2014 年度聖望学園中学校・高等学校 学校評価

2014 年度聖望学園中学校・高等学校
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学校評価
評価項目
自己評価(2014 年度分)
達成度
学校関係者評価
第三者評価
基本統計
・学校要覧は 10 月に発行。(予定は 9 月)
B
・ 学校要覧が予定通りの発行を望む。
・ 教育方針・教育目標、沿革、校舎・施設等の基本情報、学生の教育課程・教
・学校要覧の発行状況
・基本統計の管理では、教務ではスコーレにて調査書、指導要録の管理を行い、不備なく
・ 基本統計・指導要録の管理が不備なく管理出来たことは評価できる。
材・日課等の教育環境、教職体制や運営体制に関してまとめられている学校要
・基本統計管理の状況
管理ができた。生徒部では指導記録を各学年ごとに集計できていた。募集広報部におい
・ 生徒部、募集広報部過去10カ年のデータが残せて良い。是非このデ
覧について、十分評価できる。
ては、過去 10 カ年間の入試データの蓄積ができ、有効に活用することができていた。
ータの有効活用をお願いする。
・ 基礎統計に関しては、学校の記録の蓄積と現状の評価のための資料とするこ
とを目的としており、
進路指導においても継続して活用されており、
評価する。
・ 正確な学校要覧を発行できたことは評価できる。なお、その内容を精査し、
基礎資料の内容、作成方法を簡素化し、事業報告と連動させた迅速な発行を目
指すことはできないか、検討してほしい。
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中期・単年経営計画
・生徒募集の結果は中学 46 名、高校 294 の新入生が決定した。中学校高校ともに定員が
・生徒募集状況
B
・中学校は応募者増加が入学者増につながらなかった要因を分析し、
・ 全体的に良く準備され、実行されている。
確保できなかった。中学校では新たに適性検査試験を実施。応募者は増加したが入学者
次年度以降に活かす必要あり。本中学校の特徴である粘り強く面倒を
・ 高校 2 年生を対象に夢ナビを導入し、教育の効果の向上を目指した。また、学年
・教員研修状況
数には結びつかなかった。募集活動での課題が残った。
見る教育スタイルをもっと受験生・保護者にアピールすべきである。
・5S の状況
・教員研修は、年々充実している。進路では多くの教員が、予備校等主催の研修会に参加
・生徒も保護者も大学受験に対する指導への期待は大きい。そういった
・ 生徒募集については、学校訪問、塾説明会、学校説明会等、具体的な取り組みが
・CO2 削減状況
し、大学受験指導に向けての知識の吸収および各教科のレベルアップを図り生徒への還
ニーズに確実に応えようとしている本学の研修への姿勢は非常に頼もし
評価される。ただ、結果として、中学校入学者数が定員に達していない。高校につ
・キャリア教育の状況
元に力を注いでいた。しかし、生徒指導、募集に関しては課題が残った。
い。いじめ等の指導について生徒の精神面への教育には本校の特徴
いては、昨年度、定員を上回る学生が入学したこともあり、総定員数において大きな
・CO2 の削減については、ゴミの分別、トイレの電燈の自動消灯化などが取り入れられた
でもある宗教教育の効果をアピールするとよいと考える。
問題はないが、次年度に向かって戦略を明確にして取り組むことが必要である。
が、それ以外の電燈消灯の徹底ができていなかった。
・資源の再利用、節電等を校内で励行し、併せて教育に繋げていけれ
・キャリア教育においては特別委員会が設置され、その指導計画に基づいて実施された。
ばと期待する。
しての役割等)に関わる研修を加え、体系的な研修計画をたて、 OJT、
具体的には、高校 1 年生で「職業紹介ガイダンス」の実施、「職業レポート」の作成、高校 2
・キャリア教育実施は評価できる。今後さらなる充実を期待する。
SD(self-development, staff- development)システムの構築が望まれる。
間の協力体制も築いた。
・ 教職員の能力の向上と、教育力の強化を図るため、マネジメント(組織人と
・ 6 年間教育の成果や伝統的に行われてきた人間力強化を目指す教育、コミュ
年生では「夢ナビ講義ライブ」を実施した。
ニケーション能力の向上等の実績を目に見えるものとして示し、
聖望学園教育
の真価を世に問うてほしい。
・ 清掃等の美化活動は、道徳教育とも繋がる。是非、より一層、生徒に生活を
整える意味を清掃等を通して教えてほしい。
・ キャリア教育についての達成度が低いことから、取り組み方針を明確にしてほし
い。
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組織運営
・責任体制の整備状況では、各分掌で部長、委員長を中心に分担が明確化され、責任の
B
・生徒が安心して学校生活をおくれるような環境造りには組織的な対応
・ 個人情報に関しては、基本的な制限を課し、保護に努めている。なお、今後、プラ
・責任体制の整備状況
所在がはっきりしてきた。
は必須であり、責任体制や情報管理をしっかり行って頂けることで生徒
・経理状況
・個人情報などの情報管理は、教務部が学校共有PCの共有ファイルの整理を行い情報管
や保護者との信頼関係も築けると考える。今後も継続して今以上の対
・ 組織運営に関して、各分掌で部長、委員長を中心に企画・運営がなされ、そ
・情報管理状況(個人情
理の向上に努めた。
応が出来るように進めて頂きたい。特に個人情報の管理については今
のシステムが安定してきたと思われる。また、校長、教頭、事務長による調整
報を含む)
・個人情報の学校外の持ち出しは禁止しており、採点のための答案用紙の持ち出しは管理
後も確実に実施願いたい。
が行われており、課題に対しては明確に対応している。
イバシーポリシーを明らかにして、その徹底を教職員に図ることが必要である。
職の許可のもと紛失等のないようにしている。
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施設・設備
・環境管理部が中心となって、清掃状況の確認や教室備品の整備などが組織的に行われ
・施設、設備の活用と整
ていた。年度当初の下足箱、机椅子等の整備は新入生が多く大変であったが、組織的に
順位をつけ今後も中期的な視野で計画し、着実に実行頂けると良いと
備の状況
行われスムーズに新年度が迎えられた。情報図書においては、既存の映像設備において
考える。
・施設、設備の点検状況
点検、整備も定期的に行われており、多くの利用に応えている。大型教室における映像機
器の利用状況もよく、活用されている。
また、空調完備の体育館では、快適な活動が環境での教育が実施されている。
B
・施設や設備は計画的に事を進めないと実現が難しいものです。優先
・ 中高全体の教育環境の整備を目指し、順次取り組んでいる。なお、体育館の
放送設備の整備に関する遅れが顕著に出ている。改善を望む。
・ メディア環境の整備を図っている。なお、予算的に大きいので、全体の整備
を明らかにしてほしい。
5
宗教教育
・宗教委員会では、生徒と教師がキリスト教に触れる機会を与えることを念頭に置き活動し
A
・キリスト教育は本校の大きな特徴であります。キリスト教の教えを軸に
・宗教教育の状況
てきた。祈祷会や勉強会をもっと広く呼びかけたい。
行事等を通じて生徒、教師がさまざまな経験をすることをお願いした
・宗教的諸活動の状況
・生徒のキリスト教に対する関心を計るため、アンケートを実施し、キリスト教行事の参考にし
い。
た。次年度も継続したい。
6
教育課程・学習状況
・教務部ではシラバスを予定通り 4 月に発行することができた。各教科はそれにそって授業
・教育課程の実施状況
を展開しており、各教科でシラバスの達成状況を確認した。新学習指導要領と旧学習指導
・学習指導の状況
要領の学年が混在し、一部時間割作成上混乱を生じた。
・成績の状況
・学習状況としては、成績面では昨年度と同じ程度であるが、さらなる上昇が求められる。
・ 礼拝において、生徒の役割を増やすこと、イースター礼拝の実施、3月の礼拝活動
のアンケート実施等、意欲的な取り組みがなされた。
・ 今後、キリスト教行事の意味を、幅広く学生、教職員に理解してもらうよう、配慮され
たい。
B
・シラバスの達成状況と生徒の学習達成状況についての検討をしてい
ただければと思う。
・ 今年も、シラバスをつくり、学生全員に配布している。シラバスは教員の授
業方針、教育方法の確認に役立っているだけでなく、生徒が授業を体系的に理
解し、予習等に役立てる機会を提供していることを評価する。
・ スコーレ(調査書・学習指導要録等)の使用の適正に行われており、基本統計管理
学業特奨生のZ会添削指導ではより充実した内容が実施できた。
の面でも効果が上がっていることを評価する。
・ 特奨生指導等に関しては、進学情報の共有化、中学校の現状分析、高校から中
学へのフィードバック、各教科との連携等、基本的取り組みの強化を図ることで、教
育効果は飛躍的に上がる可能性があり、改善策を望む。また、定期的な面接等を通
した個別支援に努めて頂きたい。このことは、全体の進路指導にも言えることで、情
報の共有を図って頂きたい。
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部活・行事
・部活動の自己評価報告は、本年度は実施しなかった。次年度への課題である。
B
・部活動は運動部、文化部共に十分な成果を出せていると思われる。
・部活動の状況
・国際交流委員会では、新たなサマースクールプログラム(カナダ)が実施され 16 名が参加した。
今後も文武両道を目指し、自己評価を実施して躍進してもらいたい。
たこと、短期留学生の受け入れ等、相互関係が見られることを評価する。なお、今後
・行事の実施状況
少ない人数であったが生徒の満足度は高かった。毎年のことながら、ホストファミリーの確
・留学した生徒は、貴重な体験になったと考える。更に充実した国際交
は、各プログラムの統一した基準を示して対応することが、個々の教員への過重な
保が困難で状況であり、今後の課題である。
流教育を望む。また、より多くの参加者を得られるような新しい企画に取
負担を防ぐことにもなるので、検討してほしい。
・森林環境委員会では、森林体験教室(各回 30~40 名の参加)、Eco Forest Day を担
り組んで頂ける様、期待する。
当し予定した。6 月の森林体験教室は悪天候のため中止、10 月の Eco Forest Day は約
・飯能という立地を巧みに利用した、Eco Forest Day、エコツアーは素
たことは評価できる。今後、飯能市と共同して森林再生事業に取り組むか検討を予
90 名の参加であった。中学校 2 年生のエコツアーでは充実した植樹と草刈りが実施でき
晴しい体験の場である継続を希望する。
定しているそうだが、生徒の自然との交わり、自然環境に対する理解の増進、また情
た。
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・ 国際交流委員会では、準備を重ね、カナダでサマースクールプログラムを実施し
・ 森林環境教育委員会が聖望の森の苗木補植、中 2 による苗木の補植を実施でき
緒教育を進める視点からも検討を望みたい。
生徒指導・カウンセリング
・生徒指導については、生徒指導委員会が作成したマニュアルに沿ってどの教員でも同じ
A
・心の問題、陰湿な携帯等を利用したいじめが世間では問題となってい
・生徒指導体制の状況
指導ができる体制は整えてある。しかし、より統一的生徒への指導が課題である
る。生徒の悩みを早めにキャッチできる様、今後も保護者と連携し、解
・カウンセリング活動の状況
・教育相談委員会は、相談室での生徒との対応し、担任教師との連絡を密にとっていた。
決できる様に取り組んで頂きたい。
・ 生徒生活指導委員会が、教員と学生の「学校を良くしていくという雰囲気を
つくりたい」との視点から取り組まれていることを評価する。
・ また。生徒部の目標である、生徒会の自主的運営も大いに期待している。
・ 全教員に呼びかけ、スマートホンの学内持ち込み、所定の時間内のSNSの
禁止を徹底したことは評価できる。今年度は、集会において交通安全講習、マ
ナー講習、薬物乱用・SNSに対する講習の実施を予定しておられるので、実
現を期待し、中高校生が自制し、犯罪等の被害に合わないよう取り組んで頂き
たい。
・ 登下校時の生徒の動向把握とマナーの指導を教員全体で行っているこること
を評価したい。
・ 教育相談に関しては、保護者を含めた対応を継続して頂きたい。また、スクールカ
ウンセラーとの連携を強化し、学生がより良い学業を続けられるように、定期的な検
討を進めてほしい。そして、全教職員が共通の認識に立って、学生の危機信号をキ
ャッチし、共同した対応ができるように、具体的な方針を明らかにし、対応の仕方に
関する共通の理解を進めて頂きたい。
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進路指導
・進路指導については、進路指導部を中心に体制が確立しつつある。次年度には指導マ
B
・進路指導を確立するためにもマニュアルの作成をお願いします。
・ 6の教育課程・学習状況の箇所でも指摘したが、教員同士の連携は不可欠で
・進路指導体制の状況
ニュアルを作成する予定である。
・キャリア教育とのつながりもあり、将来に繋がる進路の選択ができるよう
ある。またキャリア形成、生活指導等との関わりもあり、その結果としての進
・進路結果
・進路結果については、例年並みであるが、目標から考えると満足な結果とは言えない。
指導をお願いしたい。
路決定と合格があると思います。その意味で、全体的な方針の確認を行い、予
定通り指導マニュアルを作成して頂きたい。課題が出されているので、具体的
な改善を進めてほしい。
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安全管理
・安全管理について、総合防災訓練を 1 回実施した。
B
・総合防災訓練の実施結果を次年の訓練に繋げていってください。繰り
・学校安全計画の状況
・危機管理マニュアルの作成配布も予定通り行われた。
返し行い見直していくことがいざという時に役に立ちます。一度地震が
・危機管理マニュアルの
・デジタルなまずが導入されており、緊急地震速報が校内の全員に連絡でき、早期の地震
発生した時の対処方法、備えについて講話を専門家から聞くのも良い
作成、活用状況
に対する構え、避難ができた。
と思います。
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練、総合防災訓練を行うことが必要であり、実施していることを評価する。
・ 今後、他校における防災、防犯の取り組み、また地域で行われている同取り組みを
検証し、帰宅途中で災害に遭った時の対応、授業中に地震が起こった場合に速や
・学校防災計画の作成、
かに避難するための移動通路の点検等、学生、教師への必要な情報の周知を図っ
実施状況
て頂きたい。
保健管理
・学校保健計画、健康診断の実施は養護教諭により行われた。
A
・今後も学校保健計画に沿った取り組みをお願いします。
・学校保健計画の作成、
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・ 完全管理は、問題が起こる前での日頃の備えが必要である。その意味で、避難訓
・ 基本的に丁寧な取り組みがされている。
・ なお、心のケアや生活の支援に関する実績を示して頂きたい。評価基準は、目標
実施状況
をどれほど達したか、そのための適正なプロセスを踏んでいるか、役割の合意がで
・健康診断の実施状況
きているか、数値ではない、指導評価が必要であると思われる。
特別支援教育
・教育相談委員会を中心に、相談等を実施した。
B
・各々の生徒に合った支援をお願いします。
・ 特別支援教育に関しては、個々の事情が異なり、試行錯誤であることは理解でき
・特別支援生徒への対応
る。ただ、本人の可能性も含めた個別指導計画を作成し、担当者の役割の合意を
状況
図り、協働した取り組みを検討して頂きたい、
保護者・同窓生との連携
・学年毎保護者会を行い、必要な意見交換が行われている。後援会が行っている地区集
B
・世間一般ではP.T.A.や後援会の行事に於いて、年々保護者の出席
・保護者会の状況
会にも教員が参加し、保護者との交流及び意見交換が行われた。同窓会には学校での現
率が低下傾向となる中、我が校も例外なく活動に工夫が必要と考えて
・地区集会の状況
状を報告しており、施設・部活動見学会も実施している。また同窓会からは、学業や部活に
いる。幸い、気にかけて下さる OB が多いことが我が校の財産である。引
・同窓会との連携状況
おいて一定の評価を得た生徒に対し、奨励賞が贈られている。
き続き、生徒、教職員、同窓会、保護者間の信頼と協力が深められるよ
・ 同窓会、保護者会との交流や情報交換が定期的になされていることを評価する。
う努力したい。
総合評価
B
・ B(各委員会でばらつきが見られます。PDCAサイクルの視点から、各委員会の仕
事と評価者の意見を検証し、教育の質の向上に役立てて頂きたい。また、委員会の
再編に関する意見もあり、学内で検討されたい)