1 高齢者本人及び家族の状況について (1)性別・年齢・地区別 今回調査

1 高齢者本人及び家族の状況について
(1)性別・年齢・地区別
今回調査の回答者の性別については、「男性」の割合が 42.9%、「女性」
の割合が 57.1%となっています。
男女割合(人)
総
全
体
数
男
2,305 人
性
女
988 人
性
1,317 人
年齢については、「75~79 歳」の割合が 22.6%と最も高く、次いで「70
~74 歳」の割合が 22.0%、「80~84 歳」の割合が 20.5%となっています。
年齢別構成(人)
65~69 歳
70~74 歳
75~79 歳
80~84 歳
85~79 歳
90 歳以上
人数
447 人
508 人
522 人
473 人
250 人
105 人
割合
19.4%
22.0%
22.7%
20.5%
10.9%
4.5%
地区別については、本庁地区(白沼地区を含む。)北部地区、南部地区、
東部地区の4地区に分類しました。本庁地区が最も多く、全体の 76%と
なっています。以下北部地区が 13%、南部地区が 7%、東部地区が 4%と
なっています。
地区別の割合(%)
本庁地区
北部地区
南部地区
東部地区
総
数
1,761 人
301 人
159 人
88 人
割
合
76%
13%
7%
4%
(2)同居の家族
一人暮らしと回答した方が、有効回答があった 2,118 人中 249 人で全体
の 12%にあたっています。二人暮らしが最も多く全体の 36%を占め、一人
暮らしと二人暮らしを合わせるとほぼ 50%となります。三人暮らしと五人
暮らしがほぼ同数の 20%で、三人暮らしが 11%と少なくなっています。
同居家族の人数(人)
世帯員数
回答数
1人
2人
3人
4人
5人以上
人 数
2,118 人
249 人
765 人
432 人
239 人
433 人
割 合
100%
11.8%
36.1%
20.4%
11.3%
20.4%
一人暮らしの高齢者は、全体で 249 人で、年齢別の特徴は特にありませ
んが、80 歳以上の高齢者が 100 名で一人暮らし高齢者全体の 40%にあたっ
ています。
男女別につきましては、女性がほぼ 4 分の 3 を占めています。地区別に
つきましても、本庁地区に 200 人が暮らしており全体の 80%にあたってい
ます。回答者数に対する割合では、東部地区が 27.3%と高くなっています。
一人暮らし高齢者の年齢別構成(人)
65~69 歳
70~74 歳
75~79 歳
80~84 歳
85~79 歳
90 歳以上
人数
42 人
52 人
55 人
54 人
31 人
15 人
割合
16.9%
20.9%
22.1%
21.7%
12.4%
6.0%
一人暮らし高齢者の男女別(人)
男女別
全
総
数
本庁地区
一人暮らし
割
合
男
249 人
体
回答者数
一人暮らし高齢者地区別(人)
性
女
65 人
北部地区
性
184 人
南部地区
東部地区
1,761 人
301 人
159 人
88 人
200 人
15 人
11 人
24 人
11.4%
5.0%
6.9%
27.3%
(3)介護・介助の状況
すでに介護を受けている人、介護が必要ですが受けていない人を合わせ
るとほぼ 20%の高齢者が介護が必要となっています。同居者のいる世帯の
1,949 人におきまして、年代別に介護が必要な高齢者の割合は、年代が上が
るに連れて、割合が高くなっていますが、80~84 歳で 3 人に一人が、85~
89 歳で二人に一人が、90 歳以上では、4 人に 3 人の方が要介護となってい
ます。
介護が必要か(人)
必要ない
必要だが受けていない
介護を受けている
無回答
人 数
1,545 人
178 人
273 人
309 人
割 合
67.0%
7.7%
11.8%
13.4%
同居している高齢者の年代別の介護が必要な割合(%)
介護が必要になった理由は、回答者数 451 名のうち 27%の 123 人が「高
齢による衰弱」を挙げており、続いて 16%の 72 名が「認知症」を理由に挙
げています。
介護が必要になった理由(人)
介護者の状況は、
介護者の状況については、配偶者が最も多く、ヘルパー、娘、息子、子
の配偶者がほぼ同数となっています。介護者の 40%が 65 歳以上となってお
り、75 歳以上の後期高齢者が介護しているケースは 27%と高くなっていま
す。
誰が介護をしているか(人)
介護者の年齢階層(%)
介護者の年齢階層別の状況
65 歳未満
65~74 歳
75~84 歳
85 歳以上
無回答
人数
107 人
35 人
59 人
15 人
57 人
割合
39.2%
12.8%
21.6%
5.5%
20.9%
(4)生計の状況
高齢者の年金の需給状況につきまして、男性で国民年金は 20%で、厚生
年金、共済年金の受給者が 72%となっており、女性では、国民年金受給者
が 47%で、厚生年金、共済年金の受給者が 45%となっています。
暮らしの状況につきましては、半数以上の方が「やや苦しい」「苦しい」
と回答している一方で、「ややゆとりがある」「ゆとりがある」と回答した
方が 33%となっています。
年金種別毎の男女の比率(人)
年金種別毎の男女の比率
受給人数(人) 受給割合(%)
男性
女性
男性
女性
国民年金
201
625
20
47
厚生年金(企業年金有り)
327
261
33
20
厚生年金(企業年金なし)
278
247
28
19
共済年金
109
81
11
6
無年金
4
6
0
0
その他
9
24
1
2
無回答
60
73
6
6
暮らしの状況(%)
暮らしの状況
人数
割合
苦しい
358
15.5
やや苦しい
983
42.7
ややゆとりがある
696
30.2
63
2.7
206
8.9
ゆとりがある
無回答
(5)住まいの状況
高齢者の住まいの状況は、ほぼ 90%の方が持ち家に住んでいて、ほと
んどの方がこのまま住み続けることを望んでいます。
引っ越したいと回答した方の理由で最も多いことは「雪が多い」こと
で、次に「日常生活が不便である」ことを挙げています。
現在住んでいる住宅は(%)
持ち家
賃貸(民間)
賃貸(公営)
貸間
その他
無回答
人 数
2,061 人
18 人
29 人
3人
30 人
164 人
割 合
89.4%
0.7%
1.3%
0.1%
1.3%
7.1%
住み続けたい
人
数
雪が多い
人数
126 人
県内に引っ越
県外に引っ越
したい
したい
1,581 人
生活が不便
55 人
72 人
わからない
92 人
無回答
131 人
働き口ない
近所付き合い
遊ぶところ
14 人
10 人
12 人
芸術文化
12 人
409 人
その他
29 人
住まいで「困っている」と回答した方は全体の 30%で、50%の方は「困
っていない」と回答しています。
「困っている」と回答した方の理由につい
ては、699 人の内、332 人(47%)の方が「家が古い」ことを挙げています。
続いて、192 人の方が「階段の昇降が困難」と回答しており、143 人の方が
「家が広すぎる」と回答しています。
人数
割合
699 人
30.3%
1,156 人
50.2%
450 人
19.5%
困っている
困っていない
無回答
困っている理由
人数
家が古い
332 人
日当たりが悪い
54 人
家が狭すぎる
19 人
家が広すぎる
143 人
段差がある
階段の昇降が困難
96 人
192 人
家賃等が高い
75 人
その他
71 人
無回答
16 人