学校だより 9月号(PDF:219kb)

平成27年9月1日発行
目指す学校像
第5号
一人一人が輝く
朝霞市立朝霞第四中学校
〒 351-0012 朝霞市栄町5-1-60
TEL:048-466-4711
FAX:048-467-4744
Email:
[email protected]
文 責: 校 長 唐 松 善 人
明るく楽しい学校
あたたかくきれいな学校
陰 徳 を 積 む
私は、以前、勤務していた中学校で剣道部の顧問をしていたことがあります。当時は全
国大会や関東大会に出場して勝つことを目標にし、生徒に日々激しい練習を課していまし
た。そして、生徒が努力してくれた結果、県大会で3連覇をし、全国大会に2回、関東大
会に2回出場することができました。
しかし、全国大会や関東大会には各都道府県の大会を勝ち抜いてきた強い選手やチーム
が出場するため、試合で相手に勝つということは極めて難しいことです。そこで、私は顧
問として、日頃から生徒に「陰徳を積む」ということを話して実践するように求めていま
した 。「陰 徳 を 積 む 」 と は 、 人 が見 て い な い とこ ろ で、 良 い 行い を 重ね て いく と いう こ と
です。例えば、ゴミが落ちていたら自分から進んで拾う、トイレが汚れていたら自分から
進んで掃除をする、靴が揃っていなかったら自分から進んで揃えるなど。人が見ていない
ところで 、いかに行動できるかが大切なのです 。日頃からこのような生活を送っていれば 、
いざ試合の中で競っても、自分の心の中に安定した状態が生まれているので負ける気がし
ない。そこまでして負けたのなら相手の方が上であり、少なくとも自分自身には負けてい
ないのではないかと生徒に話してきました。
大会の結果は、全国大会では男子個人戦ベスト16、関東大会では男子個人戦優勝、男
子団体戦準優勝でした。試合で勝てたことも嬉しかったのですが、武道場や更衣室、トイ
レ等がとても綺麗になったこと、さらには、こうした雰囲気が剣道部だけでなく、学校全
体に広がっていったことがそれ以上に嬉しかったです。
さて、本校では、この夏休み、多くの部活動が暑さに負けず、熱心に練習に取り組んで
いました。その中で、練習前に人知れずゴミを拾っていた生徒や、後片付けを黙々と丁寧
に行っていた生徒が見受けられました。とても立派なことです。人が見ていても、見てい
なくても、しっかりと行動できる力を多くの生徒に育てていきたいと考えます。
四 中 の 様 子
【地域の方々との懇談会】
民生委員・児童委員及び
主任児童委員の皆様方に来
校していただき、本校の教
職員と懇談会を実施いたし
ました。ご参加いただきま
した皆様方、ありがとうご
ざいました。
【祭りの後の清掃活動】
彩夏祭・鳴子に参加した
翌日に、生徒と担当教員で
会場付近の清掃活動を行い
ました。華やかな演舞の後
に、しっかりとした清掃活
動を行うことは、とても意
義のあることです。
【町内会夏祭り】
栄町にて開催された町内
会夏祭りに、本校の吹奏楽
部と鳴子けやきチームが参
加しました。学校から地域
に出向いて活動をし、地域
との連携を深めることを今
後も大切にしていきます。