出版支援制度 - 大阪大学出版会

平成
27年度
大阪大学教員
出版支援制度
募集要項
1
制度の目的
大阪大学において研究に従事する教員の優れた研究成果を、学術図書として出版す
ることを大阪大学及び大阪大学出版会(以下「出版会」とする)が支援することによ
り、大阪大学における研究活動の推進と研究成果の普及に資することを目的とする。
A部門:若手部門(5点)
2
支援の対象
応募時に大阪大学に所属する専任及び特任の若手教員(大学及び研究機関等における
研究経歴の年数を基準とし、概ね20年以下とする)の論文等で、部局での選考を経た
もの。
B部門:一般部門(5点)
応募時に大阪大学に所属する専任及び特任の教員(但しA部門の「若手教員」の要件
に該当しない者)の論文等で、部局での選考を経たもの。
3
4
審査・選考
(1)出版会へ応募する論文等の審査・選考は、対象となる論文等を執筆した教員が所属
する部局が行う。平成 27 年度における各部局からの応募は、
各部門 1 点までとする。
(2)部局を通じて応募された論文等は、大阪大学の教員によって組織される大阪大学
出版会出版委員会において最終選考を行う。
(3)選考結果は、最終選考後速やかに、当該部局の長及び著者(共著の場合は代表者)
に対し、出版会から通知する。
支援の内容等
(1)A 部門については、大阪大学未来基金が 1 点当たり 100 万円の制作費を助成する。
(2)A 部門の上記(1)を超える制作費及び B 部門の制作費を出版会が負担して、応募
された論文等を学術図書として出版し、頒布を行う。但し、印刷部数及び定価等
は出版会が決定する。
(3)執筆、著作権処理、校正は、著者の責任において行うが、出版会は、学術図書と
して出版するために必要な編集を行い、
リライトの要請をすることがある。著者が、
出版期日までに出版することが困難と見込まれる論文等は応募しないこと。
(4)初刷についての著作権使用料(印税)は発生しない。著者献本は 30 冊、選考部局
への献本は 1 冊とする。
(5)著者が自著を購入する場合の価格は、定価の 80%とする。
5
募集期間
各部局は該当論文等があった場合、平成27年 8 月末日までに、出版企画書と応募者の
研究歴を添えて当該論文等のプリントアウト 1 部を出版会に提出する。
様式は大阪大学出版会HP(http://www.osaka-up.or.jp/)からダウンロードし、合計 4
ページ以内に収めること。
また、論文等はA4サイズで散逸しないようにファイリングまたは簡易製本すること。
6
出版期日
出版会は著者の協力のもとに、平成28年 9 月末までに出版する。
7
応募・
問い合わせ先
大阪大学出版会
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2 - 7 大阪大学ウエストフロント
電話:06-6877-5405(編集部) e-mail: [email protected]
H P:http://www.osaka-up.or.jp(「大阪大学教員出版支援制度」「よくあるご質問」)
平成25年度 大阪大学教員出版支援制度 書名一覧
A部門
所属部局名
専攻名
教員名
書名
1
文学研究科
フランス文学専攻
山 上 浩 嗣
パスカルと身体の生
2
言語文化研究科
言語社会専攻
岡 本 淳 子
現代スペインの劇作家アントニオ・ブエロ・バ
リェホ─独裁政権下の劇作と抵抗
3
国際教育
交流センター
歳 岡 冴 香
A Study on Metaphorical Evaluation in
Written Texts from a Perspective of
Cognitive Linguistics
4
未来戦略機構
瀬戸山晃一
法的パターナリズムについての理論的考察
─自己決定の意味と人間行動の合理性・選好
5
高等司法研究科
名津井吉裕
民事訴訟における法人格のない団体の地位
B部門
所属部局名
法務専攻
専攻名
教員名
書名
1
文学研究科
中国哲学専攻
湯 浅 邦 弘
竹簡学―中国古代思想史の探究
2
人間科学研究科
臨床教育学・
教育人間学研究分野
藤 川 信 夫
教育/福祉という舞台
─動的ドラマトゥルギーの試み
3
言語文化研究科
言語文化専攻
金 﨑 春 幸
フローベール研究─作品の生成と構造
4
高等司法研究科
法務専攻
三 阪 佳 弘
近代日本の司法省と裁判官
─ 19 世紀日仏比較の視点から
5
国際教育
交流センター
日本語教育
研究チーム
村 岡 貴 子
専門日本語ライティング教育
─論文スキーマ形成に着目して
平成26年度 大阪大学教員出版支援制度 採択論文一覧
A部門
所属部局名
1
CSCD
2
文学研究科
3
言語文化研究科
4
GLOCOL
5
法学研究科
B部門
所属部局名
専攻名
教員名
論文名
樫 本 直 樹
自己陶冶と公的討論
─ J.S. ミルの市民社会論の射程
文化形態論 中国哲学
中 村 未 来
新出土文献による戦国秦漢思想史研究
言語社会
酒 井 裕 美
開港期朝鮮の戦略的外交
小 河 久 志
周辺イスラームのダイナミズム
─タイ南部インド洋津波被災地の宗教民族誌
松 田 岳 士
イタリアにおける刑事手続改革と参審制度
法学・政治学
専攻名
教員名
論文名
1
言語文化研究科
言語社会
渡 辺 克 昭
楽園に死す
─アメリカ的想像力と〈死〉のアポリア
2
医学系研究科
医療経済・経営学
本 間 正 明
日本の医療・大阪の医療
3
日本語日本文化
教育センター
4
文学研究科
日本語学
工藤真由美
日系移民社会における言語接触のダイナミズム
5
法学研究科
法学・政治学
大久保規子
緑の交通政策と市民参加
荘 司 育 子
「収束」と「展開」の文法論
─日本語の文形成のメカニズム