第50回記念定期演奏会 - WordPress.com

桃太郎少年合唱団
第50回記念定期演奏会
MOMOTARO BOYS CHOIR
50th MEMORIAL
REGULAR CONCERT
Nov. 23. 2012. Fri. OKAYAMA SYMPHONY HALL
第49回定期演奏会 2011.12.18
岡山市芸術祭50周年記念企画提案事業
芸術文化振興基金助成事業
桃太郎少年合唱団
第50回記念定期演奏会
MOMOTARO BOYS CHOIR
50th MEMORIAL
REGULAR CONCERT
《創立50周年記念委嘱作品「ゆめの形 ゆめの行方」直筆原稿》
主催:財団法人桃太郎少年合唱団
共催:岡山市芸術祭実行委員会/岡山市/公益社団法人岡山県文化連盟
後援:岡山県教育委員会/岡山市教育委員会/山陽新聞社/NHK岡山放送局/RSK山陽放送/OHK岡山放送 TSCテレビせとうち/岡山県合唱連盟/岡山県少年少女合唱連盟/全日本少年少女合唱連盟
助成:国際ソロプチミスト岡山/公益財団法人 三菱UFJ信託地域文化財団/公益財団法人 福武教育文化振興財団
財団法人 マルセンスポーツ・文化振興財団/公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団
1
ごあいさつ
財団法人桃太郎少年合唱団 理事長 高山 雅之 財団法人桃太郎少年合唱団 保護者会会長 渡邉 孝一 岡山の少年たちが、音楽を通じて心豊かに、健やかに育つことを願って、三木行治岡山
本日は創立50周年記念定期演奏会に多数のご来場を賜り、誠にありがとうございます。
県知事の発意によって生まれ、命名された桃太郎少年合唱団が、ここに創立50周年を迎え、
創立以来、回を重ね、50回目の定期演奏会を盛大に開催できますのも、ご来場の皆様を
記念演奏会を開催する運びとなりましたことを、嬉しく存じますとともに、今日まで暖か
はじめ、関係者の皆様の日頃からの温かいご支援の賜と心よりお礼申し上げます。
くご支援くださいました皆さまに、心からお礼を申しあげます。
本演奏会が初演となります「ゆめの形 ゆめの行方」は少年合唱団の今後に向けての思
私は50年前に、三木知事のご指示をいただき、少年合唱団創立の実務を担当させてい
いを込めた作品となっています。また、この日のために、ご参加いただいております桃太
ただきましたことから、今のお役をいただいておりますが、団に参加した少年たちは1,000
郎OBを始め、公募メンバーの方々にはたいへん感謝しております。
名となり、三木知事のご意志に沿って、立派に活躍しておられますことを喜んでおります。
「かたを並べて僕らは歌う」と高らかに歌い始めて50年。桃太郎を卒業されたOBは1,000
今後もこの伝統を末永く守って行きたいものと、心を新たにいたしておりますので、これ
人を超えており、合唱を通じたさまざまな活動は、団員達の心を育み健やかな成長につな
からもよろしくお力添えを賜りますようお願い申しあげます。
がるものと確信しております。本日は歴史の重さを感じつつ新しい歴史に向かって、歌声
を皆様にお届けしたいと思います。
さらなる歴史に向かって、今後とも桃太郎少年合唱団の活動に、ご理解とご支援を頂き
ますようよろしくお願い申しあげます。本日はまことにありがとうございます。
財団法人桃太郎少年合唱団 団長 棚田 国雄 桃太郎少年合唱団OB会副会長 団監事 桐田 泰三(1期生OB)
ようこそ本日の創立50周年記念定期演奏会にお出かけくださり、まことにありがとう
本日はご来場頂きましてありがとうございます。創立50周年の年にあたり、記念パー
ございます。本年8月6日に桃太郎少年合唱団はめでたく創立満50年を迎えることができ
ティー(8月)と記念定期演奏会の二大行事を挙行することができ、OB会といたしましても
ました。
大変慶ばしことです。また、OBが中心となって編纂いたしました記念誌を発刊すること
本団は、昭和37年第一回岡山国体開催記念として当時の県知事三木行治氏の提案で創
もでき、合唱関係者から好評を博しています。
立されました。郷土岡山が水島地区を中心にして、農業県から工業県へと発展しようとす
卒団生は1,000人を数え、社会の第一線で多くのOBが活躍しております。入団を契機に
る最中でしたが、将来を担う子どもの文化に目を向けられ「君たちの歌声が世界の人たち
音楽家になった人、卒団後も勉学・仕事の傍ら趣味として音楽に勤しむ人は大変多くいま
に感動を与える日が必ずやってくることを信じている。」と団員たちに期待しておられた
す。幼少から歌うことによって情操が育まれ、その後の人生においてきっとプラスになっ
ことは、団員たちにとっても指導者にとりましても、創立以来大きな心の支えとなって、
ていることでしょう。
本日まで活動を続けてくることができました。
私たちが子どもの頃と比べ、少年を取り巻く環境は大きく変化し、男の子だけによる合
これから半世紀の歴史の上に立って、今の困難な時代を乗り越えて、さらなる新しい歴
唱団はまさに絶滅危惧種となっており、運営は厳しいものとなっております。岡山の誇る
史を創っていかなければなりません。皆様の暖かいご支援を心からお願い申しあげます。
伝統ある桃太郎少年合唱団に今後とも皆様のご支援、特に、男の子へ入団をお勧め頂きま
すようお願い申しあげます。では、ごゆっくりご鑑賞ください。
《記念誌表紙と内容の一部》
《桃太郎少年合唱団創立50周年記念誌のご紹介》
創設者である、三木行治元岡山県知事の想い出をひもときながら、関係各位のご協力により編集し、発行いたしま
した。多くのみなさまに、ご寄稿をいただき、あたたかい激励のことばを数々と頂戴いたしました。また50年の伝
統をお褒めいただき、貴重な少年合唱団として、地域の誇りとして、今後のさらなる活躍へ多くのご期待をいただき
ました。桃太郎少年合唱団の50年の足跡を多くの写真で顧み、歴史的に貴重な資料も数多く掲載されています。
一人でも多くのみなさまにご覧いただき、創立からの歴史をふり返っていただくと同時に、これからの時代へ向け
MOMOTARO BOYS CHOIR 50th MEMORIAL
創立〜10 周年 1962 年〜1971年(昭和 37年〜昭和 46 年)
桃太郎少年合唱団
─ 新しい半世紀に向けての出発 ─
◆結団式であいさつする三木知事
◆披露演奏会
当時は水島地区への企業誘致が進められ、農業県か
ら工業県への脱皮が話題の時代であった。その中で
将来を背負う若い少年に希望を託した少年合唱団の
結成を提唱し、桃太郎少年合唱団が生まれた。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
団結成から9ヵ月目に披露演奏会を開催。
1期生のみ40数名のはじめてのステージと
なった。曲は「団歌」のほか、
「森へ行き
ましょう」
「歌はぼくらの友だち」
「ふるさと」
など。
(1963年5月4日 天満屋・葦川会館)
MOMOTARO BOYS CHOIR
50th MEMORIAL
て、伝統の継承に役立つことを願っております。
◆桃太郎少年合唱団結団式
創設者三木行治氏は、多数の応募者の中から
厳しい入団テストに合格した第1期生44名の全
員に入団証を手渡した。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
ご希望の方は、桃太郎少年合唱団事務局までお問合せください。
◆蒜山合宿訓練
(1963年8月9日〜12日 蒜山ユースホステル)
〔体裁〕
A4版 4色カラー128頁
〔目次〕記念誌によせて、桃太郎少年合唱団の紹介(桃太郎少年合唱団の概要、歴代財団役員、国内の少年少女合唱団
組織への参加、委嘱作品、受賞歴)
、お祝いのことば、桃太郎少年合唱団誕生物語(始まりは三木知事の熱い思い、誕
◆第1回定期演奏会
大勢の観客に見守られて第1回定期演奏会。
(1963年11月30日 天満屋・葦川会館)
生までの秘話、創設者の思いを胸に)
、思い出のアルバム、海外遠征(記録、ウィーン少年合唱団と合宿、ヨーロッパ
演奏旅行記)
、私たちの合唱団
(歴代の指導者、金光武義初代団長、指導者の先生からのメッセージ、保護者会役員名
◆第1期生練習風景
(1962年 岡山県総合文化センター)
◆クリスマスの集い
簿、保護者からのメッセージ、OBからのメッセージ、現役団員のメッセージ、団員名簿、一覧年表、編集後記
(1962年12月25日 岡山県総合文化センター)
46
2
桃太郎少年合唱団の50年
思い出のアルバム
3
47
ごあいさつ
財団法人桃太郎少年合唱団 理事長 高山 雅之 財団法人桃太郎少年合唱団 保護者会会長 渡邉 孝一 岡山の少年たちが、音楽を通じて心豊かに、健やかに育つことを願って、三木行治岡山
本日は創立50周年記念定期演奏会に多数のご来場を賜り、誠にありがとうございます。
県知事の発意によって生まれ、命名された桃太郎少年合唱団が、ここに創立50周年を迎え、
創立以来、回を重ね、50回目の定期演奏会を盛大に開催できますのも、ご来場の皆様を
記念演奏会を開催する運びとなりましたことを、嬉しく存じますとともに、今日まで暖か
はじめ、関係者の皆様の日頃からの温かいご支援の賜と心よりお礼申し上げます。
くご支援くださいました皆さまに、心からお礼を申しあげます。
本演奏会が初演となります「ゆめの形 ゆめの行方」は少年合唱団の今後に向けての思
私は50年前に、三木知事のご指示をいただき、少年合唱団創立の実務を担当させてい
いを込めた作品となっています。また、この日のために、ご参加いただいております桃太
ただきましたことから、今のお役をいただいておりますが、団に参加した少年たちは1,000
郎OBを始め、公募メンバーの方々にはたいへん感謝しております。
名となり、三木知事のご意志に沿って、立派に活躍しておられますことを喜んでおります。
「かたを並べて僕らは歌う」と高らかに歌い始めて50年。桃太郎を卒業されたOBは1,000
今後もこの伝統を末永く守って行きたいものと、心を新たにいたしておりますので、これ
人を超えており、合唱を通じたさまざまな活動は、団員達の心を育み健やかな成長につな
からもよろしくお力添えを賜りますようお願い申しあげます。
がるものと確信しております。本日は歴史の重さを感じつつ新しい歴史に向かって、歌声
を皆様にお届けしたいと思います。
さらなる歴史に向かって、今後とも桃太郎少年合唱団の活動に、ご理解とご支援を頂き
ますようよろしくお願い申しあげます。本日はまことにありがとうございます。
財団法人桃太郎少年合唱団 団長 棚田 国雄 桃太郎少年合唱団OB会副会長 団監事 桐田 泰三(1期生OB)
ようこそ本日の創立50周年記念定期演奏会にお出かけくださり、まことにありがとう
本日はご来場頂きましてありがとうございます。創立50周年の年にあたり、記念パー
ございます。本年8月6日に桃太郎少年合唱団はめでたく創立満50年を迎えることができ
ティー(8月)と記念定期演奏会の二大行事を挙行することができ、OB会といたしましても
ました。
大変慶ばしことです。また、OBが中心となって編纂いたしました記念誌を発刊すること
本団は、昭和37年第一回岡山国体開催記念として当時の県知事三木行治氏の提案で創
もでき、合唱関係者から好評を博しています。
立されました。郷土岡山が水島地区を中心にして、農業県から工業県へと発展しようとす
卒団生は1,000人を数え、社会の第一線で多くのOBが活躍しております。入団を契機に
る最中でしたが、将来を担う子どもの文化に目を向けられ「君たちの歌声が世界の人たち
音楽家になった人、卒団後も勉学・仕事の傍ら趣味として音楽に勤しむ人は大変多くいま
に感動を与える日が必ずやってくることを信じている。」と団員たちに期待しておられた
す。幼少から歌うことによって情操が育まれ、その後の人生においてきっとプラスになっ
ことは、団員たちにとっても指導者にとりましても、創立以来大きな心の支えとなって、
ていることでしょう。
本日まで活動を続けてくることができました。
私たちが子どもの頃と比べ、少年を取り巻く環境は大きく変化し、男の子だけによる合
これから半世紀の歴史の上に立って、今の困難な時代を乗り越えて、さらなる新しい歴
唱団はまさに絶滅危惧種となっており、運営は厳しいものとなっております。岡山の誇る
史を創っていかなければなりません。皆様の暖かいご支援を心からお願い申しあげます。
伝統ある桃太郎少年合唱団に今後とも皆様のご支援、特に、男の子へ入団をお勧め頂きま
すようお願い申しあげます。では、ごゆっくりご鑑賞ください。
《記念誌表紙と内容の一部》
《桃太郎少年合唱団創立50周年記念誌のご紹介》
創設者である、三木行治元岡山県知事の想い出をひもときながら、関係各位のご協力により編集し、発行いたしま
した。多くのみなさまに、ご寄稿をいただき、あたたかい激励のことばを数々と頂戴いたしました。また50年の伝
統をお褒めいただき、貴重な少年合唱団として、地域の誇りとして、今後のさらなる活躍へ多くのご期待をいただき
ました。桃太郎少年合唱団の50年の足跡を多くの写真で顧み、歴史的に貴重な資料も数多く掲載されています。
一人でも多くのみなさまにご覧いただき、創立からの歴史をふり返っていただくと同時に、これからの時代へ向け
MOMOTARO BOYS CHOIR 50th MEMORIAL
創立〜10 周年 1962 年〜1971年(昭和 37年〜昭和 46 年)
桃太郎少年合唱団
─ 新しい半世紀に向けての出発 ─
◆結団式であいさつする三木知事
◆披露演奏会
当時は水島地区への企業誘致が進められ、農業県か
ら工業県への脱皮が話題の時代であった。その中で
将来を背負う若い少年に希望を託した少年合唱団の
結成を提唱し、桃太郎少年合唱団が生まれた。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
団結成から9ヵ月目に披露演奏会を開催。
1期生のみ40数名のはじめてのステージと
なった。曲は「団歌」のほか、
「森へ行き
ましょう」
「歌はぼくらの友だち」
「ふるさと」
など。
(1963年5月4日 天満屋・葦川会館)
MOMOTARO BOYS CHOIR
50th MEMORIAL
て、伝統の継承に役立つことを願っております。
◆桃太郎少年合唱団結団式
創設者三木行治氏は、多数の応募者の中から
厳しい入団テストに合格した第1期生44名の全
員に入団証を手渡した。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
ご希望の方は、桃太郎少年合唱団事務局までお問合せください。
◆蒜山合宿訓練
(1963年8月9日〜12日 蒜山ユースホステル)
〔体裁〕
A4版 4色カラー128頁
〔目次〕記念誌によせて、桃太郎少年合唱団の紹介(桃太郎少年合唱団の概要、歴代財団役員、国内の少年少女合唱団
組織への参加、委嘱作品、受賞歴)
、お祝いのことば、桃太郎少年合唱団誕生物語(始まりは三木知事の熱い思い、誕
◆第1回定期演奏会
大勢の観客に見守られて第1回定期演奏会。
(1963年11月30日 天満屋・葦川会館)
生までの秘話、創設者の思いを胸に)
、思い出のアルバム、海外遠征(記録、ウィーン少年合唱団と合宿、ヨーロッパ
演奏旅行記)
、私たちの合唱団
(歴代の指導者、金光武義初代団長、指導者の先生からのメッセージ、保護者会役員名
◆第1期生練習風景
(1962年 岡山県総合文化センター)
◆クリスマスの集い
簿、保護者からのメッセージ、OBからのメッセージ、現役団員のメッセージ、団員名簿、一覧年表、編集後記
(1962年12月25日 岡山県総合文化センター)
46
2
桃太郎少年合唱団の50年
思い出のアルバム
3
47
ごあいさつ
財団法人桃太郎少年合唱団 理事長 高山 雅之 財団法人桃太郎少年合唱団 保護者会会長 渡邉 孝一 岡山の少年たちが、音楽を通じて心豊かに、健やかに育つことを願って、三木行治岡山
本日は創立50周年記念定期演奏会に多数のご来場を賜り、誠にありがとうございます。
県知事の発意によって生まれ、命名された桃太郎少年合唱団が、ここに創立50周年を迎え、
創立以来、回を重ね、50回目の定期演奏会を盛大に開催できますのも、ご来場の皆様を
記念演奏会を開催する運びとなりましたことを、嬉しく存じますとともに、今日まで暖か
はじめ、関係者の皆様の日頃からの温かいご支援の賜と心よりお礼申し上げます。
くご支援くださいました皆さまに、心からお礼を申しあげます。
本演奏会が初演となります「ゆめの形 ゆめの行方」は少年合唱団の今後に向けての思
私は50年前に、三木知事のご指示をいただき、少年合唱団創立の実務を担当させてい
いを込めた作品となっています。また、この日のために、ご参加いただいております桃太
ただきましたことから、今のお役をいただいておりますが、団に参加した少年たちは1,000
郎OBを始め、公募メンバーの方々にはたいへん感謝しております。
名となり、三木知事のご意志に沿って、立派に活躍しておられますことを喜んでおります。
「かたを並べて僕らは歌う」と高らかに歌い始めて50年。桃太郎を卒業されたOBは1,000
今後もこの伝統を末永く守って行きたいものと、心を新たにいたしておりますので、これ
人を超えており、合唱を通じたさまざまな活動は、団員達の心を育み健やかな成長につな
からもよろしくお力添えを賜りますようお願い申しあげます。
がるものと確信しております。本日は歴史の重さを感じつつ新しい歴史に向かって、歌声
を皆様にお届けしたいと思います。
さらなる歴史に向かって、今後とも桃太郎少年合唱団の活動に、ご理解とご支援を頂き
ますようよろしくお願い申しあげます。本日はまことにありがとうございます。
財団法人桃太郎少年合唱団 団長 棚田 国雄 桃太郎少年合唱団OB会副会長 団監事 桐田 泰三(1期生OB)
ようこそ本日の創立50周年記念定期演奏会にお出かけくださり、まことにありがとう
本日はご来場頂きましてありがとうございます。創立50周年の年にあたり、記念パー
ございます。本年8月6日に桃太郎少年合唱団はめでたく創立満50年を迎えることができ
ティー(8月)と記念定期演奏会の二大行事を挙行することができ、OB会といたしましても
ました。
大変慶ばしことです。また、OBが中心となって編纂いたしました記念誌を発刊すること
本団は、昭和37年第一回岡山国体開催記念として当時の県知事三木行治氏の提案で創
もでき、合唱関係者から好評を博しています。
立されました。郷土岡山が水島地区を中心にして、農業県から工業県へと発展しようとす
卒団生は1,000人を数え、社会の第一線で多くのOBが活躍しております。入団を契機に
る最中でしたが、将来を担う子どもの文化に目を向けられ「君たちの歌声が世界の人たち
音楽家になった人、卒団後も勉学・仕事の傍ら趣味として音楽に勤しむ人は大変多くいま
に感動を与える日が必ずやってくることを信じている。」と団員たちに期待しておられた
す。幼少から歌うことによって情操が育まれ、その後の人生においてきっとプラスになっ
ことは、団員たちにとっても指導者にとりましても、創立以来大きな心の支えとなって、
ていることでしょう。
本日まで活動を続けてくることができました。
私たちが子どもの頃と比べ、少年を取り巻く環境は大きく変化し、男の子だけによる合
これから半世紀の歴史の上に立って、今の困難な時代を乗り越えて、さらなる新しい歴
唱団はまさに絶滅危惧種となっており、運営は厳しいものとなっております。岡山の誇る
史を創っていかなければなりません。皆様の暖かいご支援を心からお願い申しあげます。
伝統ある桃太郎少年合唱団に今後とも皆様のご支援、特に、男の子へ入団をお勧め頂きま
すようお願い申しあげます。では、ごゆっくりご鑑賞ください。
《記念誌表紙と内容の一部》
《桃太郎少年合唱団創立50周年記念誌のご紹介》
創設者である、三木行治元岡山県知事の想い出をひもときながら、関係各位のご協力により編集し、発行いたしま
した。多くのみなさまに、ご寄稿をいただき、あたたかい激励のことばを数々と頂戴いたしました。また50年の伝
統をお褒めいただき、貴重な少年合唱団として、地域の誇りとして、今後のさらなる活躍へ多くのご期待をいただき
ました。桃太郎少年合唱団の50年の足跡を多くの写真で顧み、歴史的に貴重な資料も数多く掲載されています。
一人でも多くのみなさまにご覧いただき、創立からの歴史をふり返っていただくと同時に、これからの時代へ向け
MOMOTARO BOYS CHOIR 50th MEMORIAL
創立〜10 周年 1962 年〜1971年(昭和 37年〜昭和 46 年)
桃太郎少年合唱団
─ 新しい半世紀に向けての出発 ─
◆結団式であいさつする三木知事
◆披露演奏会
当時は水島地区への企業誘致が進められ、農業県か
ら工業県への脱皮が話題の時代であった。その中で
将来を背負う若い少年に希望を託した少年合唱団の
結成を提唱し、桃太郎少年合唱団が生まれた。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
団結成から9ヵ月目に披露演奏会を開催。
1期生のみ40数名のはじめてのステージと
なった。曲は「団歌」のほか、
「森へ行き
ましょう」
「歌はぼくらの友だち」
「ふるさと」
など。
(1963年5月4日 天満屋・葦川会館)
MOMOTARO BOYS CHOIR
50th MEMORIAL
て、伝統の継承に役立つことを願っております。
◆桃太郎少年合唱団結団式
創設者三木行治氏は、多数の応募者の中から
厳しい入団テストに合格した第1期生44名の全
員に入団証を手渡した。
(1962年8月6日 岡山県総合文化センター)
ご希望の方は、桃太郎少年合唱団事務局までお問合せください。
◆蒜山合宿訓練
(1963年8月9日〜12日 蒜山ユースホステル)
〔体裁〕
A4版 4色カラー128頁
〔目次〕記念誌によせて、桃太郎少年合唱団の紹介(桃太郎少年合唱団の概要、歴代財団役員、国内の少年少女合唱団
組織への参加、委嘱作品、受賞歴)
、お祝いのことば、桃太郎少年合唱団誕生物語(始まりは三木知事の熱い思い、誕
◆第1回定期演奏会
大勢の観客に見守られて第1回定期演奏会。
(1963年11月30日 天満屋・葦川会館)
生までの秘話、創設者の思いを胸に)
、思い出のアルバム、海外遠征(記録、ウィーン少年合唱団と合宿、ヨーロッパ
演奏旅行記)
、私たちの合唱団
(歴代の指導者、金光武義初代団長、指導者の先生からのメッセージ、保護者会役員名
◆第1期生練習風景
(1962年 岡山県総合文化センター)
◆クリスマスの集い
簿、保護者からのメッセージ、OBからのメッセージ、現役団員のメッセージ、団員名簿、一覧年表、編集後記
(1962年12月25日 岡山県総合文化センター)
46
2
桃太郎少年合唱団の50年
思い出のアルバム
3
47
プログラム
Ⅰ 愛唱歌 ソリストと50年の歩み 指揮 髙野 敦・ピアノ 岡﨑 ひかり 矢木 裕子
Ⅱ 上級生団員によるアカペラアンサンブル リーダー 米田 覚士
1 故郷
2 おんがく
3 前へ
希望の岡山
中田 雅恵 作詩・高田 信一 作曲
ゆかいに歩けば
花のまわりで
合唱組曲「光の中の吉備の国」より
「黄金ふく」
(昭和 54 年 1979 年委嘱作品)
保富 康午 作詞・メラー 作曲・小林 秀雄 編曲
江間 章子 作詞・大津 三郎 作曲・岡本 敏明 補修編曲
坂本 明子 作詞・菱川 欣三郎 作曲
「ひろい世界へ」
(昭和 59 年 1984 年委嘱作品)
高木 あき子 作詞・橋本 祥路 作曲
あかり
少年少女のための合唱組曲「あしたの灯」より
「今 始まる」
(平成 14 年 2002 年委嘱作品)
美しく青きドナウ
ホルン 宮武 良平(OB)
そうらん節・追分
尺八 田辺 頌山(OB)
門倉 詇 作詞・吉岡 弘行 作曲
ヨハン・シュトラウス 作曲・津川 主一 編曲
北海道民謡・佐藤 真 作曲
フニクリフニクラ
サンタ・ルチア
テノール 柾木 和敬(OB)・ピアノ 角田 奈名子
里の秋
海沼 実 作曲・島津 秀雄 編曲
カノン
パッヘルベル 作曲
サクソフォン 西本 淳(OB)・ピアノ 角田 奈名子
何本 佑太(41 期生)
植村 睦(44 期生)
牧野 滉大(46 期生)
高原 亮(49 期生)
まど みちお 作詞・木下 牧子 作曲
佐藤 賢太郎 作詞・作曲
山﨑弘太郎(42 期生)
渡邉 啓太(42 期生)
市岡 秀一(44 期生)
塚原 遊尋(45 期生)
高村 遼(46 期生)
山本 俊介(47 期生)
音森 一輝(OB39 期生 賛助出演)
西村 拓哉(43 期生)
西村 佑哉(45 期生)
川井 拓哉(48 期生)
Ⅲ ラターとモーツァルト(上級生及びOB) 指揮 大塚 博・ピアノ 矢木 裕子
児童合唱組曲「歌・ともだち・そして未来」より
高野 辰之 作詩・岡野 貞一 作曲・横山 潤子 編曲
Magical Kingdom
DANCING DAY より
Angelus ad Virginem
John Rutter 作曲
Tomorrow shall be my dancing day
John Rutter 作曲
Look at the World
John Rutter 作詞・作曲
Laudate Dominum
W. A. Mozart 作曲
ソプラノソロ 三宅 祐子
ヴァイオリン 小坂 真里奈・ファゴット 水門 博一・チェロ 松尾 栄実(岡山市ジュニアオーケストラ団員)
John Rutter 作詞・作曲
Ⅳ OB・公募メンバーとの合同演奏 指揮:棚田 国雄・ピアノ:岡﨑 ひかり
オラトリオ「メサイア」より
ハレルヤ
桃太郎少年合唱団創立 50 周年記念委嘱作品
ゆめの形 ゆめの行方
ヘンデル 作曲
門倉 詇 作詩・吉岡 弘行 作曲
ルイジ・デンツア 作曲・磯辺 寿 編曲
ナポリ民謡・T. コットラウ 編曲
《創立50周年記念委嘱作品「ゆめの形 ゆめの行方」作曲者・作詩者》
作曲家 吉岡 弘行(よしおか ひろゆき)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。作曲を河田文忠、北村昭、小林秀雄、佐藤眞、指揮法を坂本和彦、田中信昭、
ヘルムート・リリンク、ヴァイオリンを井崎郁子、澤和樹、ピアノを野村真理の各氏に師事。第10回笹川賞及び第
52回日本音楽コンクール作曲部門で第2位
(1位なし)
受賞。現在は作曲家、アレンジャー、指揮者として広く活躍中。
【主要作品】オペラコミック「君と見る夢」、歌劇「ひかりのゆりかご〜熊になった男」、ミュージカル「うちの猫がいなくなっ
た!」、管弦楽のための「レ・プレリュード」、序曲「瀬戸内の風」、仏教カンタータ「女人讃嘆」、
「わらべの祈り」
、
「華の韻」
、
「十三
佛尊」、筝曲合奏「母の韻」、弦楽四重奏曲第1番、2番、混声合唱祖曲「星座の海」、カワイ出版より合唱組曲「十ぴきのねずみ」
、
歌劇「トゥーランドット」より
「春〜メーリケの主題による追想詩」
、
「風の詩集」
、
「虫の絵本」
、
「キュイジーヌ」
、
「レモンの車輪」
、音楽之友社より管弦楽と
「だれも 寝てはならぬ」
G. プッチーニ 作曲
合唱のための組曲「あしたの灯」、児童合唱組曲「雲雀の歌」、コーラススコアクラブより「わたしのうた」
「ふるさと春夏秋冬」
、
、
A. L. ウェバー 作曲
詩 人 門倉 詇(かどくら さとし)
1934年群馬県高崎市生まれ。中央大学卒。出版社編集長をへて文筆活動に入る。著書に「四季の歌」
「風と少年」
「恐
竜の伝言」詩・影絵本「風花」詩・写真集「光と影の四季」
「青春」のほか、詩の絵本、ドキュメントなど約50冊。「タ
ンポポ」
「風花」
「青春」
「桑ばたけ」
「雪がふる」などの詩作4,000編。
あかり
三木露風賞、北原白秋賞、毎日童謡賞、子ども世界特別賞などを受賞。本団40周年記念委嘱作品「あしたの灯」
(吉
岡弘行作曲)
の作詩者でもある。2009年逝去。
テノール 大瀧 賢一郎(OB)
ミュージカル「CATS」より
「スキンブルシャンクス・鉄道猫」
バリトン 四宮 貴久(OB)
4
横須賀芸術文化財団より「美しき日本の歌〜月」等を出版。
5
プログラム
Ⅰ 愛唱歌 ソリストと50年の歩み 指揮 髙野 敦・ピアノ 岡﨑 ひかり 矢木 裕子
Ⅱ 上級生団員によるアカペラアンサンブル リーダー 米田 覚士
1 故郷
2 おんがく
3 前へ
希望の岡山
中田 雅恵 作詩・高田 信一 作曲
ゆかいに歩けば
花のまわりで
合唱組曲「光の中の吉備の国」より
「黄金ふく」
(昭和 54 年 1979 年委嘱作品)
保富 康午 作詞・メラー 作曲・小林 秀雄 編曲
江間 章子 作詞・大津 三郎 作曲・岡本 敏明 補修編曲
坂本 明子 作詞・菱川 欣三郎 作曲
「ひろい世界へ」
(昭和 59 年 1984 年委嘱作品)
高木 あき子 作詞・橋本 祥路 作曲
あかり
少年少女のための合唱組曲「あしたの灯」より
「今 始まる」
(平成 14 年 2002 年委嘱作品)
美しく青きドナウ
ホルン 宮武 良平(OB)
そうらん節・追分
尺八 田辺 頌山(OB)
門倉 詇 作詞・吉岡 弘行 作曲
ヨハン・シュトラウス 作曲・津川 主一 編曲
北海道民謡・佐藤 真 作曲
フニクリフニクラ
サンタ・ルチア
テノール 柾木 和敬(OB)・ピアノ 角田 奈名子
里の秋
海沼 実 作曲・島津 秀雄 編曲
カノン
パッヘルベル 作曲
サクソフォン 西本 淳(OB)・ピアノ 角田 奈名子
何本 佑太(41 期生)
植村 睦(44 期生)
牧野 滉大(46 期生)
高原 亮(49 期生)
まど みちお 作詞・木下 牧子 作曲
佐藤 賢太郎 作詞・作曲
山﨑弘太郎(42 期生)
渡邉 啓太(42 期生)
市岡 秀一(44 期生)
塚原 遊尋(45 期生)
高村 遼(46 期生)
山本 俊介(47 期生)
音森 一輝(OB39 期生 賛助出演)
西村 拓哉(43 期生)
西村 佑哉(45 期生)
川井 拓哉(48 期生)
Ⅲ ラターとモーツァルト(上級生及びOB) 指揮 大塚 博・ピアノ 矢木 裕子
児童合唱組曲「歌・ともだち・そして未来」より
高野 辰之 作詩・岡野 貞一 作曲・横山 潤子 編曲
Magical Kingdom
DANCING DAY より
Angelus ad Virginem
John Rutter 作曲
Tomorrow shall be my dancing day
John Rutter 作曲
Look at the World
John Rutter 作詞・作曲
Laudate Dominum
W. A. Mozart 作曲
ソプラノソロ 三宅 祐子
ヴァイオリン 小坂 真里奈・ファゴット 水門 博一・チェロ 松尾 栄実(岡山市ジュニアオーケストラ団員)
John Rutter 作詞・作曲
Ⅳ OB・公募メンバーとの合同演奏 指揮:棚田 国雄・ピアノ:岡﨑 ひかり
オラトリオ「メサイア」より
ハレルヤ
桃太郎少年合唱団創立 50 周年記念委嘱作品
ゆめの形 ゆめの行方
ヘンデル 作曲
門倉 詇 作詩・吉岡 弘行 作曲
ルイジ・デンツア 作曲・磯辺 寿 編曲
ナポリ民謡・T. コットラウ 編曲
《創立50周年記念委嘱作品「ゆめの形 ゆめの行方」作曲者・作詩者》
作曲家 吉岡 弘行(よしおか ひろゆき)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。作曲を河田文忠、北村昭、小林秀雄、佐藤眞、指揮法を坂本和彦、田中信昭、
ヘルムート・リリンク、ヴァイオリンを井崎郁子、澤和樹、ピアノを野村真理の各氏に師事。第10回笹川賞及び第
52回日本音楽コンクール作曲部門で第2位
(1位なし)
受賞。現在は作曲家、アレンジャー、指揮者として広く活躍中。
【主要作品】オペラコミック「君と見る夢」、歌劇「ひかりのゆりかご〜熊になった男」、ミュージカル「うちの猫がいなくなっ
た!」、管弦楽のための「レ・プレリュード」、序曲「瀬戸内の風」、仏教カンタータ「女人讃嘆」、
「わらべの祈り」
、
「華の韻」
、
「十三
佛尊」、筝曲合奏「母の韻」、弦楽四重奏曲第1番、2番、混声合唱祖曲「星座の海」、カワイ出版より合唱組曲「十ぴきのねずみ」
、
歌劇「トゥーランドット」より
「春〜メーリケの主題による追想詩」
、
「風の詩集」
、
「虫の絵本」
、
「キュイジーヌ」
、
「レモンの車輪」
、音楽之友社より管弦楽と
「だれも 寝てはならぬ」
G. プッチーニ 作曲
合唱のための組曲「あしたの灯」、児童合唱組曲「雲雀の歌」、コーラススコアクラブより「わたしのうた」
「ふるさと春夏秋冬」
、
、
A. L. ウェバー 作曲
詩 人 門倉 詇(かどくら さとし)
1934年群馬県高崎市生まれ。中央大学卒。出版社編集長をへて文筆活動に入る。著書に「四季の歌」
「風と少年」
「恐
竜の伝言」詩・影絵本「風花」詩・写真集「光と影の四季」
「青春」のほか、詩の絵本、ドキュメントなど約50冊。「タ
ンポポ」
「風花」
「青春」
「桑ばたけ」
「雪がふる」などの詩作4,000編。
あかり
三木露風賞、北原白秋賞、毎日童謡賞、子ども世界特別賞などを受賞。本団40周年記念委嘱作品「あしたの灯」
(吉
岡弘行作曲)
の作詩者でもある。2009年逝去。
テノール 大瀧 賢一郎(OB)
ミュージカル「CATS」より
「スキンブルシャンクス・鉄道猫」
バリトン 四宮 貴久(OB)
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横須賀芸術文化財団より「美しき日本の歌〜月」等を出版。
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指導スタッフ
出演OBプロフィール
団 長 棚田 国雄
ホルン奏者 宮武 良平(みやたけ りょうへい・6期生)
岡山大学教育学部卒業。
金光武義、故 木下保、故 枡本辰郎の諸氏に師事、小泉ひろし氏に指揮法を学ぶ。
1938年岡山市文化奨励賞を受賞。
1994年岡山県教育委員会より文化功労者として表彰を受ける。
1998年地域文化振興功労者として文部大臣より表彰を受ける。
現在 岡山県少年少女合唱連盟理事長
1958年岡山市生まれ。岡山操山高等学校、東京藝術大学を経て日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
在席中1年間ドイツのミュンヘンに文化庁派遣在外研修員として留学。
2011年3月まで27年間同団のホルン奏者を務める。同年4月より岡山県警察音楽隊楽長に就任し現在に至る。
音楽隊指揮者を務める他、室内楽、ソロ活動等でホルン演奏家として活躍している。
尺八奏者 田辺 頌山(たなべ しょうざん・8期生)
副団長 髙野 敦
岡山大学大学院教育学研究科、鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了。
声楽を高橋昌子(虫明眞砂子)、草下實両氏に師事。
築46回全四国音楽コンクール声楽部門大学・一般の部第2位。第11回近藤指揮者賞受賞。
コール・ゆうぶんげん、コロポーニョ、アザレアコーラス、津島小学校PTA合唱団「歌織」、津島グリーンコー
ラスを指揮。
現在 岡山大学教育学部附属中学校非常勤講師。
兵車教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程後期在学中。
小学生より父、恵山に手ほどきを受け、早稲田大学入学と同時に山本邦山(重要無形文化財)に師事。NHK邦
楽技能者育成会第27期卒業。ローマ法王謁見演奏をはじめ海外演奏も多い。1993年長谷検校記念第1回全国邦
楽コンクールで最優秀賞を受賞。CD「静かなる時」をリリース。
尺八本来の持ち味をたいせつにし、ジャンルにとらわれない幅広い活動を行っている。
都山流尺八楽会大師範。
ホームページ http://www.shozan.net/
テノール歌手 大瀧 賢一郎(おおたき けんいちろう・15期生)
指導員 矢木 裕子
国立音楽大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院修了。
長蜂和子、故 新海昭二、ロナルド・カヴァイエの各氏に師事。
現在 福山平成大学非常勤講師。
指導員 岡㟢 ひかり
岡山県立岡山一宮高等学校卒業。大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
森下郷美・矢木裕子・芦田田鶴子・故 中島和彦・北村美奈子の諸氏に師事
平成4年岡山若い芽のコンサート奨励賞受賞。
第38回岡山県新人演奏会出演。
ノートルダム清心女子大学附属小学校の学び舎でシスターから教えてもらった聖歌と出会い、歌に目覚める。
1980年ハワイ公演で触れ合った多くの日系移民からの拍手と涙に故郷、そして歌の意味を知らされる。時は
イタリアンスーパーカー、1982年サッカーイタリア代表のワールドカップ制覇ルチアーノ・パヴァロッティ
の声に憧れ、強くイタリアを意識し始める。
国立音楽大学声楽科卒業、1995年イタリアはミラノに渡る。マリアミネット女史と出会い、音楽性そして人
間として大きな影響を受ける。1997年帰国後、オペラや宗教曲などクラシックの分野で活動、女史の病状悪
化を知りミラノへ。その病床で「一人でも多くの人に歌を」という子供の頃からの役割に気付き、以後、クロ
スオーバーシンガーとして多くの協力者の力を借りながら各地で歌を届け続けている。
二期会正会員 EMIミュージックジャパンより「AVE MARIA12人の作曲家による」を発売中。
テノール歌手 柾木 和敬(まさき かずたか・17期生)
講 師 大塚 博
国立音楽大学にてトロンボーンを伊藤清氏に師事。1976年卒業後、国立北西ドイツ音楽院デトモルトにてト
ロンボーンをフルトヴェングラー時代のベルリンフィル首席奏者ヴィリー・ヴァルター氏に師事。オーケスト
ラをマルティン・ステファーニ、オペラをニクラウス・エシュバッハー、管楽アンサンブルをヨスト・ミヒャ
エルス、金管アンサンブルをクラウス・ローデンケンプファーの各氏に師事。
1982年帰国後岡山、広島にてリサイタル開催
指揮者としては、1985年以来中国二期会にて「コジ・ファン・トゥッテ」「カルメン」「こうもり」「夕鶴」「魔
笛」「ワカヒメ」「ボエーム」等の副指揮、及びヴォーン・ウィリアムスの「海へ乗り行く者たち]メノッティー
の「泥棒とオールドミス」松井和彦の「泣いた赤鬼」の指揮。
1987〜91年岡山交響楽団常任指揮者。
1987年より岡山バッハカンタータ協会指揮者。
主な教育活動としては、2000〜2002年香川大学教育学部講師、2006〜2008年岡山大学非常勤講師。
現在 玉野総合医療専門学校非常勤講師、岡山市ジュニアオーケストラ指導主任、夕なぎコーラス指揮者、岡
山バッハカンタータ協会指揮者、岡山トロンボーン協会名誉会長、日本演奏連盟会員。
国立音楽大学声楽科卒業。ヨーロッパ各国でオペラ公演に出演。イタリアではブスコルド市立歌劇場と契約し、
歌劇「外套」「トスカ」などの主役テノールとして出演、現地オペラ誌などで好評を博す。日本でも東京、大
阪、広島などで歌劇「アイーダ」
「カルメン」など数々のオペラに主役テノールとして出演する。地元岡山では、
オペラ「ワカヒメ」やルネスオペラシリーズの主役テノール、第九演奏会のソリストとして多数出演する。福
武文化奨励賞、マルセン文化賞受賞。藤原歌劇団正団員
サクソフォン奏者 西本 淳(にしもと じゅん・23期生)
岡山城東高等学校音楽コースを経て、1998年大阪音楽大学音楽学部器楽科を首席で卒業。2000年同大学院音
楽研究科修了。同大学新人演奏会に出演。これまで多くのオーケストラと共演を重ねる。2000年、2002年ソ
ロリサイタルを開催。丹波の森音楽祭シューベルテイアーデたんぱ2002のシンボルアーテイストとしてテレ
ビ出演等、多くの演奏会に出演。サクソフォンを米倉孝、赤松二郎、平松公崇の各氏に師事。
講 師 三宅 祐子
ミュージカル俳優 四宮 貴久(しのみや あつひさ・25期生)
ノートルダム清心女子大学卒業、エリザベト音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修士課程修了。
近藤安仐、ウーヴェ・ハイルマンの両氏に師事。宮廷歌手シルヴィア・ゲスティ氏の公開マスタークラス受講。
ウィーン国立音楽大学マスタークラスにてクラウディア・ヴィスカ氏に師事。おかやま日本歌曲塾で塚田佳男・
関定子の諸氏に師事。
第6回大阪国際音楽コンクール第3位、第15回日本クラシック音楽コンクール最高位受賞。
現在、 新見公立短期大学講師。 妹尾コール・リーベ、混声合唱団アダージョ指揮者。ノートルダム清心女子大
学グリークラブ、夕なぎコーラスヴォイストレーナー。倉敷少年少女合唱団発声指導特別講師。水中翼船指導
者。日本演奏連盟、中国二期会、倉敷音楽協会各会員。
国立音楽大学を卒業後、渡米しNYへ。米国AEA、SAG、AGVAの各俳優協会に所属。出演例、全米ツアー「王
様と私」、スイス「ウエスト・サイド・ストーリー」、米地方公演多数。日本では「ミス・サイゴン」
「パイレー
ト・クイーン」等。各地で指導、演出、振付、翻訳、プロデュースも手掛け、岡山シンフォニーホール「王様
と私」、「TRAILS」(東京)は好評を博す。愛媛・坊っちゃん劇場昨年度作「誓いのコイン」では男性主役ニコ
ライを演じ、今年9月のロシア公演にて成功を収める。
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指導スタッフ
出演OBプロフィール
団 長 棚田 国雄
ホルン奏者 宮武 良平(みやたけ りょうへい・6期生)
岡山大学教育学部卒業。
金光武義、故 木下保、故 枡本辰郎の諸氏に師事、小泉ひろし氏に指揮法を学ぶ。
1938年岡山市文化奨励賞を受賞。
1994年岡山県教育委員会より文化功労者として表彰を受ける。
1998年地域文化振興功労者として文部大臣より表彰を受ける。
現在 岡山県少年少女合唱連盟理事長
1958年岡山市生まれ。岡山操山高等学校、東京藝術大学を経て日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
在席中1年間ドイツのミュンヘンに文化庁派遣在外研修員として留学。
2011年3月まで27年間同団のホルン奏者を務める。同年4月より岡山県警察音楽隊楽長に就任し現在に至る。
音楽隊指揮者を務める他、室内楽、ソロ活動等でホルン演奏家として活躍している。
尺八奏者 田辺 頌山(たなべ しょうざん・8期生)
副団長 髙野 敦
岡山大学大学院教育学研究科、鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了。
声楽を高橋昌子(虫明眞砂子)、草下實両氏に師事。
築46回全四国音楽コンクール声楽部門大学・一般の部第2位。第11回近藤指揮者賞受賞。
コール・ゆうぶんげん、コロポーニョ、アザレアコーラス、津島小学校PTA合唱団「歌織」、津島グリーンコー
ラスを指揮。
現在 岡山大学教育学部附属中学校非常勤講師。
兵車教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程後期在学中。
小学生より父、恵山に手ほどきを受け、早稲田大学入学と同時に山本邦山(重要無形文化財)に師事。NHK邦
楽技能者育成会第27期卒業。ローマ法王謁見演奏をはじめ海外演奏も多い。1993年長谷検校記念第1回全国邦
楽コンクールで最優秀賞を受賞。CD「静かなる時」をリリース。
尺八本来の持ち味をたいせつにし、ジャンルにとらわれない幅広い活動を行っている。
都山流尺八楽会大師範。
ホームページ http://www.shozan.net/
テノール歌手 大瀧 賢一郎(おおたき けんいちろう・15期生)
指導員 矢木 裕子
国立音楽大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院修了。
長蜂和子、故 新海昭二、ロナルド・カヴァイエの各氏に師事。
現在 福山平成大学非常勤講師。
指導員 岡㟢 ひかり
岡山県立岡山一宮高等学校卒業。大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
森下郷美・矢木裕子・芦田田鶴子・故 中島和彦・北村美奈子の諸氏に師事
平成4年岡山若い芽のコンサート奨励賞受賞。
第38回岡山県新人演奏会出演。
ノートルダム清心女子大学附属小学校の学び舎でシスターから教えてもらった聖歌と出会い、歌に目覚める。
1980年ハワイ公演で触れ合った多くの日系移民からの拍手と涙に故郷、そして歌の意味を知らされる。時は
イタリアンスーパーカー、1982年サッカーイタリア代表のワールドカップ制覇ルチアーノ・パヴァロッティ
の声に憧れ、強くイタリアを意識し始める。
国立音楽大学声楽科卒業、1995年イタリアはミラノに渡る。マリアミネット女史と出会い、音楽性そして人
間として大きな影響を受ける。1997年帰国後、オペラや宗教曲などクラシックの分野で活動、女史の病状悪
化を知りミラノへ。その病床で「一人でも多くの人に歌を」という子供の頃からの役割に気付き、以後、クロ
スオーバーシンガーとして多くの協力者の力を借りながら各地で歌を届け続けている。
二期会正会員 EMIミュージックジャパンより「AVE MARIA12人の作曲家による」を発売中。
テノール歌手 柾木 和敬(まさき かずたか・17期生)
講 師 大塚 博
国立音楽大学にてトロンボーンを伊藤清氏に師事。1976年卒業後、国立北西ドイツ音楽院デトモルトにてト
ロンボーンをフルトヴェングラー時代のベルリンフィル首席奏者ヴィリー・ヴァルター氏に師事。オーケスト
ラをマルティン・ステファーニ、オペラをニクラウス・エシュバッハー、管楽アンサンブルをヨスト・ミヒャ
エルス、金管アンサンブルをクラウス・ローデンケンプファーの各氏に師事。
1982年帰国後岡山、広島にてリサイタル開催
指揮者としては、1985年以来中国二期会にて「コジ・ファン・トゥッテ」「カルメン」「こうもり」「夕鶴」「魔
笛」「ワカヒメ」「ボエーム」等の副指揮、及びヴォーン・ウィリアムスの「海へ乗り行く者たち]メノッティー
の「泥棒とオールドミス」松井和彦の「泣いた赤鬼」の指揮。
1987〜91年岡山交響楽団常任指揮者。
1987年より岡山バッハカンタータ協会指揮者。
主な教育活動としては、2000〜2002年香川大学教育学部講師、2006〜2008年岡山大学非常勤講師。
現在 玉野総合医療専門学校非常勤講師、岡山市ジュニアオーケストラ指導主任、夕なぎコーラス指揮者、岡
山バッハカンタータ協会指揮者、岡山トロンボーン協会名誉会長、日本演奏連盟会員。
国立音楽大学声楽科卒業。ヨーロッパ各国でオペラ公演に出演。イタリアではブスコルド市立歌劇場と契約し、
歌劇「外套」「トスカ」などの主役テノールとして出演、現地オペラ誌などで好評を博す。日本でも東京、大
阪、広島などで歌劇「アイーダ」
「カルメン」など数々のオペラに主役テノールとして出演する。地元岡山では、
オペラ「ワカヒメ」やルネスオペラシリーズの主役テノール、第九演奏会のソリストとして多数出演する。福
武文化奨励賞、マルセン文化賞受賞。藤原歌劇団正団員
サクソフォン奏者 西本 淳(にしもと じゅん・23期生)
岡山城東高等学校音楽コースを経て、1998年大阪音楽大学音楽学部器楽科を首席で卒業。2000年同大学院音
楽研究科修了。同大学新人演奏会に出演。これまで多くのオーケストラと共演を重ねる。2000年、2002年ソ
ロリサイタルを開催。丹波の森音楽祭シューベルテイアーデたんぱ2002のシンボルアーテイストとしてテレ
ビ出演等、多くの演奏会に出演。サクソフォンを米倉孝、赤松二郎、平松公崇の各氏に師事。
講 師 三宅 祐子
ミュージカル俳優 四宮 貴久(しのみや あつひさ・25期生)
ノートルダム清心女子大学卒業、エリザベト音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修士課程修了。
近藤安仐、ウーヴェ・ハイルマンの両氏に師事。宮廷歌手シルヴィア・ゲスティ氏の公開マスタークラス受講。
ウィーン国立音楽大学マスタークラスにてクラウディア・ヴィスカ氏に師事。おかやま日本歌曲塾で塚田佳男・
関定子の諸氏に師事。
第6回大阪国際音楽コンクール第3位、第15回日本クラシック音楽コンクール最高位受賞。
現在、 新見公立短期大学講師。 妹尾コール・リーベ、混声合唱団アダージョ指揮者。ノートルダム清心女子大
学グリークラブ、夕なぎコーラスヴォイストレーナー。倉敷少年少女合唱団発声指導特別講師。水中翼船指導
者。日本演奏連盟、中国二期会、倉敷音楽協会各会員。
国立音楽大学を卒業後、渡米しNYへ。米国AEA、SAG、AGVAの各俳優協会に所属。出演例、全米ツアー「王
様と私」、スイス「ウエスト・サイド・ストーリー」、米地方公演多数。日本では「ミス・サイゴン」
「パイレー
ト・クイーン」等。各地で指導、演出、振付、翻訳、プロデュースも手掛け、岡山シンフォニーホール「王様
と私」、「TRAILS」(東京)は好評を博す。愛媛・坊っちゃん劇場昨年度作「誓いのコイン」では男性主役ニコ
ライを演じ、今年9月のロシア公演にて成功を収める。
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