「5 町内会の役員の皆さんと町長との語る会」記録(H27.2.11) 15 人(女 0 人) 質 問 事 項 等 農業について、町長からの説明で町の基 幹産業だと認識していただいていて何より 答 弁 等 「町長」 担当課等 産業振興課 意見として承ります。 企画調整課 だと思う。今年は米価の大幅な下落で、米 への依存度が高い三川町の農家の経営への 影響も大きく大変な危機だと思う。国のさ らなる農業施策の拡大があると聞いて心強 く感じたので、来年度は米価の下落を払拭 できる農業施策をしてほしいと思う。6次 産業についても取り組んですぐに結果が出 るならよいが現実問題そうもいかないと考 えると、米づくりが中心の町でいかに米に 特化した対策をとっていくかはとても重要 だと思う。それをふまえ、町と農協が一体 になった流通や販売、農家の所得拡大に向 けた米の販売戦略をとらなければいけない と考えている。これからも町民と行政が一 体になったまちづくりに向け自分なりにが んばっていきたい。 ①人口減少問題について、住宅地開発で 「町長」 企画調整課 人口が増えるのは新興住宅街だけで、周辺 ①平成 27 年度は国勢調査の年になって の集落は高齢化によって人口は減るばかり いる。人口が減少しているなか、出生数が だと思う。集落にも目を向けた人口増対策 伸びてほしいという期待は大きい。町の現 があればいいなと思う。 状として世帯は増えているが人口が減少し ②ふるさと納税について、お礼の品とし ていることをふまえると、1 世帯あたりの 1 各課の対応 質 問 事 項 等 答 弁 等 てお米を送るのもよいが、もう少しさまざ 人口が減少して一人暮らしや高齢者世帯が まな種類があった方がよいのではないか。 増えていることが考えられる。このような また、ポイント制で特産品を送っている自 なか、幸い町内の3地区にアパートが多く 治体もあるようだ。 建設中であり、今年新たに 14 世帯ほど増加 するようだった。そこに 2 人~3 人が住ん でくれればその分は人口が維持できるので はと考えている。町の予算の 4 割を占める 地方交付税を地方自治体に配分する上で算 定される基準のなかにはやはり人口増が鍵 になる。人口減少を何とか食い止めるため には住宅地開発やアパート建設も「三川町 に住んでみたい」と思ってもらえる大事な 要素だと考えている。今年度は NHK でも取 り上げられたが、三川町は転出者よりも転 入者が多くなっている。死亡と出生数の差 を転入者で埋めていくかが課題で、これか らも人口減少対策には力を入れていきた い。また、特に各町内会で課題となってい る空き家対策については以前から空き家の 適正管理のために町と町内会で一緒になっ て取り組んだり条例を制定したりしてき た。活用ができる空き家であれば希望者に 貸すという取り組みができればこれも人口 減少対策につながるのではないかと考え る。 2 担当課等 各課の対応 質 問 事 項 等 答 弁 等 「企画調整課長」 ①山形県でも人口減少を食い止めるため にさまざまな施策に取り組むと示してい る。近年は高学歴化しているため、いった ん町を出るとなかなか三川町の企業の情報 が入らなくなってしまうので、故郷を離れ ても情報が入るように県にも要望してい る。 ②ふるさと納税について、現在 1 億 4 千 万円を超える額が寄附されている。今年度 から特産品をリニューアルしてから、米の 他にメロンや枝豆も追加して納税意欲を喚 起してきた。一年を振り返ると、米だけで も全国から 1 万人以上から要望があったの だと思うと、やはり三川町の特産は米なの だということを感じた。寄附が多い時期だ と一日 70 件~80 件の申し込みがあり、低 調になってきた現在は 20 件ほどの申し込 み状況。寄附者からはときどき「とてもお いしい米だった」という声もいただいてお り、これからもっと積極的に米を PR してい かなければならないと思う。さらにはこの ような米の評判を考えて、おいしいと感じ てもらったらその業者や個人から直接買っ てもらえるように、返礼品には自社の PR の 3 担当課等 各課の対応 質 問 事 項 等 答 弁 等 担当課等 ためにパンフレット等を封入するようお願 いしている。最近、町内企業や町民の方は どなたでも町の特産品として町に申請でき るようにし、現在は麺類など米以外の特産 品も扱っていて申し込みもきている。町と しては、主力は米でいきたいと考えている が、米に限らずこれからさらに三川町を選 んでもらえるような工夫をして納税意欲を 高めていきたい。 デマンドタクシーの町の負担はいくらほ どなのか教えてほしい。また、現在は町内 でしか運行していないが自己負担額を増や 「企画調整課長」 企画調整課 金額は 270 万弱を委託業者に支払いデマ ンドタクシーを運行している。 しても町外まで運行することは可能か。 「町長」 デマンドタクシーを町外まで運行すると なると路線バスやタクシーの利用者数に影 響を与えてしまうのではないかと考えられ るため、現状ではなかなか難しい状況にな っている。 「企画調整課長」 デマンドタクシーは今までも利用しやす いものにしていこうと取り組んできた。今 年度は路線バスへ乗り換えるときに待合所 がないと大変だという要望があり、来年度 はラコス脇のバス停に簡易待合所を設置す 4 各課の対応 質 問 事 項 等 答 弁 等 担当課等 各課の対応 る予定。また、バス時刻の変更に伴い待ち 時間を減らすためにデマンドタクシーの時 間を変更した。利用者の利便性向上のため にこれからも要望等いただければと思う。 ラコスについて、横山地区の方は近くて 「町長」 ― よく利用していると思うし、天気の良い日 ラコスは町民の生活に密着しているスー などは高齢者が周りを散歩している。しか パーだが、道の駅のうちの一つでもあるの し、ラパスが撤退しラコスの店内も寂しく で、他市町村から訪れた方からみると店舗 なってしまった。万一ラコスがなくなって の半分が空いている今の状況は望ましくな しまったら買い物をするにも不便になり、 い。商工会の方々は自助努力でまだがんば いろり火の里周辺も寂しくなってしまうと ってみると言ってくれている。町として、 思うので、町でこれからも盛り上げていっ 道の駅の活性化やラコスも含め支援してい てほしい。 きたい。 少子高齢化が進み、地域から若い人が出 ― 企画調整課 「町長」 建設環境課 ていく現状を見て、なぜ三川町に帰ってこ ないのか、なぜ三川町に住まないのかと考 えると、やはり町には自分が希望する職業 がないからということだと思う。ただ、こ の問題は町単位でどうにかなるものでな く、庄内や県内全域で考えていかなければ いけない。仕事がなければ定住はできない ので、町民も町に要望するだけでなくもっ と考えていくべきものだと思う。 除雪について、小尺から県道に出る3本 5 除雪作業については、道路の積雪状況を確認 質 問 事 項 等 答 弁 等 担当課等 各課の対応 の道路で昨年 12 月に 2 回ほど除雪が追いつ 除雪に関しては毎年町内会長を交えて除 しながら午前 3 時頃から除雪作業を行い、午前 かず出られないことがあった。出勤時間が 雪対策協議会で話し合って決めていること 7 時頃の終了を目標に作業しているところであ 早い人だったので、町の除雪ができず自分 もあるので、町内会の事情に応じ要望があ り、当該地域については午前 6 時頃の除雪作業 がトラクターで除雪した。 れば教えてほしい。また、以前から要望が となっているものであります。 あった早朝の除雪については昨年度からで きるだけ対応するようにしている。 午前 6 時前の早朝の通勤については、除雪作 業が完了していない状況もあると思われます が、除雪作業経路の見直しが可能か検討してま いります。 6
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