形成外科専門医研修プログラム

形成外科専門医研修プログラム
1. プログラム責任者
小川令(日本医科大学形成外科学主任教授、大学院形態機能再生再建医学教授、日本医科大学附
属病院形成外科・美容外科部長)
2. 応募資格
日本国医師免許を有し、2年間の初期臨床研修を終了した者。但し、平成15年度以前の医師免
許取得者については、2年間以上の外科系の教育を受けた者とする。
3. 定員
約6名、男女は問わず、しかし外科医として研修に耐え得る心身ともに健康な医師。
4. 専門研修施設(平成25年現在)
<主たる研修病院>
日本医科大学付属病院形成外科・美容外科(日本形成外科学会認定施設):小川令部長
日本医科大学武蔵小杉病院形成外科(日本形成外科学会認定施設):村上正洋部長
日本医科大学千葉北総病院形成外科(日本形成外科学会認定施設):秋元正宇部長
<研修施設>
会津中央病院形成外科・美容外科(日本形成外科学会認定施設)福島県会津若松市
北村山公立病院形成外科(日本形成外科学会教育関連施設:申請予定)山形県東根市
博慈会記念総合病院形成外科・美容外科(日本形成外科学会教育関連施設)東京都足立区
筑西市民病院形成外科・皮膚科(日本形成外科学会教育関連施設:申請予定)茨城県下館市
大浜第1病院皮膚科形成外科(日本形成外科学会教育関連施設)沖縄県那覇市
東戸塚記念病院形成外科・外科(日本形成外科学会教育関連施設)神奈川県横浜市
<その他の研修参加施設>
日本医科大学付属病院高度救命救急センター 東京都文京区
日本医科大学多摩永山病院外科・麻酔科 東京都多摩市
船橋総合病院形成外科・外科 千葉県船橋市
小山記念病院形成外科
茨城県鹿嶋市
行徳総合病院形成外科
千葉県市川市
その他医師非常勤施設・レーザー医療施設 各地に多数あり
5. 主な指導専門医と指導分野(肩書きは平成26年4月)
小川令教授
皮膚悪性腫瘍治療、リンパ浮腫治療、熱傷治療、瘢痕・ケロイド治療、マイクロサージャリー
秋元正宇教授
頭蓋学顔面外科、マイクロサージャリー、コンピューターシミュレーション外科、医療情報学
村上正洋教授
広範囲熱傷、皮弁外科、顔面外傷、眼瞼下垂、漏斗胸
土佐真美子講師
ケロイド治療、先天異常治療
岩切致講師
褥瘡、マイクロサージャリー、手の外科、皮弁外科
赤石諭史講師
コンピューターシミュレーション外科、ケロイド治療、外傷治療、レーザー治療
石井和博客員教授(待遇)
形成外科・皮膚科一般、病院管理学
青木律非常勤講師
美容外科、レーザー治療、皮膚外科、皮膚悪性腫瘍治療
大久保正智非常勤講師
形成外科・皮膚科一般、美容外科、レーザー治療、病院管理学
かづきれいこ非常勤講師
メイクアップ治療、心理療法
佐野和史非常勤講師
手の外科、骨・軟骨疾患治療
水野博司客員教授(順天堂大学主任教授)
形成外科一般、皮弁外科、組織工学、美容外科後遺症、論文指導
三橋清非常勤講師
形成外科・皮膚科一般、美容外科・美容医療、ケロイド治療
6. 育成期間
約4年間で日本形成外科学会専門医を取得させることを目標とする。なお、その期間には日本
形成外科学会認定施設のみならず、教育関連施設に短期間派遣され研修を受けることがある。
<研修内容>
研修は形成外科的な手術手技の獲得のみならず、患者さんを人間として見る目を育成し、医師
主導に偏らない態度の習得に努める。
マイクロサージャリーの技術を習得させ、かつ切断指再接着や皮弁外科に対応できるように習
熟させる。あわせて、先天異常、広範囲熱傷や顔面外傷、悪性腫瘍摘出後再建などに対応できる
手技を習得させる。
また、将来美容外科を履修したい者がいればその基礎となる形成外科手技と倫理観を習得させ
る。
<研修期間中に修得する手技の目安>
研修2年以内;
種々の形成外科的縫合法、皮膚疾患の診断、皮膚皮下腫瘍の摘出、植皮術、簡単な皮弁手術、熱
傷の管理と再建手術、皮膚あるいは軟部組織悪性腫瘍の診断、顔面外傷の治療、顔面骨骨折の診
断、顔面神経麻痺の診断、先天異常の診断、美容外科とくにレーザー療法、褥瘡の管理、下腿潰
瘍の診断と治療、嵌入爪など爪変形の治療、腋臭症・陥没乳頭の手術、普遍的な皮弁外科、ケロ
イドの手術
研修4年以内;
リンパ節廓清術、種々の区域皮弁と遊離皮弁手術、不全唇裂の形成術、褥瘡の手術、マイクロサ
ージャリーによる組織移植・切断指などの再接着、手の形成外科、皮膚あるいは軟部組織悪性腫
瘍の手術、顔面骨骨折の手術、顔面神経麻痺の静的再建術、軽度の先天異常の手術、眼瞼下垂手
術、漏斗胸の手術、乳房・顔面異物除去手術、簡単な美容外科、抗加齢治療(レーザーなど)
研修5年以降;
種々の遊離皮弁手術、唇顎口蓋裂の手術、小耳症手術、広範囲熱傷再建外科、乳房再建、頭頸部
外科、顔面神経麻痺の動的再建術、四肢の形成外科、外陰部の形成外科、顔面骨切り術、美容外
科
7.学位取得
同時に研究生となり、最短6年間で医学博士号を取得可能である。それには、研修期間中に臨
床または基礎医学研究(基礎医学教室出向可)を行い新事実を見い出し英語論文にすることが必
要である。
ちなみに、大学院医学研究科入学生は4年間で卒業すれば学位を取得できるが、その間有給に
なれない。
8.国内・国外留学
希望があれば、研修期間中でも許可する場合がある。また、専門医取得後は複数の、教室の海
外提携施設(米国、豪州、英国、中国などにあり)に留学することができる。
9.現在の日本医科大学形成外科学講座の研究課題(いずれの項目も国際的に評価されているも
のである)
1)超薄皮弁・微小血管付加超薄皮弁の基礎と臨床
2)新しい穿通枝付加遊離皮弁の開発に関する解剖学的研究
3)遊離血管束移植によるFlap Prefabrication と同種血管束移植による再生組織移植の研究
4)ケロイドの生化学的・分子遺伝学的解析ならびに電子線治療
5)各種オリジナル皮弁法とコンピュータシミュレーション外科
6)レーザー・光療法からリハビリテーションメイクアップまで駆使したアンチエージング療法
の開発と研究、
7)美容医療用生体内埋入異物の解析と異物後遺症の基礎と臨床
8)頸部・胸部・腹部・背部・下腿部の筋皮穿通枝の解剖学的研究
9)体性幹細胞による組織工学(脂肪組織からの神経、骨、骨髄、軟骨、筋肉、脂肪などの再生
法の開発)
10)組織工学による臓器や軟部組織の開発と血管付き移植に関する研究
11)豊胸術後遺症患者の乳房再建法の開発
12)再生医学を応用した創傷治癒の研究
13) メカノバイオロジー・メカノセラピー研究
10.応募手続き
日本医科大学形成外科における専門医研修プログラムに参加を希望する場合は、締め切り日①週
間前までに以下の連絡先に、「当教室入局を希望する理由」、「期待する研究課題」「将来の希
望」を略記した文書(形式・長さとも自由)を、履歴書を添えて申し込むこと。追って面談の期
日を通知します。また、問い合わせは下記e-mail にて随時受け付けます。
連絡責任者および資料送付先:
〒113-8603 文京区千駄木1-1-5
日本医科大学付属病院形成外科医局長 赤石諭史
Tel:03-5814-6208
宛
Fax:03ー5685-3076
電子メールでの問い合わせ先:
e-mail: [email protected](赤石)