持続可能な社会と木造建築 ヨーロッパ中山間地域での

実 施 計 画 書
持続可能な社会と木造建築
ヨーロッパ中山間地域での試みを訪ねて
法
コーディネータ
政
大
学
デザイン工学部建築学科
教
幹
授
室
間
禎
昭
氏
大 成 建 設 株 式 会 社
事
設計本部
期
網 野
2015年
企
画
企画協力
長
専門技術部
松
尾
11月29日(日)~
伝統建築設計室
浩
12月
樹
6日(日)
大 成 建 設 株 式 会 社
株式会社
氏
日本テクノロジー研究所
8日間
趣
旨
国内森林資源の活用促進の一環として公共性の高い建築の木造化が求められてい
る中、都市部における多層階木造など中大規模建築の実現が先端的テーマと位置
づけられています。
一方、社会に目を向けると、中山間地域で進む急激な人口減少、地方経済の後退を
はじめとする様々な問題が深刻化しており、今後、社会構造のダウンサイジングは不
可避と考えられています。
コンパクト社会が求められる中での木造の大型化指向という現状に、木造建築の推
進が、技術的課題としてクローズアップされ、背後の社会問題とは切り離されて議論
されている感がぬぐえません。しかし本来、両者は持続可能な社会の実現という共通
目的を持っている筈です。
この視察会では、ヨーロッパ中山間地域での事例を辿りながら木造建築の在り方を
持続可能性という視点から考察し、将来あるべき木造建築の方向性を議論できれば
と思います。
主な視察地となるオーストリア・フォアアールベルク州やスイス・グラウビュンデン州は、
近年、現代木造のメッカとして注目を集めていますが、当地での木造建築は技術的
先進性に重きを置くようなものではなく、むしろ地域の人的資源と森林資源を活用し
た地域循環・自立型社会実現の一環として建設されています。木造複合施設による
コミュニティー形成や、地場産バイオマスエネルギーを熱源活用した低環境負荷型の
小集落、鉄骨造に代わる汎用型木造システムの開発などの見学の他、現地の木造
企業や、使用者、設計者との意見交換の時間も設けることができればと考えておりま
す。
また、チューリッヒ近郊においては木造大型化の事例として使用中及び建築中のオフ
ィスビルを見学し、大都市部での木造の在り方についても議論したいと考えておりま
す。
この視察会を通して、参加者の皆様の今後の木造建築への取組み方に新たな一石
を投じることができれば考えております。
調 査 日 程 (フライト案)
月日
1
2
3
4
11/29
(日)
11/30
(月)
12/1
(火)
12/2
(水)
都市名
時間
交通機関
羽田 発
パリ着
パリ発
チューリッヒ 着
サンクトガレン
00:30
05:50
07:30
08:45
航空機
専用車
サンクトガレン
ドルンビル
クラウス
フェルトキルヒ
終日
専用車
ルーディッシュ
ヴァンダンス
レッチ
フェルトキルヒ
終日
フリン地区
終日
18:00 頃
18:00 頃
フェルトキルヒ
5
12/3
(木)
ホヘネムス
ルステナウ
7
12/4
(金)
終日
12/6
(日)
専用車
18:00 頃
終日
12/5
(土)
8
ヴィール
チューリッヒ
専用車
18:00 頃
チューリッヒ
6
専用車
チューリッヒ発
パリ着
パリ発
10:30
11:50
16:15
羽田着
12:05
専用車
17:00 頃
専用車
航空機
行程
・11 月中旬に説明会(2 時間程度)を開催予定。
羽田空港集合 (11/28 土曜 23:30)
空路パリ経由チューリッヒへ
到着後、チューリッヒ市内、サンクトガレン市内見学予定
◎ホテルサンティスパークの木造ホテル宿泊体験
(St.Galen 泊)
ホテルにて朝食
◎Dornbirn~Klaus 地区など 4 件視察予定
ホテル着予定
(Feldkirch 泊)
ホテルにて朝食
◎St.Gerold~Vandans 地区など 5 件視察予定
ホテル着予定
(Feldkich 泊)
ホテルにて朝食
◎Caminada の作品群 (グラウビュンデ州)
Vrin~Vals 地区など 視察予定
ホテル着予定
(Feldkich 泊)
ホテルにて朝食
◎Hohenems~Lustenau 地区など 4 件視察予定
ホテル着予定
(Zurich 泊)
ホテルにて朝食
◎Biel 市 オメガ本社ビル(建設中) 視察予定
◎Zurich 市 タメディア本社ビル 視察予定
ホテル着予定
(Zurich 泊)
朝食後、8:00 頃空港へ、到着後チェックイン
空路パリ経由羽田へ
羽田空港到着
・最終訪問先は参加者決定後、ご意見・ご希望をお聞きして決定します。
・訪問先候補は相手先の事情により変更になる場合があります。
・利用交通機関、時間は目安で入れています。
・フライト便・時刻は予定です。宿泊地は変更になる場合があります。
-税関検査前で解散予定-
参 加 要 項
15 名
(最少催行人員 10 名)
◆調査団構成:
募集人員
◆調査期間:
2015 年
◆参加費用:
お一人様
◆申し込み締め切り:
2015 年
◆お申し込み方法:
所定の参加申込書に必要事項をご記入のうえ、㈱日本テクノロジー研究所宛てに FAX、E-メール又は、
11 月 29 日(日)
~
12 月
6 日(日)
8 日間
¥630,000-
10 月 15 日(木)
※申し込みが遅れる方は締め切り前にご連絡ください。
ご郵送下さい。申し込み書受領後、説明会のご案内と参加費の請求書を郵送いたします。
◆参加費に含まれるもの:
1.航空運賃
2.宿泊料金(スーペリアクラス、朝食含む)
エコノミークラス利用
3.日程に記載されたバス料金
4.アシスタント料金(送迎アシスタント)
5.団体行動中のバス・アシスタントへのチップ
7.現地訪問先への謝礼・記念品代
燃油サーチャージ
(円
6.コーディネータ・幹事・通訳諸費用
8.現地空港税・成田空港施設使用料(約円)
2015 年 9 月現在)
※燃油サーチージ等は原油相場により
増額となる場合もあります。
2.超過手荷物運搬費
◆参加費に含まれないもの:1.渡航手続き諸費用(旅券印紙代など)
3.個人的な経費(電話代・昼食・夕食など)
5.出発空港までの国内交通費
4.任意旅行傷害保険
6.オプション・訪問以外の博物館等入場料他
◆旅券(パスポート):
旅券の残存期間は、帰国時(2016 年 3 月 6 日)まで有効なものが必要です。
◆取消料について:
申し込みを解除されるときは次に定める取消料を申し受けます。
1.旅行開始日の前日から起算してさかのぼって 30 日目当たる日以降・・・参加代金の 30%
2.旅行開始日 15 日前の取り消し・・・参加代金の 50%
3.旅行開始日 6 日前又は無連絡不参加・・・全額
◆参加人員が 12 名以下の場合、また運賃などに大幅な変更があっる場合、参加費を変更することがあります。
◆免責事項:
参加者が次にあげるような理由により損害を被った場合当研究所及び手配旅行会社は責任を負いません。
天災地変、戦乱、暴動、争議行為または、このために生ずる旅行日程の変更、もしくは旅行中止、日本又は外国
の官公署の命令、外国の出入国規制、伝染病による隔離、自由行動中の事故、食中毒、盗難、運送機関の遅延、
不通、または、これらによって生ずる旅行日程の変更、もしくは滞在目的地の短縮。
◆手配旅行委託先会社は検討中
◆任意保険のおすすめ:
ご旅行をより安心できるものとするため、参加者ご自身で十分な旅行傷害保険
(疾病、傷害、盗難等)に加入されることをお勧めします。
【視察内容に関するお問い合わせ】
株式会社
担当:輔野
日本テクノロジー研究所
102-0073
靖雄(スケノ)
海外調査企画室
E-メール:[email protected]
東京都千代田区九段北 1-4-7
電話:03-5214-6141
悠山九段ビル
4階
FAX: 03-5214-8131
作成日
2015 年 9 月 28 日