アジア・コーポレート・ガバナンス白書を公表 6月10日、東京 1

OECD 円卓会議、アジア・コーポレート・ガバナンス白書を公表
6月10日、東京
OECD 主催のアジア・コーポレート・ガバナンス円卓会議は、6月10日(火)、アジア・コーポレー
ト・ガバナンス白書を公表いたします。主要な提言としては、国際的な会計・監査基準への収斂、少数株
主の保護の強化、法・規制の実施と執行の強化、銀行のガバナンスの改善等が盛り込まれています。
OECD は、6月10日(火)、午後2時より、霞ヶ関ビル内のアジア開発銀行研究所において、記者会見
を開催いたします。OECD シニア・コーポレート・ガバナンス専門家のロバート・ザフト氏、OECD ア
ジア金融セクター改革担当の貝塚正彰氏により、アジア地域のコーポレート・ガバナンスの現状について
概観するとともに、白書の主要点の説明させていたた後、質疑応答を予定しています。
白書は、アジアの政策担当者、規制当局、ビジネス・リーダー、専門家により作成され、1999年から
2003年までの間に開催されたアジア円卓会議における議論とそこで示された提言を盛り込んだ文書で
す。白書は、OECD コーポレート・ガバナンス原則をベースとして、アジア地域の法的・文化的・経済的
な多様性を考慮に入れつつ、アジアの OECD 非加盟国に焦点を絞った提言を提示しています。白書は、
また、アジア経済の基幹でもある家族経営企業に関連する問題についても検討を加えています。
記者会見に出席を希望される場合、もしくはさらに情報を必要とされる場合には、OECD 広報担当ヘレ
ン・フィッシャー(電話番号 33-1-45-24-80-97)、OECD 東京センターの三村紀子
(電話番号 81-3-5532-0026)まで御連絡下さい。
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