学 校 報

学
『よく学び
校
さわやかに
勉強したくなる、
させたくなる話 その1
15日(木)の後期始業式で、生徒達に「頭
を鍛える後期、勉強に一生懸命取り組む
後期であってほしい」と話しました。
そこで、受検を控えている3年生に、
いずれは受験生になる1・2年生に、そ
し て 保 護 者 の 皆 様 に 、「 勉 強 し た く な
る 」、「 勉 強 さ せ た く な る 」 ア ド バ イ ス
をシリーズでお送りします。なお、これ
から紹介する内容は、大手予備校の校長
先生の講話をもとにしています。
その1は、「勉強に向かう7つの心構
え」です。
報
平成27年10月19日(月) №34
たくましく生きる仙北中生』
々に感謝する気持ちをもつこと。
6 「人生を豊かに楽しく生きる」
人生は階段のようなもの、頑張る時
を見失ってはいけない。目的地に向か
う過程が大事であり、一日一日を大切
に着実に前進すること。
7 「同じ時間を過ごすなら、楽しく一
生懸命に」
目標をもって、毎日を過ごすこと。
そして、何事も楽しく前向きに。
勉強に向かう7つの心構え
1
「Do your best every day.」
中学校時代は、人としての基礎を形
成する大切な時期。毎日を明るく元気
に過ごすこと。
2 「汗出すときと知恵出すとき」
スポーツに、文化活動に集中すると
きはトコトン集中する。帰宅し、学習
するときは、時間を大切にして中身の
ある学習を心がける。
3 「自分を信じる」
何事も、簡単にあきらめてはいけな
い。初めのうち苦痛が伴うことでも地
道に反復しているとパッと目の前が開
けるときが来る。自分自身を好きにな
るための努力が大切。
4 「感謝の気持ちを忘れない」
人は一生懸命になったときに、一番
力がつくものである。同時に、心も成
長することを忘れずに、応援してくれ
る家族、先生方など見守ってくれる方
【3年B組の英語の授業
H27.10.16】
勉強したくなる、させたくなる話
その2
その2は、学習法の基本原則です。
次から述べる10項目は、学習者として
また、受験生として身に付けておくべき
ことを簡単にまとめたものです。もうす
でに実践している項目もあれば、初めて
知る内容もあるかと思います。勉強を進
める際の参考にしてください。
学習法
1
10の基本原則
まずは計画
「人は目的を定めないと本気になら
ない。」
まずはゴールを決め、そこまでの残
りの日数や、現在の到達度を確認し、
計画を立ててみること。
2
受検は「習慣とリズム」
受検は、長距離走のようなもの。い
きなり全力試走を始めても長く続ける
ことはできない。長く続けられなけれ
ば意味がない。毎日のスケジュールを
決め、学習習慣が身に付けられれば、
勉強も苦にならなくなってくる。
受験生にとって学習は、毎日のスケ
ジュールの中心になるもの。これを決
めて、淡々とこなしていくことができ
るようにしたい。
【2年A組の理科の授業
3
4
H27.10.16】
やる気が出なくても、まずはスター
トする。
・まずは机に向かい、教科書を開いて
みる。いやいやでも、とにかく始め
る。
・復習ならば気軽に始められる。
・得意科目ならば、苦にならない。
・気分転換してみる。場所を変える
文房具を新調するなど。
集中できる学習法
人は興味があることには夢中になれ
る。集中した学習のためには、その教
科を好きになることが最も効果的であ
る。まずは1教科、1単元でも、好き
な教科をつくり、それを増やしていけ
るようにすればよい。
また、「適度な緊張感」があること
も集中にはたいへん有効である。ライ
バルを意識したり、制限時間を設けて
みることも効果的である。
そして、目で見て、声に出して、そ
の声を聴いて、書いて、その文字をま
た見る。あらゆる感覚器官を使い、
「五
感に訴える」ことで、脳をフル回転さ
せる。集中できるだけでなく、記憶に
も残りやすくなる。逆に言えば「読め
ないものは理解できない」ということ
である。
5
授業は予習して臨む
3年生になれば、受検は目前に迫る。
計算をしてみれば、学習にあてられる
時間もそんなに多くはないことがわか
る。そうであればこそ、効率のよい学
習を心がけたい。まずは授業中に覚え
てしまうこと。そのために絶対必要な
なのが「予習」である。
予習することによって、学習習慣が
身に付くようになる。翌日に授業のあ
る教科については、少なくとも教科書
に目を通すことはしておくこと。自分
から進んで取り組むことで、授業が好
きになっていく。教科に目を通してお
くだけで、わかること・わからないこ
とがはっきりする。
予習でわかったことは、授業が復習
になる。そして、予習でわからなかっ
た部分は、授業でその説明の部分を集
中して見る・聞くことが自然にできる
ようになり、大事な部分を聞き逃すこ
ともなくなる。たとえ苦手教科でも、
ザッと予習してから授業に臨むことで
理解が深まり、わかることで苦手意識
の克服にもつながっていく。
この続きは次号で
〈栄光〉仙北中生大活躍〈栄光〉
☆第61回青少年読書感想文全国コンクー
ル大曲仙北審査
課題読書一席:杉山 夏泉(1年)
課題読書二席:進藤
翔(2年)
課題読書三席:加藤 小桃(2年)
*3名の作品は秋田県コンクールに推
薦されました。
☆秋田県中学校新人ソフトテニス大会
○加藤正弥・竹村陸人ペア:ベスト8
○佐藤 匠・藤城拓馬ペア:ベスト32
○倉田優音・高橋莉理ペア:1回戦敗退
☆第63回少年健全育成防犯柔道大会
○男子団体:3位
○女子個人:髙橋 郁佳 準優勝