第 213 回ゴム技術シンポジウム ウレタン系ポリマーの接着と実際 主 催:一般社団法人日本ゴム協会 研究部会・接着研究分科会 協 賛:日本化学会,高分子学会,自動車技術会,石油学会,繊維学会,日本機械学会,日本合成樹脂技術協会, (予 定) 日本材料学会,日本接着学会,日本複合材料学会,日本レオロジー学会,プラスチック成形加工学会, マテリアルライフ学会,日本トライボロジー学会(順不同) ウレタン系ポリマーは柔軟性,強靱性,耐傷性,耐寒性の機能を有しております.そのため自動車関係,土木建築,日 用生活品,産業機器,情報電気,医療分野など現代の社会のあらゆる分野で使用されています.今回は,ウレタン系ポリ マーの接着技術およびその実際と適用例を紹介します.ウレタン系ポリマー製品製造そして開発研究の解決策,接着の品 質管理を導く一助となることを願って開催いたします.何かとお忙しいこととは存じますが多数の参加をお待ちしており ます. 日 時: 2015 年 6 月 18 日(木)午前 9 時 50 分∼午後 4 時 40 分 場 所:今池ガスビル会議室(名古屋)7 階 B 会議室 名古屋市千種区今池 1-8-8 TEL 052(732)3211 受 講 料:日本ゴム協会会員 協賛団体会員 23,760 円 日本ゴム協会学生会員 5,400 円 ※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも,ご所属の会社が法人としてゴム協会員(賛助会員)の場合は 2 名様まで会員扱いの受講料で受付けます シニア制度対象者 11,880 円(60 歳以上の正会員)会員外 32,400 円 受講料には消費税・テキスト代を含みます 申込方法:弊会ホームページ http://www.srij.or.jp/よりお申込みください.(定員 80 名) 送金方法:現金書留又は銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通№ 7100847 一般社団法人日本ゴム協会) .振り込み手数 料は受講者側でご負担ください.一度ご入金された受講料は返金いたしかねますので予めご了承ください.開催 日が近づきましたら開催ご案内を発送いたします. 問 合 先:一般社団法人 日本ゴム協会 第 213 回ゴム技術シンポジウム係 (〒 107-0051 東京都港区元赤坂 1-5-26 TEL 03(3401)2957 東部ビル 1 階 E メール [email protected]) 演 題 9 : 50 ∼ 10 : 00 開会のあいさつ 10 : 00 ∼ 10 : 50 ポリウレタンの化学 講 師・座 長 接着研究分科会主査 平原 英俊 【座長】岩手大学 平原 英俊 長崎大学 名誉教授 □ ながさきポリウレタン技術研究所 代表 古川 睦久氏 ポリウレタンの歴史,特徴,用途と応用を概観したのち,1)イソシアナートの化学,2)ポリウレタンの原料(ポリオール,イソシアナート,硬 化剤) ,3)合成法,4)構造と物性の関係を述べる.最後にポリウレタンの分子設計指針を示す. 11 : 00 ∼ 11 : 50 ウレタン系ポリマーの接着と実際 −ウレタン用工業用接着剤− 元 ダウ・ケミカル日本㈱ 粕谷 昭彦氏 市販されている接着剤を使ってキャストグルウレタン,熱可塑ウレタン,ミラブルウレタンを接着する為の作業工程,注意点,トラブル原因の追 及と解決方法について述べる. 【座長】㈱加藤事務所 江口 力人 12 : 50 ∼ 13 : 40 ビジネスシューズ・スポーツシューズの接着 −被着剤としてのポリウレタン,接着剤としてのポリウレタン− エーピーエス リサーチ 代表 若林 一民氏 1.靴のパーツと名称 2.靴のパーツ別材料 3.ランニングシューズの接着箇所と被着材 4.製靴用接着剤に必要な特性 5.被着材のプライマ ー処理 6.底付け用接着剤(CR 系,PU 系) 7.靴の製造工程と接着剤 8.靴業界の将来への課題 9.リユース,リサイクルへの取り組みに ついて述べる. 13 : 50 ∼ 14 : 40 ウレタンローラーのトラブル(成型時&使用時) TKS INDUSTRIAL CO.LTD 高橋 洋巳氏 ウレタンローラートラブル成型時(接着剤の種類と条件) ,ウレタンローラートラブル使用時(荷重,蓄熱,バースト,水分)について述べる. 14 : 50 ∼ 15 : 40 自動車用接着剤の実態 【座長】ヘイシンテクノベルク㈱ 東波 正浩 サンスター技研㈱ 飛田 圭之氏 自動車ラインは車体工程・塗装工程・艤装工程の構成となっている.本講義では各工程で使用される接着剤の要求特性や実際に使用される接着剤 の性能・機能に関して報告する.特に艤装工程で使用されるダイレクトグレージング用接着剤(ボディーと窓ガラスの接着)がウレタン系接着剤 であり,最近の動向に関しても報告する. 15 : 50 ∼ 16 : 40 接着における品質作り込みの条件 ㈱原賀接着技術コンサルタント 原賀 康介氏 高品質な接着とは,壊れないということだけではなく,ばらつきが少ないということも必要である.この両者を満足する設計を行うためには,ば らつきの管理基準,合格品の下限値の設定,破断強度ではない真の接着強度,劣化によるばらつきの増大,など多くのことを考えねばならない. ここでは,このような品質作り込みの諸条件について述べる. 16 : 40 ∼ 閉会のあいさつ 接着研究分科会副主査 東波 正浩 ※プログラムは一部変更になる可能性がございます. ☆お申込みはホームページ http://www.srij.or.jp/からお願いします. ( 61 ) 会告 115
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