別添高圧ガス保安協会会長選任理由等１．法人のミッション高圧ガスによる災害の防止に資するため、高圧ガス関連企業の自主保安活動の促進を図ることを目的として、高圧ガスの保安に関する調査、研究、指導、検査等の業務を行う。２．公募ポスト会長は、最高経営責任者として協会を代表し、その業務を総理する。このため、組織を適切に管理する能力、国内外の産学官との円滑な連絡調整及び情報共有を行い得る経験、産業分野に関する幅広い知見等が求められる。３．選考プロセス選考委員会は、応募のあった２名の書類審査及び面接審査を行い、出席した委員全員一致で適任と判断した市川祐三氏を選考した。協会では、この選考結果を踏まえた上で、評議員会の議決を経て、役員会において市川氏を選任し、経済産業省に対し認可の申請を行い、その認可を受けたところである。４．選任理由市川氏は、行政機関在職中、各種ポストを長年務め、その中で我が国のエネルギーに関連するものも含め多様な業務に携わってきた。また、一般社団法人の専務理事を１１年務め、他団体との連携や緊急事態への対応等に尽力した実績を有する。市川氏について、選考委員会では、保安・安全分野はもとより多岐に亘る業務に深く携わり幅広い知見を有しており、この知見を当協会の今後の運営や産学官との円滑な交流に生かすことが期待できる等の理由から最も高い評価がなされた。また、これまでの業務遂行において、倫理観の保持や中立性・公平性の確保に努めてきており、これに加え、公的な組織の責任者としてどうあるべきか明確な意思を持っていることも評価された。このように、当協会に求められる業務を適確に遂行し、総理できる者として、市川氏が最適任者であると判断されたものである。以上