市民のための公益通報者保護法の 抜本的改正を求める全国連絡会 結成記愈 4険 z : r 【資料】 2015(平成 27)年 7月2日 衆議院第 2議員会館 第 1会 議 室 市民のための公益通報者保護法の抜本的改正を求める全国連絡会 結成記念集会 進行表 2015 (平成 27) 年 7月 2日(木) 17:30~18:30 司会弁護士藤井希 1 開会挨拶・全国連絡会の設立報告代表幹事河村真紀子(主婦連合会J 3 2 消費者庁の検討会議の進捗状況 消費者庁消費者制度課 J 3 通報当事者の声(仙波敏郎氏,志村福子氏,小川和宏氏,演田正晴氏) 2 0 4 議員挨拶 10 5 今後の運動方針事務局長持師徳彦 2 6 参加団体からの意見表明 7 決議文採択 1 5 山根香織(主婦連合会) 8 閉会挨拶代表幹事青山理恵子 ( n a c s ) 2 一 3 市民のための公益通報者保護法の抜本的改正を求める全国連絡会 参加団体一覧 平成 27年7月2日現在 あざみの会 2 新しい事故調査機関実現ネット 3 クレジツト被害対策 地方消費者行政充実会議 E 4 公益通報者が守られる社会を!,ネットワーク 5 主婦連合会 6 消費者行政充実ネットちぱ 7 NPO法人情報公開クリアリングハウス 8 食の安全・監視市民委員会 9 食の安全市民ホットフイン 1 0 全国クレサフ・生活再建問題対策協議会 11全国消費者協会連合会 1 2 全国消費者行政ウォッチねっと 1 3 一般社団法人全国消費者団体連絡会 1 4 全園地域婦人連絡協議会 1 5 千葉県生活再建支援のための法律家ネットワーク 1 6 NPO法人とちぎ消費生活サポートネット 1 7 一般社団法人日本消費者協会 1 8 公益社団法人日本消費生活アドバイザー圃コンサルタント‘相談員協会 1 9 福祉施設での虐待を考える会 l_ 市民のための公益通報者保護法の抜本的改正を求める全国連絡会 千 交 員 2015.7.2現在 代表幹事 中村雅人(弁護士) 河村真紀子(主婦連事務局長) 青山理恵子 (NACS副会長) 宇都宮健児(ワォッチねっと代表幹事・弁護士) 串岡弘昭(公益通報者が守られる社会を!ネットワ}ク代表) ( I } 碩不同) 幹 i 事 潰田正晴山根香織大塚喜久雄松村裕子山田 英郎三木由希子栗生泰良伊藤健一光前幸一 和 田 聖 仁 吉 川 高 里 子 下谷内富士子 日野勝吾 ( J I 債不問) 事務局長 拝師徳彦 事務局次長 石川浩一郎 計 A 一向 山元鉄平 、 品 会計監査 土田あつ子 今後の運動方針 20 15 (平成 27) 年 7月 2 日 市民のための公益通報者保護法の 抜本的改正を求める全国連絡会 事務局長 拝師徳彦 ※具体的な活動内容については随時幹事会で決定していく予定です。 1 消 費 者 庁 「 公 益 通 報 者 保 護 制 度 の 実 効 性 の 向 上 に 関 す る 検 討 会 j のフオ ロ} -検討会傍聴と状況の共有 -検討会委員のパックアップ など 2 マスコミ対策等による世論喚起 -マスコミとの勉強会の開催 ・通報当事者の声を前面に出したアピーノレ活動 など ・意見書の発表 3 国会・政党への働きかけ -一斉議員要請 など ・院内集会 以上 2 0 決議文 公益通報制度は、企業や行政等の不正を知った者がこれを是正するために関係機関 に通報した場合に、その通報者を保護し、もって企業活動等の適正化を目指す制度で す。偽装表示や製品事故、国や自治体の許認可事業や委託事業の不正等、外部からはわ かりにくい企業不祥事では、内部通報者による情報提供が大きな意味をもちます。日 本ではこの制度の中核として、平成 18年 4月から公益通報者保護法が施行されてい ます。 ところが我が国の公益通報者保護法には、企業等が通報者に不利益を加えても、事後 的な民事ルールによる救済しか定められていないため、通報者は自ら裁判を起こして 対応せざるをえず、大きな負担を強いられています。また、そもそも行政通報を専門に 受け付ける行政機関が存在しないことから、行政通報をした場合に、不慣れな職員が通 報者の秘密を漏らしてしまうという事態も発生しています。このほか、法の適用範囲が 狭いという問題や、内部通報優先で外部通報のハードノレが高すぎるという問題なども 指摘されています。 私たちは、このままの法律では、社会のために勇気を持って公益通報した人を守るこ とができず、本来の公益遥報制度の目的からみて極めて不十分であると考えていま す 。 よって公益通報者保護法を抜本的に改正し、市民のために真に役立つものに変えて いく必要があります。 私たちは、こうした実効性のある法改正を積極的に推進していくための組織として、 本日「市民のための公益通報者保護法の改正を求める全国連絡会 J を設立し、これを記 念して集会を行いました。 私たちは、本集会での報告や議論をふまえ、消費者庁、国会に対し、以下の内容を中 心とした抜本的な法改正を求めます。 1 公益通報者保護法の適用範囲を拡大し、市民にとってわかりやすく利用しやすい 制度にすること 2 国や自治体が公益通報者を支援することを明記すること 3 公益通報者への報復行為を行った企業等への罰則を科す等、徹底した公益通報者 の保護を図り、安心して公益通報ができる制度にすること 4 逆に、公益通報(内部通報)制度を充実させた企業には、社会的信頼が付与され ることを実感できる制度とすること。 5 公益通報者のメンタノレケア等のフォローを組織的に行うこと 以上、決議します。 2015 (平成 27) 年 7月 2日 市民のための公益通報者保護法の改正を求める全国連絡会 結成記念、集会参加者一同 z
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