古雅な音をもとめて ~ピリオド楽器の魅力

大阪音楽大学 音楽博物館 <ミュージアム・コンサート/セミナーシリーズ>
MUSEUM CONCERT / SEMINAR SERIES
大阪音楽大学 創立100周年記念
第78回ミュージアム・コンサート
古雅な音をもとめて
~ピリオド楽器の魅力~
■チェンバロ・フォルテピアノ演奏
高田 泰治
■お話
西村 理
(大阪音楽大学准教授/音楽学)
2015年1
0月28日 (水)18:00開演(17:30開場)
ミレニアムホール
入場料 一般2,000 円 高校生以下 1,000 円(自由席)
主催/大阪音楽大学音楽博物館
モバイルサイトURL
http://daion.gdd.jp/
〔入場券お申込み〕大阪音楽大学コンサート・センター TEL 06-6334-2242
〒561-8555 豊中市庄内幸町 1-1-8
FAX 06-6334-2164
〔窓口受付時間〕月~金曜日 9:00~16:00 土曜日 9:00~14:00
※ 日曜・祝日、8月10日(月)~ 14日(金)、31日(月)、8月中の土曜、10月15日(木)は休み
〔入場券申込方法〕■はがき、またはFA Xで「氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、公演日、
演奏会名、枚数」を明記のうえお申し込みください。
■電話、ホームページからもお申し込みになれます。 URL http://daion.ac.jp
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■電話、FAX、はがき、大学ホームページ等で入場券をお申し込みになり、郵送で受け取りご希望の場合、代金の振込手数料、送料はお客様のご負担と
なります。また、本学主催演奏会の「ご案内チラシ」のみ郵送ご希望の方も送料をご負担いただきます。詳しくは電話でお問い合わせください。
*この演奏会では、乳幼児、未就学児童のご入場をお断りいたしております。
MUSEUM CONCERT / SEMINAR SERIES
第78回ミュージアム・コンサート
古雅な音をもとめて
~ピリオド楽器の魅力~
「ピリオド楽器」??
第78回ミュージアム・コンサートは、ピリオド楽器を使って鍵盤楽器の推移をたどります。
「ピリオド楽器」とは、ある音楽作品が創作された時代の様式、音色、機構を備えた楽器で、当時のままの「オ
リジナル楽器」
、そしてオリジナルをそのまま模した「コピー楽器」があります。現在、ピリオド楽器での演奏は、
クラシック音楽演奏の一つの潮流となっています。作曲家の意図、創作当時の楽器の特色や奏法、そこから醸
しだされる微妙なニュアンスによって、現在の楽器(モダン楽器)では表現できない音楽の魅力を発見できるこ
とがあります。
今回は、弦を弾いて音を出す楽器(チェンバロ、スピネット)
、弦をハンマーで打ち鳴らす楽器(スクエアピアノ、
フォルテピアノ)
、それぞれ機能の異なる4台の鍵盤楽器を1人の奏者が演奏する興味深い企画です。本学卒業後、
日本とドイツを中心にコンサートやレコーディングなど、多彩な活動を展開する高田泰治氏をお招きし、H.
パー
セル(1659-1695)からL.
v.ベートーヴェン
(1770-1827)に至るまで、演奏表現の変遷をお楽しみいただきます。
ベートーヴェンが活躍していた時代のピアノは、ミレニアムホールではどのように聞こえるのでしょう。
深まる秋の宵、古雅な音の世界を探訪しませんか。
高田 泰治 TAKATA TAIJI
Program
2002年大阪音楽大学大学院
修了。フォルテピアノおよび
チェンバロ奏者。
2010年から3年間で、モー
ツァルトのピアノ協奏曲全曲演
奏を完結し注目を浴びる。2011
年、J.S.バッハの作品演奏が
高く評価され、バッハ研究で
著名なライプツィヒ・バッハ資
料財団(Bach-Archiv Leipzig)
から日本人として初めて定期
演奏会に招聘される。2014年、
3夜にわたり、ベートーヴェン
のピアノ協奏曲全曲を大阪・
中之島中央公会堂で演奏。また、バロック・ヴァイオリンのウッラ・ブンデ
ィースとデュオを結成し、ポツダム、ハノーファーなどドイツと日本でコ
ンサート・ツアーを展開。ドイツの諸都市、東京の主要演奏会場をはじめ、
各地の美術館や博物館でのリサイタル活動も好評を得ている。独奏者、通
奏低音奏者として演奏活動を展開する一方、NHKのTV番組出演やレコー
ディングも積極的に行い、6タイトルのCDが発売されている。
C.ショルンスハイム、A.シュタイアー、O.ボーモンらに師事。平成23年度
坂井時忠音楽賞受賞。
<スピネット>
♦ H.パーセル
組曲 第6番 ニ長調 Z667
新しいグラウンド ホ短調 ZT682
<チェンバロ>
♦ J.S.バッハ
トッカータ ハ短調 BWV911
イギリス組曲 第4番 ヘ長調 BWV809
<スクエアピアノ>
♦ M.クレメンティ
ソナタ ト長調 WO14
<フォルテピアノ>
♦ J.ハイドン
ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.ⅩⅥ:39
♦ L.v.ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調
作品27-2(「月光」)
v 演奏使用楽器 v
スクエアピアノ
スピネット
イギリス ロンドン
T.バートン製作 1719年頃
(音楽博物館所蔵)
チェンバロ
ドイツ ベルリン
M.ミートケ(1719年没)製作
コピー楽器 1995年頃
※都合により演奏曲目、使用楽器を変更することがあります。
イギリス ロンドン
J.ブロードウッド製作 1790年頃
(音楽博物館所蔵)
(個人蔵)
フォルテピアノ
オーストリア インスブルック
J.G.グレーバー製作 1810年頃
(個人蔵)
主催 /公演に関するお問い合わせ:大阪音楽大学音楽博物館
〒 561-0841 豊中市名神口1- 4-1 大阪音楽大学 K号館4階
TEL:06-6868-1509 FAX:06-6865-1221
URL:http://www.daion.ac.jp/about/museum/
E-mail:[email protected]