~感謝の気持ちを込めて~ 四街道小学校「6 年生を送る会」 3 月に入りますと、市内の小中学校では卒業生に感謝の気持ちを表す行事が行われます。小学校 では新年度から最高学年になる 5 年生が中心になって「6 年生を送る会」が運営され、中学校では 2 年生が中心になって「予餞会」が開催されます。 3 月 2 日(金) 、私は四街道小学校の「6 年生を送る会」を参観し ました。当日は 9 時 30 分から学校評議員会議、その後学校支援ボラ ンティア会議が開催されました。どちらの会議にも傍聴させていただ きましたが、子どもたちのため、学校のために多くの方々が関わりお 力を発揮して下さっているおかげで、滞りなく年度末を迎えられるこ とを実感いたしました。 さて、 「6 年生を送る会」には、会議に参加された皆さんとともに体育館へ移動し参観いたしまし た。「6 年生への感謝の気持ちを込めた、6 年生を送る会を始めます」と、5 年生の進行係の言葉で スタートし、まず 5 年生から学年発表がありました。その後、1 年生から 4 年生まで順番に発表が ありました。各学年とも合唱やリコーダー、楽器の演奏など趣向を凝らし感謝の気持ちをメッセー ジにして届けていました。 特に印象に残ったのが 1 年生の発表です。入学して 11 ヶ月ですが、 表情豊かな寸劇を交えながら「にじ」、「また会える日まで」を合唱し ました。一人ひとりがとても大きな声ではきはきと台詞や群読の発声 をしていたことや、身体を揺らしながら全身で気持ちを込めて歌って いる姿は素晴らしく、1 年間の成長ぶりには目を見張るものがありまし た。 そして、恒例となっている先生方の合唱は「栄光のかけ橋」。子ども たちは普段とは違う先生方の姿に大喜びでした。続いて 6 年生からは 「あとひとつ」、 「あなたに会えて…」の 2 曲、心をこめての合唱があ り、体育館に響き渡る歌声に貫録すら感じられました。 今回の「6 年生を送る会」の準備、進行、片付け等、5 年生が中心と なっててきぱきとこなしているのを目の当たりにして、頼もしさを感 じたのは私だけではなかったと思います。学校行事を通して子どもたちが大きく成長できるのは、 周りの教職員のサポートもさることながら子どもたちの成功させたい、という熱い思いと行動力に よります。そして、地域の皆さま、保護者の皆さまの日ごろからのご支援によるものが大きいのは 言うまでもありません。この場を借りてお礼申し上げます。 教育委員 花井育代 記
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