MULTI CAMERA ADAPTER MCA037T 取付説明書 マルチカメラ接続アダプター 本製品は、トヨタ車メーカーオプションのフロントカメラ、リアカメラを市販のモニター(ナビゲーション)に接続するためのアダプ ターです。 ●アイシス ANM10・15/ZNM10 H17.12〜H19.4 テレビジョンカメラコントローラー位置:モニターユニット奥 内容物一覧(取り付け前に必ずご確認ください) ●マルチカメラ接続アダプター(ハーネス)×1 ●オス→メス変換アダプター ×2 ●オスギボシ&スリーブ ×各1 ●エレクトロタップ ×1 ●メスギボシ&スリーブ ×各1 ●結束バンド ×2 ●取付/取扱説明書(本書)×1 H15.8〜H17.4 1. リムーバーを使用して、インストパネルCRTを取り外します。 :ツメ 注意事項の定義について 注意」 「 、 警告」 「 、 :クリップ 重要」 に区分しており、 それぞれ次の意味をあらわします。 危険 守らないと、 死亡や重傷などの重大な結果に結びつく可能性が高いもの 注意 守らないと、 車両および製品を破損、 または故障させるおそれがあるもの 警告 守らないと、 法律に違反するおそれがあるもの 重要 本製品を使用する上で知っておいていただきたいこと インストパネルCRT インストパネルASSY 3. ツメを浮かせて、インストパネルレジスター(モニター左のエアコン 吹出口)を取り外します。 危険 ●取り付け作業前に、必ずバッテリーマイナス端子を外して車両側の電源を遮断してください。電源を遮断しない状況での取り付けは、ショートや感 電など重大事故につながります。 ●シートレールやペダルなどに噛み込まれたり、挟まれる可能性のある場所など、運転に支障をきたす場所には本製品を絶対に設置しないでください。 インストパネルレジスター 重要 ●本製品に市販のカメラは取り付けできません。 ●バッテリーのマイナス端子を外す前に、オーディオ機器などの設定内容をメモしておき、取り付け完了後に再入力してください。入力方法は機器の 取扱説明書をご参照ください。 ●取り付けるモニター(ナビゲーション)にリアカメラ入力端子(ピンジャック)があることを確認してください。 ●配線やケーブルの長さが足りない場合は、延長用の配線やピン端子ケーブルを別途ご用意ください。 ●本製品を使用して発生した事故、違法行為、車両の故障または破損などの責任は一切負いません。 ●カメラ類を点検・修理に出す際は、必ず本製品を取り外してください。アフターパーツ類(本製品を含む)を取り付けている場合、メーカー保証の対象 外となることがあります。 2. 助手席シートを前方へスライドさせます。 3. 助手席シート下のクリップ(6カ所)を外し、リアカバーを取り外し ます。 リアカバー :ツメ クリップ :クリップ 4. ツメ、クリップを浮かせて、モニターパネルを取り外します。 モニターパネル 4. 助手席シート下のクリップ(2カ所)を外し、フロントカバーを取り外 します。 フロントカバー :ツメ :クリップ 5. ボルトを外して、モニターユニットを取り外します。 モニターユニット :クリップ 5. 助手席下にあるテレビジョンカメラコントローラーの40ピンコネ クターを探します。 6. モニターユニット取り付け位置の奥にある、テレビジョンカメラコン ご相談窓口 トローラーの40ピンコネクターを探し、本製品を割り込ませます。 サービス(技術的なお問い合わせ・修理受付) お電話 086-486-0442 1. バッテリーのマイナス端子を外します。 助手席シート 注意 ●本製品の取り付けには、専門知識が必要です。製品の取り付けは販売店または整備工場などにご依頼ください。 ●本製品の取り付け前に、ディスクなどのメディア類はすべてユニットから取り出してください。 ●本製品取り付けの際、静電気の帯電にご注意ください。静電気の放電によって機器が故障するおそれがあります。 ●コネクターを外す際は、コネクターの抜け防止爪をしっかり押し込み、まっすぐ引き抜いてください。コネクターを無理に引っ張ると、コネクターや ユニットが破損する恐れがあります。 ●コネクターを接続するときは、奥まで(カチッと音がするまで)確実に差し込んでください。 ●配線部分は絶対に引っ張らないでください。断線、接触不良を引き起こすおそれがあります。 ●必要に応じて配線部を結束バンドで固定してください。固定しないとコネクターの接触不良や、配線が断線するおそれがあります。 ●本製品を取り付ける際は、ハーネス、配線がパネルやシートレール、ペダルなどに噛み込まれたり挟まれる可能性のある場所には絶対に設置しないで ください。製品の破損やハーネス断線などの原因となります。 テレビジョン カメラコントローラー 2. ツメを浮かせて、インストパネルASSYを取り外します。 :ツメ 注意事項 【受付時間】月曜日〜金曜日 10:00〜12:00 / 13:00〜17:30 (年末年始/祝日など、弊社休業日を除く) メールでのお問い合わせ(PC) メールでのお問い合わせ(スマートフォン) http://www.datasystem.co.jp/support/mail/ http://www.datasystem.co.jp/sp/support/ 株式会社 データシステム ■ [ 本 社 ] 東京都新宿区新宿1-18-2 ANH10・15/MNH10・15 テレビジョンカメラコントローラー位置:助手席シート下 モニターユニット ●本製品を取り付けるためには、別売品の当社製マルチカメラコントローラー(MCC292)、またはマルチカメラスプリッター (MCS293)が必要です。別途ご用意ください。 ●一部車種は、フロントカメラが特殊なために映像が乱れ、純正ナビに表示されていた映像とは異なる表示となります。該当 する車種は最新適合表でご確認ください。 危険」 「 、 ●アルファード テレビジョン カメラコントローラー 【重要】取り付け前に 注意事項は 「 MCA037T-1512YUM-1 テレビジョンカメラコントローラー位置一覧 http://www.datasystem.co.jp/ ■ [倉敷支社] 岡山県倉敷市神田1-1-11 本書は著作権法で保護されています。本書に記載の一部、 または全部 (デザイン含む) を (株) データシステムの許諾・許可なしに無断で転用・複製・改変・掲示・頒布・販売・出版などおこなうことを固く禁じます。 テレビジョンカメラコントローラー 40ピンコネクター 40ピンコネクター (白) テレビジョンカメラコントローラー MCA037T-1512YUM-2 テレビジョンカメラコントローラー位置一覧 ●アルファードハイブリッド ATH10 H15.7〜H17.4 テレビジョンカメラコントローラー位置:センターコンソールボックス内 ●イプサム ACM21・26 H15.10〜H21.12 テレビジョンカメラコントローラー位置:グローブボックス上部 テレビジョン カメラコントローラー 1. グローブボックス横のストッパーをグローブボックスから取り外し ます。 テレビジョン カメラコントローラー グローブボックス ストッパー 1. バッテリーのマイナス端子を外します。 2. グローブボックス下のツメを浮かせ、グローブボックスを取り外し 2. 助手席シートを後方へスライドさせます。 ます。 グローブボックス 3. 助手席側のコンソールボックスパネルを取り外します。 :ツメ :ツメ 3. 助手席下から見上げて、テレビジョンカメラコントローラーを探し ます。 :クリップ 助手席側コンソールボックスパネル 4. センターコンソールボックス内にある、テレビジョンカメラコント ローラーの40ピンコネクターを探します。 テレビジョンカメラコントローラー ●ヴォクシー/ノア AZR60G・65G H16.9〜H17.7 テレビジョンカメラコントローラー位置:助手席シート下 40ピンコネクター テレビジョン カメラコントローラー MCA037T-1512YUM-3 取り付け方法 本書は次の3点を前提にして説明しています。 ●メーカーオプションナビゲーションを取り外して新しいモニター(ナビゲーション)が取り付けられていること。 ●当社製マルチカメラコントローラー (MCC292) 、またはマルチカメラスプリッター(MCS293)が取り付けられていること。 1.MCC/MCSの【コントロールスイッチ】を押して、電圧可変出力線 (黄線)の出力電圧を、テスターで測定しながら「6V」に調整します。 ●配線やケーブルの長さが足りない場合は、延長用の配線やピン端子ケーブルを別途ご用意ください。 重要 ●本製品を取り付ける際は、当社製マルチカメラコントローラー(MCC292)、またはマルチカメラスプリッター(MCS293)の取付説明書も併せてご参照ください。 ●必ずテスターを使用して電圧を調整してください。 ●電圧は、 【コントロールスイッチ】を押してから20秒間 出力されます。調整中に電圧が出力されなくなったら、 もう一度【コントロールスイッチ】を押してください。 使用しません 赤線:ACC電源線 10Aヒューズ 白線:右ウインカー入力線 イグニッションスイッチをACCの位置にしたときに、 12Vを出力する線に接続してください 使用しません 必要に応じて、 ナビのガイドライン表示やメッセージ表示(「周囲の安全状況を直接確認してください 」 など) を非表示に設 定してください (非表示にできない機種もあります) 。 使用しません 危険 「ナビのリバース信号入力線」は、必ず「車両側の配線」から切り離してください。 黒線:アースへ 「ナビのリバース信号入力線」 と 「車両側の配線」がつながっていると、走行中にMCS/MCCを操作したときにバッ クアップランプが点灯し、 大変危険です。 ●カットした 「ナビのリバース信号入力線」 は、 オススリーブとオスギボシを取り付け、MCS/MCCの「リバース信号出 力線 (紫線)」 と接続します。 ●カットした 「車両側の配線」 は、 ビニールテープなどで絶縁処理してください。 バッテリーのマイナス端子と直結している、ボディの金属部分に 接続してください MCC/MCSの「CAMERA IN」 と 「CAMERA OUT」 にピン端子を接続する前に、 必ずこの黒線をGNDへ接続し、電源が入ることを確認してください。 ※MCC/MCSに電源が入ると、 3秒後に 【コントロールスイッチ】 が点灯します。 これは、MCC/MCSが疑似的にリバース信号を出力し、強制的にナビをリアカメラ画面に切り替えるために起こります。 これにより、車両が後退しているとナビが判断し、 ナビ画面上の自車位置も後退します。 この配線は、電圧の調整機能付き電源線です。 黄線 MCA037T 電圧 低 そのため、 ナビが目的地の案内をしているときは、 MCC/MCSの使用時間をできるだけ短くしてください。 電圧 高 ※不正確になった自車位置は、MCC/MCSの動作停止後にナビのGPSで補正されます(補正にかかる時間はGPSの受信状況などにより変わります)。 「6V」 に調整 のカメラ入力端子に接続します。 ●リア[B]………… 【CAMERA IN】 の 「R」 へ ※使用しないカメラ出力端子は、 テープで絶縁処理してください。 ※カメラが非装着の場合は、 ケーブルを接続しても映像は出力されません。 5.本製品の黄線を、MCC/MCSの電圧可変出力線(黄線)に接続し 黄線 電圧可変出力線(6V) 車両側の配線 バックアップ ランプ ①カットする コントロール スイッチ 4.本製品のカメラ出力端子(フロント[F]/リア[B])をMCC/MCS 黄線 リバース信号出力 カメラ電源入力 に本製品を割り込ませます。 ⇒参照 「テレビジョンカメラコントローラー位置一覧」 ます。 ②オススリーブ/オスギボシを 取り付ける 紫線 3.テレビジョンカメラコントローラーを探し、40ピンコネクター ●フロント[F]…… 【CAMERA IN】 の 「F」へ 本機の動作中はナビの自車位置が不正確になります。 重要 注意 必ず出力電圧を6Vに調整してください。 調整しないで接続すると、 カメラが破損します。 2.バッテリーのマイナス端子を外して、6分間待ちます。 リバース信号出力線 (紫線) の接続 灰線:左ウインカー入力線 電圧の調整方法 1.カメラを接続する前に、 カメラ配線以外の接続作業を済ませ、MCC/MCSが動作 可能な状態にしておきます。 2.トリマーが反時計方向に回りきっていることを確認し、 【コントロールスイッチ】 を押 します ( 【コントロールスイッチ】 が点滅します) 。 3.電圧可変出力線にテスターを当てながらトリマーを回して、出力電圧を 「6V」 に調 整してください。 ※電圧は、 【コントロールスイッチ】 を押してから20秒間出力されます。 ※必ずテスターを使用して電圧を調整してください。 電圧 高 MCC292/MCS293 電圧可変出力線調整トリマー 橙線:12V出力線 黄線:電圧可変出力線 電圧 低 6.本製品の緑線を、MCC/MCSのリバース信号入力線(緑線)に接 続します。 緑線 緑線 リバース信号入力線 黒線 緑線 アースへ リバース信号出力 7.本製品の黒線を、ボディーアースに接続します。 ナビの リバース信号入力線 緑線:リバース信号入力線 テレビジョン カメラコントローラー 8.MCC/MCSの橙線(12V出力線)、灰線(左ウインカー入力線)、 白線 (右ウインカー入力線) をテープで絶縁処理します。 メニュー AV TRACK MCC292 ※橙線 (12V出力線) 、灰線 (左ウインカー入力線) 、白線 (右ウインカー入力線)は使 用しません。 現在地 ナビやモニター - VOL + MULTI CAMERA CONTROLLER 9.左図を参照し、紫線(リバース信号出力線)を接続します。 AUX フロントカメラ出力 F CAMERA IN【F】 【別売】 MCC292 または MCS293 リアカメラ用 映像入力端子へ 10.ナビやMCC/MCSが動作する状態まで復元して、 バッテリー のマイナス端子を接続します。 リアカメラ出力 B CAMERA IN CAMERA IN【R】 F R CAMERA OUT S 11.MCC/MCSを動作させて、 接続したカメラの映像が表示され るか確認します。 車両側 40 ピンコネクター CAMERA OUT :信号の流れ 12.コード類を取り回し、取り外したパネル類を元に戻して取り付 け作業は終了です。
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