News Flash China Tax and Business Advisory グループ内の国外関連者への費用支払い に対する審査がさらに厳格化 March 2015 Issue 11 概要 2015 年 3 月 18 日、国家税務総局は「企業の国外関連者への費用支払いにおける企業所得税に関 する問題についての公告」(国家税務総局公告 2015 年第 16 号、以下、「16 号公告」)を公布し、併 せて 16 号公告についての解説(以下、「16 号公告解説」)1 を発表しました。16 号公告と 16 号公告解 説は、企業の国外関連者への費用支払いに関して移転価格の観点から、国家税務総局の立場をさ らに明確にしたものです。サービス費やロイヤリティに焦点を当てた 146 号通知に比べると、16 号公 告の内容は国外関連者に対するすべてのタイプの費用支払いが対象となります。16 号公告は国外 関連者への費用支払いが独立企業原則に合致すべきことを強調するとともに、更なる重要点として、 企業所得税の課税所得から控除できない 4 種類の費用を特定しています。16 号公告は「税源浸食 と利益移転(BEPS)行動計画」を実行する上での、国家税務総局の更なる重要な対応措置とみなす ことができます。 詳細 背景 2014 年 3 月、国連からのグル ープ内部のサービスと管理費 の問題に関するコメントの要請 を受けて、国家税務総局は公 式回答書 2 を提出し、意見を表 明しました。回答書において国 家税務総局は、関連者間で授 受されたサービス費について、 独立企業原則が遵守されなけ ればならないと強く主張してい ます。また管理費について、こ れらの費用は通常株主活動に 関連するものであることから、 国家税務総局は企業所得税 の課税所得から控除すること はできないと明言しています。 その後、国家税務総局は「国 外への多額の費用支払いによ る租税回避防止に関する調査 の通知」(税総弁発[2014]146 号、以下「146 号通知」)を公布 し、地方税務当局に対して国 外関連者への多額のサービス 費或いはロイヤリティの支払 い状況について徹底した税務 調査を行い 3、調査結果を国 家税務総局に報告するよう要 求しました 4。このたびの 16 号 公告は、国連への回答書で述 べられた、グループ内部の国 外関連者に対する費用支払い についての国家税務総局の観 点を最も良く示し、また中国企 業によるグループ内部の費用 支払いを厳密に調査するため のガイドラインを地方税務当局 に提示しています。16 号公告 の公布により、「国外関連者に 対する費用の支払い」は再び 注目されることになりました。 146 号通知では、国家税務総 局が「国外関連者の多額の国 外費用支払い」を対象に、 BEPS の枠組みの中で中国全 土で行う税務調査について明 示された一方で、16 号公告は、 様々なタイプの「国外関連者 への支払い」に対する地方税 務当局の管理について、国家 税務総局が更なるガイドライン を提示したものであると言うこ とができるでしょう。 独立企業原則と真偽性テスト 16 号公告では、国外関連者に 費用を支払う際、納税者は独 立企業原則に従わなければな らないと述べています。また納 税者は関連者との間で締結し た契約書や、取引が実際に行 われたものであり、また独立企 業原則にも合致することを証 明する関連資料を要請に応じ て提出しなければなりません。 また 16 号公告解説では以下 のように説明しています。 「企業の国外関連者への費用 支払いは、企業の通常の経営 行為であり、税務当局の同意 を得ずとも支払うことができる。 しかしながら所轄税務機関は、 その国外への費用支払いが 独立企業原則に従うかを www.pwccn.com News Flash — China Tax and Business Advisory 調査する目的で、国外関連者との間 に締結した契約書或いは協議書と、 取引が実際に行われ、独立企業原 則に基づくことを証明する関連資料 を、費用を支払った当該企業に対し 期限内に提供するよう要求すること ができる。もし企業による国外関連者 への費用支払いが独立企業原則を 遵守していない場合、税務当局は特 別納税調整を実施する権限を有す る。」 16 号公告第 7 条では、移転価格関 連案件を含む特別納税調整の除斥 期間を 10 年とする中国現行法制度 について再確認しています。 企業所得税の課税所得から控除で きない 4 種類の費用 第 3 条:国外関連者が不適格である もの—控除不可 課税所得から控除することはできま せん。 価格ガイドラインに示された例外 を認めるかどうかは不明確です。 第 4 条では、以下に挙げるようなサ ービスに対する補償としての国外関 連者へのサービス費用の支払いは、 企業所得税の課税所得から控除す ることができないとしています。 iv) 企業が単にある企業グループの i) 企業が負担する機能とリスク、ま たは企業の経営や活動と関連が ないサービスや活動 この状況は OECD 移転価格ガイ ドラインに提示された「付随的な 利益」8 や「受動的関係」9 の概念 と似ています。いつ、どのように 中国税務当局がこの状況の発生 を認定するかは興味があるとこ ろですが、実のところ、この表現 は公式の中国の税務法規やガイ ドラインに初めて出現したもので す。従って中国税務当局が実際 にこれをどのように解釈するかは、 不明確です。 このような状況の提示は、146 号 通知(例えば、疑わしいサービス に対する支払い 5)や国連に対す る国家税務総局の公式回答書 (必要性テスト等)にも見えます。 例えば、単純な機能を果たす中 国の生産企業に対して、国外の 親会社の提供する様々なアドバ イザリーや法律サービスが中国 の子会社に実際いくらかの利益 v) その他の関連者間取引における をもたらすことはあります。しかし 支払いにより既に補償を得てい ながら、このような高度なサービ るサービスや活動 スは子会社に与えられている機 この状況は 146 号通知の規定に 能と費用便益分析の観点からす 合致する補償性テストに言及し れば、不要であるかもしれません。 たものです。 16 号公告第 3 条では次のように規 定しています。「機能及びリスクを負 担せず、実質的な経営または活動を 行わない国外関連者に対して支払わ れた費用は、企業所得税の課税所 得から控除することができない」。し かしながら、この問題をどのような方 ii) 企業に対する規制や管理、監督 法で判定するかについて、16 号公告 など、企業の直接的或いは間接 も 16 号公告解説も地方税務当局に 的な投資者の投資利益を守るた 対して明確な指示を与えていません。 めのグループ内サービス 6 例えば、グループ企業間の決済機能 この状況は、主に国家税務総局 のみを担う国外関連者について、第 の国連に対する公式回答書や 3 条の扱いは明確にされていません。 146 号通知における説明に基づ ある取決めが全体的観点または局 いた株主活動 7 に焦点を当てた 所的観点のいずれにより扱われるか ものです。 によって、異なる結果が生じる可能 性があります。 iii) 第三者から既に購入している、 第 4 条:不適格なサービス費用—控 除不可 或いは企業が自ら実施している グループ内サービス 国家税務総局は 16 号公告及び 16 号公告解説によると、国外関連者に 支払われるサービス費用に対し、該 当サービスはその見返りとして納税 者に直接或いは間接の経済的利益 をもたらすものでなければなりません。 企業が受けたサービスが経済的利 益をもたらすものであれば、その関 連費用は独立企業原則に基づいて 支払うことができますが、当該サービ スが経済的利益をもたらすものでは ない場合、その費用は企業所得税の この状況は 146 号通知や OECD の「多国籍企業と税務当局のた めの移転価格算定に関する指針」 (以下、「OECD 移転価格ガイド ライン」)の中でも取り上げられた 重複した活動に言及したもので す。しかしサービスの重複を判定 するに当たり、OECD 移転価格 ガイドラインは 2 通りの例外状況 を挙げています。納税者が提供 を受けたサービスが重複してい るかどうかを判定する際に、中国 の税務当局がこれら OECD 移転 2 一員であるということに付随して 利益を得るものであって、グルー プ内の関連者から特定のサービ スや活動を受けていない場合 vi) 企業にいかなる直接的或いは間 接的な経済的利益ももたらしてい ないその他のサービスや活動 この状況は非受益的なサービス に費用が支払われ、企業所得税 の課税所得からの控除ができな いその他すべての状況を対象と する「補則」条項とみなされるも のです。 第 5 条:無形資産に対する法的所有 権を持つのみで、その価値の創出に 貢献せず、独立企業原則を遵守して いない国外関連者に支払われたロイ ヤリティ—控除不可 16 号公告第 5 条では以下のように 説明しています。 「国外関連者により提供された無形 資産の使用に対する補償としてのロ イヤリティについて、与えられる経済 的利益を確定するために当該無形資 産の価値の創出に対する各関連者 の貢献度が考慮されるべきである。 当該無形資産の法的所有権を有す るのみで、その価値の創出に何も貢 献を果たしていない関連者に支払わ PwC News Flash — China Tax and Business Advisory れたロイヤリティは、独立企業原則を 遵守していない場合、企業所得税の 課税所得から控除することはできな い。」 また、16 号公告解説では次のように 説明しています。 「科学技術やブランド、またその他の 無形資産についてロイヤリティの支 払いを求められている企業は、当該 無形資産の価値の創出に対する各 関連者の貢献度を確定し、さらには 各貢献者に与えられるべき経済的利 益を確認するために、無形資産の開 発や強化、維持、保護、応用、普及 において各関連者が果たしている機 能や運用された資産、また予想され るリスクについて分析すべきである。 さらには、独立企業原則に基づくこと で、国外関連者にロイヤリティを支払 う必要があるか、またどのくらいの費 用が支払われるべきかが確定される だろう。無形資産の法的所有権を有 するのみでその価値の創出に貢献し ていない国外関連者に支払われたロ イヤリティは、独立企業原則に基づ いていない場合、企業所得税の課税 所得から控除することはできない。例 えば、国内の不動産企業が不動産 開発のために国外関連者の商標或 いはブランドを使用する際、商標価 値を実現するためにその国内不動産 企業が行った開発行為や普及、維持 により、そのブランド或いは商標が 徐々に認知されているとするならば、 支払われたロイヤリティは独立企業 原則を遵守したものではないと見なさ れるべきで、従って企業所得税の課 税所得から控除することはできない。」 は、BEPS 行動計画 8 を受けた無形 資産についての OECD の枠組みに おいては、法律上或いは契約上の権 利に基づき、法的所有者がライセン シーに対して費用を徴収することを 認めている点です。しかしながら、国 家税務総局は 16 号公告でこの問題 に対して、より厳格な姿勢を表明して います。即ち、無形資産の法的所有 権を有するのみでその価値の創出に 貢献していない(つまり経済的な所有 者ではない)国外関連者に対して支 払われたロイヤリティは、企業所得 税の課税所得から控除することはで きないとしています。実務においては、 一部の多国籍企業が無形資産の使 用にサブライセンスやマルチプルライ センスの手続きを取っていることもあ ります。例えば、多国籍企業グルー プの親会社がグループのメンバーで ある A 社に無形資産のライセンスを 供与し、A 社はさらにグループの他 の子会社にその無形資産のライセン スを供与するとします。A 社は関連者 からのロイヤリティの支払いを受けた 後、親会社に振り替えるでしょう。こ のような取決めについて、税務当局 が第 5 条を直接援用し、A 社からの ロイヤリティの支払いを認めず、企業 所得税の課税所得からの控除がで きないと判断するかどうかは不明確 です。 また、無形資産の価値の創出に対す る各関連者の貢献度を評価すること は難しい問題です。16 号公告はその 貢献度について明確な指針を与えて いません。しかしながら、無形資産の 法的所有権を有するのみで、タックス ヘイブンまたは低税率の国や地域に 16 号公告第 5 条は 2014 年に公表 ある国外関連者への費用支払いが、 された BEPS 行動計画 8 の「無形資 今後税務調査や税務監査の対象と 産に係る移転価格についての指針」 なる可能性が大きいことは疑いの余 に同調したものだと考えられます。ロ 地のないことです。16 号公告は無形 イヤリティ取引に対し、16 号公告は 資産の価値の創出に対する各関連 無形資産の開発や強化、維持、保護、 者の貢献度について分析するように 応用、普及において各関連者の果た 要求していますが、このことは税務当 している機能や運用された資産、ま 局が今後移転価格の評価するに当 た予想されるリスクについて納税者 たり、利益分割法がより多く使用され に分析するよう要求していますが、こ るようになることを間接的に示してい れは BEPS 行動計画 8 の「無形資産 ます。 の開発や強化、維持、保護、宣伝に 係る取引」に関する記述と一致するも のです。ここで特に指摘しておくべき 3 第 6 条:資金調達や上場のための 活動から発生した付随的利益の対 価として国外関連者に支払われたロ イヤリティ—控除不可 16 号公告第 6 条では以下のように 説明しています。 「持株会社或いは金融会社が資金調 達や上場を主な目的として国外に設 立された場合、その資金調達または 上場活動から発生した付随的利益の 対価として国外関連者に支払われた ロイヤリティは、企業所得税計算時 に課税所得から控除できない。」 本条項は主要業務を中国国内で行 い、海外に上場している親会社また は関連者を持つ納税者に関係してく るものと思われます。税務当局は、 国外企業の名称や証券コード、関連 情報が広報資料に記載されるだけの ために、国外関連者がロイヤリティの 支払いを受ける理由はないと考える 可能性があります。従って関連する 費用支払いは企業所得税の課税所 得から控除することはできないでしょ う。 重要点 16 号公告は公布されて間もないため、 現段階では中国税務当局が 16 号公 告にまとめた 4 種類の費用の国外 支払いに対して、特別納税調整目的 で正式に移転価格調査を開始するか どうかは、不明確です。中国税務当 局と納税者で、国外関連者に支払う 費用の控除可否について見方が異 なるということは、あり得ることです。 また、地方税務機関が正式な税務調 査や税務監査でこれらの問題を扱う ことよりも、むしろ納税者に企業所得 税の申告で自己評価や自主調整を 行うことが要求される可能性が高い と考えられます。 中国の税務規定によれば、国外関連 者に対する利息や賃貸料、ロイヤリ ティなどの費用支払いについて税が 既に源泉徴収されている場合(企業 所得税の源泉徴収など)、中国税務 当局による移転価格調整を企業グル ープ間の取引に対して適用する際に、 関連の調整は行わないとされている ことには注意が必要です。従って、納 税者には国際的な二重課税の問題 PwC News Flash — China Tax and Business Advisory を解決するために相互協議手続 (MAP)を申請することが可能である かどうかを十分に検討しておく必要 があります。しかしながら、移転価格 調査を通じての特別納税調整が行わ れることなく、企業所得税法の規定に 基づき、国外関連者に対する費用支 払いは企業所得税計算時に課税所 得から控除できないと、税務当局が 直接結論付ける可能性もあります。 その場合、企業とその国外関連者は 租税条約に従って MAP を申請する ことができるかどうか、個別に分析し ていく必要があるでしょう。 運用段階で地方税務当局が 16 号公 告において提供された指針をどのよ うに実践していくかは、現時点では不 明です。しかしながら、国家税務総局 の狙いが国外関連者に対する費用 支払いについての税務管理強化に あることは明らかです。従って、多国 籍企業の中国現地子会社における グループ内の費用の国外支払いに ついて、その税務リスクを管理してい くために、以下の対応措置を取ること が大切となります。 4 まず、総合的な税務ヘルスチェッ クを行い、現在のグループ内の 国外費用徴収の問題に係る子会 社やグループの現状とリスクを確 認することが必要です。そして確 認された問題を是正し、国外の 親会社/関連者と中国の現地子 会社の双方が持続的に運用でき るようなグループ内の費用徴収 の仕組みと制度を確立するべき でしょう。 納税者は税務当局による今後の 移転価格調査に備えて、税務や 移転価格についての詳細且つ適 切な関連文書や、グループ内の 国外サービス費用についての適 切な証憑を準備しておかなけれ ばなりません。移転価格調査の 段階においては、納税者は国外 関連者が十分に経営や活動を行 っているかどうかを検証し、税務 当局が国外の親会社/関連者に ついてさらに詳しい情報開示を要 請した場合に備えておく必要が あります。 納税者と所轄税務機関の間で、 効果的且つ十分なコミュニケーシ ョンを保つことで、潜在的な見解 の不一致を早期に解決し、予期 せず税務調査や税務監査を受け る可能性を最小化することができ ます。 言えるもので、費用が徴収されるべ きではありません。 7. 株主活動には、国内企業に対する 経営や財務、人事等についての計 画や管理、監督等の活動等が含ま れます。 8. 「株主或いは統括センター等のグル ープメンバーにより提供されたグル ープ内のサービスが、ただ一部のグ ループのメンバーのみと関連するも のの、付随的にその他のメンバーに 利益をもたらすような場合がある。こ のような例は、グループの再編や新 たなメンバーの買収、ある部門の撤 退などの問題を分析する際に利用 できるものである。これらの活動は 買収や一部門の撤退を行う特定の 関連者に対するグループ内のサー ビスを構成するものであるが、効率 や経済規模の向上、または他のシ ナジー効果を目的とした決定から、 関連しない他のメンバーにも経済的 利益をもたらすものとなるかもしれな い。しかし、これらの付随的な利益に よってその他のメンバーがグループ 内のサービスを受けているとは通常 見なすことはできない。なぜなら、そ の利益を生み出した活動は、通常、 独立企業がその費用を支払う意思 を持つものではないからである。」 (《OECD 移転価格ガイドライン》7.12) 9. 「何ら特定の活動も行わず、単によ り大きな利害関係に属するというだ けで関連企業が付随的な利益を得 る時、グループ間のサービスを受け ていると見なされるべきではない。例 えば、単に関連者であることのみに よって、関連者でない場合より高い 信用度を持つ場合、それは何らサー ビスを受けているということにはなら ないだろう。しかしより高い信用度が 他のメンバーにより保証される場合 や、グループのグローバルマーケテ ィングや PR 活動からもたらされるグ ループの評判から企業が利益を受 けている場合、通常それはグループ 内サービスが存在すると言えるもの なのである。」(《 OECD 移転価格ガ イドライン》7.13) 内部の税務リスクコントロールの 現状を調査し、グループ内部の サービス費用の国外支払いの見 直しを行うことで、タイムリー且つ 効果的な税務コンプライアンスを 確立することをお勧めいたします。 注記 1. 16 号公告解説については以下をご 参照ください。 http://www.chinatax.gov.cn/n81 0341/n810760/c1519250/content. html 2. 当該公式回答書に関する詳細は、 2014 年 4 月に公表した PwC Tax Insights をご参照ください。 http://www.pwccn.com/home/e ng/tp_china_sat_apr2014.html 3. 146 号通知に関する考察は、News Flash Issue 2014 Issue19 をご参照 ください。 http://www.pwccn.com/home/e ng/chinatax_news_sep2014_19.h tml 4. グループ内部の対外費用支払いに ついての地方税務当局の調査に関 する詳細は、News Flash Issue 2014 Issue34 をご参照ください。 http://www.pwccn.com/home/e ng/chinatax_news_dec2014_34. html 5. 「国内企業が負担する機能とリスク の概要と関連がなく、或いは機能・リ スクと関連があっても現在の経営段 階に合致しないサービスに支払われ たサービス費」。 6. 一部の管理サービス(国家税務総局 の例で言えば、子会社が自らの経営 陣を有しながら、経営の意思決定に は親会社の承認が必要となる場合) は重複的な活動或いは株主活動と PwC News Flash — China Tax and Business Advisory Let’s talk 今回のニュースフラッシュ掲載内容に関するお問い合わせは、PwC’s China Transfer Pricing Service Team ま でお気軽にご連絡ください。 China Spencer Chong +86 (21) 2323 2580 [email protected] Winnie Di +86 (10) 6533 2805 [email protected] Mei Gong +86 (21) 2323 3667 [email protected] Ken Kurokawa +86 (21) 2323 3233 [email protected] Jeff Yuan +86 (21) 2323 3495 [email protected] Qisheng Yu +86 (10) 6533 3117 [email protected] Kevin Tsoi +86 (20) 3819 2380 [email protected] Han Tao +86 (10) 6533 3230 [email protected] Hong Kong Cecilia Lee +852 2289 5690 [email protected] Rhett Liu +852 2289 5619 [email protected] We have approximately 200 dedicated transfer pricing professionals in China with knowledge in economics, accounting, law, efficient project management skills and in-depth industry experience. We help clients to develop tax efficient structures to increase compliance with transfer pricing regulatory requirements, prepare for rapid audit responses, resolve disputes, and decrease future adjustment exposure. To offer global support to our clients, we work closely with our global transfer pricing network comprised of more than 100 partners and 1,500 dedicated professionals in over 50 countries 本ニュースフラッシュでは、中国または中国大陸とは中華人民共和国を指しますが、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾は含まれません。 本刊行物に含まれる情報は、一般的ご案内であり、包括的でありますことを目的としておりません。法律の適用と影響は、具体的な状況により大きく変化しま す。行動に移される前に、PwC クライアントサービスチームより御社の状況に特化したアドバイスをお求めになれますようお願いいたします。本ニュースフラッ シュの内容は 2015 年 3 月 25 日時点に編集されたものでありその時点の法律および情報に基づいております。なお日本語版は英語版を基にした翻訳で、 翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。 本ニュースフラッシュは中国及び香港の PwC のナショナル・タックス・ポリシー・サービスにより作成されたものです。当該チームはプロフェッショナルのチー ムであり、現行または検討中の中国、香港、シンガポール及び台湾の税収及びその他ビジネス政策を随時フォローアップし、分析または研究に専念していま す。良質のプロフェッショナルサービスを提供することで PwC の専門家をサポートし、関連税務およびその他政府機関、研究機関、ビジネス団体、専門家、ま た私どもの専門知識へ関心をお持ちの方とシェアすることによって先進的理念を維持することと目的としています。 お問い合わせは、以下の担当パートナーまでお気軽にご連絡ください。 Matthew Mui +86 (10) 6533 3028 [email protected] 既存または新たに発生する問題に対する実践的見識と専門的ソリューションは、中国 PwC のウェブサイト http://www.pwccn.com または香港 PwC のウェブサイト http://www.pwchk.com にてご覧いただけます。 © 2015 PricewaterhouseCoopers Consultants (Shenzhen) Ltd. All rights reserved. In this document, “PwC” refers to PricewaterhouseCoopers Consultants (Shenzhen) Ltd. which is a member firm of PricewaterhouseCoopers International Limited, each member firm of which is a separate legal entity. News Flash China Tax and Business Advisory Further scrutiny on intra-group outbound payments under way March 2015 Issue 11 In brief On March 18, 2015, the State Administration of Taxation (SAT) released the Public Notice Regarding Certain Corporate Income Tax Matters on Outbound Payments to Overseas Related Parties ( SAT Public Notice [2015] No.16, hereinafter referred to as the “Public Notice 16”) as well as its official Interpretation (hereinafter referred to as the “SAT’s Interpretation”)1. Public Notice 16, together with the SAT’s Interpretation, further set out SAT’s position from a transfer pricing perspective in relation to the outbound payments. Compared to Circular 146, Public Notice 16 deals with all types of outbound payments to overseas related parties, rather than focusing on outbound service fee and royalty fee payments. Public Notice 16 reiterates that outbound payments to overseas related parties should follow the arm's length principle, and more importantly, specifies four types of payments that should not be deductible for corporate income tax (CIT) purpose. It is considered that Public Notice 16 is SAT’s another important enforcement in response to the action plan on base erosion and profit shifting (BEPS). In detail Background In March 2014, in response to United Nations’ (UN) request for comments on intra-group services and management fees, the SAT submitted an official Response to express its views. In the Response, the SAT reaffirmed its stance that service fees paid and received by related parties must be in compliance with the arm’s length principle. In regards to management fees, the SAT stated that these expenses, in general, related to shareholder activities and therefore shall not be deductible for CIT purposes.2 Later on, the SAT released the Notice of AntiAvoidance Examination on Significant Outbound Payments (Shuizongbanfa [2014] No.146, hereinafter referred to as the “Circular 146”), which requested local-level tax bureaus to launch comprehensive tax examinations on taxpayers with significant outbound service fee and royalty fee payments to overseas related parties3, and submit the investigation reports to the SAT4. Public Notice 16 is the culmination of the SAT’s views towards intra-group outbound payments as stated in the Response to the UN, and provides guidance to the locallevel tax authorities for scrutinizing the intra-group payments made by the Chinese enterprises. The issuance of Public Notice 16 makes “outbound payment to overseas related parties” back to the spotlight. While Circular 146 illustrates SAT’s nation-wide tax examination on significant outbound payments to overseas related parties in a BEPS context, it is considered that Public Notice 16 depicts the SAT’s further guidelines on the local-level tax authorities’ administration on the various types of outbound payments to overseas related parties. Arm’s length principle and authenticity test Public Notice 16 states that taxpayers must comply with the arm’s length principle when making payments to its overseas related parties. Taxpayers shall provide relevant documentation upon request, such as intercompany agreements, documentation that verifies the authenticity as well as the arm’s length nature of the transactions. The SAT’s Interpretation further states that: “Outbound payments by an enterprise to its overseas related parties should be regarded as the enterprise’s normal business operation, and could be paid without the tax authority’s approval. However, for the purpose of examining the arm’s length principle of the outbound payments, the in-charge tax authority may require an enterprise making www.pwccn.com News Flash — China Tax and Business Advisory outbound payments to overseas related parties to provide contracts or agreements concluded with its overseas related party, and relevant documentation which can verify the authenticity of the transaction and prove that the transaction complies with the arm’s length principle within the certain period. If outbound payments by an enterprise to its overseas related party are not in compliance with the arm's length principle, the tax authorities are empowered to make special tax adjustments.” Article 7 of Public Notice 16 reconfirms China’s existing legal framework for the 10 year statute of limitations for special tax adjustments, which include transfer pricing matters. Four types of payments which are not deductible for CIT purpose Article 3: Unqualified overseas related parties - not deductible Article 3 of Public Notice 16 states that “payments to an overseas related party which does not undertake functions, bear risks or has no substantial operation or activities shall not be deductible for CIT purpose.” However, neither Public Notice 16 nor the SAT’s Interpretation gives clear instructions to local tax authorities about how to determine this issue. For example, whether an overseas related party that only functions as a clearing centre for intercompany payments between group companies will be captured under Article 3 is unclear. Different outcomes may arise depending on whether a holistic or narrow view of the arrangements is adopted. Article 4: Unqualified service fee - not deductible According to Public Notice 16 and SAT’s Interpretation, taxpayers should receive services that enable them to obtain direct or indirect economic benefits in return for service fees paid to overseas related parties. Expenses related to the beneficial services received by the enterprise can be paid based on the arm’s length principles and payments for non-beneficial services are not deductible for CIT purpose. Article 4 outlines the situations where service fee payments to overseas related parties in compensation for the following services would not be deductible for CIT purpose: 7 i) Services that are unrelated to the functions and risks borne by the enterprise or operation of the enterprise. Insights on what this situation may entail can be gained from reference to Circular 146 (e.g. suspicious service payments)5 or the SAT’s official Response to the UN (e.g. necessity test). For example, various advisory and legal services provided by a parent company may indeed confer some benefit to a manufacturing subsidiary in China. However, these high-end services may not be needed from the perspective of the subsidiary given its functions and a cost-benefit analysis. ii) Intra-group services relating to the protection of the investment interests of the direct or indirect investor of the Enterprise, including control, management, supervising activities for the Enterprise. This situation mainly focuses on shareholder activities based on explanations in the SAT’s official Response to the UN6 and Circular 1467. iii) Intra-group services that have already been purchased from a third party or have been undertaken by the Enterprise itself. This situation refers to duplicative activities which are also covered under Circular 146 and in the Organization for Economic Cooperation and Development's Transfer Pricing Guidelines for Multinational Enterprises and Tax Administrations (OECD TP Guidelines). However, the OECD TP Guidelines also provide two exceptions when determining if a service is duplicative. It is uncertain whether China tax authorities will accept the exceptions described in the OECD TP Guidelines when they are determining whether a service provided to the taxpayer is duplicative or not. iv) Services where the Enterprise obtains additional benefits solely for being part of a corporate group, and the enterprise has not received any specific services from related party within the group. This situation is similar to the concept of “incidental benefits”8 and “passive association”9 discussed in the OECD TP Guidelines. How and when the China tax authorities determine that this situation arises will be of interest, as it is the first time that this language has appeared on any official China tax legislation or guidance. It is uncertain how the China tax authorities will interpret this Article in practice. v) Services that have been remunerated through payments for other related party transactions. This situation refers to the remuneration test which is consistent with the provisions set in Circular 146. vi) Other services that have not provided the enterprise with any direct or indirect economic benefits. This situation can be regarded as a “catch all” clause to capture all the other situations where service fee payments may have been made for non-beneficial services and which would not be deductible for CIT purpose. Article 5: Royalties paid to an overseas related party which only owns the legal rights of the intangible asset but having no contribution to its value creation, not in compliance with the arm's length principle - not deductible Article 5 of Public Notice 16 states that: “For royalties in compensation for usage of intangible assets provided by an overseas related party, the contribution of each party to the value creation of the intangible assets should be considered to determine the economic benefits that each party is entitled to. Royalties paid to an overseas related party which only owns the legal rights of the intangible asset but having no contribution to its value creation, not in compliance with the arm's length principle, is not deductible for CIT purpose.” According to the SAT’s Interpretation of this article: “Enterprises, who are required to make royalty payments about technology, brand and other intangible assets, they should analyse each party’s functions performed, PwC News Flash — China Tax and Business Advisory assets employed and risks assumed in the intangible assets development, enhancement, maintenance, protection, application and promotion to decide the contributions made by each party to the value creation of the intangible assets, to further confirm the economic benefits that each party is entitled to. Furthermore, complying with the arm’s length principle, whether it is necessary to make royalty payments to overseas related parties and the amount of payments would be ascertained. Royalties paid to an overseas related party which only owns the legal rights of the intangible asset but having no contribution to its value creation, not in compliance with the arm's length principle, is not deductible for CIT purpose. For example, the domestic real estate enterprise utilizes overseas related party’s brand or trademark for real estate development, if the brand or trademark is gradually being recognized during the domestic real estate development process and being promoted and maintained by the domestic enterprise to realize the brand valuation, the royalties paid should be regarded as not in compliance with the arm’s length principle, and therefore, the payment is not deductible for CIT purpose.” We believe that Article 5 of Public Notice 16 directly echoes the BEPS Action 8: Guidance on Transfer Pricing Aspects of Intangibles released in 2014. With respect to the royalty transactions, Public Notice 16 requires taxpayers to analyse each party’s functions performed, assets employed and risks assumed in the intangible assets development, enhancement, maintenance, protection, application and promotion, which is consistent with the descriptions relating to “transactions involving the development, enhancement, maintenance, protection and exploitation intangibles” in BEPS Action 8. It should be pointed out that the OECD’s framework for intangibles under BEPS Action 8 allows scope for a legal owner to charge fees to the licensee based on legal or contractual rights. However, Public Notice 16 reveals SAT’s stricter attitudes towards this issue: royalties paid to an overseas related party who is only the legal owner of the intangible asset but has no contribution to its value creation (i.e. not an economic owner), might not be deductible for CIT purpose. We have observed that in practice, some multinational 8 corporations may have sub-license or multi-license arrangements to use certain intangible assets. For example, a MNC group headquarter may license the intangible to its group member, Company A, and Company A will further license the intangible to other group subsidiaries. After Company A receives the royalty payments from related parties, it will transfer the payment to the headquarters. Based on this situation, it is uncertain whether the tax authorities will consider such an arrangement to fall directly under Article 5 and disallow the royalty payments from Company A, being not deductible for CIT purpose. It is challenging to evaluate the contributions of each party to the value creation of the intangible assets. Public Notice 16 does not provide clear guidance about the contribution analysis. However, without any doubt, outbound payments to overseas related parties who only own the legal rights of intangible assets, and are located in tax havens or low tax jurisdictions, will very likely be targets of tax investigations and audits in the future. Public Notice 16 requires the analysis of contributions made by each party to the value creation of the intangible assets, which indirectly reveals that the tax authorities will apply the Profit Split Method more frequently in conducting transfer pricing evaluation in the future. code and related information listed on the publicity materials. As a result, the relevant payment would not be deductible for CIT purpose. The takeaway Public Notice 16 was only issued a week ago and at this stage it is uncertain if the China tax authorities must launch a formal transfer pricing investigation procedure in order to make the special tax adjustments for the four types of outbound payments outlined in Public Notice 16. It will not be a surprise that there will likely be different views between the China tax authorities and taxpayers on the deductibility of an outbound payment to overseas related parties. It is still probable that local-level tax authorities may require taxpayers to make self-evaluation and selfadjustments to their corporate income tax returns, rather than deal with these issues under a formal tax investigation or audit. “Where a holding or financing company is established offshore for the main purpose of financing or listing, royalties paid to an overseas related party in compensation for incidental benefits arising from such financing or listing activities is not deductible for CIT purpose.” It should be noted that, according to China tax regulations, corresponding adjustments will not be applied to situations where the transfer pricing adjustments made by China tax authorities apply to intercompany transactions where taxes are already withheld in respect of the payment, e.g. interest, rental or royalty payment to overseas related parties (i.e. withholding income tax). Therefore, the taxpayers may need to consider whether it is possible to request Mutual Agreement Procedures (MAP) to resolve international double taxation issue. However, a potential approach taken by tax authorities could be that the tax authorities directly conclude that the relevant payment to overseas related parties is not deductible for CIT purpose based on the corporate income tax regulations, rather than making a special tax adjustment through a transfer pricing investigation. Under such situation, whether an enterprise and its overseas related parties are still eligible to apply for MAP in accordance with tax treaty, should be analysed case by case. We believe that this Article may have implication for taxpayers whose parent entities or related party entities are listed abroad with their main business(es) within the territory of China. The tax authorities may consider that the overseas related party has no reason to receive the royalty payment merely because of the overseas companies’ names, stock At an operational level, it is uncertain at this stage how the local-level tax authorities will enforce the guidelines provided in Public Notice 16. However, there is no doubt that the SAT’s aim is to strengthen the tax administration of outbound payments to overseas related parties. Therefore, we consider that the following actions are critical in monitoring the tax risks Article 6: Royalties paid to an overseas related party in compensation for incidental benefits arising from the financing or listing activities not deductible Article 6 of Public Notice 16 states that: PwC News Flash — China Tax and Business Advisory of an MNC’s Chinese local subsidiary’s intra-group outbound payments: 9 As a good starting point, a comprehensive tax health check is necessary to identify the status and risks for a subsidiary and the group based on its current intragroup outbound charges. Immediate actions should be taken to rectify any issues identified and build up a sustainable intra-group charges structure and system which may involve both the overseas parent company / related parties and Chinese local subsidiaries. Taxpayers should be ready for a potential transfer pricing investigation by the tax authorities, focusing on thorough and proper tax and transfer pricing documentation and adequate justification of intra-group outbound service charges. During a transfer pricing investigation, taxpayers should evaluate whether the overseas related party has substantial operation or activities or not, the tax authorities may request the enterprise to disclose the detailed information of its overseas parent company / related parties. Effective and efficient communication should be maintained between taxpayers and local-level tax bureaus to resolve any potential disagreements early on, so as to mitigate the potential for surprises in a tax investigation or audit. Sound ongoing internal tax risk control and update/improve the intra-group outbound service charges mechanism to ensure timely and effective tax compliance. or coordinating centre relates only to some group members but incidentally provides benefits to other group members. Examples could be analysing the question whether to reorganise the group, to acquire new members, or to terminate a division. These activities could constitute intragroup services to the particular group members involved, for example those members who will make the acquisition or terminate one of their divisions, but they may also produce economic benefits for other group members not involved in the object of the decision by increasing efficiencies, economies of scale, or other synergies. The incidental benefits ordinarily would not cause these other group members to be treated as receiving an intra-group service because the activities producing the benefits would not be ones for which an independent enterprise ordinarily would be willing to pay.” (“OECD Guidelines”, §7.12) Endnote 1. For SAT’s Interpretation, please refer to http://www.chinatax.gov.cn/n81034 1/n810760/c1519250/content.html 2. For details of this Response, please refer to our PwC Tax Insights – Transfer Pricing issued in April 2014. http://www.pwccn.com/home/eng/t p_china_sat_apr2014.html 3. For details of our observation for the Circular 146, please refer to our China Tax/Business News Flash, 2014, Issue 19. http://www.pwccn.com/home/eng/c hinatax_news_sep2014_19.html 4. For details of the local-level tax authorities’ examination on the intragroup outbound payments, please refer to our China Tax/Business News Flash, 2014, Issue 34. http://www.pwccn.com/home/eng/c hinatax_news_dec2014_34.html 5. “Fee paid for services that are unrelated to the domestic enterprise’s function and risk profile, or even though related but not suitable for its current operation phase”. 6. Certain types of management services (using SAT’s example, management decision approvals from the parent company when the subsidiary has their own management team) are likely to be duplicative activities or shareholder activities and hence should not be charged. 7. The services of shareholder include planning, management, supervising activities regarding the operation, finance, human resource etc. for the domestic enterprises. 8. “There are some cases where an intra-group service performed by a group member such as a shareholder 9. “An associated enterprise should not be considered to receive an intragroup service when it obtains incidental benefits attributable solely to its being part of a larger concern, and not to any specific activity being performed. For example, no service would be received where an associated enterprise by reason of its affiliation alone has a credit-rating higher than it would if it were unaffiliated, but an intra-group service would usually exist where the higher credit rating were due to a guarantee by another group member, or where the enterprise benefitted from the group’s reputation deriving from global marketing and public relations campaigns.” (“OECD Guidelines”, §7.13) PwC News Flash — China Tax and Business Advisory Let’s talk For a deeper discussion of how this issue might affect your business, please contact a member of PwC’s China Transfer Pricing Service Team : China Spencer Chong +86 (21) 2323 2580 [email protected] Winnie Di +86 (10) 6533 2805 [email protected] Mei Gong +86 (21) 2323 3667 [email protected] Ken Kurokawa +86 (21) 2323 3233 [email protected] Jeff Yuan +86 (21) 2323 3495 [email protected] Qisheng Yu +86 (10) 6533 3117 [email protected] Kevin Tsoi +86 (20) 3819 2380 [email protected] Han Tao +86 (10) 6533 3230 [email protected] Hong Kong Cecilia Lee +852 2289 5690 [email protected] Rhett Liu +852 2289 5619 [email protected] We have approximately 200 dedicated transfer pricing professionals in China with knowledge in economics, accounting, law, efficient project management skills and in-depth industry experience. We help clients to develop tax efficient structures to increase compliance with transfer pricing regulatory requirements, prepare for rapid audit responses, resolve disputes, and decrease future adjustment exposure. To offer global support to our clients, we work closely with our global transfer pricing network comprised of more than 100 partners and 1,500 dedicated professionals in over 50 countries In the context of this News Flash, China, Mainland China or the PRC refers to the People’s Republic of China but excludes Hong Kong Special Administrative Region, Macao Special Administrative Region and Taiwan Region. The information contained in this publication is for general guidance on matters of interest only and is not meant to be comprehensive. The application and impact of laws can vary widely based on the specific facts involved. Before taking any action, please ensure that you obtain advice specific to your circumstances from your usual PwC’s client service team or your other tax advisers. The materials contained in this publication were assembled on 25 March 2015 and were based on the law enforceable and information available at that time. This China Tax and Business News Flash is issued by the PwC’s National Tax Policy Services in China and Hong Kong, which comprises of a team of experienced professionals dedicated to monitoring, studying and analysing the existing and evolving policies in taxation and other business regulations in China, Hong Kong, Singapore and Taiwan. They support the PwC’s partners and staff in their provision of quality professional services to businesses and maintain thought-leadership by sharing knowledge with the relevant tax and other regulatory authorities, academies, business communities, professionals and other interested parties. 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