港区を歩く⑭ 芝浦一帯 今回は、JR田町駅を起点に、芝浦一帯(芝浦2丁 目、3丁目、4丁目)を歩きました。 ほぼ旧海岸通りを境に、北側(田町駅側)は飲食 店等からなる商業地、南側は高層マンションと事 務所ビルからなる複合地と言えるでしょう。 商業 地区 D A B C 田町駅東口には海をモチーフにした色々なスト リート‐ファニチャーがありました。地域イメージを 作ろうとする努力が感じられます。 A JR田町 駅東口から 南に向かう 道路には、 海をモチーフ にした色々 なストリート‐ ファニチャー がありました。 舵輪のモ チーフの街 路灯。 C マストをモチーフにした新芝橋。写真を写っている鳥 は本物です。 B 錨のモ チーフの時 計。 D 浦島橋から南を見る。右は東京モノレール。正 面奥の高層ビルは芝浦アイランドタワー。 1 港区を歩く⑭ E 芝浦一帯 芝浦2丁目では、高層マンションが目につきました。 そうした中に、木造住宅が残っている地区がありま した。今回歩いたエリアではほぼ唯一の場所です。 縦横に走るほぼすべての運河沿いに、遊歩道が整 備されています。犬の散歩、ジョギング、日向ぼっこ と利用されていました。 F H G 物流倉庫と超高層マンションが同時に見える景観 はこの地区の一つの象徴でしょう。 E 高層マンションが立ち並ぶ芝浦2丁目の典型的 景観。 F 今回のエリアでは極めて珍しい木造景観。 H 手前が物 流倉庫の敷地。 運河を挟んだ 奥が高層マン ション群の芝 浦アイランド。 G ほぼすべての運河沿いに遊歩道が整備されている。 2 港区を歩く⑭ 芝浦一帯 I 4棟の超高層マンション群からなる「芝浦アイラン ド」は、圧倒的に目立つ存在でした。現在の人口は 約1万人。エアタワーの賃料は最低(1DK)で約16 万円。 この地区の表示板は、第1言語が英語でした。 このあたりの護岸は、通称「カニ護岸」という生物 共生型の護岸となっているようです。 J K L I 芝浦アイランドエアタワーのエントランス棟。 J どういう方々が居住しているのかがよく分かる。 K 左右の歩道は途切れることのないガードレール で完全に分断されていた。 L 自然環境に配慮した護岸構造になっていました。 3 港区を歩く⑭ P 芝浦一帯 芝浦4丁目は、高層マンションと事務所ビルからあまり特 色のない地区でした。その中で、日本電気計器検定所別 館2号館は、趣のある個性的な建物です。(1929年築) 今回歩いたエリアでは、古くからの商店や戸建て住宅と いった低層建築の連担する地区というものを全く見かけま せんでした。 自然発生的な部分が少ない、極めて現代的、機能的につ くられた街という印象でした。 O N M 撮影日:2015年2月3日 M 高層マンションと事務所ビルからなる芝浦4丁 目の典型的景観。 O 小売店はこういう感じで、商店街はまったく見かけま せん。 N 趣のある日本電気計器検定所別館2号館。 P こういう景観になるとほっとする。(田町駅東口) 4
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