『地域密着型金融の取組み状況』 宮 崎 信 用 金 庫

『地域密着型金融の取組み状況』
(平成 26 年 4 月~27 年 3 月)
宮
崎
信
用
金
庫
地域密着型金融の取組み状況(26 年 4 月~27 年 3 月)
1.項 目
2.タイトル
1.ライフサイクルに応じた取組先企業の支援強化
(4)事業承継
みやしん経営塾
取引先企業のライフサイクルに応じた各段階の細かい金融支援(創業・新事業支
3.動機(経緯)
援・経営改善支援・事業再生・事業承継)は、地域密着型金融の重要な要素とされ
る中にあって、特に取引先企業への情報提供、異業種交流の場として設立した。
・ 2 年を 1 クールとするみやしん経営塾も、当金庫取引の経営者、後継者等 49
名の参加をもって、第 4 期目を平成 24 年 7 月 6 日に開講した。
・ 第 4 期経営塾は、会員も 52 名となり、好評裡に推移した。
・ 今期の開催内容は次のとおり。
 第 1 回 平成 26 年 6 月 13 日
[テーマ]日本政策金融公庫と保証協会の制度説明
[講師]日本政策金融公庫・宮崎県信用保証協会
4.取組み内容
 第 2 回 平成 26 年 9 月 12 日
[テーマ]日本経済の現状と今後の見通し
[講師]信金中央金庫
 第 3 回 平成 26 年 12 月 12 日
[テーマ]人との付き合い方
[講師]宮崎放送アナウンサー
 第 4 回 平成 27 年 3 月 13 日
[テーマ]デキる大人の健康術
〔講師〕保健師
【相手方にとっての成果】
・ 第 4 期経営塾は、前期と同様に会員の要望に基づいてテーマを決め会員により
身近な情報の提供ができている。
・ 同塾は様々な業種の会員で構成しており、ビジネスマッチングの効果もでてい
5.成果(効果)
る。
【当行(金庫・組合)にとっての成果】
・ 会員に対し、有意義な情報提供ができ、少なからず地域貢献になったと同時に
会員との信頼関係の構築に繋げることができた。
6.27 年 3 月ま
での取組み状
況に対する評
価及び今後の
課題
7.新規・継続
【評価】
・ 上記 5.成果(効果)に記載の通り、会員に対する情報の提供により、有効な地域
密着型金融、地域貢献に繋がっていると評価している。
【今後の課題】
・ 会員の要望等を踏まえてテーマに工夫を凝らし、如何にしてニーズに応えてい
くことができるかを課題としている。
新規取組み
・
継続取組み (開始年度 平成 16 年度)
8.添付資料
9.備 考
1
地域密着型金融の取組み状況(26 年 4 月~27 年 3 月)
1.項 目
2.タイトル
2.事業価値を見極める融資をはじめ、中小企業に適した資金供給手法の徹底
(1)担保・保証に過度に依存しない融資等への取組み
「ビジネスローン」の推進
定性情報を含め、取引先の事業価値を見極めて融資を行うのが、地域密着型金融
3.動機(経緯)
の基本である。そのため、前年度に引続き、中小企業の様々な資金ニーズに対応
するため、ビジネスローンの推進を図っていく。
・ 従来、下記の①~③を当金庫のビジネスローンと定義し推進を行っていたが、
21 年度より④⑤を追加し、推進を行っている。
4.取組み内容
①
商工会連合会提携「商工会提携ローン」
②
商工会議所提携「メンバーズビジネスローン」
③
南九州税理士会提携「ビジネスサポートプラン」
④
セーフティネット融資
⑤
制度融資
・ 26 年度の実績は、110 件 570 百万円であった。
【相手方にとっての成果】
・ 取引先の資金ニーズ、状況等に応じた資金提供ができ、取引先企業の資金の効
率化に繋がった。
5.成果(効果) 【当行(金庫・組合)にとっての成果】
・ 当金庫においては、金融を通しての地域貢献に繋がり、新たな取引先の発掘に
も繋がった。
・ 当金庫の職員内部においても、提携ビジネスローンの浸透が図れた。
【評価】
6.27 年 3 月ま
・ 上記 5.成果(効果)記載の通り、取引先企業への様々な資金提供に繋がり、当
金庫の職員にもビジネスローンへの意識・浸透が図れていると評価する。
での取組み状
況に対する評
価及び今後の
課題
7.新規・継続
【今後の課題】
・
今後の課題は地域へ当金庫が取扱っている様々なビジネスローンを如何に浸
透させていくかである。
新規取組み
継続取組み (開始年度 平成
8.添付資料
9.備 考
2
16 年度)
地域密着型金融の取組み状況(26 年 4 月~27 年 3 月)
3.地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
1.項 目
(1)地域全体の活性化、持続的な成長を視野に入れた、同時的、一体的な
「面」的再生への取組み
2.タイトル
・経営改善支援業務
・多重債務者問題への対応
・経営改善支援業務は、平成 15 年 4 月、融資取引先の経営の安定化及び活性化方
策等を指導・支援することにより、地域の経済発展に寄与することを目的に開
3.動機(経緯)
始した。
・多重債務問題に対しては、改正貸金業法が施行されるなど国策と位置付けられ
ていることが動機である。
・ 経営改善支援業務は、26 年度は 15 先の抽出を行い、支援業務を行った。また、
経営改善計画策定先については、合計残高試算表等によって定期的なモニタリ
ングを実施し、計画と実績の対比・要因分析、経営指導等を行った。
・多重債務者問題への対応としては、融資担当者を窓口に気軽に相談に応じたほ
4.取組み内容
か、金融庁・県・市からのリーフレット、チラシを店頭に常置し、顧客の注意
喚起を促した。
【相手方にとっての成果】
・経営改善支援業務においては、自社における財務内容等の問題点・改善点の把
握を行った上で、財務改善に向けた方向性が明確になった。
5.成果(効果)
・多重債務者問題に対しては、多目的ローン「悠悠」の活用により、返済額の軽
減が図られた。
【当行(金庫・組合)にとっての成果】
・経営改善支援業務、多重債務者問題において、大きな成果はなかったが、今後
も当該問題には真摯に取組んでいく。
【評価】
・経営改善支援業務においては、経営支援先以外の取引先についても、改善計画
6.27 年 3 月ま
での取組み状
況に対する評
価及び今後の
課題
書の策定支援を実施する等、地域貢献が図れたと評価している。
・多重債務者問題においては、相応の貢献は図れている評価している。
【今後の課題】
・経営改善支援業務においては、実効ある態勢およびノウハウ作り、並びに支援
先の経営状況に関する期中管理等を課題としている。
・多重債務者問題は、生活破錠に陥る前に如何に注意喚起、救済ができるかが課
題であり、今後も、従来通りリーフレット等による注意喚起を促して行く。
7.新規・継続
新規取組み
継続取組み (開始年度 平成 19 年度)
8.添付資料
9.備 考
3
地域密着型金融への取組み(H24~26年度の総括とH27~29年度の取組み)
当金庫が平成24~26年度迄の新長期3ヵ年経営計画第2次「つなぐ力」の中において取組んだ地域密着型金融推進の状況と、これを踏まえて次期みやしん新長期『スクラム強化3ヵ年経営計画』におい
て取組む事項について報告致します。
監督指針要請項目
取組方針、具体的な取組み策
24~26年度の総括
H27~29年度の具体的取組みとスケジュール
27年度
28年度
29年度
地域密着型金融の具体的取組み(地域金融機関共通項目)
(1) ライフサイクルに応じ
た取引先企業の支援の
一層の強化
・取引先企業のライフサイクルに応
じた各段階のきめ細かい金融支援
(創業・新事業支援、経営改善支
援、事業再生、事業承継)に対し、
当金庫も各段階において支援を
行っているが、先のリレバン等を踏
まえ、以下の活動を重点的に行っ
ていく。
①みやしん経営塾
②経営改善支援業務
①みやしん経営塾
・中小企業の経営者、後継者等のリーダーシップやマ
ネジメント能力の啓発等を目的とする第3期みやしん経
営塾を平成24年7月開講した。
・以降、四半期毎に各種セミナーを開催し、平成26年3
月に3期目を閉講、会員の要望をもとに開催したことも
あって、好評裡に推移、会員数も増加した。
・経営塾は、取引先の金融支援に十分に機能発揮し
ていると評価しており、平成26年6月に第4期目を開講
した。
②経営改善支援業務
・経営改善計画書の作成、営業店指導等尽力したが、
十分なランクアップに繋げることができず、課題のひと
つと認識している。
・経営支援状況の確認および支援先の状況把握のた
め、平成23年4月、ローンレビュー委員会を設立し、以
降四半期毎に開催している。
みやしん経営塾
・左記を継続する。 ・左記を継続する。
・平成19年1月に開講した、若手経営
者を対象とした「みやしん経営塾」も4
期目を迎えた。今後も会員の要望を踏
まえ、充実した塾の運営を目指してい
く。
・セミナーについては、年4回程度を実
施予定。
・同塾は、取引先の金融支援及び会
員間の異業種交流としても機能発揮し
ている。
・経営改善支援においては、外部団体
等を活用し、経営改善計画書の策定
支援を行う。
・四半期毎に開催するローンレビュー
委員会で支援先の状況把握等を行っ
ていく。また、年6回は臨店し、改善計
画の進捗状況確認および必要に応じ
て支援先を訪問する。
(2)事業価値を見極める
融資をはじめ、中小企業
に適した資金供給手法の
徹底
・定性情報を含め、取引先の事業
価値を見極めて融資を行うのが、地
域密着型金融の基本である。その
ため、従来通り、中小企業の資金
ニーズに対応するため、ビジネス
ローンの推進を図っていく。
・H24~26年度は、以下の商品を当金庫のビジネス
ローン商品として位置付け推進を行ってきたが、取引
先のニーズにあった資金提供ができたと評価している。
①商工会提携ローン
②メンバーズビジネスローン
③ビジネスサポートプラン
④セーフティネット融資
⑤制度融資
新3ヵ年についても、中小企業に対し、 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
担保・保証に過度に依存しない融資推
進に努め、以下の商品をもって資金
ニーズに応えていく。
①商工会提携ローン
②メンバーズビジネスローン
③ビジネスサポートプラン
④セーフティネット融資
⑤制度融資
(3)地域の情報集積を活
用した持続可能な地域
経済への貢献
・金融機関に求められる資金提供
者としての役割に加え、地域経済
全体を展望した地域経済への貢献
を構築する。
①多重債務者問題への対応
・多重債務者問題については、金融庁リーフレット、県
からの「ヤミ金融被害防止啓発用チラシ」等により、注
意喚起・アドバイス等を行った。
・当該問題対応を目的とした多目的ローン「悠悠」に
て、相応の実績、効果は残せたと評価している。
②セーフティネット融資の推進
・セーフティネット融資については、上記の如く当金庫
のビジネスローン商品のひとつとして重点的に推進を
図ったが、低調裡に推移した。
①多重債務者への対応については、 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
27年度以降も、金融庁リーフレット、県
からの「ヤミ金融被害防止啓発用チラ
シ」等により、注意喚起・アドバイス等を
図り、多目的ローン「悠悠」、おまとめ
ローンを活用した支援態勢を持続す
る。
①多重債務者問題への対応
②セーフティネット融資の推進
4
信用金庫( 協同組織金融機関) に特に求められる事項
(1) 目利き能力の向上、
人材の育成
・目利き力、取引先経営改善・再生
支援業務に対する人材育成に資
するため、内外研修会に職員を積
極的に参加させ、全体のレベル
アップを図る。
・通信教育の実施・資格取得の奨
励によって、職員の自己啓発を促
進する。
①外部研修
・外部研修は、南信協主催講座中心に職員を派遣し、
履修後は、伝達講習等により全体のレベルアップを
図った。
②内部研修
・自己査定に関する勉強会は四半期毎、臨店指導は
年6回に実施した。
・通信講座は、例年の如く各階層別に実施した。
・監査法人トーマツによる「財務分析講座」を実施した。
・企業の将来性や技術力等を的確に ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
把握し、企業再生支援等の質の高いコ
ンサルティング能力を有した人材育成
に資するため、内外研修会に職員を積
極的に参加させ、全体のレベルアップ
を図る。
・通信教育の実施・資格取得の奨励に
よって、職員の自己啓発を促進する。
①外部研修(全信協及び南信協研修)
②内部研修(自己査定勉強会、外部
研修伝達等)
・自己査定勉強会を四半期毎に実施
する。新任担当者については、更に別
途勉強会を実施し、臨店指導は年6回
を予定している。
①創業・新事業支援機能の強化
・創業・新事業支援に向けては、主に県信用保証協会
および㈱日本政策金融公庫の制度融資等を活用し
た。
②みやしん経営塾③経営改善支援業務
・みやしん経営塾および経営改善支援業務について
は、前記「地域密着型金融の具体的取組み」(1)の項
記載に同じ。
①創業・新事業支援に向けた融資制 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
度は、主に県信用保証協会および㈱
日本政策金融公庫の制度融資を活用
する。
③顧客ニーズに応じたきめ細かな指導
を行い、事業計画策定には、外部団体
等を活用し、積極的に策定支援する。
②平成19年1月に開講した「みやしん
経営塾」は7年目を迎えるが、運営方
針は、従来の内容を踏襲する。
①ビジネスローン
ビジネスローンは、中小企業への様々な資金調達手
段として活用した。
②中小企業再生支援協議会
H24~26年度、同協議会を活用した事例は4先、事業
再生には不可欠の機関のため、今後も活用する方針。
①ビジネスローン
・左記を継続する。 ・左記を継続する。
取引先企業に対する経営相談・支援
のため、次のビジネスローンを提携、推
進する。
・ビジネスサポートプラン
・メンバーズビジネスローン
・商工会提携ローン
・事業者アシスト保証制度
②中小企業再生支援協議会
経営改善支援業務の強化に向け、同
協議会との連携を密にする。
③宮崎県経営改善支援センター
上記支援協議会同様、債務者の現状
に応じて活用していく。
④みやざき経営アシスト
上記②、③同様、債務者の経営改善
支援に向けて活用していく。
①外部研修(全信協及び南信協研
修)
②内部研修(自己査定勉強会、外
部研修伝達等)
(2) 身近な情報提供・経
営指導・相談
・取引先の幅広い情報提供・経営
指導・相談ニーズへの対応として
①公的制度等に係る情報、②資金
繰りや売り上げ等に係る経営改善
指導、③財務諸表の分析、後継者
育成等にかかる相談など、身近な
金融機関として、事業者への幅広
い情報提供・経営指導・相談ニー
ズに対応できる態勢を構築する。
①創業・新事業支援機能の強化
②みやしん経営塾
③経営改善支援業務
(3) 商工会議所、商工
①ビジネスローン
会、再生支援協議会等と 取引先企業に対する経営相談・支
の連携
援のため、次のビジネスローンを提
携、推進した。
・ビジネスサポートプラン
(南九州税理士会提携)
・メンバーズビジネスローン
(商工会議所連合会提携)
・商工会提携ローン
(商工会連合会提携)
・宮崎県内商工会・商工会議所メ
ンバーズ保証制度
(商工会・商工会議所提携)
②中小企業再生支援協議会
経営改善支援業務の強化に向け、
同協議会との連携を密にする。
③宮崎県経営改善支援センター
上記支援協議会同様、債務者の
状況に応じて活用していく。
④みやざき経営アシスト
上記②、③同様、債務者の経営改
善支援に向けて活用していく。
5
(4) 顧客ニーズを踏まえ ・地域の特性や利用者の満足度を ①各種消費者ローン
た融資商品・目的別ロー 重視し、顧客ニーズを踏まえた商品 消費者ニーズへの対応として、「教育カードローン」の
ン等の提供
を提供していく。
取扱いを開始したほか、「カーライフプラン」の融資期
間を8年から10年へ延長を行った。
①各種消費者ローン
また、カードローンの利便性向上のため「きゃっする」の
②ビジネスローン
極度額を300万円から500万円へ増額を行った。
③お客様アンケート
②ビジネスローン
ビジネスローンの状況は、「地域密着型金融の具体的
取組み」(2)(3)および前項(3)記載のとおり。
③お客様アンケート
取引先のニーズ把握、満足度向上等を目的に毎年1
回、「お客様アンケート」を実施し、その結果をホーム
ページにて公表した。
①各種消費者ローンについては、現行 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
の商品の利用状況等を分析の上、新
たな顧客ニーズを踏まえた融資商品の
検討を行う。
②ビジネスローンについては、中小企
業への資金調達手段として、顧客ニー
ズを踏まえた商品を提供していく。
③利用者満足度向上に向けた取組み
として「お客様アンケート」調査を継続
して実施する(隔年毎)。
また、アンケートの集計結果をHPで公
表するとともに、その意見等を踏まえ実
施した改善内容等の事案も併せて公
表する。
(5) 予防策を中心とした ・セーフティネット貸付等の充実を 前記「地域密着型金融の具体的取組み」(3)の項記載 ①金融庁リーフレット、県の「やみ金融 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
多重債務者問題解決へ 図り、多重債務者問題に積極的に に同じ。
被害防止啓発用チラシ」等により注意
の一定の役割発揮
対応していく。
喚起、アドバイス等を行っていく。
②多重債務者問題対応を目的にした
①リーフレットによる注意喚起
多目的ローン「悠悠」、おまとめローンを
②おまとめローンの活用
積極的に活用する。
③セーフティネット融資の推進
③セーフティネット融資は、ビジネス
ローンのひとつであり、地域中小企業
へ積極的に推進を図る。
(6) 個人・小規模事業者 ・地域の利用者の満足度、資金
・前記(4)記載のとおり。
・地域の利用者に対する販売チャネル ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
の資金ニーズに対するき ニーズを重視し、きめ細やかな対応 ・顧客が利用しやすい環境整備に向けては、得意先活 の拡充を図り、顧客が簡単に利用しや
め細やかな対応
を行う。
動等を通して気軽に利用できる、また相談できる態勢 すい環境を整えていく。
作りに努めた。
①消費者ローン
②ビジネスローン
(7) コミュニティ・ビジネス ・地域活性化に向けた、地域と一 ・当該期間内においては、1先のNPOへの支援を行っ ・コミュニティ・ビジネスやNPOへの支 ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
やNPOへの支援・融資、 体となった活動等への支援、連携 た。
援、環境分野への取組みに対する要
地域社会への貢献・還元 等を受けた場合は積極的に対応し
請を受けた場合は、地域金融機関とし
ていく。
て積極的に対応していく。
(8) 総代会の機能向上等 ・総代会に関するディスクロー
に向けた取組み
ジャーの充実を図っていく。
・「会員の意見等報告書」による経
営への反映の検討を行う。
・ 法定ディスクロージャー誌に総代会の仕組み、総代
の選任方法、総代会決議事項等を掲載し、当金庫の
総代会制度の開示、情報公開等を行った。
・「会員の意見等報告書」により、各部店から金庫経営
に関する意見・要望等を収集し、その対応結果等を総
代会にて報告した。
6
・引続き、総代会に関するディスクロー ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
ジャーの充実を図っていく。
・「会員の意見等報告書」の中から、広
く会員からの意見を聴取し、経営への
反映の検討を行う。
(9) 半期開示の充実に向 ・半期開示の内容については、業 ・開示項目及び内容の充実に努め、毎年11月に上期
けた取組み
界団体等の開示案を参考に内容の の状況をホームページ、半期開示ディスクロージャー
充実した開示を目指していく。
誌にて開示した。
・開示方法については、従来どおり
ホームページ等を活用していく。
・開示項目および内容の充実に努め ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
る。
・上期の状況について半期開示ディス
クロージャー誌を作成し、11月下旬に
ホームページにて開示する。
(10) 信用リスク管理態勢 ・信用リスク管理態勢の充実による ①内部格付
の充実
健全経営を指向する。
内部格付は、個人事業主においてB/S、P/Lが揃って
いる先が少なく、入力済個人事業主および法人につい
①内部格付
て本格稼働に向けての準備を行った。
②中小企業信用リスクデータベー ②SDBの活用
ス(SDB)の活用
この期間内に具体的なSDBの活用策は決定できなかっ
たが、今後も引続き検討を行っていく。
①内部格付においては、法人および ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
個人事業者の一部を稼動させた。未入
力の個人事業者については、データの
収集に注力し、早急に本格稼動を目指
す。
②SDBは、融資審査業務等への活用
の検討を引き続き行っていく。
(11) 市場リスク管理態勢 ・市場リスク管理の手法を充実さ
①ポートフォリオ分析
の充実
せ、金庫経営に与える影響等の分 市場リスク管理態勢の充実に資する観点から、毎年、
析を行う。
信金中央金庫の有価証券ポートフォリオ分析を行っ
た。
②ストレス・テスト
当金庫におけるストレス・シナリオを決定し、四半期毎
にストレステストを実施し自己資本に与える影響等と併
せてリスク管理委員会にて検証を行った。
・信金中央金庫によるポートフォーリオ ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
分析等を活用し、ポートフォーリオの改
善を図っていく。
・定期的なストレステストを実施し、自
己資本に与える影響等の検証を行う。
・市場リスク管理手法の整備・充実に
ついて積極的に取組んでいく。
(12) 法令等遵守の徹底 ・役職員の法令等遵守意識の高
揚、関連知識習得の向上を図るとと
もに、コンプライアンス違反及び不
祥事件等の未然防止に向けた態
勢の充実を図る。
不祥事件再発防止に向けて、以下の ・左記を継続する。 ・左記を継続する。
施策を行っていく。
①指定休暇制度の完全消化及び通勤
車両、ロッカー、所持品、預り物件等の
検査。
②コンプライアンス態勢の充実(研修
会・勉強会等)
③トラブル・苦情処理報告態勢の徹底
① 指定休暇制度、現物突合
② 顧客保護管理態勢の構築
③ コンプライアンス態勢の充実
①指定休暇制度、現物突合(照合)
・不祥事件等の未然防止に向け、指定休暇時の業務
監査、職員ヒアリング、通帳・証書等の突合調査等を実
施した。
②顧客保護管理態勢の構築
・当該管理態勢の充実に向けて、平成22年度より当金
庫は金融ADR制度を導入している。
・国債窓販および保険窓販業務において、高齢者へ
の対応の整備を行った。
③コンプライアンス態勢の充実
コンプライアンスに関する勉強会を毎月行い、四半期
毎に理解度テストを実施するほか、外部講師(信金中
央金庫)によるコンプライアンス研修を行った。
7