さは変わっていないと思う。ミクロからみたときの赤外カットオフ、マク
ロからみたときの紫外カットオフの存在こそが、異なるミクロ世界とマクロ世界をつなぐ
ものだから。
例えば、溶液中の微粒子に対して水分子が及ぼす力の相関時間より十分大きく、微粒子の
運動量の緩和時間よりも十分短い時間をとって、その時間で平均した力を考えることで、
溶媒分子の運動と微粒子の運動をつなぐことができると期待される。
ただ、技術がついていっていない。ランジュバン方程式のミクロからの導出も残念ながら
まだ完全には(僕には)できない。
(あと少しでできそうなのだけど、完全には見えていな
い。
)intermediate asymptotics というテクがあればいいのだが...。