平成27年度 特別区職員共同研修実施計画

平成27年度 特別区職員共同研修実施計画
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実施計画の趣旨
本実施計画は、特別区職員共同研修基本計画(平成25年度~平成27年
度)に基づいて、平成27年度の特別区職員研修所における共同研修及び調
査研究の実施に向けての方針を示すものである。
2
研修の体系と実施の考え方
基本計画期間の最終年度にあたる平成27年度は、これまでの取組状況や
23 区ヒアリング調査等で把握した意向等を踏まえつつ、専門理論等の視点に
基づいた品質管理により、学習効果の高い研修の企画・実施を目指すものと
する。
(1)共同研修
ア
専門研修
区分
…
実務(戸籍・税務・一般)、保健・衛生・福祉、まちづくり
同一施策又は同一実務に携わる職員を主な対象とし、職務遂行能力の向
上を図ることを目的として実施する。研修企画にあたっては、現場のニー
ズ、法令改正や制度変更を的確に反映する。
・納税分野の強化
滞納整理事務を担当する係長及びリーダー的役割を担う主任主事を
対象にし、実務における判断力の向上を図る研修として、平成25年度
から試行実施していた「納税(滞納整理指導者コース)」について、平
成27年度から常設研修に位置付け、本格実施する。
・保育分野の充実
保育現場が抱える複雑・困難化する課題に対応する中堅職員を対象に、
保護者への支援など時宜に適ったテーマを設定し実施する研修として、
平成25年度から試行実施していた「中堅保育士」について、平成27
年度から常設研修に位置付け、本格実施する。
・技術職の知識・技能の継承の支援
技術職の知識・技能の継承の支援に関する研修として、「橋梁点検」
「技術職養成研修(土木造園)」の試行研修を、平成26年度の実施結果
を分析・検討し継続実施する。実施にあたっては、関連課長会等との連
携により企画実施する。
イ
職層研修
区分
…
職層(新任、現任、係長、管理職昇任前、管理職)
清掃(新任技能、現任技能、技能主任、技能長、
新任統括技能長、転入(同和問題))
研修の実施結果を踏まえ、各職層に応じた知識及び能力の向上と、公務員
意識の高揚を図るため、研修カリキュラムを分析・検討し、改善を行ってい
く。
・「現任研修」及び「係長研修」の充実
「現任研修」及び「係長研修」については、現基本計画実施時から導
入している新たなカリキュラムの実施結果を分析・検討し、引き続き、
研修の改善を図っていく。
・清掃研修の充実
教材検討会による検討を継続し、カリキュラム・教材の見直しを行い、
充実を図る。併せて、清掃事業に従事する職員が、清掃事業全体を深く
理解することを目的とし、「施設見学」の試行研修を継続実施する。
ウ
ステップアップ研修
区分
…
職務遂行能力(思考力、論理的な説明力等)、
組織管理能力(マネジメント力、リーダーシップ力等)
職層、経験等に応じた、職務遂行能力及び組織管理能力の向上と、これ
らに必要な知識の習得を目的に実施する。
・効果的なカリキュラムの継続
引き続き、各区における研修実施状況や他の共同研修カリキュラム
を踏まえ、特別区職員の能力向上に適した効果的なカリキュラム構成
とする。
エ
自治体経営研修
区分
…
組織経営(人づくり、組織づくり)
地域経営(区民等との協働の推進、地域課題への取組)
行政トピックス
管理監督者を主な対象者とし、研修テーマを絞り込み、特定分野におけ
る先駆的な研究を行っている専門家等を講師に選定して実施する。
オ
サポート研修
区分
…
講師等養成
公務基礎(法務、人権、公務員倫理、特別区制度)
行政法、地方自治法、地方公務員法
講演会
講師等職場のリーダーの養成及び公務員としての基礎的な分野の習得
を図ることを目的として研修を実施する。
・公務基礎の検証と充実
常に法的根拠を確認しながら職務を遂行するという職務態度の必要
性を理解し、実践できる職員を育成するため、公務基礎研修として、
「特
別区制度」、
「地方公務員法」及び「地方自治法」の試行研修を、平成2
5年度から2か年の実施結果を分析・検討し、改善を加えたうえで、継
続実施する。
平成25年度の現基本計画実施時に、ステップアップ研修から公務基
礎研修へ改変した「行政法」について、新カリキュラムの研修効果を分
析・検証し、その結果を反映させた研修を実施する。
(2)調査研究
平成25年度に実施した調査研究の成果を活かし、専門理論に基づく業務改
善に取り組むと共に、次期基本計画の実施に向け、研修開発等を行っていく。
また、研修実施の効果を測定するための手法の研究等、23区と情報や研究
成果を共有することにより、それぞれの人材育成に有効活用できるような研究
を共同で進めていく。