中間レポートの改善すべき点まとめ（金２クラス）達成目標１（総合的判断力）に関わる改善すべき点 ! ! 論点が明確でない " 何を議論するのか，序論で明確にする " 論点に関係ないことは書かない議論が一面的である " 少なくとも二つの側面から議論する。達成目標２（論理的思考力）に関わる改善すべき点 ! 一方的な議論である " ! 反論を想定して，それに再反論する主張に説得力がない " 説得させるための根拠をしっかり提示する達成目標３（情報収集力）に関わる改善すべき点 ! 授業で取り上げたことしか書かれていない " ! 授業で言及されたこと以外も調べて，レポートに組み入れるウィキペディアを参考文献に挙げている " ウィキペディアを参照するのはよいが，参考文献には挙げるべきではない " 主張の根拠として挙げるなら，書籍やウェブページを挙げた方が良い " ウェブページを挙げる際は，信頼性が高いもののみを選ぶ達成目標４（文章表現力）に関わる改善すべき点 ! 序論・本論・結論の構成が不明確 " 特に，序論では，何を議論するのか，論点を明確にする " 今回のレポートでは，「マンハッタン計画に携わった科学者にはどのような責任があったか」「その責任は果たされたのか，果たされなかったのか」が論点となる。 ! 文章が論理的でない " 議論の筋を明確に。段落内，段落間のつながりに無理がないように。いきなり話題が変わるのはよくない。 " 序論で立てた問いと結論で述べる主張がかみ合うように。 1 ! 分かりやすい小見出しがついていない " ! 小見出しから中身がある程度推測できるように引用文が「」でくくられていない " 引用した文は自分の文章と区別が付くように「」でくくる。 " 引用文の出典を注で明示する。引用の例：シカゴ大学冶金研究所の科学者たちは，いわゆるフランク報告で，「われわれは，過去五年間の出来事により，わが国の安全および他のすべての国の未来に対する重大な危険を否応なく認識するにいたった少数の市民であることを自覚している」 (1)と述べている。注 (1)第４回授業スライド，10 枚目。 (1)「政治的および社会的諸問題（フランク報告）」，山極晃・立花誠逸編『資料マンハッタン計画』大月書店，1993 年，457 頁。 ! 書誌情報（注および文献表）が適切に記載されていない " 書籍は，「著者名『書名』出版社名，出版年，引用頁」という形で示す。 " ウェブページは「著者名「ページタイトル」URL」を最低限示す。URL のみでは不十分。 ! 文献表が適切に記載されていない " レポートの末尾に，文献の注とは別に文献表を付ける。文献表では，引用頁は記載しない。また，著者の 50 音順で並べる。 2