GarageBand 各部の説明

GarageBand 各部の説明
各部の説明
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「GarageBand 各部の説明」では、「GarageBand」ウインドウの機能やコントロールを紹介します。これらの
コントロールを使用して、「GarageBand」で曲を制作します。「GarageBand 」コントロールの名前や機能を
理解すると、「GarageBand ヘルプ」で質問の答えを見つけるのが簡単になるので、チュートリアルを最後ま
で終える予定がない場合でも以下のページをお読みください。
以下のページでは、タイムライン、トラックエディタ、ループブラウザなどの主な「 GarageBand」ウインド
ウと「トラック情報」ウインドウについて説明します。メインウインドウでは、リアル音源とソフトウェア音
源を使った録音、ループの追加、および曲のアレンジとミックスを行い、「トラック情報」ウインドウでは、
トラックの音源、エフェクト、および入力の設定を変更します。
1
GarageBand ウインドウ
A
B
C
D
E
F
A
G
H
I
トラックヘッダ：音源のアイコンと名前が各トラックのヘッダの左に表示されます。トラックをミュート
する（無音状態にする）には、ミュートボタン（スピーカアイコンの付いたボタン）をクリックします。
特定のトラックだけを聴くには、ソロボタン（ヘッドフォンアイコンの付いたボタン）をクリックします。
B
トラックミキサー：パンホイールをドラッグして、トラックのパンポジション（ステレオフィールドの左
右の配置）を調整します。音量スライダをドラッグして、トラックの音量を調整します。レベルメーター
で、録音中および再生中のトラックの音量レベルを確認します。
C
タイムライン：タイムラインにはトラックが表示されます。トラックでは、リアル音源やソフトウェア音
源を使った録音、ループの追加、およびリージョンのアレンジを行います。また、タイムラインにはビー
トルーラも表示されます。ビートルーラを使って再生ヘッドを移動し、タイムライン上の項目をビートお
よび小節にそろえます。タイムラインの機能およびコントロールについて詳しくは、3 ページの「タイムラ
イン」を参照してください。
D
拡大／縮小スライダ：タイムラインを拡大して一部を詳細に表示したり、タイムラインを縮小して表示範
囲を広くするときは、拡大／縮小スライダをドラッグします。
E
新規トラックボタン：このボタンをクリックすると、タイムラインの既存のトラックの下にトラックが追
加されます。
F
トラック情報、ループブラウザ、トラックエディタボタン：これらのボタンをクリックすると、それぞれ
トラック情報、トラックエディタ、またはループブラウザが開きます。
G
トランスポートコントロール：録音ボタンをクリックすると、録音が開始されます。再生ボタンをクリッ
クすると、曲の再生が開始または停止されます。頭出し、巻き戻し、または早送りボタンをクリックする
と、再生ヘッドが曲のさまざまな部分に移動します。サイクルボタンをクリックすると、サイクルリー
ジョン機能が「入」になります。
H
時間表示：再生ヘッドの位置が、音楽的な時間（小節、ビート、単位）または絶対的な時間（時、分、
秒、ミリ秒）で表示されます。曲のテンポも表示されます。時間表示の形式を変更するためのボタンがあ
ります。
I
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マスター音量スライダおよびレベルメーター：曲の出力音量レベルを調整するときは、音量スライダをド
ラッグします。レベルメーターを見て、曲を書き出す前にクリップノイズが発生していないか確認します。
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タイムライン
タイムラインには、トラックが表示されます。トラックで、リアル音源やソフトウェア音源を使った録音、
ループの追加、およびリージョンのアレンジを行います。
C
D
A
E
F
B
G
H
I
A
ビートルーラ：タイムライン上の音楽的な時間の単位であるビートと小節が表示されます。ビートルーラ
をクリックすると、再生ヘッドを正確なビートや小節位置に移動することができます。
B
トラック：リアル音源やソフトウェア音源を使ってトラックに録音したり、ループをトラックにドラッグ
して曲に追加したりします。タイムラインでトラックのループやリージョンを編集して、曲をアレンジし
ます。
C
再生ヘッド：曲の中の現在再生している位置、または再生ボタンをクリックしたときに再生が開始される
位置を示します。また、カットおよびコピーした項目をタイムライン上でペーストした場所を示します。
再生ヘッドを移動して、曲の中の再生する部分を変更することができます。
D
タイムライングリッドボタン：タイムライングリッドの音符の値を選択するか、または「自動」を選択し
て拡大／縮小時に値が変化するようにします。
E
リージョン：リアル音源やソフトウェア音源を使って録音したり、ループを追加したりするときは、タイ
ムラインにリージョンを作成します。リージョンのカット、コピー、ペースト、サイズ変更、移動、トラ
ンスポーズ、その他の変更を加えて、曲をアレンジすることができます。
F
音量カーブ：音量カーブをトラックに追加し、コントロールカーブ上でコントロールポイントを追加およ
び調整して、曲のさまざまな部分に動的な変化を追加します。
G
マスタートラック：マスタートラックにエフェクトや音量カーブを追加して、曲全体のサウンドを変更で
きます。
H
再生ヘッドロックボタン：タイムラインとトラックエディタのロックを解除して、タイムラインやトラッ
クエディタに再生中の部分とは別の部分を表示できます。
I
スクロールバー：水平方向のスクロールバーをドラッグすると、曲のほかの部分に移動します。垂直方向
のスクロールバーをドラッグすると、現在表示されていないトラックが表示されます。
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トラックエディタ
トラックエディタでは、トラックの一部が顕微鏡のように拡大して表示されます。トラックエディタでは、リ
アル音源とソフトウェア音源をさまざまな方法で編集できます。
リアル音源の場合
リアル音源トラックを選択すると、トラックのリージョンの波形がトラックエディタに表示されます。トラック
エディタで、リージョンの名前を変更したり、ループリージョンをトランスポーズしたりすることができます。
C
D
E
F
A
B
G
A
名前フィールド：トラックが選択されているときには、トラックの新しい名前をこのフィールドに入力し
ます。リージョンがタイムライン選択されているときには、リージョンの新しい名前をこのフィールドに
入力します。
B
拡大／縮小スライダ：ドラッグすると、拡大して詳細が表示されるか、または縮小してトラックまたは選
択したリージョンの表示範囲が広くなります。トラックエディタでの拡大／縮小操作は、タイムラインに
は関係しません。
C
トランスポーズのスライダとフィールド：スライダをドラッグすると、選択したリアル音源リージョンを
最大で 12 半音上または下にトランスポーズできます。半音の数をフィールドに入力することもできます。
ループから作成されたリアル音源リージョンだけをトランスポーズできます。
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D
ビートルーラ：トラックエディタに表示されている領域のビートと小節が表示されます。
E
再生ヘッド：曲の中の現在再生している位置を示します。
F
波形表示：トラックのリージョンの波形が表示されます。
G
スクロールバー：スクロールバーをドラッグすると、トラックのほかの部分に移動します。
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ソフトウェア音源の場合
ソフトウェア音源トラックを選択すると、トラックまたは選択したリージョンの音符がグラフィック形式でト
ラックエディタに表示されます。ソフトウェア音源リージョンの音符を個別に編集したり、音符のタイミング
を修正したり、リージョンをトランスポーズしたり、リージョンの名前を変更したりすることができます。
ピッチベンド、モジュレーションホイール、サステインデータなど、音楽用キーボードの演奏時に記録された
コントロールデータを表示および編集することもできます。
D
G
H
I
A
B
C
E
F
J
A
名前フィールド：トラックが選択されているときには、トラックの新しい名前をこのフィールドに入力し
ます。リージョンがタイムライン選択されているときには、リージョンの新しい名前をこのフィールドに
B
「タイミングを修正」ボタン：このボタンをクリックすると、選択したリージョンのタイミングが、最も近
入力します。
いグリッド位置に音符が移動するように修正されます。
C
拡大／縮小スライダ：ドラッグすると、拡大して詳細が表示されるか、または縮小してトラックの表示範
囲が広くなります。
D
「表示」ポップアップメニュー：音符またはコントロールデータをトラックエディタに表示するかどうかを
選択します。
E
ベロシティのスライダとフィールド：スライダをドラッグすると、選択した音符のベロシティ（音の強さ）
を変更できます。ベロシテイの値をこのフィールドに入力することもできます。音符のベロシティは、そ
の音符を演奏するときのキーを押す強さに反映されます。
F
トランスポーズのスライダとフィールド：スライダをドラッグすると、選択したソフトウェア音源リー
ジョンを最大で 36 半音上または下にトランスポーズできます。半音の数をフィールドに入力することもで
きます。
G
ビートルーラ：トラックエディタに表示されている領域のビートと小節が表示されます。
H
音符／コントローラデータの表示：ソフトウェア音源リージョンの個々の音符がグラフ形式で表示されま
す。音符を移動したり音符のサイズを変更したりして、音符のピッチ、再生が開始される位置、および再
生される長さを調整することができます。「表示」ポップアップメニューで選択したコントローラデータが
表示されます。
I
再生ヘッド：曲の中の現在再生している位置を表示します。
J
スクロールバー：スクロールバーをドラッグすると、トラックのほかの部分に移動します。
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ループブラウザ
ループブラウザを使うと、ループをすばやく検索して曲に追加することができます。ループの検索は、音源、
音楽のジャンル、またはムードのキーワードを使用して行うことができます。テキスト検索を実行して、いく
つかの方法で検索結果を絞り込むこともできます。ループブラウザには、一致する各ループのテンポ、キー、
およびビート数が表示されます。ループは、曲に追加する前にループブラウザでプレビューできます。
ループブラウザでは、ボタン表示とカラム表示の 2 つの方法でループを検索できます。
ボタン表示
ボタン表示では、ループブラウザにキーワードボタンのセットが表示されます。ボタンをクリックすると、そ
のキーワードに一致するループが結果リストに表示されます。複数のボタンをクリックすると、選択したすべ
てのキーワードに一致するループに結果が絞り込まれます。
A
B
A
C
D
E
F
キーワードボタン：キーワードボタンをクリックすると、そのキーワードに一致するループが結果リスト
に表示されます。複数のキーワードをクリックすると、結果を絞り込むことができます。
B
表示ボタン：カラムボタンをクリックするとカラム表示になり、グリッドボタンをクリックするとボタン
表示になります。
C
スケールタイプポップアップメニュー：スケールタイプを選択すると、その音楽スケールを使用するルー
プだけが表示されます。
D
検索テキストフィールド：フィールドにテキストを入力すると、ファイル名またはパスにそのテキストを
含むループが表示されます。
E
プレビュー音量スライダ：スライダをドラッグすると、プレビューしているループの音量を調整できます。
F
結果リスト：選択したキーワードに一致するループが表示されます。各ループのテンポ、キー、および
ビート数も表示されます。結果リスト内のループをクリックすると、そのループをプレビューできます。
ループの「お気に入り」チェックボックスをクリックすると、そのループがお気に入りに追加されます。
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カラム表示
カラム表示では、ループブラウザにキーワードタイプ、分類、およびキーワードのカラムが表示されます。
キーワードタイプをクリックするとそのタイプの分類が表示され、分類をクリックするとキーワードが表示さ
れ、キーワードをクリックすると一致するループが結果リストに表示されます。複数のキーワードをクリック
すると、選択したキーワードのいずれかに一致するループが表示され、より多くの検索結果が表示されます。
A
D
A
B
E
C
F
G
H
キーワードタイプカラム：キーワードタイプをクリックすると、そのキーワードタイプに属する分類が中
央のカラムに表示されます。
B
分類カラム：分類をクリックすると、その分類に属するキーワードが右側のカラムに表示されます。
C
キーワードカラム：キーワードをクリックすると、一致するループが結果リストに表示されます。複数の
キーワードをクリックすると、結果を拡張することができます。
D
表示ボタン：カラムボタンをクリックするとカラム表示になり、グリッドボタンをクリックするとボタン
表示になります。
E
スケールタイプポップアップメニュー：スケールタイプを選択すると、そのスケールを使用するループだ
けが表示されます。
F
検索テキストフィールド：フィールドにテキストを入力すると、ファイル名またはパスにそのテキストを
含むループが表示されます。
G
プレビュー音量スライダ：スライダをドラッグすると、プレビューしているループの音量を調整できます。
H
結果リスト：選択したキーワードに一致するループが表示されます。各ループのテンポ、キー、および
ビート数も表示されます。結果リスト内のループをクリックすると、そのループをプレビューできます。
ループの「お気に入り」チェックボックスをクリックすると、そのループがお気に入りに追加されます。
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トラック情報ウインドウ
「トラック情報」ウインドウには、選択したトラックの現在の音源とエフェクトの設定が表示されます。これ
らの設定は、「トラック情報」ウインドウで変更できます。「トラック情報」ウインドウの一部のコントロール
は、リアル音源トラックの場合とソフトウェア音源トラックの場合とで異なります（下記を参照）。
A
B
F
C
D
E
G
A
音源分類リスト：音源の分類をクリックすると、その分類に属する音源が音源リストに表示されます。
B
音源リスト：リストから音源をクリックします。
C
音源アイコンポップアップメニュー：アイコンメニューから音源アイコンを選択するときにクリックします。
D
E
「詳細」の三角形：クリックすると、音源、エフェクト、およびチャンネルの設定が表示されます。
エフェクトのチェックボックス、スライダ、およびポップアップメニュー：エフェクトのチェックボック
スをクリックすると、エフェクトの入と切が切り替わります。スライダをドラッグしてエフェクトのレベ
ルを調整するか、またはポップアップメニューから項目を選択します。「トラック情報」ウインドウには、
リアル音源用とソフトウェア音源用に次のエフェクトがあります。
ノイズゲート（リアル音源トラックのみ）：スライダをドラッグすると、ゲートの適用量を調整できます。
モジュールおよびモジュール設定ポップアップメニュー（ソフトウェア音源トラックのみﾐ図には表示され
ていません）：メニューから音源モジュール（プリセット）を選択します。
コンプレッションスライダ：スライダをドラッグすると、コンプレッションの適用量を調整できます。
「イコライザー」ポップアップメニュー：ポップアップメニューから EQ 設定を選択します。
エフェクトおよびエフェクト設定ポップアップメニュー：チェックボックスをクリックすると、追加した
エフェクトの入と切を切り替えることができます。左のポップアップメニューからエフェクトを選択して、
右のポップアップメニューからエフェクトのプリセットを選択します。
「エコー」スライダ：スライダをドラッグすると、エコーの適用量を調整できます。
「リバーブ」スライダ：スライダをドラッグすると、リバーブの適用量を調整できます。
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GarageBand 各部の説明
F
入力チャンネルのポップアップメニューとボタン（リアル音源トラックのみ）：音源の入力チャンネル（1
つまたは複数）をポップアップメニューから選びます。出力がモノラル（1 つ）の音源の場合は「モノラ
ル」ボタンをクリックし、出力がステレオの音源の場合は「ステレオ」ボタンをクリックします。トラッ
クのモニタを入にするときは「モニタ」の「入」ボタンをクリックし、モニタを「切」にするときは「モ
ニタ」の「切」ボタンをクリックします。
G
「音源を保存」および「音源を削除」ボタン：音源を保存するときは、
「音源を保存」ボタンをクリックし
ます。保存した音源を削除するときは、「音源を削除」ボタンをクリックします。
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