さんちゃしゃみ 三 茶 鶴澤清治 × 杉本博司 三 味 日 時: 二 〇 一 五 年 一 〇 月 二 十 三 日 金 十 九 時 開 演 二 十 四 日 土 十 四 時 開 演 二 十 五 日 日 十四時開演 会 場: 世 田 谷 パブ リックシアター 主 催: 公 益 財 団 法 人 小 田 原 文 化 財 団 ~ 三味 線 音楽を聴く ~ 空 間 構 成: 杉 本 博 司 監 修: 野 川 美 穂 子 出 演 者: 豊竹呂勢大夫 人 [ 形浄瑠璃文楽座 太夫] 鶴澤清治 人 [ 形浄瑠璃文楽座 三味線] 鶴澤清志郎 人 [ 形浄瑠璃文楽座 三味線] 鶴澤清馗[人形浄瑠璃文楽座 三味線] 鶴澤寛太郎[人形浄瑠璃文楽座 三味線] ﹁聴く﹂は﹁気来︵き く︶ ﹂に由 来 するとい う 説 が ありま 三 茶 三 味 によせて 杉本博司 ◎公 演 日 程 [金] 十九時開演 二〇一五年十月 二十三日 二十四日[土] 十四時開演 さんちゃしゃみ 柳 は 緑 花 は 紅 と 昔 の人は 申しました。今 さ らの ように、 す︵日 尾 荊 山﹃ 燕居 雑 話﹄ ︶ 。 ﹁気に 満 ちた音が 耳に入っ 二十五日[日] 十四時開演 て来る﹂、それが﹁聴く﹂であるとい う のです。音 に 耳 あ たり まえのことが あ た りま えのよ うにしてある、そのこ 一般 ︵ 全席指定・税込︶ ︵ 三階席 ︶ 円 ︵一階・二階席︶ 円 席 ◎前売開始 席 ◎チケット料金 ◎会場 世田谷パブリックシアター を 傾 け 、音 の息 吹 を と り こみ、音 が 鳴 り 響 く 空 間も とが 人生に は 肝 要で ございます。 とにはっと 気 が付 く。存在の不可 思 議 に想い至 る というこ 三 茶 一緒 に感じとること、それが﹁聴く﹂という行為と言え るのか も し れ ま せん。 に柳かな﹂というのが ございます。いやなことがあっても 風 柳に風とも 申します。江戸の川 柳に﹁気に入らぬ風もあろう 今回の公 演 は、三味 線 音楽 を﹁聴く﹂ことにこだわり、 に身を まかせて争わない、憲 法 第 もう一つ川 柳﹁ 手折られる 人に 薫 るや 梅 のはな﹂。 梅 の 枝 条の 解 釈でございます。 その楽しさを発見しよう、という 催しです。三味線は、 は 折られても人によい香り をはこんでくれる、敗 戦後の日 [土] ・一般 発 売 月 日 % 時 ︵ 世田 谷パブリ ックシアターチケッ 03 -5432-1515 割 引︵付 添 者は 託 児 サービスのご案内 ︵定 員あり・要予約 ︶ ※ 料金 円 対 象 生後 ヶ月 以上 歳未満︵ 障害の トセンター ︶ へ までに 名 まで無料︶ 申込 ご 希 望 日の 前日 車 椅子スペースのご案内︵定 員あり・要予約 ︶ ※ 料金 席︵車椅子スペースが該当するエリア︶料金よ り 携帯 ︵ 10:00 ∼ 19:00 ︶ 03-5432-1515 P C http://setagaya-pt.jp/ http://setagaya-pt.jp/m/ 世田谷パブリックシアターチケットセンター ◎チケット取扱い 25 三 味 永 禄 年間︵一五 五 八∼一五 七〇︶ に琉 球 から日 本の本土に伝 本 文 化の 指針 でございま す。 ける。近頃 にない本 物 の贅 沢でございます。 柳 と 梅 、二 曲 の 屏 風の 前 で 三 味 線 の 名 曲の 音 色 に 耳を 傾 えられた 楽 器 と推 測 され、以来、歌や語 り な ど、人間 ~ 三味 線 音楽を聴く ~ の声とともに、楽しまれてき ました。さ ま ざ ま な ジャ ンルの三味 線 音 楽 があり、それぞれに、声の表現 も三 味 線の音色 も 異なります。今回 取 り 上げるのは、大坂 生まれの義 太夫 節 。江戸時代の前 期、十七世紀の終わ りに成立した 浄 瑠 璃であ り、音楽によって、物 語の世 界 を生 き 生き と 描き出します。 主催 公益財団法人小田原文化財団 企画制作 公益財団法人小田原文化財団 4 5 0 0 7 1 プログラム 一 鼎談 公演は三部構成です。第一部の鼎 談 には、公演日 それ ぞれに異なるメンバーが登 場し、三味 線 音楽のよもや いとうせいこう ︵作 家・クリエーター︶ 世田谷パブリックシアター 提携 公益財団法人せたがや文化財団 後援 世田谷区 4 0 0 0 ︵ 世 田 谷 パブリックシ 03 -5432-1526 開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。 ※ ご 了 承 ください。 未 就 学 児童 は ご入場いただけません。 ※ アター︶ へ 日前の正午ま でに あるお 子 様について は ご相 談 ください︶ 申込 ご 希 望日の 6 二十三日[金] 山村友五郎 ︵日本舞 踊・山村流六世宗家︶ 会員 ︶鶴澤清治が構成する﹁三味線組曲﹂を演奏。第三 野川美穂子 ︵東 京 藝術 大 学 講師︶ 二十四日[土] 尾上菊之丞 ︵日本舞踊・尾上流四代家元 ︶ 協力 ロンドン ギャラ リー株式会社 助成 日本万国 博 覧会 基金 B A A 2 0 0 0 ま話に花を 咲かせま す。第二部では、人間国宝 ︵芸術院 部では義 太夫 節の﹁卅三間堂 棟由来﹂︵ 平 太郎 住家より 木遣り 音頭の段 通 称﹁柳﹂︶を 素 浄 瑠璃 の形 式で演奏 野川美穂子 ︵東 京 藝術 大 学 講師︶ 他 東急田園都市線 三軒茶屋駅(渋谷より2 駅・5 分)より します。数 ある 義太夫 節のなかでも人気の高い名作で TEL 03-5432-1526 す。﹁柳﹂の 演奏は鶴 澤清 治です。 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂 4-1-1 野川美穂子 ︵東 京 藝術 大 学 講師︶ ◉お問い合せ 公益財団法人小田原文化財団 ︵ 平日 11: 00 ∼ 17:00 ︶ TEL 03 -3473 -5235 http://www.odawara-af.com 9 世田谷パブリックシアター 二十五日[日] 杉本博司 ︵現 代 美 術 作 家︶ 他 二 義太夫節 鶴澤清治構成「三味線組曲」 鶴澤清志郎 ︵人 形浄 瑠璃 文楽 座 三味線︶ 鶴澤清馗 ︵人 形浄 瑠璃 文楽 座 三味線︶ 鶴澤寛太郎 ︵人 形浄 瑠璃 文楽 座 三味線︶ 三 義太夫節「卅三間堂棟由来」( 通称「柳」) 豊竹 呂 勢 大夫 ︵人形 浄 瑠璃 文楽座 太夫︶ 鶴 澤清治 ︵人形 浄 瑠 璃文楽 座 三味 線︶ 19 10 地下通路にて直結/世田谷線三軒茶屋駅となり 会場の空間構成 は現代美術 作 家の杉本博 司。東京では 初 公開となる杉本作品﹁月下紅白梅図﹂、安土桃山時代 から江戸時 代にかけて 活 躍した長 谷 川 等 伯 ︵一五三 九 ∼ 一六一〇 ︶ の作品﹁四季柳図屏風﹂な どが舞台を 彩 ります。 江戸時 代には、贅 を尽 くした座敷でも楽し まれた三味 線 音 楽。 ここ︿三茶﹀の世田 谷パブリックシアターで、 ︿三 味 ﹀ の 音︵ね︶にじっくりと耳を傾 け、空間 とと もに、音の 魅 力 を 堪 能 してく ださい。 3 9
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