I 巻き方について II 設定について III 使用上の注意とケア方法について ディスプレイと機能について 秒針 分針 時針 日付 曜日 モデルによって異なる スクリュークラウンがついているモデルのみ イニシャルポジション (スクリューダウン) 巻き時のポジション (アンスクリュード) I 巻き方について スクリューダウンモデル 防水機能をご利用頂くため、いくつかのモデルはスクリューダウン仕様となっております。時間・ 日付・曜日を設定するには、まずはポジションIBへとクラウンを動かす必要があります。その後、 ポジションIIやポジションIIIへと移動させてください。 重要事項: 各動作を行った後、必ずクラウンをイニシャルポジションへと戻し、防水機能がなさ れているかどうかご確認ください。 手巻き式 手巻き式の腕時計は、毎日巻く必要があります。巻く際には、時計回りに回しながら、ポジショ ンIへと移動させてください。通常の力で回した際に回らなくなった時、そこがスプリングを巻く ことができる限界点です。その状態になったら、それ以上スプリングを巻くのはやめてください。 それ以上巻きすぎてしまうと、故障の原因となりますのでご注意ください。一切スプリングが巻 かれていない状態から巻いた場合、おおよそ20回ほどで十分です。その状態で、おおよそ30時間 ほど時計は正常に動きます。そのため、寝る前に巻くという習慣をつけることをお勧めいたします。 また、長い間お使いする場合は、毎日決まった時間に時計のスプリングを巻く習慣をつけるとよ いでしょう。時計のパフォーマンスを高いレベルに保つためには、例えば毎朝起きて時計を巻く といったような習慣をつけておくとよいでしょう。 時計のスプリングを巻く際には、腕から外した状態で回すことをおすすめします。腕に巻いたま ま、クラウンを巻こうとすると、余計な力が入ったり、回しづらいと感じてしまい余計なストレ スがかかる場合がございます。また、そのせいで時計に損傷を与えてしまう可能性もございます。 クラウンを回している時、内部にあるメインのスプリングが閉まる感触を得るように、ねじって 締めるようにしてください。一旦、回している指に反発を覚えたら、その時点で巻くのを止めて ください。先ほどご説明したように、スプリングに損傷を与えてしまう可能性があります。 Automatic自動巻き式(セルフ巻き式) 自動巻き式の腕時計の場合は、クラウンを時計回りに回 しポジションIの位置へと移動させてください(約10回 ぐらい巻く)。自動巻きの場合は、これぐらい巻けば十 分です。しかし、自動巻きの腕時計の場合でも、8時間 ごとに一度はスプリングがムーブメントを動かしている かどうか確認する必要はあります。公差は、通常の場合 で+- 60秒/日となっています。 II 設定について 注意: スクリューダウンモデルの場合は、本説明書内で説明した別情報も必ずご確認ください。 時間の設定方法 クラウンをポジションIIIの位置へと移動させ、時計回りもしくは反時計回りに回して、指定する 時間へと時間を変更してください。 秒針のあるモデルについては、公式のシグナル(ラジオ/テレビ/インターネット)を参考にして 時間をシンクロさせることが可能です。クラウンがポジションIIIの位置にある時、秒針の動きは 止まります(クォーツのムーブメントのみ)。時間がシンクロしたら、クラウンをポジションIに 戻してください。 日付*と曜日*の簡単設定方法 ウィンドウカレンダー クラウンをポジションIIの位置へ移動させ、時計回りに回して正しい日付を設定し、反時計回り に回して曜日を設定してください。本動作を行っている間でも、時計は通常通り動作するので、 時間を変更する必要はありません。 サブダイアルカレンダー ボタンAを押して日付を設定し、ボタンB を押して曜日を設定してください。本動 作を行っている間でも、時計は通常通り 動作するので、時間を変更する必要はあ りません。 日付 曜日 24時間針 III 使用上の注意とケア方法について 本腕時計は、デザインと構造上両方で特別なケアが必要な製品です。デリケートな時計部品や構 造を使用している為、使用時には気をつけてご使用いただくことをお勧めいたします。また、正 常な状態を保つためには、時計へ衝撃などを与えないように気をつけてください。また、本製品 はレアなものであり、24時間の間機能するようになっています。本腕時計を長い間正常に動作す るようにご使用するためには、以下のように定期的なメンテンナンスを行うことをお勧めいたし ます。 3-4年毎の通常メンテンナンスと調整を行う。 全点検メンテナンスを5年毎に行う。 更に、下記に記載された推奨のご使用方法並びにケアを行うことで、安全にご使用ください。 毎日のケア 腕時計本体並びに金属部分をクリーニングする際には、必 要があれば柔らかいブラシ(歯ブラシの柔らかいもの等) とぬるま湯で泡立てたソープをご使用ください。その後、 綺麗な水で泡と汚れを洗い落とし、綺麗で柔らかい布等を 使用して優しく拭きあげてください。また、プールや海な どで使用した場合にも、同様のクリーニング方法にて綺麗 にすることをおすすめします。(10気圧以上対応モデルの 場合のみ)腕時計を上記クリーニング方法で掃除する場合 は、クラウンは固く締まっているかどうかを必ずご確認く ださい。(押された状態もしくは、スクリューダウンの状 態。モデルによって異なります) レザーストラップ レザーストラップ部分の寿命は、使用された頻度と回数、並びに使用環境によって異なります。 レザーストラップ部分をなるべく長い間使用することができるようにするためには、水に濡れな いようにし、湿気やオイル、または化粧品等などにはお気をつけください。また、直射日光に長 い間当てないようにしてご使用することをおすすめします。 ラバーストラップ ラバーストラップ部分の寿命は、使用された頻度と回数、 並びに使用環境によって異なります。ラバーストラップ 部分をなるべく長い間使用することができるようにする ためには、水に濡れないようにし、湿気やオイル、また は化粧品等などにはお気をつけください。また、直射日 光に長い間当てないようにしてご使用することをおすす めします。溶剤・オイル・汗・日焼け止め・塩分などが 付いた場合には必ず拭き取るなどして、ラバーストラッ プ部分に付着しないようにしてください。劣化を招く可 能性があります。ラバー部分は、泡立てた水でクリーニングすることが可能です。 長期間使用しない場合のメンテナンス方法 数ヶ月間の間、腕時計を使用しない場合でも、定期的に腕時計を巻いて時計を動かすようにして ください。長い間使用せずに放置すると、内部でオイルが固まってしまい、ムーブメントが正常 に動作しなくなる可能性があります。 防水機能について 12ヶ月毎に防水機能が正常に機能しているかどうか確認すること を強くおすすめいたします。 防水機能が正常に機能している限り、内部ムーブメントに、埃が 入ったり、湿気が入るなど浸水などから時計部分を保護すること ができます。腕時計の接続部分に、腕時計の防水機能が施されて います。そのため、その接続部分に外部要因である化粧品や汗と いったものの付着があったり、温度変化などがあることによって、 防水機能は弱くなってしまう可能性があります。 重要: 水中や水に濡れた場所での、クラウンを使用した動作は行わないようにしてください。故障の 原因となります。 薬品について 溶剤、洗剤、香水など化粧品などの製品により、ブレスレット・ケース・接続部分が劣化する 場合がありますので、なるべく避けるようにしてください。 磁気について 弊社の行ったテストによると、磁気の強い場所であればあるほど、正常に時計が動作しない確 率が高くなるという結果になりました。機械式腕時計は、磁気に非常に弱い製品です。時計を 磁気のある環境下へ置いた場合、ケースに内蔵されたムーブメントの中でも、特にスパイラル スプリングに不具合を起こす可能性があります。磁気によって、内部部品が互いに引き寄せら れ、時間が突然飛んだり、停止してしまうという事案が発生することがあります。もしそうい った状態になってしまった場合は、磁気を時計から取り除く必要があります。 気温について 極端な温度差のある環境下に置いたり、極端な温度の場所で腕時計を使用しないことをお勧め いたします。
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