遺伝子組換え実験室 拡散防止措置チェックリスト <マニュアル>

遺伝子組換え実験室
拡散防止措置チェックリスト
<マニュアル>
(問合わせ先)
遺伝子実験センター
TEL:022-717-8598
mail:[email protected]
P1 レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
1
2
3
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
「関係者以外立入禁止」「P1 レベル実験中」等
「実験責任者の所属・職・氏名」
実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため閉じている。
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。以下同じ)及び器具について、
組換え生物等を不活化するため下記の設備等を準備している。
高圧滅菌器【設置場所:
4
いずれかを
選択
】
次亜塩素酸
その他(
)
P1 レベルに限り、省令で
決められた文言はありま
せんが、遺伝子組換え実験
を行っている旨、表示する
ことを推奨します。
換気扇については、直接屋外
に通じる構造で、昆虫の侵入
が可能な隙間がある場合、
フィルターを設置すること。
丌活化処置も実験過程と
みなされることから、丌活化
で使用するオートクレーブ
は管理区域内に設置する必
要があります。
遺伝子組換え生物等が付着した設備・機器及び実験台について、廃棄又は再使用の
前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記のものを準備している。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
消毒用アルコール
5
いずれかを
選択
◆噴霧器は実験者の手に届きやすい位置に設置
し、すぐに不活化できるよう準備されている。
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ組換え生物等が付着、又は感染することを
防止するため、下記の設備等を準備している。
※その他、白衣の着用(マスクや手袋)、飲食・喫煙の禁止、注射器の使用やマウスピペッティングの
制限等、実験者の安全を確保すること
手洗い等が可能な設備がある
6
いずれかを
選択
◆識別できない程度で人に付着した尐量の遺伝子組換え微生物について
は、消毒用石鹸等を用い、手洗いを行う。培養液等大量の付着について
は、ペーパータオルで拭き取った後、手洗いを行うこと。
消毒用アルコールの噴霧器等を設置
その他(
7
いずれかを
選択
)
実験終了後の保管(実験過程での保存は除く)に関して、
保管設備及び容器の見えやすい箇所に組換え生物等を保管
している旨、表示している。
実験終了後の保管は行わない。
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(他の実験室で組換え生物等の不活
化を行う場合等)は、組換え生物等の漏出が生じないよう下記の準備をしている。
8
いずれかを
選択
9
組換え生物の特性に応じた二重構造の容器を準備
【具体的容器名:
】
持ち出ししない
組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を実験室に
掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対応をしている。
10
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し組換え生物の漏出防止に係る応急
処置の訓練・指導
緊急連絡網を実験室に掲示
その他(
)
給排水設備がない実験室は、
手洗器や消毒剤を実験室に
設置する等の対応でも
可です。
実験終了後の保管について
組換え生物の培養等は実験
過程と同じ取扱いですので
管理区域内に置く必要が
あります。また、大腸菌の
コンピテントセルや組換え
プラスミドそのものは組換
え生物に該当せず、よって
左記の対応は丌要です。
実験の過程において行われ
る運搬は、実験者が自ら運搬
を行うため、表示義務はあり
ません。業者に運搬等を依頼
する場合は、取扱注意等の
表示が必要となります。
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。
(参照資料①添付)
建物管理部局の災害時の緊
急連絡網等を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
P2 レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
1
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
2
3
「関係者以外立入禁止」「P2 レベル実験中」
「実験責任者の所属・職・氏名」
実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため、閉じている。
執るべき拡散防止措置レベルが P2 レベルより低い実験を行う場合、
下記の通り対応し、クロスコンタミネーションを防止する。
時差的に行うなど P1 レベル実験と P2 レベル実験を同時に
実施しない
4
P2 レベル実験室の全ての
出入口に掲示ください。
また、文言が省令で決めら
れておりますのでご注意
ください。入口表示の雛形
は、センターHP より入手
できます。
いずれかを
選択
間仕切りなどで明確な区域を設定し、区域を分けて実施する
P2 レベルのみ実施し、レベルの低い実験は行わない
その他(
)
特記事項
換気扇については、直接屋外
に通じる構造で、昆虫の侵入
が可能な隙間がある場合、
フィルターを設置すること。
クロスコンタミの防止策を
特に行わない場合、P2 実験
にレベルアップすることに
なります。P1 実験の組換え
生物でも、クロスコンタミの
可能性が否定されない限り、
他の P1 実験室へ持込んで
実験することができません
のでご注意ください。
エアロゾルが生じやすい操作を行うため、安全キャビネットを設置している。
5
いずれかを
選択
安全キャビネットを設置
【設置場所:
】
エアロゾルが生じやすい操作は行わない
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。以下同じ)及び器具について、
組換え生物等を不活化するため下記の設備等を準備している。
高圧滅菌器【設置場所:
6
】
バイオクリーンベンチも
安全キャビネットに似た
構造ですが、キャビネット内
の汚染空気の漏洩を完全に
防ぐことはできません。
よって、安全キャビネットの
代替として認められません
のでご注意ください。
◆設置場所は同一建物内に限ります
いずれかを
選択
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び実験台について、廃棄又は再使用
の前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記の準備を行っている。
丌活化処置も実験過程とみ
なされることから、オートク
レーブは管理区域内に設置
する必要があります。
また、P2 実験では、同一建
物内での使用に限られます。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
消毒用アルコール
7
いずれかを
選択
◆噴霧器は、実験台等の実験者の手に届きやすい位置に設置し、
すぐに不活化できるよう準備されている。
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ組換え生物等が付着、又は感染することを
防止するため、下記の設備等を準備している。
※その他、白衣の着用(マスクや手袋)、飲食・喫煙の禁止、注射器の使用やマウスピペッティングの
制限等、実験者の安全を確保すること
手洗い等が可能な設備がある
8
いずれかを
選択
◆識別できない程度で人に付着した尐量の組換え微生物については、
消毒用石鹸等を用い、手洗いを行う。培養液等大量の付着については、
ペーパータオルで拭き取った後、手洗いを行うこと。
消毒用アルコールの噴霧器等を設置
その他(
)
給排水設備がない実験室は、
手洗器や消毒剤を実験室に
設置する等の対応でも可と
なります。
実験過程および終了後の保管を行う場合、保管設備及び容器の見えやすい箇所に
組換え生物等を保管している旨を表示している。
9
該当項目を
選択
実験過程で使用する保管設備に「P2 レベル実験中」と表示
している
実験終了後の保管に関しては、保管設備及び容器の見えやす
い箇所に遺伝子組換え生物等を保管している旨を表示して
いる
実験終了後の保管は行わない。
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(他の実験室で組換え生物の不活
化を行う場合等)は、組換え生物の漏出が生じないよう下記の準備をしている。
10
いずれかを
選択
組換え生物の特性に応じた二重構造の容器を準備
【具体的容器名:
】
持ち出ししない
11
遺伝子組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を実験
室に掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対策をしている
12
実験終了後の保管について
組換え生物の培養等は実験
過程と同じ取扱いですので
管理区域内に置く必要が
あります。また、大腸菌の
コンピテントセルや組換え
プラスミドそのものは組換
え生物に該当せず、よって
左記の対応は丌要です。
実験の過程において行われ
る運搬は、実験者が自ら運搬
を行うため、表示義務はあり
ません。業者に運搬等を依頼
する場合は、取扱注意等の
表示が必要となります。
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。
(参照資料①添付)
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し、組換え生物の漏出防止に係る応
急処置の訓練・指導
緊急連絡網を実験室に掲示
その他(
)
建物管理部局の災害時の緊
急連絡網等を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
P3 レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
1
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
2
「関係者以外立入禁止」「P3 レベル実験中」
「実験責任者の所属・職・氏名」
3
実験室の出入口に前室が設けられている。
(自動的に閉まる構造の扉が前後に設けられ、更衣可能な広さが必要)
4
前室の前後に設けられている扉については、両方を同時に開けないと。
5
空気が実験室の出入口から実験室の内側へ流れていくための給排気設備
が設置されている。
6
実験室からの排気(ヘパフィルターでろ過された排気を除く)について、
実験室及び実験室のある建物内の他の部屋に再循環されない排気設備で
あること。
7
実験室の床、壁及び天井の表面については、容易に水洗及び燻蒸をする
ことができる構造であること。
8
実験室又は実験区画(実験室及び前室)については、昆虫等の侵入を防ぎ、
密閉状態が維持される構造であり、容易に燻蒸をすることができること。
9
実験室又は前室の主な出口に、足もしくは肘または自動で操作することが
できる手洗い設備が設けられている。
10
排水設備については、遺伝子組換え生物等の不活化処置が済んでから、
排出されること。(オートクレーブ処理、あるいは、一時貯水タンクを設
置し薬剤投入による処理等)
11
実験室においては、長そでで前の開かない作業衣、保護履物、保護帽、
保護眼鏡及び保護手袋(以下「作業衣等」という。)を着用すること。
また、それらは廃棄等の前に、組換え体の不活化処理をすること。
実験室の全ての出入口
(常時施錠は除く)に掲示
してください。
また、文言が省令で決めら
れておりますのでご注意
ください。入口表示の雛形
は、センターHP より入手
できます。
執るべき拡散防止措置レベルが P3 レベルより低い実験を行う場合、下記の通り
対応し、クロスコンタミネーションを防止する。
P3 レベルより低いレベルの実験も同室で行うが、P3 レベル
実験とは同時に実施しない
12
いずれかを
選択
P3 レベルより低いレベルの実験を実施することはない
その他(
)
エアロゾルが生じる操作をする場合、実験室に安全キャビネットを設置すること。
13
エアロゾルが生じやすい操作は行わない
いずれかを
選択
エアロゾルが生じ得る操作については安全キャビネットを
使用し、その間、実験室に出入りはしない
14
安全キャビネットの検査、ヘパフィルターの交換、及び燻蒸については、
当該研究用安全キャビネットを移動しないで実施することができること。
15
真空吸引ポンプを用いる場合、吸引ポンプは当該実験室専用とし、かつ、
消毒液を用いた捕捉装置が付いていること。
同時に実施した場合、
P1・P2 レベル実験であっ
ても、以後の実験は P3
レベルの拡散防止措置を
執る必要があります。
16
実験室内に高圧滅菌器を設置していること。
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物・廃液については、廃棄前に下記の方法により
不活化する。
高圧滅菌器【設置場所:
17
いずれかを
選択
】
P3 実験室の設備要件とし
てオートクレーブの設置は
必須となります。
また、他の実験室でオートク
レーブ処理する場合も P3
レベルの実験室で行う必要
があります。
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び実験台について、廃棄又は再使用
の前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記のものを準備している。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
18
消毒用アルコール
いずれかを
選択
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ組換え生物等が付着、又は感染することを
防止するため、下記の設備等を準備している。
手袋の着用に加え、手洗い等により付着した組換え生物の感
染による拡散を防止する
◆消毒用石鹸やヒビテン等を用い、手洗いを行う
19
該当項目を
選択
消毒用アルコールの噴霧器等を設置し、組換え生物の感染に
よる拡散を防止する
その他(
)
◆マスクの着用、また、注射器の使用やマウスピペッティングの禁止等、
用いる生物種により検討されること
実験過程および終了後の保管を行う場合、保管設備及び容器の見えやすい箇所に
組換え生物等を保管している旨を表示していること。
20
該当項目を
選択
実験過程で使用する保管設備に「P3 レベル実験中」と表示
している
実験終了後の保管に関しては、保管設備及び容器の見えやす
い箇所に遺伝子組換え生物等を保管している旨を表示して
いる
実験終了後の保管について
組換え生物の培養は実験と
みなされますので管理区域
内で行う必要があります。
また、大腸菌のコンピテント
セルやプラスミドそのもの
は組換え生物に該当せず、
左記の対応は丌要です。
実験終了後の保管は行わない
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(他の実験室で不活化を行う場合
等)は、組換え生物等の漏出が生じないよう下記の対応をとる。
21
いずれかを
選択
組換え生物の習性に応じた二重構造の容器を準備
【具体的容器名:
】
転倒・落下しても漏出するこ
とがないロック可能な密閉
容器等を使用してください。
持ち出ししない
22
遺伝子組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を実験
室に掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対策を執っている
23
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し、組換え生物の漏出防止に係る
応急処置の訓練・指導
緊急連絡網を実験室に掲示
その他(
)
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。
(参照資料②添付)
建物等の管理部局の災害時
緊急連絡網を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
P1A レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
1
2
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
「関係者以外立入禁止」「組換え動物等飼育中」
「実験責任者の所属・職・氏名」
換気扇については、直接屋外
に通じる構造で、昆虫の侵入
が可能な隙間がある場合、
フィルターを設置すること。
実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため、閉じている。
3
遺伝子組換え動物等の識別は下記の方法により行う。
※移入した組換え核酸又は保有している遺伝子組換え生物が明確であること
個体毎に識別する(識別方法:
4
いずれかを
選択
)
飼育容器等ごとにラベル表示を行い、台帳等で管理している
その他(
)
動物である遺伝子組換え生物等の逃亡防止策として下記の設備を準備している。
※必要に応じ、飼育容器等の洗浄場所についても逃亡防止策を執ること
【宿主動物名:
【保有する組換え生物等:有(名称:
)・無 】
◆感染実験等を行う場合、使用する微生物名を記載してください。
宿主生物
いずれかを
選択
逃亡防止設備等
必須
金属性の多孔板や網
(床・壁・天井の隙間や給排気口について)
必須
排水口等の開口部(8mm 以下の目皿が望ましい)
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に組換え生物が含まれる場合)
5
サル
いずれかを
選択
組換え実験で使用する動物
種を記載してください。
保有する組換え生物等では、
動物に感染予定の組換え微
生物の名称を記載してくだ
さい。
ネズミ返し
実験室系統のマウスで 45cm、ラットで 60cm 以上
前室の設置(二重扉)
ウサギ
ニワトリ
飼育ゲージから逃亡した
組換え動物を特定するため
の手段として重要です。
表示等による識別及び匹数
徹底して管理してください。
仔マウスについては、別途
台帳を作成してください。
(末尾資料参照)
】
◆下記以外の動物は、逃亡防止策についての具体的方法を提示ください。
マウス
ラット
P1A レベル実験室の全ての
出入口に掲示してください。
飼育の有無に関わらず省令
より文言が決められており
ますのでご注意ください。
表示の雛形は、センターHP
より入手できます。
逃亡防止用の柵など
(実験室等の入口における逃亡防止設備)
前室の設置
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に組換え生物が含まれる場合)
必須
同時に開くことのない施錠可能な前室を設置
必須
窓等は二重の施錠を行う
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に組換え生物が含まれる場合)
天井及び壁の吸排気口等は、
開口部より下 60cm の位置
に棚等マウスの逸走を助長
する設備を配置しないこと。
以上が守られる場合、マウス
の習性から逃亡防止策が
とられていると判断する 。
(H22.12.28 追加)
ニワトリ成体は、その跳躍力
を考え、柵の高さを十分検討
すること。その他、扉前に
カーテン状のネットを設置
し、同時に開閉しなければ
逃亡防止策となりうる。
(H24.3.1 追加)
サルの知能を勘案し、窓は
二重の施錠を行うこと。
(サッシに埋込式の鍵で
よい。24.3.1 追加)
捕虫装置(電撃殺虫器や誘因性の水盤トラップ等)
を設置している
いずれかを
選択
ショウジョ
ウバエ
捕虫網あるいは殺虫剤を準備
その他(
)
必須
前室の設置、又は扉の内側に網カーテンを設置
必須
換気口にメッシュ等を設置している
ショウジョウバエの幼虫
のみ使用する場合は、捕虫
設備等がなくてもよい。
「幼虫の使用に限る」として
条件付き承認となります。
魚類
貝類
必須
線虫
寄生虫
必須
排水溝にフィルターを設置
(個体や幼生、卵をトラップできる構造)
※トラップが不十分な場合、排水等について加熱
処理等が必要です。
床は組換え体の漏出を防ぎ、排水を回収できる構造
である
組換えウイルスの使用する
場合、ウイルス種に応じ、
飼育水や水槽をオートクレ
ーブ処理すること。
組換え動物の習性に応じた逃亡防止策を準備
その他動物
(
)
具体的防止策:
(
)
※動物接種実験等、当該実験室で組換え微生物を扱う場合、下記の 6~8 について
チェックを行ってください。(9~12 は必須です)
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。以下同じ)及び器具について、
遺伝子組換え生物等を不活化するため下記の設備等を準備している。
高圧滅菌器【設置場所:
6
いずれかを
選択
】
次亜塩素酸
その他(
)
同実験室で組換え微生物を
使用する場合、6-8 につい
てもチェックしてください。
丌活化処置も実験過程とみ
なされることから、丌活化で
使用するオートクレーブは
管理区域内に設置する必要
があります。
遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び実験台について、廃棄又は再使用
の前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記のものを準備している。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
消毒用アルコール
7
いずれかを
選択
◆噴霧器は、実験台等の実験者の手に届きやすい位置に設置し、
すぐに不活化できるよう準備されている。
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ組換え生物等が付着、又は感染することを
防止するため、下記の設備等を準備している。
※その他、白衣の着用(マスクや手袋)、飲食・喫煙の禁止、注射器の使用やマウスピペッティングの
制限等、実験者の安全を確保すること
手洗い等が可能な設備がある
8
いずれかを
選択
◆識別できない程度で人に付着した尐量の遺伝子組換え微生物については、
消毒用石鹸等を用い、手洗いを行う。培養液等大量の付着については
ペーパータオルで拭き取った後、手洗いを行うこと
消毒用アルコールの噴霧器等を設置
その他(
)
※以下の項目は必須項目です
9
いずれかを
選択
実験終了後の受精卵等の保管(実験過程での保管は除く)に
関して、保管設備及び容器の見えやすい箇所に組換え生物等
を保管している旨、表示している。
実験終了後の保管は行わない。
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(飼育室間の移動や他の実験室で
処置・不活化を行う場合等)は、組換え生物等の逃亡・漏出・拡散が起こらない
よう下記の準備をしている。
10
いずれかを
選択
給排水設備がない実験室は、
手洗器や消毒剤を実験室に
設置する等の対応でも可と
なります。
遺伝子組換え生物の習性に応じた二重構造の容器を準備
【具体的容器名:
】
持ち出ししない
実験終了後の保管について
組換え動物の飼育は実験と
みなされますので、保管には
当たりません。
組換え動物の場合は、受精卵
や配偶子の凍結保存が保管
に該当しますので、表示義務
について遺漏がないよう
留意してください。
具体的に、マウス・ラットに
ついては、ケージをさらに
ビニール袋やロック可能な
容器に入れる等して、転倒・
落下しても逃亡できない
よう工夫してください。
11
遺伝子組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を
実験室に掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対応をしている
12
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し、遺伝子組換え生物の漏出防止に
係る応急処置の訓練・指導
緊急連絡網を実験室に掲示している
その他(
)
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。(参照資料②添付)
建物管理部局の災害時の
緊急連絡網を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
P2A レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
1
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
2
「関係者以外立入禁止」「組換え動物等飼育中(P2)」
「実験責任者の所属・職・氏名」
換気扇については、直接屋外
に通じる構造で、昆虫の侵入
が可能な隙間がある場合、
フィルターを設置すること。
実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため、閉じている。
3
組換え動物等の識別は下記の方法により行う。
※移入した組換え核酸又は保有している遺伝子組換え生物が明確であること
個体毎に識別する(識別方法:
4
いずれかを
選択
)
飼育容器等ごとにラベル表示を行い、台帳等で管理している
その他(
)
執るべき拡散防止措置レベルが P2A レベルより低い実験を行う場合、
下記の通り対応し、クロスコンタミネーションを防止する。
P1A レベル実験と P2A レベル実験は時差的に行う等、同時に
実施しない
5
間仕切りなどで明確な区域を設定し、区域を分けて実施する
いずれかを
選択
P2 レベルのみ実施し、レベルの低い実験は行わない
その他(
)
特記事項
動物である遺伝子組換え生物等の逃亡防止策として下記の設備を準備している。
※必要に応じ、飼育容器等の洗浄場所についても逃亡防止策を執ること
【宿主動物名:
】
◆下記以外の動物は、逃亡防止策についての具体的方法を提示ください。
【保有する組換え生物等:有(名称:
)・無 】
◆感染実験等を行う場合、使用する微生物名を記載してください。
宿主生物
いずれかを
選択
マウス
ラット
6
ウサギ
ニワトリ
サル
逃亡防止設備等
ネズミ返し
実験室系統のマウスで 45cm、ラットで 60cm 以上
前室の設置(二重扉)
必須
金属性の多孔板や網
(床・壁・天井の隙間や給排気口について)
必須
排水口等の開口部(8mm 以下の目皿が望ましい)
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に遺伝子組換え生物が含まれる場合)
いずれかを
選択
逃亡防止用の柵など
(実験室等の入口における逃亡防止設備)
前室の設置
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に遺伝子組換え生物が含まれる場合)
必須
同時に開くことのない施錠可能な前室を設置
必須
窓等は二重の施錠を行う
必須
糞尿を回収する設備等
(糞尿に遺伝子組換え生物が含まれる場合)
P2A 実験室の全ての
出入口に掲示ください。
また、文言が省令で決めら
れておりますのでご注意
ください。入口表示の雛形
は、センターHP より入手
できます。
飼育ゲージから逃亡した
組換え動物を特定するため
の手段として重要です。
表示等による識別及び匹数
徹底して管理してください。
仔マウスについては、別途
台帳を作成してください。
(参照資料③参照)
クロスコンタミの防止策を
特にとらない場合、全て
P2A 実験にレベルアップ
することになります。
P1 実験の組換え生物でも、
クロスコンタミの可能性が
否定されない限り、以後他の
P1A 実験室へ持ち込んで
実験することができません
のでご注意ください。
組換え実験で使用する動物
種を記載してください。
保有する組換え生物等では、
動物に感染予定の組換え微
生物の名称を記載してくだ
さい。
天井及び壁の吸排気口等は、
開口部より下 60cm の位置
に棚等マウスの逸走を助長
する設備を配置しないこと。
以上が守られる場合、マウス
の習性から逃亡防止策が
とられていると判断する 。
(H22.12.28 追加)
ニワトリ成体は、その跳躍力
を考え、柵の高さを十分検討
すること。その他、扉前に
カーテン状のネットを設置
し、同時に開閉しなければ
逃亡防止策となりうる。
(H24.3.1 追加)
サルの知能を勘案し、窓は
二重の施錠を行うこと。
(サッシに埋込式の鍵で可
H24.3.1 追加)
捕虫装置(電撃殺虫器や誘因性の水盤トラップ等)
を設置している
いずれかを
選択
ショウジョウバエの幼虫
のみの使用である場合、捕虫
設備等がなくてもよい。
承認証に幼虫限定である旨
記載されます。
捕虫網あるいは殺虫剤を準備
ショウジ
ョウバエ
その他(
)
必須
前室の設置、又は扉の内側に網カーテンを設置
必須
換気口にメッシュ等を設置している
魚類
貝類
必須
排水溝にフィルターを設置
(個体や幼生、卵をトラップできる構造)
※上記で十分でない場合は、排水等の加熱処理等の
対応が必要です。
線虫
寄生虫
必須
床は組換え体の漏出を防ぎ、排水を回収できる
構造である
その他動物:
(
組換え動物の習性に応じた逃亡防止策
)
具体的方法:
(
)
※動物接種実験等、当該実験室で組換え微生物を扱う場合、下記の 7~10 についても
チェックを行ってください。(11~14 は必須です。
)
エアロゾルが生じやすい操作を行うため、安全キャビネットを設置している。
7
いずれかを
選択
安全キャビネットを設置
【設置場所:
】
エアロゾルが生じやすい操作は行わない
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。以下同じ)及び器具について、
組換え生物等を不活化するため下記の設備等を準備している。
高圧滅菌器【設置場所:
8
いずれかを
選択
組換えウイルスの使用する
場合、ウイルス種に応じ、
飼育水や水槽をオートクレ
ーブ処理する必要がある。
】◆同一建物内に限ります
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び実験台について、廃棄又は再使用の
前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記の準備を行っている。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
同実験室で組換え微生物を
使用する場合、7-10 も
チェックしてください。
バイオクリーンベンチも 安全
キャビネットに似た 構造です
が、キャビネット内の汚染空気
の漏洩を完全に防ぐことはでき
ません。
よって、安全キャビネットの代
替として認められませんのでご
注意ください。
また、組換え微生物等を保有す
る動物の飼育においても、安全
キャビネットに準じた拡散防止
の為の設備が必要となります。
マウス、ラットの飼育にはケー
ジにフィルターキャップをかぶ
せたり、あるいは感染動物用ア
イソレータ(A形、B形)内で
行うなどご対応ください。
その他ご不明な場合は、事前に
遺伝子実験センターへご相談く
ださい。
消毒用アルコール
9
いずれかを
選択
◆噴霧器は、実験台等の実験者の手に届きやすい位置に設置し、
すぐに不活化できるよう準備されている。
丌活化処置も実験過程と
次亜塩素酸
クレーブは管理区域内に
設置する必要があります。
また、P2 レベルの場合は、
その他(
)
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ組換え生物等が付着、又は感染することを
防止するため、下記の設備等を準備している。
みなされることから、オート
同一建物内に設置された 機
器を使用するよう決めら
れています。
ています。
※その他、白衣の着用(マスクや手袋)、飲食・喫煙の禁止、注射器の使用やマウスピペッティングの
制限等、実験者の安全を確保すること
手洗い等により、付着した組換え生物の感染による拡散を防
止する
10
いずれかを
選択
◆識別できない程度で人に付着した尐量の遺伝子組換え微生物については、
消毒用石鹸等を用い、手洗いを行う。培養液等大量の付着については
ペーパータオルで拭き取った後、手洗いを行うこと
消毒用アルコールの噴霧器等を設置し、遺伝子組換え生物の
感染を防止する
その他(
)
給排水設備がない実験室は、
手洗器や消毒剤を実験室に
設置する等の対応でも可と
なります。
※以下の項目は必須項目です
実験過程および終了後の保管(受精卵等の保管も含む)を行う場合、保管設備や
容器の見えやすい箇所に組換え生物等を保管している旨を表示している。
P2 レベルの組換えウイルス等について、実験過程で使用する
保存設備に「P2 レベル実験中」と表示している
11
該当項目を
選択
実験終了後の保管に関して、保管設備及び容器の見えやすい
箇所に遺伝子組換え生物等を保管している旨を表示している
実験終了後の保管は行わない。
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(他の実験室で組換え生物等の
不活化を行う場合等)は、組換え生物等の漏出が生じないよう下記の対応をとる。
12
いずれかを
選択
組換え生物の習性に応じた二重構造の容器を準備
【具体的容器名:
】
持ち出ししない
13
遺伝子組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を
実験室に掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対策をしている
14
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し、組換え生物の漏出防止に係る
応急処置の訓練・指導を行う
緊急連絡網を実験室に掲示している
その他(
)
実験終了後の保管について
組換え動物の飼育は実験と
みなされますので、保管には
当たりません。
組換え動物の場合は、受精卵
や配偶子の凍結保存が保管
に該当しますので、表示義務
について遺漏がないよう
留意してください。
また、P2 レベルの組換え
微生物については、実験過程
で使用するフリーザー等
にも“P2 レベル実験中”と
表示が必要です。
具体的に、マウス・ラットに
ついては、ケージをさらに
ビニール袋やロック可能な
容器に入れる等して、転倒・
落下しても逃亡できない
よう工夫してください。
また、感染動物の移送に使用
したケージは必ず丌活化
処置を行ってください。
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。
(参照資料②添付)
建物管理部局の災害時の
緊急連絡網を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
P1P レベル実験室チェックリスト
拡散防止措置の内容
実験室の扉は、実験室に出入りするときを除き閉じている。
1
実験室の入口表示について、下記の通り表示を行い、実験の内容を知らない者が、
みだりに実験室に立ち入らないものとする。
2
「関係者以外立入禁止」「組換え植物等栽培中」
「実験責任者の所属・職・氏名」
実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため、閉じている。
3
組換え動物等の識別は下記の方法により行う。
※移入した組換え核酸又は保有している遺伝子組換え生物が明確であること
4
いずれかを
選択
栽培容器ごとにラベル表示を行い、台帳等で管理している
その他(
花粉等が飛散する操作は行わない
いずれかを
選択
換気扇については、直接屋外
に通じる構造で、昆虫の侵入
が可能な隙間がある場合、
フィルターを設置すること。
)
実験室からの排気について、下記の対応により組換え植物等(組換え生物を保有
する植物を含む)の花粉が飛散するのを最小限にとどめる。
花粉が飛散する操作を行う
※使用する植物種の特性に応じ、下記のうち該当する項目を選択ください
5
P1P 実験室の全ての
出入口示ください。
また、文言が省令で決めら
れておりますのでご注意
ください。入口表示の雛形
は、センターHP より入手
できます。
花粉の飛散を最小限に
とどめるため、フィルター
の設置が考えられるが、花
が咲かない植物や花粉が
飛散しにくい虫媒花、ある
いはプラントボックスを
使用する場合は特段の
対応はいらない。
◆ 花粉が飛散する操作を行う場合の対応策
前室が設置され、同時に扉を開くことはない
いずれかを
選択
花粉及び種子の飛散を防止するため袋かけを行う
排気設備に HEPA フィルター等を設置し、花粉の外部への飛
散を防止する
必須
排水が一般排水に直接流入しない構造である
選択
その他(
)
遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。以下同じ)及び器具について、
遺伝子組換え生物等を不活化するため下記の設備等を準備している。
高圧滅菌器
6
いずれかを
選択
【設置場所:
】
次亜塩素酸
その他(
)
遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び実験台について、廃棄又は再使用
の前に遺伝子組換え生物等を不活化するため下記のものを準備している。
※実験台については実験を行ったその日の実験の終了後に、必ず消毒等行うこと
消毒用アルコール
◆噴霧器は、実験台等の実験者の手に届きやすい位置に設置し、
すぐに不活化できるよう準備されている。
7
いずれかを
選択
次亜塩素酸
その他(
)
植物培養装置内で栽培
する場合も該当する。
植物種子を取扱う実験室
は、出入り口に粘着シート
を敷くなど、実験室外への
持ち出しがないよう対応
が必要。
丌活化処置も実験過程と
みなされることから、オート
クレーブは管理区域内に
設置する必要があります。
遺伝子組換え生物等を取り扱う者へ当該組換え生物等が付着し、又は感染するこ
とを防止するため、下記の措置を講ずる。
※白衣の着用(マスクや手袋)、飲食・喫煙の制限、注射器の使用やマウスピペッティングの制限等、
実験者の安全確保を行う事。
手洗い等により、付着した組換え生物の感染による拡散を防
止する
8
いずれかを
選択
◆識別できない程度で人に付着した尐量の遺伝子組換え微生物については、
消毒用石鹸等を用い、手洗いを行う。培養液等大量の付着については、
ペーパータオルで拭き取った後、手洗いを行う。
消毒用アルコールの噴霧器を設置し、組換え生物の感染によ
る拡散を防止する
その他(
9
いずれかを
選択
)
実験終了後の種子や種イモ等の保管(実験過程での保存除く)
に関して、保管設備及び容器の見えやすい箇所に組換え生物
等を保管している旨、表示している。
実験終了後の保管は行わない。
10
遺伝子組換え生物等を実験室から持ち出すとき(他の実験室で遺伝子組換え生物
等の不活化を行う場合等)は、組換え生物等の漏出が生じないよう下記の対応を
とる。
組換え生物の特性に応じた二重構造の容器を準備
いずれかを
【具体的容器名:
】
選択
11
持ち出ししない
遺伝子組換え生物が環境に拡散した事を発見した場合の連絡体制を実験
室に掲示している。
火災・災害時に備え、下記の対策をしている
12
予期せぬ災害に備え、実験従事者に対し、組換え生物の漏出防止に係る応
急処置の訓練・指導を行う
緊急連絡網を実験室に掲示している
その他(
給排水設備がない実験室は、
手洗器や消毒剤を実験室に
設置する等の対応でも可と
なります。
)
実験終了後の保管について
組換え植物の場合は、種子や
種イモの冷蔵保存もが保管
に該当しますので、表示義務
について遺漏がないよう
留意してください。
また、大腸菌のコンピテント
セルや組換えプラスミドそ
のものは組換え生物に該当
せず、よって左記の対応は
丌要です。
転倒・落下しても組換え植物
等が拡散しないようロック
可能な容器を使用する等で
対応してください。
安全管理規定第 27 条より
拡散事故時には即連絡する
こと。
(参照資料①添付)
建物管理部局の災害時の
緊急連絡網を掲示すること。
(火災等による生物資源の
拡散や消失を最小限にとど
めるため)
≪参考資料①・微生物,植物≫
○
遺伝子組換え生物等の拡散事故が発生した場合の報告について(フロー図)
遺伝子組換え生物等の拡散を発見
(注1)
遺伝子組換え生物等の
回収及び応急処置
直ちに実験責任者に連絡
(注2)
応急処置の結果
部局長へ連絡
遺伝子組換え実験安全主任者
(部局担当係経由)
に連絡
遺伝子実験センターへ
右記内容を
速やかに報告
(様式任意)
Tel.022-717-8598
A.遺伝子組換え生物等の拡散後、回収が行われた場合
(1)発生日時 (2)場所
(3)実験責任者の所属部局・職・氏名
(4)遺伝子組換え実験計画の承認番号と課題名
(5)遺伝子組換え生物等の種類と拡散の経緯
(6)回収された遺伝子組換え生物等に対する措置
(当該生物等の不活化等)
(7)原因及び再発防止策
B.遺伝子組換え生物等の拡散後、回収が未完了の場合
(1)発生日時 (2)場所
(3)実験責任者の所属部局・職・氏名
(4)遺伝子組換え実験計画の承認番号と課題名
(5)遺伝子組換え生物等の種類と拡散の経緯
(6)原因及び再発防止策
遺伝子実験センターから関係部署へ連絡
環境・安全推進室
総
長
文科省
(注1)学内における遺伝子組換え生物等の拡散事故の定義
1.遺伝子組換え生物等が拡散防止管理区域外へ漏出すること。
※拡散防止管理区域とは、
「当該遺伝子組換え生物等の実験に対応した拡散防止措置が執られた実験室又は実
験区域(以下「実験室等」という。
)であって、当該遺伝子組換え生物等の使用に関する拡散防止措置が、
遺伝子組換え実験安全専門委員会により審査され、総長による承認を受けた実験室等」とします。
2.運搬中の場合は遺伝子組換え生物等が運搬容器から漏出すること。
(注2)共同利用施設や共有の実験室等、同一室内において複数の実験が行われている場合は、当該施設等の責任
者にも連絡してください。
≪参考資料②・動物≫
○
遺伝子組換え動物の逃亡事故が発生した場合の報告について(フロー図)
遺伝子組換え動物の逃亡を発見
(注1)
遺伝子組換え動物の
探索及び捕獲
直ちに実験責任者に連絡
(注2)
探索結果
部局長へ連絡
遺伝子組換え実験安全主任者
(部局担当係経由)
及び実験動物管理者に連絡
遺伝子実験センターへ
右記内容を
速やかに報告
(様式任意)
Tel.022-717-8598
A.遺伝子組換え動物の逃亡後、捕獲が行われた場合
(1)発生日時 (2)場所
(3)実験責任者の所属部局・職・氏名
(4)遺伝子組換え実験計画の承認番号と課題名
(5)遺伝子組換え動物の種類と逃亡の経緯
(6)捕獲された遺伝子組換え動物に対する措置
(当該動物の戸籍確認の作業等)
(7)原因及び再発防止策
B.遺伝子組換え動物の逃亡後、見つからない場合
(1)発生日時 (2)場所
(3)実験責任者の所属部局・職・氏名
(4)遺伝子組換え実験計画の承認番号と課題名
(5)遺伝子組換え動物の種類と逃亡の経緯
(6)原因及び再発防止策
遺伝子実験センターから関係部署へ連絡
環境・安全推進室
総
動物実験センター
長
文科省
(注1)学内における遺伝子組換え動物の逃亡事故の定義
1.遺伝子組換え動物が動物実験施設内の拡散防止管理区域外へ出ること。
※拡散防止管理区域とは、
「当該遺伝子組換え動物を飼育、実験に対応した拡散防止措置が執られた実験室又
は実験区域(以下「実験室等」という。
)であって、当該遺伝子組換え動物の使用に関する拡散防止措置が、
遺伝子組換え実験安全専門委員会により審査され、総長による承認を受けた実験室等」とします。
2.運搬中の場合は遺伝子組換え動物が運搬容器から逃亡すること。
(注2)動物実験施設等の共同利用施設や共有の実験室等、同一室内において複数の実験が行われている場合は、
当該施設等の責任者にも連絡してください。
≪参考資料③≫
遺伝子組換え仔マウス匹数管理台帳
飼養保管施設名
部屋番号または部屋名称
実験責任者名
作業
内容等
年月日
開始
時刻
終了
時刻
作業開始時
匹数
使用匹数
作業終了時
匹数
担当者氏名
床敷き交換
H22.11.26
16:00
16:30
6匹
─
6匹
○○○○
安楽死
H22.12.2
14:00
14:30
6匹
4匹
2匹
○○○○
実験に使用
H22.12.2
14:00
15:30
2匹
2匹
0匹
○○○○
備考