平成 27 年度助成事業の募集要領 公益財団法人 永井科学技術財団 助成事業 平成27年度 募集要領(詳細) 募集期間(下期):平成27年9月18日~11月20日 <永井科学技術財団賞、研究奨励金、共同研究奨励金、素形材融合分野奨励金、 国際交流助成金、大学院生海外研修助成金、科学技術育成教育助成金 について公募> 公益財団法人 永井科学技術財団 公益財団法人 永井科学技術財団 助成事業の募集要領 1、当財団における助成事業の目的 素形材分野※、これに関連する分野又はこれを他の産業分野へ応用する分野におけ る科学技術(以下これらを「当該科学技術」という)に関する学術研究、技術開発、 国際交流、講演会、発表会、展示会等に対する助成、及び科学技術全般の育成教育に 対する助成を行うことにより、学術及び科学技術の振興と社会経済の発展に寄与する ことを事業目的としております。 ※「素形材」とは素材に熱や力が加えられて、形を与えられた部品や部材のことを意味します。素材に は石材、ゴム、ガラス、プラスチック、ファインセラミックス、複合材料などがあります。形を変えるに は鋳造、鍛造、プレス、粉末冶金などいろいろな材料加工法が使われています。 2、助成事業の内容 上記の目的を達成するため、愛知県内において次の助成事業を行います。 (1)当該科学技術に関する学術研究、技術開発及び国際交流に対する助成 (2)当該科学技術に関する講演会、発表会、展示会等に対する助成 (3)科学技術全般に関する育成教育及び大学院生の海外研修に対する助成 3、募集分野 当財団は助成事業の目的に沿って素形材に関係する分野への研究開発への助成を行い ます。図1に募集対象イメージ図を示します。 図1.募集対象イメージ図 1 平成27年度は大学・研究機関の中堅・若手の研究者、中小企業の技術者を対象に下 記の分野の研究開発を助成いたします。募集分野の中でとくに(3)、(4)、(5)項の 分野を重点対象とします。 (1)金属、有機。無機、複合素材の中で、粉、繊維など素材から自由な形づくりを通 じて新しい機能を付加した新素材の研究・技術分野(ナノ素材、新触媒、新複合 材料など) (2)素形材プロセス技術の中で、 「素材」から「製品づくり」まで一連の新規のプロセ ス開発・技術分野(鋳造・鍛造品、プレス品、粉末冶金、セラミックス品、プラ スチック品、ダイカスト品、複合材料品など関連新技術) (3) 「素材」から「形づくり」まで素形材プロセスを支える基盤要素研究・技術(成形、 加工、環境、エネルギー、計測制御、プロセス、生産技術、ソフトウェアなど関 連新技術)の中で、新しい形を自由につくりあげる新技術分野 (4)素形材プロセスに新しい機能を付加するプロセス、製品づくり分野(表面改質、 複合化、計測評価など関連新技術) (5)素形材とその技術を融合して独創性のある応用製品分野(ロボット、医療・福祉 機器、次世代自動車、航空宇宙、システム化技術、農業、デザインなどと関連す る融合技術) 4、助成の内容 (1)永井科学技術財団賞 1)学術賞 大学などの学界や研究機関等が実施するアカデミックな研究のうち、素形材 分野および他の分野との融合を図ることでオリジナリティーがある顕著な成果 を挙げた研究テーマの研究者(資格:30才代~40才代)に対し、更なる研 究業績を期待して賞金を贈呈して表彰します。 2)技術賞 研究機関や民間の中小企業が実施するプラクティカルな技術開発のうち、素 形材分野および他の分野との融合を図ることでオリジナリティーがある顕著な 成果を挙げた技術開発テーマの開発者に対し、当該技術の産業界への貢献を期 待して賞金を贈呈して表彰します。 3)奨励賞 学術賞あるいは技術賞に次ぐ優れた研究開発であると認められる研究成果あ るいは技術開発成果を挙げた30才代~40才代の研究者、技術者、および工 学研究開発以外の素形材関連分野で業績を挙げた個人に対し賞金を贈呈して表 彰します。 (2)奨励金 1) 研究奨励金 2 素形材関連分野で将来顕著な成果が期待できると評価できる研究テーマ・技術 開発テーマの研究者、技術者(申請時45才以下)に対して奨励金を贈呈します。 2) 共同研究奨励金 素形材関連分野で共同研究することで将来顕著な成果が期待できると評価で きる研究テーマ・技術開発テーマの共同研究グループに対して共同研究奨励金を 贈呈します。共同研究グループの構成メンバーは、愛知県内の研究者が主体とな り、愛知県外の研究者または団体が共同研究者として含まれる研究が対象となり ます。申請にあたっては研究者の役割分担を明確にしてください。なお、申請で きるグループメンバーは、リーダーを含めて4名以内(申請時45才以下)です。 3)素形材融合分野奨励金 素形材関連分野と異分野(業種)技術が融合し、コラボレーションすることで 新しい技術開発テーマにチャレンジして、将来顕著な成果が期待できると評価で きる研究テーマ・技術開発テーマの研究者、技術者に対して奨励金を贈呈します。 (3)助成金 1) 国際交流助成金 素形材関連分野で海外での研究発表や調査研究活動を行う研究者(申請時4 0才以下)に対し、渡航費用等を助成することでその活動を支援するために 交付します。 2) 大学院生海外研修助成金 素形材関連分野で科学技術に関する研究を行う大学院生が海外研修または国 際会議での研究発表を行うにあたり、渡航費用等に応じて助成することでその 活動を支援するために交付。なお、出発日が平成28年4月1日以降となる研 修が対象となります。 3)科学技術育成教育助成金 次代を担う青少年を対象に科学技術を育成するための教育活動を行う団体に 対し、その活動を支援するために交付します。 5、助成規模 平成27年度助成費の予算総額は1350万円です。 6、応募資格 (1)助成対象者 ・ 愛知県内の専門学校、大学、研究機関、企業、団体に属する個人またはグル ープで、所属長の推薦が必要です。 ・ 共同研究奨励金については県内の研究機関が主体となり、役割分担して共同で 研究開発する県外の研究機関、企業、団体に属する個人またはグループで、所属 長の推薦が必要です。 3 ・ 大学院生海外研修助成は大学院修士課程、博士課程の学生で、所属長の推薦 が必要です。 (2)助成対象外者 ・ 過去に財団賞を受賞された方および研究奨励金、共同研究奨励金、国際交流 助成金、大学院生海外研修助成金を受けられた方で、助成後5年未満の方の 応募申請はご遠慮ください。 ・ 大学院生海外研修助成金は企業から派遣されている大学院生および海外から 国費留学されている方は応募できません。また、同一専攻研究室からは複数 の応募申請はご遠慮ください。 7、申請手続 (1)応募期間、発表、贈呈式 <下期公募> 永井科学技術財団賞、研究奨励金、共同研究奨励金、 素形材融合分野奨励金、国際交流助成金、大学院生海外研修助成金、 科学技術育成教育助成金 ・ 募集手段・・・・・・当財団のホームページで公募、募集要領を配布 ・ 応募期間・・・・・・平成27年9月18日から11月20日 ・ 発 表・・・・・・平成28年2月中旬 ・ 贈 呈 式・・・・・・平成28年3月 (2)申請書類 下記の申請書類を事務局へEメールで送付するとともに、原本を郵送で提出し てください。 1)財団賞(学術賞、技術賞、奨励賞)の応募 ・ 申請書[書式1] ・ 本研究開発の内容を説明する研究論文等1編 (A4サイズ縦版横書きとし、左とじ余白で作成してください。書式は自由 です。) 2)研究奨励金(研究奨励金、共同研究奨励金、素形材融合分野奨励金) の応募 ・ 申請書[書式2] ・ 本研究開発の計画書等 (A4サイズ縦版横書きとし、左とじ余白で作成してください。 書式は自由です。) 3)国際交流助成金の応募 ・ 申請書[書式3] ・ 国際交流の内容がわかる資料等 4)大学院生海外研修助成金 ・ 申請書[書式4] 4 ・ 海外研修または国際会議発表の内容がわかる資料等 5)科学技術育成教育助成金の応募 ・ 申請書[書式5] ・ 科学技術育成教育事業の内容がわかる資料等 [申請書式] ・ 永井科学技術財団 財団賞(学術賞、技術賞、奨励賞)申請書 ([書式1]を事務局までご請求ください。) ・ 永井科学技術財団 研究奨励金(研究奨励金、共同研究奨励金、 素形材融合分野奨励金)申請書 ([書式2]を事務局までご請求ください。) ・ 永井科学技術財団 国際交流助成金申請書 ([書式3]を事務局までご請求ください。) ・ 永井科学技術財団 大学院生海外研修助成金申請書 ([書式4]を事務局までご請求ください。) ・ 永井科学技術財団 科学技術育成教育助成金申請書 ([書式5]を事務局までご請求ください。) 8、審査・選考 申請書に基づき、外部学識経験者による当財団選考委員会において書類審査します。 永井科学技術財団賞各賞をはじめ奨励金、助成金等の候補者を選考し、選考委員会の 上申を受けて理事会にて決定します。 9、選考結果の通知と公表 選考結果については、当財団理事長から各応募者に文書で通知し、当財団ホームペ ージで公表するとともに、助成内容を印刷物で関係者に配布します。 財団賞・奨励金決定者は、平成28年3月予定の贈呈式(別途ご案内)にはやむを えない場合を除いてご出席願います。 応募されるにあたっては、公表されることをご了承のうえご応募願います。 10、申請書類等の送付先、連絡先 申請書類等は、当財団事務局宛に期日までに届くようEメールで送付いただくとと もに、原本を郵送で提出してください。 [事務局] 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦一丁目11番11号 新東工業株式会社内 公益財団法人永井科学技術財団 事務局(内村 勝次) 電話 (052)582-9211 FAX (052)586-2279 メールアドレス [email protected] 5
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