ひふみアカデミー 2015年9月の運用報告 2015/09/08(火) レオス・キャピタルワークス株式会社 金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第1151号 加入協会: 一般社団法人 投資信託協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 本日の内容 Part Ⅰ 8月の運用状況 Part Ⅱ 米国 利上げについて Part Ⅲ 中国 株式市場・経済について Part Ⅳ 今後の運用と注目点 1 2015年8月の振り返り 2015/7/31を100として算出 104.0 102.0 100.0 98.0 96.0 94.0 92.0 90.0 ひふみ投信 88.0 ▲4.62% TOPIX(配当込) ▲7.36% 86.0 84.0 82.0 (Bloombergよりレオス・キャピタルワークス作成) 2 過去のひふみ:リーマンショック (%) 140 100 90 120 80 70 100 60 50 80 40 30 60 20 10 40 08/09 2008/9/30=100 2008/9/30~2009/9/30 0 08/12 現金比率(右軸) 09/03 ひふみ投信 09/06 09/09 TOPIX(配当込み) レオス・キャピタルワークス作成。当運用は、株式組入比率50~100%の変動型運用です。 ベンチマークを設けておりませんが、TOPIX(配当込み)を参考としております。当該実績は、過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。 3 過去のひふみ:東日本大震災 (%) 120 100 東日本大震災 90 110 80 約4ヶ月 70 100 60 50 90 40 30 80 20 10 70 0 11/01 2011/1/31=100 2011/1/31~2011/7/29 11/03 現金比率(右軸) 11/05 ひふみ投信 TOPIX(配当込み) レオス・キャピタルワークス作成。当運用は、株式組入比率50~100%の変動型運用です。 ベンチマークを設けておりませんが、TOPIX(配当込み)を参考としております。当該実績は、過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。 4 過去のひふみ:5.23ショック (%) 120 100 5.23ショック 約5ヶ月 110 90 80 70 100 60 90 50 40 80 30 20 70 10 60 0 13/04 2013/4/30=100 2013/4/30~2013/10/31 13/06 現金比率(右軸) 13/08 ひふみ投信 13/10 TOPIX(配当込み) レオス・キャピタルワークス作成。当運用は、株式組入比率50~100%の変動型運用です。 ベンチマークを設けておりませんが、TOPIX(配当込み)を参考としております。当該実績は、過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。 5 2015年8月の振り返り 主体別売買動向(3市場+先物) (億円) 15,000 10,000 5,000 外国人先物 0 外国人現物 -5,000 投信 個人 -10,000 -15,000 8月4週 8月3週 8月2週 8月1週 7月5週 7月4週 7月3週 7月2週 7月1週 6月4週 6月3週 6月2週 6月1週 5月4週 5月3週 5月2週 -20,000 5月1週 東証 (日本取引所グループよりレオス・キャピタルワークス作成) 6 8月の業種別騰落率(2015/7/31~2015/8/31) その他製品(東証1) 繊維製品(東証1) パルプ・紙(東証1) 建設業(東証1) 金属製品(東証1) 医薬品(東証1) 情報・通信業(東証1) 精密機器(東証1) 海運業(東証1) 食料品(東証1) 不動産業(東証1) 卸売業(東証1) 電気・ガス業(東証1) ガラス・土石製品(東証1) 保険業(東証1) 陸運業(東証1) サービス業(東証1) 化学(東証1) 小売業(東証1) 電気機器(東証1) 水産・農林業(東証1) 空運業(東証1) 鉱業(東証1) 石油・石炭製品(東証1) 非鉄金属(東証1) 銀行業(東証1) ゴム製品(東証1) 機械(東証1) 輸送用機器(東証1) その他金融業(東証1) 証券・商品先物取引(東証1) 倉庫・運輸関連(東証1) 鉄鋼(東証1) -20.0 2.6 2.4 1.9 1.3 ▲ 2.1 ▲ 2.5 ▲ 2.9 ▲ 4.7 ▲ 5.8 ▲ 6.0 ▲ 6.2 ▲ 6.9 ▲ 7.3 ▲ 7.3 ▲ 7.6 ▲ 7.7 ▲ 7.9 ▲ 8.0 ▲ 8.3 ▲ 8.5 ▲ 8.7 ▲ 8.8 ▲ 9.1 ▲ 9.2 ▲ 9.2 ▲ 9.6 ▲ 9.9 ▲ 9.9 ▲ 10.6 ▲ 11.2 ▲ 12.5 ▲ 12.6 ▲ 14.5 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 (Bloombergよりレオス・キャピタルワークス作成) 7 保有銘柄推移 2015年 8月末 国内株式 92.91% 現預金 7.09% 銘柄数 110 2015年 7月末 国内株式 91.10% 現預金 8.90% 銘柄数 103 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 3076 9418 8473 4755 3769 6594 8252 9830 2206 2427 あい ホールディングス 3.48% U-NEXT 2.98% SBIホールディングス 2.55% 楽天 2.25% GMOペイメントゲートウェイ 2.03% 日本電産 1.88% 丸井グループ 1.84% トラスコ中山 1.76% 江崎グリコ 1.70% アウトソーシング 1.70% Top 10 合計 22.17% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 3076 9418 4755 8306 6619 8473 3769 2427 8252 4293 あい ホールディングス 4.07% U-NEXT 2.57% 楽天 2.13% 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2.07% ダブル・スコープ 2.03% SBIホールディングス 2.01% GMOペイメントゲートウェイ 1.88% アウトソーシング 1.86% 丸井グループ 1.78% セプテーニ・ホールディングス 1.72% Top 10 合計 22.12% (マザーファンドの純資産総額に対する割合) 8 (銘柄紹介)ダブル・スコープ(6619) 会社紹介 リチウムイオン電池セパレータの専業メーカー。本社は日本にあ るが、生産は韓国、販売先は主に米国や中国。 投資視点 市場拡大が見込まれるリチウムイオン電池の安全性を 決定づけるセパレータを製造。販売先は従来の中国依 存から韓国、北米にも広げ、安定的な成長が可能に。 株価と業績推移 株価(円) 営業利益(百万円) 600 2,500 2,000 400 1,500 200 1,000 0 500 0 11/12 期間: 2011/12~2015/8 株価は月末株価 個別銘柄を推奨するものではありません -200 -400 12/10 13/08 営業利益 14/06 15/04 株価 (各種データよりレオス・キャピタルワークス作成) 9 (銘柄紹介)ダブル・スコープ(6619) セパレータとは? ・電池の正極・負極を仕切る素材 ・小さな電子だけを通す孔がある特殊な膜 ・破れたり異物混入などでショート ⇒ 発火事 故にも 電子 安全性を左右する 重要部材! (レオス・キャピタルワークス作成) 10 (銘柄紹介)ダブル・スコープ(6619) リチウムイオン電池 市場予測 (ダブル・スコープ社決算説明資料より抜粋) 11 本日の内容 Part Ⅰ 8月の運用状況 Part Ⅱ 米国 利上げについて Part Ⅲ 中国 株式市場・経済について Part Ⅳ 今後の運用と注目点 12 米国 利上げについて 利上げしないコスト 緩和のメリット ・ 発言への信用低下 ・ 株など資産価格の下支え効果 ・ 資産バブル膨張リスク ・ インフレ期待を高める ・ 政策選択肢の喪失 13 米国 利上げについて (%) (倍) 4.0 20 19 3.5 18 17 3.0 16 2.5 15 14 2.0 1.5 13 12 5.23ショック 10年債利回り(左) 11 S&P500 PER(右) 1.0 10 (Bloombergよりレオス・キャピタルワークス作成) 14 米国 5/6 利上げについて イエレン=ラガルド 対談 ラガルド氏:「ゼロ金利が金融安定性に及ぼすリスクは?」 イエレン氏:「現時点で株式市場のバリュエーションは全般的にかなり高いことを強調したい」 「株式投資のリターンは債券投資に比べてそれほど高くない。債券投資の利回りは とても低く、そこに潜在的な危険がある」 「現時点でバブル発生は認められないし、金融システムの安定性に対するリスクは抑制されている」 15 本日の内容 Part Ⅰ 8月の運用状況 Part Ⅱ 米国 利上げについて Part Ⅲ 中国 株式市場・経済について Part Ⅳ 今後の運用と注目点 16 中国について 過度なリスクテイクと揺り戻し 2015年 上海総合指数 6/12 信用取引 規制強化 5,500 5,000 4,500 8/11~ 昨年来の金融緩和 人民元 連続切下げ 4,000 6/27 3,500 25bp利下げ 預金準備率引下げ 7/4 3,000 証券会社 1200億元 ファンド拠出 2,500 1月5日 2月5日 3月5日 4月5日 5月5日 6月5日 7月5日 8/31 8月5日 上場国営企業 再編・自社株買い奨励 (Bloomberg、新聞報道等よりレオス・キャピタルワークス作成) 17 中国について 歪んだ市場構造 売買 保有 機関投資 家 14% 法人 3% 個人 22% 法人 64% 機関投資家 15% 個人 82% ・2013年のデータ ・上海市場のうち、売買制限のない流通株を対象に集計 (上海証券取引所よりレオス・キャピタルワークス作成) 18 中国 世界最大の経常黒字国 輸出一辺倒に非ず 為替は市場メカニズム重視の運営にシフト? (%) (億ドル) 4,500 12.0% 経常収支(国際収支/1億USD) 4,000 対GDP比率(右) 10.0% 3,500 3,000 8.0% 2,500 6.0% 2,000 1,500 4.0% 1,000 2.0% 500 0 0.0% 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 (JETROよりレオス・キャピタルワークス作成) 19 中国 国際金融のトリレンマ 3つ同時実現はできない 域内の「資本移動」「固定相場」を獲得 ECB(≒中央銀行)に金融政策 権限を譲る 独立した金融政策 「資本移動」 「金融政策」 を獲得 「固定相場制」 を犠牲に 自由な資本移動 ? 固定為替相場 (ドルペッグ制など) 20 (補足)インバウンド需要について 韓国 人口:5,022万人 GDP:28,100USD/人 2005 アジア計 韓国 台湾 中国 香港 ヨーロッパ計 米国 その他 総数 ※2015年は7月速報まで 4,627,500 2012 台湾 人口:2,337万人 GDP:22,600USD/人 2014 2015 6,388,000 10,819,200 1,747,200 2,042,800 2,755,300 2,163,100 1,274,600 1,465,800 2,829,800 2,154,300 652,800 1,425,100 2,409,200 2,755,500 298,800 481,700 926,000 850,300 798,800 775,800 1,048,700 822,000 716,700 891,700 605,200 1,133,700 1,450,200 2,552,800 2,529,900 6,727,900 8,358,100 13,413,500 11,058,300 中国 人口:13.7億人 GDP:7,600USD/人 (世銀、JNTOよりレオス・キャピタルワークス作成) 21 本日の内容 Part Ⅰ 8月の運用状況 Part Ⅱ 米国 利上げについて Part Ⅲ 中国 株式市場・経済について Part Ⅳ 今後の運用と注目点 22 今後の相場のイメージ 外需 中国の景気減速リスク 内需 グロース 内需 ディフェンシブ 米国の利上げリスク 中小型 23 ※当資料のお取扱いにおけるご注意※ ・ 当資料の運用結果は、将来の結果をお約束するものではありませ ん。 また、実際の投資家利回りとは異なります。 ・ この資料は作成日における信頼できる情報に基づき作成して おりますが、内容の正確性・完全性を保証するものではなく、 また記載されている内容は予告なく変更される場合があります。 ・ 当社の扱う金融商品は、金利や相場等の変動により、元本欠損が 生じる可能性があります。 24
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