引率者として再びキャムデンへ 松島 千晶 (引率者) 私は 5 年前にこのキャムデン派遣事業に派遣生として参加致しました。全てが新鮮で、楽しくつい最 近のことのように覚えております。まさか自分が引率者として再びキャムデンへ行くとは思っていませ んでした。はじめにお声をかけて頂いたとき、しばらく英語から離れてしまっていたため、引率として の役割が務まるのかどうか不安でとても悩みました。しかし、再び英語を勉強するチャンスになると思 い挑戦させて頂きました。久々に訪れたキャムデンはあまり変わっておらず、久々に 5 年前のホストフ レンドや 2・3 年前に私の家にステイした子達やその家族、CIFA の方々にお会いすることが出来ました。 またそれと同時に新しい出会いもありました。今ではこのような機会を与えてくださったキャムデン委 員会の皆様にはとても感謝しております。引率者となって感じたことはこの派遣事業には本当にたくさ んの方々の協力があってこそ成り立っているということです。キャムデン委員会の方々はとても早い時 期から準備をしていること、CIFA の方々は綿密にスケジュールを組み立て、私たちをサポートして下さ いました。これらがあったからこそ何も問題なくスケジュールをこなすことが出来たと思っております。 派遣生だった 5 年前には気づくことが出来ませんでした。 今回一緒に引率をした平野さん。英語面だけでなく、多方面に渡って助けて頂いてばかりで感謝して もしきれません。アクシデントの際、平野さんがいなかった数日間は 1 人で大丈夫なのだろうかととて も不安で本当に頼ってばかりだったことを実感いたしました。至らない点が多かったとは思いますが、 語学力や引率をする上で大切なことなど多くを学ばせて頂くことができました。そして 12 名の派遣生 の皆さん。頼りない引率者で本当に申し訳なく思っています。大学生の私なんかよりも皆さんの方がし っかりとしていて助かりました。町長訪問の時は積極的に質問したり、楽しく会話している様子を見て いてとても誇らしかったです。初めは中高生の中に入れるか不安でしたが、ちあきさん、ちあきちゃん と慕ってくれた事はとても嬉しかったです。この 14 名でなければこんなにも楽しい時間を過ごすこと が出来なかったと思います。本当にありがとうございました。 今回ステイさせて頂いた McBride 家は私を家族のように受け入れてくださいました。2 度目のキャム デン訪問であったため、私に新しい経験をさせたいと色々な所に連れて行って頂いたり、たくさんのこ と教えて頂きました。家庭科の先生だった Gail さんの作る料理はとてもおいしく、毎日食べ過ぎてし まう程でした。Alan さんとは毎日一緒に鶏の卵を取りにいったり、桃とバターとリキュールを使ったデ ザートを一緒に作ったり、おいしいコーヒーを入れて もらったりしました。シドニー出発の日、朝 4 時起き して空港に見送りに来て下さった時はとても嬉しくて 再び泣きそうになりました。素敵なご夫婦の元でステ イすることができてとても幸せな時間を過ごすことが できました。 最後にこの派遣事業に関わる全ての皆様に感謝申し 上げます。 本当にありがとうございました。 ステイさせていただいた McBride ご夫妻と
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