2015.9.20(日) ＳＧＨ海外研修（ベトナム研修）報告１出発早朝４：３０に高志高校を出発し、眠い目をこすりながらもにぎやかなバスの旅となり、中部国際空港に向かいました。空港に到着すると、５連休ということもあって、空港内は大変混雑していました。少し早めに搭乗手続きをすませると、生徒達は、ベトナムへの思いを胸に、搭乗するベトナム航空を眺めながら和気あいあいと話をしていました。到着ベトナムに到着すると、雨季ということもあり蒸し暑く湿度の高さを感じ、生徒は口々に「暑い暑い」と連呼していまいした。また、道路にはバイクがあふれ、騒々しいアジアの雑踏の渦に巻き込まれることとなりました。ベトナムでは、自動車の右にも左にもバイクが走り、バイクの集団に取り込まれるということもよくあります。そして、躊躇なく自動車の前方に入り込むため、日本での感覚では到底運転できない状況となっています。旧大統領官邸（統一会堂）ベトナム到着初日に、ベトナム戦争の象徴的建物である旧大統領官邸（現在は統一会堂）を訪問することになりました。ベトナム戦争時、北ベトナムの戦車が敷地内に入り、最終的に南ベトナム大統領やアメリカ軍が撤退し、南ベトナムの敗北と戦争終結の決定的な場所となったところです。生徒達は、現地ガイドのハンさんの話に耳を傾け、事前研修から活用している「研修ノート」に新しく発見したことなどを、一生懸命メモしていました。大統領や副大統領の執務室や貴賓室など政治的に使用された部屋をはじめ、生活の場としての娯楽室など、時間をかけてじっくりと自分の目で見ることで、歴史の１ページを追体験することができました。ミーティング夕食後のミーティングでは、これからの研修においてＳＧＨの理念に基づいた課題研究を行うことを確認するとともに、明日からの学校訪問に向けて話し合いました。生徒達は、同世代の高校生との交流にむけて、不安と期待が入り混じったほどよい緊張感を感じているようでした。