(二次)募集要項 - 北海道中小企業総合支援センター

H27応援F
平成 27年度北海道中小企業応援ファンド事業
(二次)募集要項
【募集期間】
自:平成27年8月20日(木)
至:平成27年9月30日(水)(17 時必着)
公益財団法人北海道中小企業総合支援センター
目
次
1 北海道中小企業応援ファンドについて
2 対象者
・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3 募集する事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)中小企業競争力強化促進事業
・・・・・・・・・・・・・・
(2)地域資源活用型新産業創出支援事業
(3)加速的創業促進支援事業
2
・・・・・・・・・・・
4
・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(4)産業クラスター形成促進事業
4 スケジュール
2
・・・・・・・・・・・・・・
7
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
5 応募・審査・交付申請の手続きについて
・・・・・・・・・・・
11
・・・・・・・・・・・・・・
13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
6 助成事業の遂行に関する留意事項
7 応募・問い合わせ先
1
北海道中小企業応援ファンドについて
北海道中小企業応援ファンドは、(独)中小企業基盤整備機構、北海道、道内の金融機関及び産業支援
機関が資金を拠出して組成したファンドです。
当センターは、このファンドの運用益を活用して、道内における新たな産業の創出や事業化を支援する
ため、平成27年度北海道中小企業応援ファンド事業の募集を次のとおり実施します。
2
対象者
北海道中小企業応援ファンド事業における対象者は、次のとおりです。
(1) 道内の中小企業者等
次の①、②のいずれかに該当し、道内に主たる事務所を有するもの又は事業所を有するもの。
① 独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成 14 年法律第 147 号)第2条第1項(第1号から第5号
に限る。)に規定する中小企業者
業種
資本金
従業員数
卸売業
1 億円以下
小売業
5000 万円以下
50 人以下
サービス業
5000 万円以下
100 人以下
3億円以下
300 人以下
製造業・建設業・運輸業および上記以外の業種
100 人以下
② 中小企業団体の組織に関する法律(昭和 32 年法律第 185 号)第3条第1項(第3号、第4号及び第9
号を除く。
)に規定する中小企業団体
「中小企業団体の組織に関する法律」 ①
第 3 条に規定する次の団体
②
事業協同組合
③
協同組合連合会
⑤
協業組合
事業協同小組合
④
企業組合
⑥
商工組合
(2) 道外に本社を有する道内事業所
道外に本社を有する場合でも、次の条件を全て満たすことで対象となります。
・道内に事業所を有しており、支店登記等がなされていること。
・道内事業所名義で申請する場合、支配人登記、取締役会の決定、委任状の交付等申請についての当該
中小企業者等の意思が明らかになっていること。
・道内事業所が生産・開発等の拠点となっており事業を円滑に進めるための体制が取られていること。
・道内事業所で独自の経理処理がなされていること若しくは経理の状況を把握していること又はこれら
を行うことが十分可能であること。
・交付された資金の使途が道内事業に係るものであること。
・助成の成果を引き続き道内事業所で利用すること又は助成の後、道内事業所でその事業の成長発展が
見込まれること。
(3)他の助成措置との関係について
・助成事業者に対し、当該年度において、助成事業の内容の全部又は一部を対象として、国(独立行政
法人通則法(平成11年法律第103号)に基づき設立された機関を含む。以下同じ。)、道(地方独
立行政法人を含む。以下同じ。)又はセンターの補助金(助成金を含む。以下同じ。)が交付される場
合(当該助成事業者が間接補助事業者となる場合を含む。)にあっては、本助成金交付事業の助成対象
とはなりません。
(国や道の補助金を財源として市町村等が発注する委託契約を含みます。
)
・助成事業者に対し、当該年度において、助成事業の内容の全部又は一部を対象として、市町村又は公
益法人の補助金が交付される場合であって、これらの補助金と本助成金交付事業による助成金額の合
計が助成対象経費を超えるときは、助成対象経費を下回る額となるよう助成金額を減額して交付しま
す。
・助成事業者は、同一年度において、複数の助成金交付事業の併用はできません。
3
募集する事業
募集する事業は、次のとおりです。
(1)中小企業競争力強化促進事業
①アドバイザー等招へい支援事業
②市場対応型製品開発支援事業
(2)地域資源活用型新産業創出支援事業
①地域資源活用型事業化実現事業
②地域ブランド販路拡大支援事業
(3)加速的創業促進支援事業
加速的創業促進支援事業
(4)産業クラスター形成促進事業
①事業シーズ可能性拡大支援事業
②市場適応能力高度化促進支援事業
③ブランド化促進支援事業
(1) 中小企業競争力強化促進事業
① アドバイザー等招へい支援事業
新たに加工組立型工業の事業者との取引の拡大を目指す加工組立型工業若しくは基盤技術産業等の中
小企業者等又は新分野・新市場進出等を目指す食関連産業等若しくは環境・エネルギー産業の中小企業者
等が、原価の引下げ、生産管理の合理化等を図るために行う専門コンサルタントの招へいに要する経費の
一部を助成します。
対象者
中小企業者等
助成限度額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
対象経費
200万円
アドバイザー等
専門家旅費(滞在費、往復の交通費)
、コン
(1年以内)
招へい支援事業
サルタント料
(1/2以内)
※指導日が11日以上のものに限る
要件の詳細は、次のとおりです。
ア
加工組立型工業等について
・「加工組立型工業」とは、汎用機械器具製造業、生産用機械器具製造業、業務用機械器具製造業、電
子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業及び輸送用機械器
具製造業をいう。
・「基盤技術産業等」とは、ものづくり基盤技術振興基本法(平成11年法律第2号)第2条第1項に
規定するものづくり基盤技術を主として利用して行う事業が属する業種及び第2条第2項に規定する
業種のうちソフトウェア業をいう。
・「食関連産業等」とは、食料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業、一般産業用機械・装置製造業(食
料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業に関連する業種に限る。
)、農業用機械製造業(農業用器具を除
く。食料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業に関連する業種に限る。
)、生活関連産業用機械製造業(食
料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業に関連する業種に限る。
)及びバイオテクノロジー利用産業(生
物又はその機能を利用し、又は応用する技術に関連する分野の産業をいう。)をいう。
・「環境・エネルギー産業」とは、環境負荷を低減した製品の製造、環境汚染を防止する装置及び資材
の製造並びにこれらに係るサービスの提供を行う事業(資源の有効利用に係るものを除く。)が属する
業種をいう。
・「加工組立工業若しくは基盤技術産業等の中小企業者等」及び「食関連産業等若しくは環境・エネル
ギー産業の中小企業者等」には、これらに属する製品の開発等を行う中小企業者等を含むものとする。
イ「新分野・新市場への進出等」について
事業内容に規定されている「新分野・新市場への進出等」とは、次のいずれかに該当するものを指し
ます。
・ 新分野への進出とは、中小企業者等が従前属していた事業から日本標準産業分類における小分類項目
以外の小分類項目に属する事業に進出するものとする。
・ 新市場への進出とは、中小企業者等が保有する製品等を新しい市場(新しい顧客)に売ることなど、
道外及び海外市場の開拓やシェア拡大などとする。
・ 新分野・新市場への進出等には、新事業展開(新商品の開発・生産、サービスの開発・提供などの新
たな事業活動)等を含むものとする。
*ア、イについては、②市場対応型製品開発支援事業においても同様です。
ウ 招へいにより習得する技術又は能力の内容
「専門コンサルタントの招へい」により修得しようとする技術又は能力の内容は、原価の引下げや生産
管理の合理化等に資するものとする。なお、経営管理能力の向上のための「専門コンサルタントの招へ
い」については、助成対象とはしないものとする。
エ 専門コンサルタント
特定の事項について診断、指導、教育訓練等を行うことを業とする者を指す。
オ 指導日及び指導期間
指導日が11日以上のものであること。
指導日とは、招へいした専門コンサルタントが中小企業者等の道内事業所等において指導を行った日をいう。
カ 指導期間
指導日と指導を行う場所への往復に要する日を含む期間をいい、指導期間毎の対象経費を合算して対象
経費を得るものとする。なお、正当な理由なく指導を行わない日は、滞在費の対象とはしないものとす
るが、民法 (明治 29 年法律第 89 号)第 142 条に規定する休日、招へいする中小企業者等において指導
を要しない日としてあらかじめ指定した日(招へいした中小企業者等の就業規則による休日等)等、正
当な理由が存する場合には、滞在費の対象とすることができる。
キ 対象経費
・ コンサルタント料
コンサルタント料は日額 20 万円以内とする。
・ 滞在費
北海道職員等の旅費に関する条例第 17 条の規程による日当(1日 2,200 円)及び第 18 条の規程による
宿泊料(1夜 9,800 円)を合算した額と申請額のいずれか低い額とする。
・ 往復の交通費
北海道職員等の旅費に関する条例の規定により算出する。
② 市場対応型製品開発支援事業
新たに加工組立型工業の事業者との取引の拡大を目指す加工組立型工業若しくは基盤技術産業等の中
小企業者等又は新分野・新市場進出等を目指す食関連産業等若しくは環境・エネルギー産業の中小企業者
等が行う製品開発及びこれらに伴う市場調査又は展示会等への出展のために必要な経費の一部を助成し
ます。(市場調査・展示会出展のみを行う場合は、対象となりません。
)
対象者
助成限度額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
中 小企
500万円
業者等
(市場調査等に要
する経費は200
万円)
対象経費
原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費
製品開発事業
(2/3以内)
(試作用)、外注加工費、技術導入費、デザイン開発費
、プログラム開発費、試験(検査)依頼費、産業財産権
等取得費、特許実施費、先行技術等調査費、その他
製品開発を行うために特に必要と認められる経費
(1年以内)
市場調査等
事業
(1/2以内)
出展料、展示工事費、職員旅費(滞在費、往復の交通
費)、輸送費、その他展示会等への出展を行うために
特に必要と認められる経費、市場調査委託費、その他
市場調査のために特に必要と認められる経費
要件の詳細は、次のとおりです。
ア 製品開発
製品開発とは、新製品の開発のほか、機能、性能、品質、デザイン、包装などの既存製品の改良を含む
ものとする。
イ 市場調査
市場調査とは、新分野・新市場への進出等のために、市場の情報に加えて、製品、価格、広告、販売、
販売経路などのマーケティング活動全般についての情報を収集、分析、保管し、意思決定に役立てる調
査をいう。
ウ 展示会等
展示会等とは、次のいずれにも該当するものをいいます。
・ 道外(海外を含む。)で開催される展示会、見本市、商談会等であって、製造業、卸・小売業、サービ
ス業等を営む者又は消費者等を広く対象とするもの。
・ 主催者又は運営者が原則として公益法人、任意の団体又は協議会等営利を目的としない団体であるこ
と。主催者又は運営者が企業であっても、業界の情報を広く提供することを使命とするもの(新聞、出
版若しくは業界を先導する役割を担うもの等)であって、出展費用や開催場所等から専ら業界全体の振
興を目的として行われることが明らかな場合も含む。
・ 当該展示会等の運営にあたって、国又は道の補助金が措置されていないもの。
・ 展示の形態は、単独かつ専用の展示スペースが確保されているものであること。
・ 展示に当たっては、開発された製品等の展示面積の割合が概ね 2 分の 1 以上確保されるものであること。
エ 開発の主体性
助成を受けようとする中小企業者等が製品開発等を主導し得る充分な見識を有せず、また、解決すべき
課題の主要部分を自ら解決しないなど、製品開発等の全部又は大部分を他に委託又は外注して行う場合
には助成対象とすることができません。
オ 対象経費
対象経費の範囲等詳細については、別に定める「北海道中小企業応援ファンド助成金交付要領の運用につい
て」の別表をご参照ください。
(2) 地域資源活用型新産業創出支援事業
① 地域資源活用型事業化実現事業
中小企業者等が地域資源を活用した新商品・新サービスの開発から販路開拓までの事業化実現に向けた一
連の取り組みを行う事業に要する経費の一部を助成します。
対象者
助成限度額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
対 象 経 費
新商品等開発 原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費(試作用)、外注
事業
(2/3以内)
加工費、技術導入費、デザイン開発費、プログラム開発費、試験(検査)
依頼費、産業財産権等取得費、特許実施費、先行技術調査費、機械装
中小企
300万円
置等の借用に要する経費、職員旅費、印刷製本費、資料購入費、通信
業者等
(2年以内)
運搬費、借料又は損料、消耗品費、その他新商品・新サービスの開発を
(※1)
行うために特に必要と認められる経費
マーケティング 出展料、展示工事費、職員旅費、通信運搬費、印刷製本費、資料購入
開発事業
(2/3以内)
費、借料又は損料、消耗品費、調査・分析外注費、専門家謝金、専門
家旅費、産業財産権等取得費、その他マーケティング開発事業の遂行に関
して特に必要と認められる経費
(※1)下記のいずれかに該当する中小企業者は、創業者に該当しません。
① 子会社など他の大企業の実質支配下にある中小企業者
② 資本の額又は出資の総額に占める国(独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)に基づき設立さ
れた機関を含む。
)及び地方公共団体の合計額の割合が4分の1以上の中小企業者
ア 地域資源とは、次のいずれかに該当するものをいいます。
・ 地域の特産物である農林水産物又は鉱工業品
・ 地域の特産物である鉱工業品の生産に係る技術
・ 文化財、自然の風景地、温泉その他の地域の観光資源
イ 事業区分について
○ 新製品等開発事業
新製品・新サービスの開発(道内において生産又は提供されることになる商品・サービスの開発に限る。
以下同じ。)に関する事業で、次のいずれかに該当するものです。
・新商品・新サービスの研究開発・事業化に関する事業
・その他新製品・新サービスの開発に関して公益財団法人北海道中小企業総合支援センター理事長(以
下「理事長」という。)が適当と認める事業
○ マーケティング開発事業
新製品・新サービスの開発を図るための取組に際して必要となる販路開拓等に関する事業で、次のいず
れかに該当するものです。
・販路開拓等のための展示会・見本市等(販売を目的としたものを除く)への参加に関する事業
・販路開拓等のための市場調査・広報等に関する事業
・その他新商品・新サービスの販路開拓等に関して理事長が適当と認める事業
ウ 助成対象とならないもの
助成事業者がすでに販売・提供している商品・サービスの販路開拓のみを行う事業は対象外となります。
ただし、国・道・市町村又は公益法人から補助金の交付を受けて開発した商品サービスの販路開拓のみを
行う事業は対象とします。
なお、下 記 のいずれかに該 当 する中 小 企 業 者 は対 象 者 となりません。
・子 会 社 など、他 の大 企 業 の実 質 支 配 下 にある中 小 企 業 者
・資 本 の額 又 は出 資 の総 額 に占 める国 (独 立 行 政 法 人 通 則 法 (平 成 11年 法 律 第 103号 )に基 づき
設 立 された機 関 を含 む。)及 び地 方 公 共 団 体 の合 計 額 の割 合 が4分 の 1以 上 の中 小 企 業 者
② 地域ブランド販路拡大支援事業
1次産業団体、商工団体等が地域の強み(素材・技術等)を活かした製品等の価値を高め、「北海道」を表現し
つつ国内外に通用する「地域ブランド」を実現する取り組みを行う事業に要する経費の一部を助成します。
対象者
助成額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
対 象 経 費
調査研究事業費 専門家謝金、専門家旅費、職員旅費、印刷製本費、資料購入費、通
1次産業
500万円/年
団体、商
(2年以内)
(2/3以内)
信運搬費、借料又は損料、消耗品費、調査・分析外注費、コンサル
タント費、委託費、広告宣伝費、雑役務費、その他調査研究事業の
工団体等
遂行に関して特に必要と認められる経費
マーケティング支 出展料、会場設営費、職員旅費、通信運搬費、印刷製本費、資料
援事業
購入費、借料又は損料、消耗品費、調査・分析外注費、専門家謝
(2/3以内)
金、専門家旅費、産業財産権等取得費、コンサルタント費、委託費
、広告宣伝費、雑役務費、その他マーケティング支援事業の遂行に
関して特に必要と認められる経費
ア 1次産業団体、商工団体等
次の各号のいずれかに該当する団体、機関又はこれらで構成される団体であって、道内に主たる事務所
を有するもの。
・北海道産業団体協議会
・商工会
・商工会議所
・中小企業等協同組合
・漁業協同組合、漁業生産組合又は水産加工業協同組合
・農業協同組合又は農事組合法人
・森林組合又は生産森林組合
・地域ブランド化の推進や地域産品の販路拡大に係る取り組みを支援する事業を行う団体、機関
イ 事業区分について
・調査研究事業
地域の事業者の共通認識を醸成し、地域が一丸となったブランド戦略を策定するため、ブランドに対する理
解を深める為のセミナー・研修会の開催、地域資源に関する市場調査・消費者調査等の実施
・マーケティング支援事業
地域ブランド戦略に基づく、地域の特性を活かした製品の魅力を高め、国内外のマーケットで通用する地域
ブランド力を確立するため、市場調査、専門家の招へい、地場産品評価(デザイン開発・評価)、展示会への
出展等の実施
(3) 加速的創業促進支援事業
北海道中小企業応援ファンド事業の一環として、道内に主たる事業所を設けて新規に事業を開始すること
に伴う新商品・新サービスの開発や販路開拓等の取組等に要する経費の一部を助成します。
対象者
創業者
(※2)
助成限度額
(助成対象期間)
100万円
(1年以内)
助成率
対象経費
2/3以内
原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費(試作用)、
外注加工費、技術導入費、デザイン開発費、プログラム開発費、
試験(検査)依頼費、産業財産権等取得費、先行技術調査費、機
械装置等の借用に要する経費、職員旅費、印刷製本費、資料購
入費、通信運搬費、借料又は損料、消耗品費、出展料、展示工
事費、職員旅費、調査・分析外注費、専門家謝金、専門家旅費、
設立登記費、事務所等改装費、広告宣伝費、その他創業のため
に特に必要と認められる経費
(※2)創業者とは、道内で1年以内に新規に事業を開始する個人又は前年度(平成26年4月)以降に創業した中
小企業者をいいます。「1年以内」とは、助成金交付決定の日から数えて1年以内を指し、この期間内に事
業を開始(開業届の提出や法人の設立など)しない場合、助成金を返還していただく場合があります。(た
だし、天災地変その他助成事業者の責めによらない事情により新規に事業を開始できない場合を除く)
。
なお、いずれかに該当する中小企業者は、創業者に該当しません。
① 子会社など他の大企業の実質支配下にある中小企業者
② 資本の額又は出資の総額に占める国(独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)に基づき設立され
た機関を含む。
)及び地方公共団体の合計額の割合が4分の1以上の中小企業者
(4) 産業クラスター形成促進事業について
① 事業シーズ可能性拡大支援事業
地域における新事業展開等のアイディアをビジネスプラン段階にレベルアップするために必要な小規
模な試作・開発やテスト事業等の試行に要する経費の一部を助成します。
事業シーズ可能性拡大支援事業は、次の各号のいずれにも該当する事業を対象とします。
・地域における新事業展開等に関する具体的なアイディアを有しており、かつ当該アイディアの実現可
能性を拡大することで事業化へと発展する可能性が認められること。
・道内を拠点として事業化を図るものであること。
対象者
助成額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
対 象 経 費
産業支援機
200万円
試作等開発事業
原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費(試
関と中小企
(1年以内)
(2/3以内)
作用)、外注加工費、技術導入費、デザイン開発費、プロ
業者等によ
グラム開発費、試験(検査)依頼費、産業財産権等取得
る共同事業
費、特許実施費、先行技術調査費、機械装置等の借用に
体(※3)
要する経費、職員旅費、資料購入費、通信運搬費、借料
又は損料、消耗品費、その他試作等開発事業の遂行に
関して特に必要と認められる経費
(※3)産業支援機関とは、創業又は中小企業の経営の革新若しくは競争力の強化を支援することを主な目的として
設立された機関のことをいいます。ただし、北海道における産業振興に関する事業を総合的・横断的に推進
し、かつ、道内全域における産業クラスター活動への支援を行う産業支援機関に限ります。
共同事業体の代表者は、産業支援機関を当てるものとします。また、共同事業体の代表者は、産業クラスタ
ー形成促進事業に係る助成事業計画書の提出や助成金の交付申請など、助成事業を遂行するにあたっての諸
手続きや助成金の管理等を行います。
なお、いずれかに該当する中小企業者は対象者となりません。
①子会社など、他の大企業の実質支配下にある中小企業者
②資本の額又は出資の総額に占める国(独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)に
基づき設立された機関を含む。)及び地方公共団体の合計額の割合が4分の1以上の中小企業
者
② 市場適応能力高度化促進支援事業
開発した商品やサービスの質の向上を図ることで市場適応能力を高めるなど、事業化を軌道に乗せるた
めの一連の取組に要する経費の一部を助成します。
市場適応能力高度化促進支援事業は、次の各号のいずれにも該当する事業を対象とします。
・事業化の実現に向けて具体的なビジネスプランを有していること。
・道内を拠点として事業化を図るものであること。
対象者
助成額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
対 象 経 費
産業支援機
300万円
新商品等機能向
原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費(試
関と中小企
(2年以内)
上事業
作用)、外注加工費、技術導入費、デザイン開発費、プロ
(2/3以内)
グラム開発費、試験(検査)依頼費、産業財産権等取得
業者等によ
る共同事業
費、特許実施費、先行技術調査費、機械装置等の借用に
体
要する経費、職員旅費、印刷製本費、資料購入費、通信
(7ページ
運搬費、借料又は損料、消耗品費、その他新商品等機能
※3に同じ)
向上事業の遂行に関して特に必要と認められる経費
マーケティング
開発事業
(2/3以内)
出展料、展示工事費、職員旅費、通信運搬費、印刷製本
費、資料購入費、借料又は損料、消耗品費、調査・分析
外注費、専門家謝金、専門家旅費、その他マーケティン
グ開発事業の遂行に関して特に必要と認められる経費
要件の詳細は、次のとおりです。
・新商品等機能向上事業は、開発した商品・サービスの事業化に向けて、当該商品等の機能向上を図る
ための改良改善に関する事業とします。
・マーケティング開発事業は、開発した商品・サービスの事業化に向けて、当該商品等の機能向上を図
るための取組に際して必要となる販路開拓等に関する事業で、次の各号のいずれかに該当するものと
します。
ア.販路開拓のための展示会・見本市等(販売を目的としたものを除く。)への参加に関する事業
イ.販路開拓等のために必要な市場調査に関する事業
ウ.その他販路開拓等に必要な取組として理事長が適当と認める事業
・助成事業者が現に販売・提供している商品・サービスの販路開拓のみを行う事業は、助成対象外と
なります。
・助成事業者が、国、道、市町村又は公益法人(以下「国等」という。)から補助金の交付を受けて
開発した商品・サービスの販路開拓のみを行う事業は、助成対象となります。この場合において、
助成事業計画書に、当該・商品サービスが国等の補助金の交付を受けて開発したものであることを
証する資料を添付することが必要です。
③ ブランド化促進支援事業
道内で生産・供給される商品・サービスの改良、新商品・サービスの開発から販路開拓、PR戦略の確
立等の北海道ブランド化に向けた一連の取組に要する経費の一部を助成します。
ブランド化促進支援事業は、次の各号のいずれにも該当する事業を対象とします。
・ブランド化の実現に向けて具体的であり、事業化の可能性が高いビジネスプランを有していること。
・共同事業体を構成する中小企業者等自らが保有する既存商品・既存サービスの改良又は新商品・新サー
ビスの開発により、全国展開に向けた新事業展開等を図ろうとするものであること。
助成額
事業区分
(助成対象期間)
(助成率)
産業支援機
1,000万円
ブランド改良・
原材料・副材料費、治具・工具費、機械装置等購入費(試
関と中小企
(2年以内)
研究開発事業
作用)、外注加工費、技術導入費、デザイン開発費、プロ
(2/3以内)
グラム開発費、試験(検査)依頼費、産業財産権等取得
対象者
業者等によ
対 象 経 費
る共同事業
費、特許実施費、先行技術調査費、機械装置等の借用に
体
要する経費、職員旅費、印刷製本費、資料購入費、通信
(7ページ
運搬費、借料又は損料、消耗品費、その他ブランド改良・
※3に同じ)
研究開発事業の遂行に関して特に必要と認められる経費
マーケティング
開発事業
(2/3以内)
出展料、展示工事費、職員旅費、通信運搬費、印刷製本
費、資料購入費、借料又は損料、消耗品費、調査・分析
外注費、専門家謝金、専門家旅費、広告宣伝費、認証等
取得費、その他マーケティング開発事業の遂行に関して
特に必要と認められる経費
要件の詳細は、次のとおりです。
・ブランド改良・研究開発事業は、商品・サービスのブランド化を図るに際して必要となる既存商品等
の改良又は新商品等の開発に関する事業とする。
・マーケティング開発事業は、商品・サービスのブランド化の取組に際して必要となる販路開拓等に関
する事業で、次の各号のいずれかに該当するものとする。
ア.販路開拓のための展示会・見本市等(販売を目的としたものを除く。)への参加に関する事業
イ.販路開拓等のために必要な市場調査に関する事業
ウ.その他販路開拓等に必要な取組として理事長が適当と認める事業
・助成事業者が現に販売・提供している商品・サービスの販路開拓のみを行う事業は、助成対象外と
なります。
・助成事業者が、国、道、市町村又は公益法人(以下「国等」という。)から補助金の交付を受けて
開発した商品・サービスの販路開拓のみを行う事業は、助成対象となります。この場合において、助
成事業計画書に、当該・商品サービスが国等の補助金の交付を受けて開発したものであることを証す
る資料を添付することが必要です。
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スケジュール
応募から助成金交付までの流れ
時期
手続き
説明
8月
募集開始(平成 27 年 8 月 20 日)
募集期間内に助成事業計画書(様式第 1 号)のほか必要書類を提
9月
募集終了(平成 27 年 9 月 30 日)
出してください。
(期限内必着でお願いします)
ヒアリング等
ご提出いただいた助成事業計画書等の内容について、必要に応じ
10月
て電話等によるヒアリング等を行います。
評価委員会
市場対応型製品開発支援事業、地域資源活用型新産業創出支援
事業又は産業クラスター形成促進事業に応募された方は、評価委
員会に出席の上、助成事業計画のプレゼンテーションと質疑応答
を行っていただきます。
アドバイザー等招へい支援事業加速的創業促進支援事業につ
いては、書面のみで審査しますので、評価委員会への出席は、不
要です。
評価委員会は、10 月下旬~11 月上旬に札幌で開催する予定で
す。
11月
採否決定通知
応募者全員に採否の結果を通知します。
採択者説明会(採択者のみ)
採択者向けの説明会(札幌市内)を開催します。
助成金の交付申請(採択者のみ)
採択者は、助成金交付申請書(様式第2号)に必要書類を添えて提
出してください。
助成金交付決定
対象経費を確認し、助成金の交付を決定します。
(助成金交付決定日以降に発生する経費のみが対象になります
ので、事前に着手することないようにご注意ください)
(交付決定
中間検査
センター職員が、採択者を訪問し、事業の遂行状況等を確認しま
す。
後)
事業実績報告書提出
事業実績報告書の内容を確認し、適正と認めたときは、助成金の
現地完了検査
額を確定し、助成金を交付します。(精算払い)
(事業完了 助成金確定
後)
助成金交付請求
助成金交付
※助成対象期間は、交付決定以降12か月以内(事業により24
か月以内)となります。
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応募・審査・交付申請の手続きについて
(1) 応募に必要な書類は、次のとおりです。原本1部を提出してください。なお、提出のあった書類は、お
返ししませんので予めご了承ください。
提出必要書類
様
式
考
1
北海道中小企業応援ファンド助成金助成事業計画書(様式第 1 号)
全提出者
2
北海道中小企業応援ファンド助成金に係る助成事業計画(別紙1)
全提出者
3
経営計画(別紙2)
地域ブランド販路拡大
支援事業を除く
所
定
備
4
助成事業明細書(経費配分)(別紙3)
全提出者
5
事業説明書(別記様式1)
地域ブランド販路拡大
支援事業を除く
6
地域ブランド販路拡大プラン(別記様式2)
地域ブランド販路拡大
支援事業のみ
7
添付資料(加速的創業促進支援事業)
加速的創業促進支援事
業のみ
8
会社パンフレットなど、計画書提出者の現在の事業概要に関する資料
加速的創業促進支援事
(業種(日本標準産業分類における細分類)、主たる生産(売上)品目、 業を除く
略歴等が判るもの)
9
10
11
添
付
直近3期分の財務諸表(貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書、 加速的創業促進支援事
販売管理費内訳)
業を除く
① 履歴事項全部証明書
計画書提出者が法人の
② 定款
場合
① 規約・会則等の写し
計画書提出者が任意グ
② 代表者選任方法及び意志決定方法に関する資料
ループ・団体、共同事業
③ 助成事業を実施するにあたっての責任の所在に関する資料(正副
体の場合
責任者各1名を記載した書類)
④ 構成員名簿(構成員の住所・氏名(法人の場合は名称・代表者氏
書
名)、本助成事業における役割がわかるもの)
類
⑤ 構成員が中小企業者の場合はその概要(資本総額、従業員数、主
たる生産(売上)品目・額、企業略歴)がわかる資料
12
北海道中小企業応援ファンド助成金交付要領第5条第3項各号に規
計画書提出者が道内に
定する事項に関する資料
主たる事務所を有しな
い者の場合
13
14
事業計画の内容を補足する資料
ア
開発する製品・サービスなどに関する資料
イ
計画する事業内容に関する資料
対象経費の金額や内容が判る見積書、カタログなどの写し
(2) 助成事業計画の審査
提出のあった助成事業計画書については、評価委員会において下記事項を審査し、採否を決定します。
① 事業計画の妥当性
② 新規性
③ 市場性・成長性
④ 事業遂行力
⑤ 財務力
⑥ 効果・成果
審査にあたっては、市場対応型製品開発支援事業、地域資源活用型新産業創出支援事業又は産業クラス
ター形成促進事業に応募された方は、札幌市内で開催する評価委員会に出席の上、助成事業計画のプレゼ
ンテーションと質疑応答を行っていただきます。
アドバイザー等招へい支援事業、加速的創業促進支援事業については、書面のみで審査しますので、評
価委員会への出席は、不要です。
なお、審査内容や審査結果に関するお問い合わせには回答できませんので、予めご了承願います。
(3) 採択通知及び採択者の公表
応募者全員に採否の結果を通知します。採択者に対しては、採択通知と同時に交付申請書様式を送りま
す。
採択者については、採択者名、採択者所在地(市区町村)、採択事業名を公表します。
(4) 採択者説明会及び助成金の交付申請・決定
採択者に対し、交付申請手続きや事業完了手続きに関する説明会を開催します。
採択者は、交付申請書類及び計上する経費の金額が確認できる見積書、価格表、契約書(案)などの資料
を持参の上、採択者説明会に出席願います。交付申請書類は、説明会の会場で受け付けます。
センターは、交付申請書の内容を確認し、助成金の交付を決定します。助成対象経費は、交付決定日以
降に生じた経費(発注・契約~納品~請求~支払いの全てが対象期間中に発生すること。)です。
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助成事業の遂行に関する留意事項
(1) 助成事業の遂行
助成事業者は、法令の定め並びに助成金交付決定の内容に従い、善良な管理者の注意をもって助成事業
を行わなければなりません。また、助成金を他の用途に使用することはできません。
(2) 経費に関する添付書類及び変更について
また、経費の精算時には、支払を疎明する納品書、請求書、領収書、銀行振込控え、精算書等の資料が
必要になります。助成事業は、応募時の事業計画を審査して採択します。経費計画も審査の対象であるた
め、採択後に経費計画を無条件に変更することはできません。
各助成事業の「事業区分」の各項目相互間において、いずれか低い額の20%を超えて経費の内容を変
更する場合は、予めセンターの承認が必要です。
(3) 対象外経費
原則として申請者が支出し、銀行振込などにより支払いが証明できるものを助成対象としています。
また、取引方法、支払方法により対象にできない場合があります。
次の場合は助成対象外となりますので、注意してください。
① 事業実施期間に契約、納品、支払い等が完了しないもの
② 資金移動が伴わないもの(相殺等で支払金額が不明なもの)
③ 手形・小切手による支払い
④ 助成事業者が支払ったものであることを判定できない場合(立替払い、多額の現金支払いなど)
⑤ 消費税等の税金
⑥ 金融機関への振込手数料
⑦ 食糧費等の個人消費的経費
⑧ タクシー代、従業員の車両の借上費用、ガソリン代、レンタカー代、駐車場代等で目的地までの移
動経路が不明確なもの
⑨ 他の用途(営業、販売、生産など)との併用となっている経費
その他使途により助成対象外となる場合があります。
(4) 状況報告
センターが必要と認めたときには、助成事業者に対して、当該助成事業の遂行の状況に関し、遂行状況
報告書(様式第11号)により報告を求めることがあります。
(5) 実績報告
助成事業者は、助成事業が完了したときは、実績報告書(様式第12号)に必要書類を添えて、事業完了
の日又は事業開始後12ケ月経過日から起算して30日経過した日までに提出してください。
実績報告書の内容(事業成果、物品納入、事業費の計上、取引先への支払い等)を完了検査等によって
確認した後に助成金を交付(お支払い)します。
なお、実績報告書の提出が遅れると、助成金の交付に支障をきたすことがありますので、実績報告書の
は、期限厳守で提出してください。
(6) 事業終了後の義務について
採択者は、助成事業終了後においても次に掲げる義務がありますので、注意してください。
① 事業活動状況報告書の提出
事業に採択された場合、翌年度から10年間にわたり各年度末における事業活動の状況について毎年5月31
日までに事業活動状況報告書(様式第14号)を提出していただきます。
② 事業記録の整理・保管
事業に関する記録や経理に関する帳簿類・証拠書類につきましては5年間保存の義務があります。
【事業に関する記録の主なもの】
研究開発・試験に関する資料、専門家・コンサルタントの指導資料、市場調査結果、展示会出展結果、会
議等の議事録、その他関連資料など
【経理に関する帳簿類・証拠書類の主なもの】
見積書、契約書、注文書、納品書、請求書、領収書、銀行振込依頼書の控、出張命令簿、出張報告書、
旅費精算書、雇用契約書、出勤簿、固定資産台帳など
※最終の検査時に、これらの書類が揃わない場合(紛失を含む)、助成金の交付はできません
③ 会計監査
採択者に対し、会計検査院が会計検査等を行う場合があります。
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応募・お問い合わせ先
お問い合わせ先及び応募書類の送付先は下記のとおりです。
[応募・問い合わせ先]
〒060-0001
札幌市中央区北1条西2丁目 経済センタービル9階
公益財団法人北海道中小企業総合支援センター 企業振興部助成支援G(酒井、若狭)
■TEL 011-232-2403 ■FAX 011-232-2011 ■URL http://www.hsc.or.jp/
※関連書類は当センターホームページよりダウンロードできます。