安全・安心まちづくり推進室通信 №7 平成27年7月14日 大分県警察本部 県内で子供の連れ去り事件が発生!! ~子供への防犯教育と地域全体で子供の見守りを~ 1 子供連れ去り事件の発生 7月1日午後5時ころ、佐伯市内の路上で、小学3年生の女児(8歳)が見知ら ぬ男から車に乗せられ連れ去られる事件が発生しました。 また、7月4日には、奈良県香芝市において小学6年生の女児が、トイレから男 に連れ去られ車で監禁される事件も発生しています。 (両事件とも女児は無事で、犯人は検挙されています。) 2 保護者の方へ(子供への防犯教育) ※ 決して「自分や自分の子には関係がない」と思わないでください。 (1)「子供が一人になる場面」をできる限り無くしましょう。 登下校や塾通いの時、子供が一人で行動する場合、夜遅くなる場合などはでき るだけ送り迎えをしましょう。また、一緒に買い物等に出かけた際「目と鼻の先 にいるから・・」という油断は大敵です。 (2) 子供に、自分で身を守るために必要な判断力や習慣を身につけさせましょう。 子供は疑うことを知らず、人を見た目だけで判断しがち です。知らない者から声を掛けられたら、きっぱり断ると いう判断力や不意に襲われないために、日頃から「周囲を 警戒する」「人と一定の距離をとる」「複数の友達と行動す る」という習慣をつけさせましょう。 (3) 叫ぶ・逃げるなどの「行動できる力」を育てましょう。 万一のときに備え、普段から大声を出したり、ランドセルを 放り投げて逃げるなどの「体を使った訓練」や、防犯ブザーを 実際に使う練習をさせておきましょう。 3 「見守り」活動の推進 これから夏休みをむかえ、子供が屋外にいる時間も増えてきますが、子供を守るた めには本人が気をつけるだけでなく、子供を見守る「地域の目」「防犯ボランティア の目」が必要です。 ・一人でいる子供を見かけたら、様子を見守る。 ・公園等を通る際は、不審者や怪しい車が近くにいないか目を配る。 ・仕事中や仕事場への行き帰りは、暗い場所や人通りの少ない場所を警戒する。 そして、不審者(車)に気づいたらすぐに110番するなど、地域全体で子供を見 守り、犯罪被害を防ぎましょう。
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