平成 27 年 2 月 18 日 独立行政法人 国民生活センター 理事長 松本

平成 27 年 2 月 18 日
独立行政法人 国民生活センター
理事長 松本 恒雄
様
公益社団法人全国消費生活相談員協会
理事長 吉川 萬里子
本協会は、国民生活センターが実施する消費生活相談員養成講座修了生により 1977
年に任意団体「国民生活センター消費生活相談員養成講座修了者の会」として設立され、
消費者問題の専門家集団として活動を続け、1987 年に社団法人全国消費生活相談員協
会に改称し、2011 年には公益社団法人になりました。会員の多くは地方自治体の消費
生活相談窓口で消費生活専門相談員として消費者相談等を担っています。
【要望】
消費生活専門相談員制度が継続されることを要望いたします。
【理由】
1990 年 12 月の第 23 回消費者保護会議で消費生活専門相談員制度が創設され、
「国民生活センター及び各地の消費生活センターで消費者相談に携わる相談員
の能力、資質の向上等を図る」ことを目的として独立行政法人国民生活センター
理事長認定事業として始まり、消費者行政における相談員の公的資格として、国
民生活センターの実施する資格取得試験に合格した者は国民生活センター理事
長から「消費生活専門相談員」を付与され、各地の自治体の消費生活センター等
で消費生活相談業務に従事してきました。そして多くの資格取得者が本協会の
会員として消費者問題に取り組んできました。
「消費生活専門相談員」は行政における仕事以外の場でも、消費者問題の専門
家としてその実力は広く認定されるようになり、誇りをもって「消費生活専門相
談員」を名乗り活躍してきています。
2009 年に消費者庁設立に当たり成立した消費者安全法では、消費生活センタ
ーと消費生活相談を法的に位置付け、相談処理を担当する専門的な知識及び経
験を有するものとして、消費生活専門相談員、消費生活アドバイザー、消費生活
コンサルタントの 3 資格を挙げています。
その後、消費者庁は、
「消費生活相談員資格の法的位置付けの明確化等に関す
る検討会」
「消費者の安全・安心確保のための『地域体制の在り方』に関する意
見交換会」等で、相談員資格について検討を重ねました。そして、2014 年の第
186 通常国会に「不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案」
が提出され、平成 26 年(2014 年)6 月 7 日に成立、6 月 13 日に公布されています
が、この法律で消費者安全法も改正されました。改正消費者安全法では、消費生
活相談員試験制度が法定化され、平成 28 年度から新たな消費生活相談員制度が
始まります。
このような状況の中、長年「消費生活専門相談員」として誇りをもって使用し
てきた資格取得者から、私たちが誇りをもって使用してきた「消費生活専門相談
員」の呼称は新たな制度の中で、消費生活問題の専門家としてこれまで築いてき
たブランドの維持等どのような扱いになるのか懸念する意見が本協会に多く寄
せられています。
本協会として、消費者問題の専門家として広く認知されている「消費生活専門
相談員」制度及び呼称が従来通り誇りをもって使用することができるように、要
望いたします。
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グランドメゾン日本橋堀留101
公益社団法人全国消費生活相談員協会