団を維持させる5つのファクター

団を維持させる5つのファクター
ー 探してみよう!役に立つ実例集 ー
日本ボーイスカウト神奈川連盟
強靱化特別委員会プログラム推進部会
組織拡張プログラムタスクチーム
平成26年8月
実例集の配布にあたり
1;止まらない登録人数の減少
平成26年5月の時点で全国の登録者数は約115,500人です。これは、昭和58年度のピーク時(33万人)の約1/3です。
神奈川連盟でも平成26年度初期登録でピーク時の半数以下の約9,000人になりました。
この10年間は毎年約400名の減少が続いています。
2;優良団の存在
日本連盟登録の約2,300個団の中でも登録人数を維持~向上させている団が多数あります。
神奈川連盟で日本連盟Aランク(登録人数90名以上)以上の団が20個団あります。
これらの団では団の経営(育成会、団委員会、隊活動、地域活動、募集活動)に団の努力によるノウハウが有ることに注目しました。
3;実例(ノウハウ)の情報収集
優良団も決して発団当時から登録人数が多かったわけではありません。団特有の仕組みを作りそれを絶え間なく実行し、その積み重ねにより
時間を掛けて登録人数を増やすことが出来た経緯が有ります。
本部会は、この貴重な仕組みを各地区の優良団から情報提供して頂きました。
4;情報の編集時の留意点
基本的考え方として「あるべき姿」「べき論」などの理論的発想は排除し、実行していること、実効果があることなど事実に基づいた事例のみを
抽出致しました。
5;「実例集」命名
多数の案から下記の案が採用されました。
団を維持させる5つのファクター
~探してみよう!役に立つ実例集~
6;命名の基本的な考え方
本部会は、平成25年度に「強靱化プロジエクト組織拡張施策部会」と命名され、組織拡張に資することが役割でした。
組織拡張はスカウト募集やチラシのデザイン、チラシの配布方法などが直ぐに思い浮かべます。
しかしながらスカウトを増やす仕組みは募集活動だけでは無いことを優良団から学びました。 それは、「急がば回れの」諺の通り
「団を強靱化」することが早道であることを教えられたのであります。
命名の、団を維持する5つのファクターとは「育成会運営」、「団運営」、「隊活動」、「地域活動」、「スカウト募集」です。
登録人数を増やすには募集活動だけではなく、育成会会員、団委員、隊指導者、地域への奉仕等を有機的に結び付けることにより団が強靱化
され、団が更に充実し登録人数が増加することに繋がりることが分りました。
本部会の実例集は5つのファクターの機能的な結びつけを行い団の経営を行うことが基本的な考え方になります。
最後になりますが「実例集」が皆様の役に立つ事を願って鋭意作業致しました。しかし、各団の状況および団をめぐる環境はそれぞれの団により
異なっており、実例集がそのまま役立つことが少ないかもしれません。それゆえ、是非とも各実例集をご精読していただき、少しでも団の強靭化、
ひいてはスカウトの増加に繋がるようなヒントを見出していただけるよう、心よりご期待申し上げる次第でございます。
目 次
団強靱化実施例
ページ
3- 8
育成会運営
(1/6~6/6)
団運営
(1/11~11/11)
10-20
隊運営
(1/13~13/13)
22-34
地域活動
(1/6~6/6)
36-41
スカウト募集
(1/13~13/13)
43-55
団充実のためのポジティブなアンケート
アンケート用紙
(1/4~4/4)
結果報告
(1/3~3/3)
57-60
62-64
1
育 成 会 運 営
2
小 項 目
1:育成会の充実
育成会運営編
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
実 行 例
1 【 父母の会 】
事例1
① 「父母の会」を結成している
② 「父母の会」の構成は代表世話役2名と各隊から2名
の隊世話役を選出する
③ 父母の会に役割は、団行事、隊活動の支援を行う
④ 団行事は餅つき大会、区民祭の出店が主体
⑤ 隊活動は隊に依って異なるが、ハイキング、追跡
ゲーム、オーバーナイトハイク、キャンプなど人手を
要するものに奉仕する
⑥ 各隊保護者会の懇親会の設定
事例2
① 父母の会結成、団・隊行事の奉仕
☆ 育成会主催の「ちびっこフェスタ」
☆ フェスタにBVS・CS・BS隊集会開催
☆ 入団募集とボーイスカウト活動の紹介
☆地区の小学校にチラシ配布
育成会運営
実 効 果
* 区民祭での資金の醸成(20万円の収入)
* 世話役を中心に保護者の一体感が生まれる
* オーバーナイトハイクは保護者がお手伝いし、ゴールで感激する
⇒保護者は自分の子どもが完歩し、ボーイスカウトのプログラム
の良さを再認識する
* 隊活動のお手伝いの要請に対し積極的になる
* 懇親会ではキャンプ、オーバーナイトハイクなどの子ども達の話題
で盛り上がる
*
*
*
*
育成会員の交流が図れる
他隊のスカウトの活動や様子が理解できる
活動を通して新規入団者の加入がある
資金醸成
2 【準育成会員制度の設置(16名)】
① スカウトが在籍していない父母で結成し、育成会員と * 自分の子どもが退団しても、保護者は残って団への奉仕を行う仕
同じ役割を行う
組み
* 隊の隊長(1名)、副長(4名)及び団委員(11名)として活躍中
* 経験豊かなベテランの人が多く団・隊運営に大いに貢献できる
3 【役員の継承】
① 前年度の幹事が翌年度は「副会長補佐」として残るこ * 多くの保護者に育成会の幹事を経験してもらう事で、主体的に参
とを定例化し、ノウハウの継承が確実に行える よう 加することの重要性と楽しさを理解 してもらうことができる
にする
4 【育成会の構成】
① 子供が在籍する指導者も育成会の幹事は務める
育成会運営 1 / 6
* 指導者と保護者が一体となって団を支援する体制が生まれる
3
小 項 目
1:育成会の充実 (続き)
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
育成会運営
実 行 例
実 効 果
5 【育成会費への理解】
① 入団時、保護者に育成会の目的を説明し、育成会費 * 育成会費の値上げにご協力いただけた
を収めていただく
6 【バザー】
事例1
① 団バザー、地域のバザーに参加するが、お手伝いを * 毎年、バザーの利益はほぼ一定額である
保護者の方にご協力いただき、実施時はコミュニ
ケーションを図る
② 地域の商店街にバザーの広告主依頼やBSパンフを * 今年から開始したが、BSパンフを置かせていただき援助金の賛同
置かせていただくとともに援助金をお願いしている
もいただけた
事例2
① BVS~BSの保護者会正副会長及びバザー委員を
年度毎に選出し、その方々が育成会役員として育成
会運営の一部を担うようになった
② 育成会員が、役割分担・担当時間を決めてバザーを
支援
③ バザーは、2回/年実施
④ 以前はバザー時に、募集のチラシを配ったが効果が
少ないので、バザー時は募集活動は行っていない
* 資金確保の一助として育成会が主体となり年2回のバザーを計画
的に行う。そして、バザーを介して保護者間のコミュニケーションが
有効となっている
* 年度の各隊活動費補助として有効活用ができ、保護者の経済的
負担削減につながる。収入は、40~50万円/年
* 総会資料の各隊活動費欄にバザー収益金を割振り、使途の明確
化を行っている
事例3
① 育成会構成員の班分け
* 育成会の中で隊毎の横のつながりに加えて、縦のコミュニケーショ
育成会構成員を地域ごとに4つ(多い時は6つ)の班 ンができる
に分け、バザー活動や団からのお願い事項や要望に * 先輩保護者からの話で、上進に対する準備や不安などの解消が
対応していただいている
図れる
② 班単位での作業分担
* 一緒に作業を行うことによって仲間同士の結束力も高まる
バザーなどを主体的に実施。それぞれの班で出品物 * 保護者が団と繋がって、団委員など受けやすくなり、また退団防
や担当食を決め、分担して実施する
止にもなる
育成会運営 2 / 6
4
小 項 目
2:育成総会出席率の向上
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
実 行 例
育成会運営
実 効 果
1 【 開催案内 】
事例1
① 父母の会での口頭アナウンス
② 往復はがきによる育成総会・上進式案内
③ 総会欠席者には資料を郵送する
* 育成会員が他隊の活動が理解できる
* 次年度上進予定の保護者が上の隊の活動が理解出来て上進率
が上がる
* 育成総会出席率はBVS,CSの出席者は80%
BSは50%。VS,RSは少ない
事例2
① 総会資料の配付を事前に行う
② 総会案内をチラシや往復はがきで行う
事例3
① 総会開催一か月前に開催案内を通知する
事例4
① 開催一か月前に往復はがきで出欠及び委任状を確
認
② 欠席及び委任状提出の育成会員には後日総会資料
及び議事録を送付し、次回出席への意識付けを行う
事例5
① 各隊の保護者会での説明、メール及び新入団者には
文書で連絡
2【総会内容】
事例1
① 総会内容の説明を短くし、必要な事以外は質疑応答
で短時間ですませる
各隊の活動報告を映像を中心に行う
② ボーイ隊以上は、スカウトが説明するように心がける
③ 育成会員の出席率を上げるために、子どもの託児所
を臨時に設け、スカウトや育成会が面倒を見る
④ 各隊の活動記録の中でフォトの優秀者の表彰を行う
育成会運営 3 / 6
* 総会の時間を短縮して、各隊の活動報告を充実させることで、保
護者のスカウト活動の理解が深まる
* 保護者の理解が深まることで、他に紹介が容易になる
* 育成会員の出席率を高めるために、BVS、CSや小さい子たちを別
室を設けて総会の間遊ばせ、第2部の各隊の写真による活動報
告の時間に参加してもらう
5
小 項 目
2:育成総会出席率の向上
(続き)
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
実 行 例
育成会運営
実 効 果
事例2
① 子どもと一緒の食事を用意する
* 総会、キャンプ説明会、報告会、友情の集い、年間報告会(BP祭)
保護者とスカウトが食事を共にし、語らいの場を作る の参加率は100%である
事例3
① 総会では、下記を1日で実施している
☆ 総会
☆ 入隊・上進式
☆ 各隊活動説明会(活動報告・計画)
☆ 育成会員交流会
☆ 懇親会
② 欠席者への資料は、各隊の保護者会時に渡している
* H25年度から育成会交流会を実施、保護者に好評
* 保護者の総会出席率は60%程度で、BS以上の保護者の参加は
少ない
* 活動説明会及び交流会は、育成会員全体の交流ができる
* 上進するスカウトの保護者は上の隊の活動が理解できる
事例4
① 総会当日に育成会費を集金
* 出席を義務づけることによって9割以上の出席者
② 総会後に入隊・上進式も行い、またスカウトの年間活
動の発表会も行う
3【スカウトの体験報告】
事例1
① 各隊スカウト代表の体験活動報告をする時間を設け * 発表スカウトの自信と保護者の理解促進
る
事例2
① 総会でのスカウトによる体験の発表
* 総会だけでなく、保護者が興味をもつイベントを併設することで保
☆ 就職活動でスカウト活動の経験が役立ったか
護者の興味をひき出席率の向上を図る
☆ スカウト活動を続けてきた理由
☆ ジャンボリー参加報告
4【総会に付随して】
事例1
① 保護者向けセミナーの実施
* 総会後にティーパーティー的なイベントを開催し、保護者間の情報
☆ 神奈川県における私立中学の受験の動向とスカ 交換の場を提供する事で、総会参加者が増加した例がある
ウト活動の関係
育成会運営 4 / 6
6
小 項 目
2:育成総会出席率の向上
(続き)
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
育成会運営
実 行 例
実 効 果
☆ 今、面接において求められるスカウトスキル活動
について
② 総会後に所属隊の異なる保護者間での情報交歓会 * 総会への出席率の向上と登録費、活動費の納付率に寄与
を総会後に所属隊の異なる保護者間での情報交歓 この取り組み実施後、登録費・活動費の納付率は100%を達成
会を実施
事例2
① 保護者会リユース部会による制服や小物、子供服等 * 活動の継続や上進への負担が減らせる
のリユースコーナー
事例3
① 総会後に各隊の保護者会を開催している * 育成会総会と併せて保護者会とも出席率が高まる
3:団/育成会/各隊の連携強化 1【育成総会資料の内容】
① 育成会資料として下記を作成
☆ 前年度:団及び各隊の活動・会計報告
☆ 当年度:団及び各隊の活動・予算計画
☆ 奉仕実績、訓練機関の参加者、団規則
☆ 育成会規則、会計規則、慶弔規程、IT規程
* 団及び各隊の年間活動計画の共有化
* 団、隊活動への奉仕要請が容易にできる
2【育成会事業との連携】
事例1
① 年間活動計画への育成事業の反映と団委員会での * 育成会活動の重要性を指導者が認識できる
育成会活動の定期的な報告
* 育成会幹事の大変さを指導者が理解出来る
② 育成会事業への隊指導者の参加
* 隊指導者も育成会事業に協力することで、育成会事業が大規模
に実施出来、大きな収益の獲得も可能となる
事例2
① 育成会理事会や団会議・団委員会に相互に意見交
換や意思疎通を図り、各種行事を推進する
育成会運営 5 / 6
7
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小 項 目
実 行 例
3:団/育成会/各隊の連携強化 3【団/育成会合同事業】
(続き)
事例1 〇○周年記念式典の企画推進
① OB&OG会との連携/往復はがきによる案内
② 市長、教育長、議員との連携
③ ○○周年記念誌の製作
④ 式典の実行
育成会運営
実 効 果
* OB&OGから式典開催に関して各種支援が得られた
デザート調理(8名)、展示物支援(2名)、資金支援(2名)
* 育成会から式典への参加(ご挨拶)のいざない
6名の参加&ご挨拶をいただけた
* 製作にあたり、団関係者の一体化が図れた。また地元企業からの
寄付金集めに育成会が活躍した
(総額26万円の支援金を集めた)
* 団全体の一体感が図れ、これまで活動の歴史を理解
事例2 合同行事の実施
① 毎年発団式後に団バザーを実施し、団、育成会、各 * お互いの顔がわかり、親密度が向上する
隊指導者、スカウトが参加しコミュニケーションを図る * 年上の隊スカウト及び保護者、スカウト同士の交流の良い機会
② 夏季キャンプ報告会後、納涼祭を行い慰労会を実施 * 団、育成会、指導者とのコミュニケーションが図れる
4:その他
① 市会議員、県会議員、衆議員議員の特別育成会員
への勧誘
* 政治家の先生にボーイスカウト活動を理解して貰う
* ボーイスカウト運動を機会有る毎にPRして貰う
* ボーイスカウト運動のプレゼンスに役立つ
育成会運営 6 / 6
8
団 運 営
9
団運営編
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
小 項 目
実 行 例
1:組織の確立と定期的な実施 1 【団委員会】
と役割分担と責任の明確化
事例 1
① 団委員19名で組織拡張、野営行事、登録、会計、
進歩、団連絡所の担当を明確にする
② 団会議、団委員会の会議を「合同会議」と称し団委
員と各隊指導者が一堂に会した開催(毎月)
③ 議題は団委員長が1週間前に配信する
④ 各隊からは前月の活動報告、当月の活動予定、進
歩状況、出席状況等の報告が有る
⑤ 隊同志の互いの支援要請、団への支援要請の話
し合を行う
⑥ 会議の議事録を作成し3日以内に団委員、隊指導
者に配信する報、連、相の徹底を図る
事例 2
① 団運営委員28人
☆保護者及びそのOBより選任依頼
☆任期1年、再任を妨げない
☆育成会総会で運営委員へ委嘱状の伝達
☆育成会総会で運営委員&指導者の表彰
(5年,10年)
② 定期的な委員会開催
☆隔月の第2土曜夕方
③ 18の役務
☆隊担当、組拡、行事など
④ 組拡担当総括 1名、総括補佐1名、
組拡委員 男性2名 女性1名
助言者1名(地区組拡) 合計6名
⑤ 毎回の団委員会で組拡活動の議題を取り上げる
団運営 1 / 11
団運営
実 効 果
* 団委員と指導者が団の状況、隊の状況が良く分る
* それにより相互扶助の心が芽生え一体感が出る
* 団委員と隊指導者の情報の共有化が図れる
* モメごとが発生しない
* 特にスカウトの進歩状況や出席率が団委員にも良く分る
* 団内問題点の提起と解決法、実態の共有化
* 指導者の信頼
* スカウト運動協力への励み
* 協力体制の涵養
* 明朗会計
* 育成会員等に組拡の必要性PR
* 組拡活動及び組拡情報の共有化
10
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小 項 目
実 行 例
1:組織の確立と定期的な実施 1 【団委員会 (続き) 】
と役割分担と責任の明確化
事例 3
( 続 き )
① 団会議/団委員会/プログラム委員会の定例開催
② 上記会議後に定例的に懇親会を実施
③ 団委員会での育成会活動の定期的な報告
事例 4
① 団委員会に隊指導者は参加しない
② 団委員会は毎月第二土曜日、19時から定期的に
実施
③ 会議のレジュメを事前に配信する
④ 団会議の翌週に団委員会を開催
⑤ 各隊からの活動費援助、備品希望、活動場所の要
望は団委員会に提案し、隊内で処理しない
事例 5
① 県連・地区の状況、当団の活動状況、審議事項を
団委員会の4~5日前に関係者にメール配信
② 原則として毎年度 BVS隊保護者会から、団委員を
1名選出する
③ BVS隊 ~ BS隊を支援する団委員を年度初めに
取り決めて、必要時に各隊の支援を実施する
④ 団委員の役務(渉外・登録事務・募集・会計/財政・
進歩・指導者養成・健康安全・備品・記録・行事等)
を毎年決定し運営する
⑤ 新団委員は、就任前に団委員とはについて説明を
受ける
⑥ 団委員会は、7~8回/年開催し、その資料及び議
事録を、団委員、育成会役員及び各隊指導者に、
メールで配信する
団運営 2 / 11
団運営
実 効 果
* 定期的な開催により、情報の連携が緊密になる
* 会議では話せない「本音」や「悩み」を共有することで、指導者相互
の理解や一体感が生まれる
* 隊指導者が育成会の活動を理解することで、育成会との一体感が
生まれる
* 運営側としての具体的な問題を話し合える
* 予定を立てやすいので参加しやすい
* 効率的な会議運営及び問題意識の向上
* 隊からの要望を団委員会で討議できる
* 隊指導者はプログラム、スカウト教育に専念できる
* 各団委員は、少なくとも自身の役務について責任を持つことによ
り、協力体制を堅持する
* 新団委員は、団委員の役務について理解し、役割を担う
* 団委員会運営が、各隊の指導者や育成会役員に水平展開される
ことで、各種情報の共有化が図れる
* 団委員会情報は、保護者会を通し保護者に伝達される
* 役務者は、各担当の会計も分担する
11
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小 項 目
1:組織の確立と定期的な実施
と役割分担と責任の明確化
( 続 き )
実 行 例
団運営
実 効 果
事例 6
① 団委員の選任:正副団委員長以外の団委員を保護 * 女性を活用することによって、団委員会の雰囲気が明るくなる
者(母親)とし、2年任期で毎年半数を改選している * できるだけ多くの保護者がこの運動の運営に参加していただくこと
によって、保護者への啓蒙が促進される
* 半数改選は団運営の継続性を担保でき、また2年任期のため、短
期の業務として受け入れやすくなる
* 保護者の多くが団運営に携わった経験を持ち、団に対する理解や
愛着がわき、退団防止につながる
② 団委員の選任:保護者からの団委員はDL経験者 * 隊指導者としての経験を活かし、BS運動への関わりを継続するこ
や隊指導者経験者を優先している
とで、本運動に対する理解を深めていくことができる
事例 7
① 団委員に総務・会計・組拡・指導者養成・野営行事 * 保護者のパトローリングと同様に団委員も役割分担によりやる気
・健康安全・広報・事務局の8つの役割を持たせ、
や責任感が出て、団運営が活性化する
* 団委員に隊活動の内容を直接伝えることができ、スカウト運動の理
それぞれ業務を責任分担する
解促進になる
② 指導者の選任と予算審議のための団委員会を除
* 多忙な団委員長は会議を一度で済ませることもできる
き、団委員会と団会議を主として合同で行う
2 【団会議】
事例 1
① 県連・地区の状況及び団の活動状況及び審議事
項を団会議の4~5日前に各隊指導者等に、メー
ルで配信する
☆各隊は、当月の報告、次月以降の活動計画を
メールし、副団委員長は当月の報告、次月以降
の活動計画を取り纏めて出席者にメール配信
② 団会議は、毎月・定例開催し、会議後に資料及び
議事録を各隊指導者、団委員及び育成会役員に
メールで配信し、水平展開を図っている
③ 団会議の中で、募集について各隊との調整を計画
的に実施する
☆ 説明会会場の時間、プログラム、子供の遊び等
☆ 合同隊集会、BVS隊集会の時間、プログラム等
☆ 面談内容や時間等
団運営 3 / 11
* 各隊活動の水平展開ができ、コミュニケーションの向上が図れる
* 最終的に各隊の保護者会を通して、団内の情報が水平展開される
ことにより、スカウトの上進に繋がる
* 募集は団一体となっての活動のため、その都度意思疎通を図るこ
とにより、入団希望者の対応がスムーズとなり入団の確率が増加
する
* 過去5年間のBVS入団者数=87名(平均 17名)
12
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
団運営
小 項 目
実 行 例
実 効 果
1:組織の確立と定期的な実施 2 【団会議】
と役割分担と責任の明確化
事例 2
( 続 き )
① 団会議を月の中旬に定例開催
* 定期的な開催で、情報の連携が密になる
☆ 団会議の前に事前に協議したい議題を参加者 * 事前に議題を流す事により、効率的に団会議が運営できる
にメールで流し、メンバー各自が答えを準備を
して来たり メールで意見交換している
2:訓練機関参加の促進
(ボーイスカウト講習会)
1 【ボーイスカウト講習会】
事例 1
① ボーイスカウト講習会には保護者にボーイスカウト * ボーイスカウトへの理解が深まり、積極的にお手伝いするようにな
全体を理解して貰うため新入団スカウトの保護者
る(隊・団行事に対し)
に義務付ける
* 大まかでも活動や運動の仕組みが理解できるようになる
② 講習会参加の「殺し文句」として スカウト用語も含 * DLも含め隊指導者への道の動機になる
め子どもとの対話を行うのは絶対条件と話す
③ 参加率は70%前後
④ 参加費は団負担
⑤ 保護者会では受講(参加)済の保護者から参加
する意義をそれとなく伝えて貰う
⑥ 入団面接の際に講習会参加の要請をする
事例 2
① 保護者のボーイスカウト講習会の参加の義務化
② 団内でも、保護者会等でスカウト運動や活動に関
する話をする
団運営 4 / 11
* スカウト教育の一貫性や運動について理解することにより、保護者
がBVSやCSのみでこどもの活動を終わらせるのではなく、続けるこ
とを意義を感じてもらう
* たとえ、こどもがやめたくなっても、親の立場から続けることを勧め
るようになる
* 保護者の参加も促進し、団運営や隊活動に協力してもらうように
なる
13
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
団運営
小 項 目
実 行 例
実 効 果
2:訓練機関参加の促進
1 【ボーイスカウト講習会 (続き) 】
(続き・ボーイスカウト講習会) 事例 3
① 訓練参加記録を管理し、研修所、実修所への参加 * 個人を特定できるので、依頼しやすい
促進
* きっかけ作りとして話題にできる
② 団委員会レジュメに各種研修開催予定を明記、参 * BS運動への理解の促進に繋がり、活動への協力が得られて いる
加を促す
③ ボーイスカウト講習会へ保護者は全員参加が
前提
事例 4
① 小さい子供のいる保護者が講習会に参加し易い様 * 小さい子供のいるお母さんも講習会に参加し易くなった
に地区として、講習会の間、託児所を設けた
* 講習会に参加するとリーダーになると言う見方を改め 保護者にも、
ボーイスカウト活動を手っ取り早く理解して貰う手段とした保護者
② 講習会への参加者を団内18歳以上の者全員に義
務付け参加可能時期に受講、費用は団負担とした
が活動を理解すると協力度も増す
事例 5
① 入団に係る面談時に保護者へボーイスカウト運動 * 指導者が無給の奉仕を行っていることや、ボーイスカウト運動への
概要を理解してもらうため参加を強く要望
理解が深まり、隊、団の活動支援やバザー等への支援がスムーズ
となる更に、指導者への道が開ける
② 団会議で、各隊指導者に保護者会経由で地区開
催の講習会に参加するようリストを渡し説明依頼
している
* 過去4年間の参加者数は、8~20人/年で、平均13.5人
③ 参加費は、交通費を除き、団が負担
2:訓練機関参加の促進
(WB研修所・WB実修所)
2 【WB研修所 ・ WB実修所】
事例 1
① 定型訓練への積極的な参加の推奨:WB研修所、
WB実修所
団運営 5 / 11
* スカウトへの教育手法は、年々変っており、常に最新の技能を習得
する必要がある
* スカウトスキルについても、変って来ているものがあり、最新の技
術を習得する必要がある
* 過去の経験だけでは「体罰」から脱却できなかったり、「今」の子供
達の心理や環境を理解出来なくなったりする恐れがある
14
― 探してみよう!役に立つ実例集 ―
小 項 目
2:訓練機関参加の促進
(WB研修所・WB実修所)
(続き)
実 行 例
2 【WB研修所 ・ WB実修所 (続き) 】
事例 2
① 団の指導者層を厚くするためWB研修所への
参加は、コースに複数参加するよう指導している
団運営
実 効 果
* 複数コースに参加したのは6名
事例 3
① 訓練参加記録を管理し、研修所、実修所への参加 * 個人を特定できるので、依頼しやすい
促進
② 団委員会レジュメに各種研修開催予定を明記、参 * きっかけ作りとして話題にできる
加を促す
2:訓練機関参加の促進
(定型外訓練)
2 【定型外訓練】
① 定型外訓練への積極的な参加の推奨:
スカウトスキルトレーニング、スカウトゲーム研究
会、安全担当者研修会
3:保護者の協力体制
(隊、団への奉仕)
(保護者への啓発活動)
1 【保護者の協力体制】
事例 1
① 仕組みとして育成総会への出席率を上げて活動に * 団行事や各隊の活動内容を理解することが出来る
理解を得る各隊に「父母の会」を結成すると同時に * これにより奉仕依頼についても快くお手伝いをするようになる
保護者会を3回/年開催する
* 問題点の共有
毎年、新入団者がいないと団の継続しないことを絶
②
えず呼びかける(チラシ配布、ポスター掲示等への
協力依頼)
団運営 6 / 11
* スカウトへの教育手法は、年々変っており、常に最新の技能を習得
する必要がある
* スカウトスキルについても、変って来ているものがあり、最新の技
術を習得する必要がある
* 過去の経験だけでは「体罰」から脱却できなかったり、「今」の子供
達の心理や環境を理解出来なくなったりする恐れがある
15
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3:保護者の協力体制(続き)
(隊、団への奉仕)
(保護者への啓発活動)
実 行 例
1 【保護者の協力体制 (続き) 】
事例 2
① 保護者の活動への参加要請
☆BVS隊は原則保護者同伴
☆CS隊も可能な限り保護者の活動への参加を
依頼 ただし、活動中は自分の子供には一切
声をかけない事を強く要請する
☆活動に保護者の参加できるプロフラムを可能
な限り用意する
② 保護者の活動の下見への参加
☆下見だけでなく、活動の準備や計画書作成へ
の協力も依頼する
☆必要に応じてプログラム委員会への参加も
要請する
③ ローバースカウト主催による保護者向け体験キャン
プの実施
事例 3 (団集会の充実)
① 保護者も参加の団集会を実施する保護者は自分
の子どもの将来をイメージする
② ボーイがカブとビーバーを遊ばせる
団運営
実 効 果
* 活動にあたり、指導者がどれだけの準備や安全への配慮、工夫を
しているかを保護者に理解させることができる
* 保護者に自身のスキルを活動に生かす場を与えることで、当事者
意識を持たせる事ができる
* 部活などにより活動に参加する機会が減少する時期に置いても、
スカウトとして登録を継続し、少しでも参加させることが自身の子供
の成長にとって有益であると保護者が体験から判断すれば、退団
するスカウトの減少を抑制することができる
* 活動中に指導者と保護者がスカウトの活動する様子を見ながら、
活動の内容や目的を話す時間がとれ、活動に対する保護者の理
解を深めることができる
* 活動により多くの成人が関与することで、より確実な安全対策を実
施することができる
注:活動への保護者の参加を強く要請しなくなったと同時に、
大幅にスカウト数が減少し、また、指導者が増えなくなっ
た事例がある
* スカウトキャンプを保護者が体験する事で、活動の楽しさを保護者
自身に理解してもらうことができる
* 保護者はボーイ、ベンチャーの活動を実際に見て、理解する
* 年長者が年少者の育成ができるようになった
事例 4 (団集会の充実)
① 各隊の活動予定は保護者会でも報告しているの * 殆どの方が協力してくれる
で、担当団委員が保護者へ活動への具体的な協
力を依頼
② ボーイスカウト講習会へ保護者は全員参加が前提 * BS運動への理解の促進に繋がり、活動への協力が得られている
団運営 7 / 11
16
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3:保護者の協力体制(続き)
(隊、団への奉仕)
(保護者への啓発活動)
実 行 例
実 効 果
事例 5
① 保護者の活動の参加、HPの管理、古着の活用、 * 団行事にお客さんとしての参加でなく、作業を分担し団の一員とし
経済的負担の軽減,RS,VS企画のキャンプ参加
て参加する事によりやる気が出る
② 団行事の手伝いを依頼 (調理、バザーの売り子)
* 保護者と何回か顔を合わせて会話をする事により 親近感が増す
③ 各隊プログラムのサポート
* ”リーダー任せでよい”という考えから、より積極的な参加に 変わっ
☆ 保護者の特技を活かした奉仕
てくる
(無線、自転車、手旗等)
☆ オーバーナイトハイクのサポート
事例 6(団と保護者との関係を深める)
① 保護者のボーイスカウト
☆保護者会が計画し、団委員、隊指導者が講師
となり、運営をする
☆野営場での1泊キャンプか屋内施設での活動
を実施
② 育成会保護者会長の団会議への参加
③ 保護者会活動の充実
☆各隊より保護者会役員を選出し保護者会を形成
する 会内にリユース部会も設置し制服等の貸
出管理も行う
☆保護者会役員の団・隊活動への奉仕参加
☆年2回の模擬店への出店計画・運営を保護者
会が行う
4:団行事 団イベントの開催
団運営
1 【団行事・イベント】
事例 1
① 区民祭の出店
☆育成会の下部組織としての「父母の会」が中心
になって企画・運営する
② 共同募金と餅つき
☆育成会の下部組織としての「父母の会」が中心
になって企画・運営する
団運営 8 / 11
* 保護者にボーイスカウト活動を体験してもらうことで、理解を深めて
もらえるとともに、保護者と指導者、及び保護者同士の親睦を深め
る効果がある
* 活動への理解を深めてもらう(団会議への参加)
・保護者の立場から意見を出してもらえることで、活動に広がりが
出る
* 保護者会活動が充実することによって、保護者間の関係が深まり
隊活動運営にも波及効果がある
* 模擬店の出店においては年間40万円程度の助成 * リユースを新入スカウトにすることにより、入団時の負担軽減につ
ながり効果的である
* 保護者間の融和が図れ、一体感が生まれる
* 活動資金として20万円の収入
* 団の活動広場の近所の家に餅を配り、近隣の人に 活動の理解を
得る
* 年上のスカウトは、年下のスカウトの指導の勉強になる
* 年下のスカウトは年上のお兄ちゃんスカウトに憧れをもつ
17
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4:団行事 団イベントの開催
(続き)
団運営
実 行 例
実 効 果
1 【団行事・イベント(続き) 】
事例 1(続き)
③ 新年ラリー、年末助け合い・みどりの募金、スカウト * 年上のスカウトは、年下のスカウトの指導の勉強になる
の日などBVSからRSまで縦割りでの組み編成を * 年下のスカウトは年上のお兄ちゃんスカウトに憧れをもつ
して実施する
事例 2
① 団まつり(バザー)
☆近隣の公園で提供物品の販売と飲食物販売
及びゲームコーナ(スカウト年齢対象)を設ける
☆スカウト・指導者・育成会員(父母の会)全員で
行う
☆地域のガールスカウトも参加する
☆地域の人達も参加対象とする
☆入団相談&チラシコーナー設置する
☆ノボリ旗等で目立つ演出を行う
☆地域の青少年施設、町内会、団地自治会、銀
行、商業施設などの掲示板に案内ポスターを
掲示する
☆保護者に近隣の人、友人、親戚に参加を呼び
かけてもらう
☆当日、CS隊が組ごとに案内ポスター、チラシを
持って会場の近隣にPRする
☆団委員と指導者のOBに郵送で案内状を郵送
する
* 資金醸成(10万円の収入)
* イベントには子供連れが多く参加する
* イベントに参加する保護者は外向き人が多く入団する確率が高い
* 年中以下の子どもの場合次年度に問い合わせがあることも多々
ある
* 地域に対してボーイスカウトのプレゼンスを示すことが出来る
* 問い合せ者は約4~10名の範囲でその年によってバラツキがある
(2~5名前程度入団あり)
事例 3
① 地域内で定期的な奉仕活動を実施することにより、 * スカウトが真剣に奉仕する姿は、スカウト活動への好感度を高める
スカウト活動をアピールする
だけでなく、保護者にスカウト活動への興味をもたせるために非常
に役に立つ
② スキー訓練への積極的な体験参加の受け入れ
* 一般的なレジャーであるスキーでの体験参加受け入れにより、体
験参加へのハードルを下げる事ができる
団運営 9 / 11
18
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小 項 目
4:団行事 団イベントの開催
(続き)
実 行 例
1 【団行事・イベント(続き) 】
事例 4(スカウト募集活動を兼ねている、団行事、募金)
① 団バーベキュー大会 (9月のクリーン作戦の後に
実施)
② 団餅つき
③ 団1泊キャンプ
☆保護者との懇親を深めるため、1泊キャンプに
家族の参加を要請
☆キャンプファイヤー等、家族にも活動を体験して
もらう
☆夜は保護者との懇親会
④ 除夜の鐘つきとその準備
☆当団はお寺の団なので、大晦日には、お寺の
清掃、お墓の清掃を実施
☆21時から新年に掛けて鐘つき
☆お寺で懇親会
⑤ 団スキー 毎年、3泊3日(含む夜行バス泊)、
菅平高原
⑥ 団バザー
☆観音崎灯台祭りのイベントに参加すると共に、
団バザーを実施
⑦ 子供広場を開催
☆咸臨丸祭りのイベントに参加すると共に、子供
広場を担当し 近隣の子供達に無料の遊び場
を提供
事例 5
① 毎年、発団式典後、団バザーを実施
② 忘年会か新年会の開催
③ 夏キャンプ報告会後の納涼祭の開催
団運営 10 / 11
団運営
実 効 果
* 家族を含めて、団関係者が一丸となれる
* 「団は大家族」と常に言っている
* 普段の活動には来ない保護者も団行事には来て、手伝い、楽しん
で帰れる
* 楽しい思いをすれば、口コミで他の人に紹介してくれる
* ベンチャースカウト、ローバースカウトの出番が作れる
* 保護者の得意分野の活動だと、保護者の協力が得られる
* 保護者、育成会も参加協力している
19
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団運営
小 項 目
4:団行事 団イベントの開催
(続き)
実 行 例
実 効 果
1 【団行事・イベント(続き) 】
事例 6
① 団行事は原則、年1回は、開催する
* 先輩スカウト達と一緒に活動することにより、上位隊のスカウトへ
の憧れが生まれ、上進してそのようになりたいという気持ちが生
② BVS~BSの縦割り班編成でのゲームラリーを展開
まれる
③ 同行保護者も縦割り班編成でのゲームラリーを
展開
* 参加したBVS、CSの保護者は、上位スカウトの活動をみて自分の
子供もあのようになってほしい気持ちと上進及び継続しての活動を
期待する
5:その他
1 【その他 】
事例 1(進級面接)
① 団内の進級面接はセレモニーとして行う
(保護者も同席)
事例 2(登録費 )
① 登録費の自費負担(団内指導者の意識の向上)
団運営 11 / 11
* 小さい時から自己表現力を養い体験による自信の助長
* 登録費を自費にすることにより取り組む姿勢が積極的になり、各自
の意識の向上につながっていると感じられる
* 自費にすることによって、その分をスカウトの活動費に還元できる
20
隊 運 営
21
隊運営編
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小 項 目
1:魅力あるプログラムの提供
他部門との兄弟愛
実 行 例
隊運営
実 効 果
1 【 団活動 】
① 団行事の積極的な実施
☆ 定例的に実施する団行事
・ 4月 上進式/団ラリー
・ 4月 団バザー
・ 8月 団キャンプ
・ 12月 クリスマス会
・ 1月 餅つき
・ 3月 上進キャンプ
☆ 各地区共、ほぼ同様な団行事を展開しているが
上進時期の違い、または事情により実施時期は
多少異なっている。上記以外に、
・ 5月 団1泊キャンプ
・ 9月 クリーン作戦&バーベキュー
② 団キャンプの定例的な実施
☆ 原則として毎年夏のキャンプは団キャンプとして
実施する
☆ 数年おきに団キャンプを実施
③ 団ふれあい活動、団バザーなど団の全隊と保護者が
参加する活動を取り入れる
2 【団の枠を越えた活動】
① 複数団のBS隊が合同して活動
☆ 基本的に隊集会となり各団単独でのボーイスカウ
ト活動は班集会となるような体制をとる
☆ 地理的に近くの団が合同活動を行うのではなく、
RT等で指導者同士が親しくなり、合同での活動に
移行していく
ただし、団の合同ではなく、BVSやCSはそれぞれ
の地域で活動するが、BSに上進してから、合同で
の活動になる
隊運営 1 / 13
* スカウトが先輩スカウトと直接活動することにより、先輩に憧れる
機会を多く作り、上進への意欲を高める
* BS/VS/RSスカウトの活動する姿を保護者に見せることで、スカ
ウトの成長する姿を保護者に実感させ、保護者が自身の子供に
「活動を続けさせたい」と思う環境と機会を提供する
* 年長者は幼い者をいたわり、幼い者は年長者のまねをし団内の
懇親、融和が図られる
* 毎年定例的に実施することにより、各隊や保護者の年間予定に入
り、団活動が定着する
* 各団においては、BS班として活動し、合同においては隊集会とい
う位置づけとなる
BS隊の隊員数が少なくても、班制度が維持できる結果として活動
全般が活発化する
* BS隊が自団において活発な班活動を推進することにより、BVS隊
やCS隊に対しても刺激となる
* BS隊の合同活動とともに、各団のBVS隊やCS隊も数ヶ月に一回
は合同で活動し、大勢での活動の楽しさを体験できる
22
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小 項 目
1:魅力あるプログラムの提供
他部門との兄弟愛 (続き)
隊運営
実 行 例
実 効 果
② 複数団のVS隊が合同して活動
☆ 地域のイベント時に、地区のベンチャ隊合同でバ * 各団共にVSが減少し、満足に活動できていないが団を超えて集
ザーを実施
結することにより活発な活動ができた
☆ 人数の多い隊が母体となり、臨時合同隊を作成
3 【団行事などにおける「縦割り」での活動】
① 団活動では保護者を含めた 全員を縦割りの班編成
とし各班で競い合わせている
班分けはゲームを通じて行い、集会ごとにメンバーは
異なる
☆ 5月の1泊キャンプ
☆ 9月のバーベキュー大会
☆ 12月の餅つき
② 縦割り活動を行う団行事など
☆ 餅つき
☆ 団ラリー
☆ 上進式
☆ ユニセフ募金
☆ 団キャンプにおいては、かならず「縦割り」の班編
成によるワイドゲームを実施する
* 年長者は幼い者をいたわり、幼い者は年長者のまねをし団内の
懇親、融和が図られている
* 参加した保護者も一緒に体を動かせることにより、自分も楽しみ、
活動への理解が深まる
* スカウトが先輩スカウトと直接活動することにより、先輩に憧れる
機会を多く作り、上進への意欲を高める
* BS/VS/RSの活動する姿を保護者に見せることで、 スカウト
の成長する姿を保護者に実感させ、保護者が自身の子供に「活動
を続けさせたい」と思う環境と機会を提供する
* 募金活動では、BVSとRSまたはBVSとVS等の組み合わせの方
が、年上スカウトの恥ずかしさも消えまた、年少スカウトのかわい
らしさから募金効率も良い
4 【団行事においてVS/RSの活躍の場を与える】
① 団行事でのセレモニーの司会/進行はVS
* スカウトが先輩スカウトと直接活動することにより、先輩に憧れる
☆ 団キャンプにおける営火のエールマスター含めす 機会を多く作り、上進への意欲を高める
べての準備・進行はVS
☆ クリスマス会の運営・企画・司会・進行はVS
* BS/VS/RSの活動する姿を保護者に見せることで、スカウトの
成長する姿を保護者に実感させ、保護者が自身の子供に「活動を
☆ 上記でのVSへの支援は、すべてRS
続けさせたい」と思う環境と機会を提供する
☆ クリスマス会ではRSの活動を必ず紹介
② VS又はRSによる入隊式・上進式での指揮
隊運営 2 / 13
* VSやRSなどのきびきびした行動など成長した素晴らしさを実際
に間の当りに見ることによって、自分の子の将来に期待感を持た
せる退団防止につながる
23
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小 項 目
1:魅力あるプログラムの提供
他部門との兄弟愛 (続き)
実 行 例
5 【プログラム品質の向上】
① CS隊プログラムの標準化(3年サイクル)
☆ カブブックとチャレンジブックをベースに3年サイク
ルのプログラムに標準化した
② 国際交流プログラムの企画推進
☆ 年2回のBSAとの国際交流企画を推進
グローバル人材育成を目指している
③ スカウト技能の強化
☆ (CS隊)ロープワークに力を入れ、段級位制度
(ロープ結びマスター)で、カブスカウトが切磋琢磨
している
☆ (BS隊)サバイバル訓練/モールス信号などへ取
り組み、炊事章、野営章取得支援している
ベンチャー入隊前に取得させている
④ 基本訓練の強化
☆ 基本訓練をゲーム化、規律ある行動を目指してい
る
⑤ 環境プログラム
☆ WOSMの世界環境保護バッチ全員取得を推進
また、鎌倉海岸ビーチクリーンをスカウトの日に開
催
⑥ 日本文化体験プログラムの推進
☆ CS隊は弓道。VS隊は鎌倉彫などの日本文化体
験プログラムに日頃から取組んでいる
⑦ 信仰
☆ BS隊で信仰奨励章全員取得
6 【新規指導者確保による新しいアイディア】
① 隊指導者を多く確保する
隊運営 3 / 13
隊運営
実 効 果
* 魅力的な活動に発展する
* 退団防止になる
* 有事に誰でも指導者ができ、全員がクリアー章取得でき、スーパーカ
ブも取れる工夫でスカウトが切磋琢磨する雰囲気となり、スカウト
の集会出席率も90%以上
* BS以上の海外派遣希望者が年々増加
WTW活動を通じて、23WSJへの意識も高い
* 夏キャンプの巣作り技能が向上、BS上進で役立つ
* 技能が向上し、VS上進で役立つ
* 規律ある行動が身に付く
* 環境保護に関する意識が身に付く
* 地域に根差した日本文化の継承ができる
* 宗教章取得も多数実績
*
*
*
*
楽しいプログラムの企画・情報アイディアを集められる
指導者の負担が軽くなり、多くの保護者が指導者経験を持つ
魅力的な活動に発展する
退団防止になる
24
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小 項 目
1:魅力あるプログラムの提供
他部門との兄弟愛 (続き)
2:保護者会の開催
実 行 例
隊運営
実 効 果
7 【プログラム立案】
① 組長集会やグリーンバー(班長・次長)集会からニー
ズの吸い上げ
② 年間計画会議を宿泊で行う
③ マンネリ化せず、時代にあったもの
事例 1
① 忘年会を含め年2〜3回の保護者との懇親会を実施
② FaceBookによる呼びかけでの不定期な懇親会を実
施
③ キャンプ・スキー訓練においては、必ず保護者との懇
親の場を設定
④ 育成会幹事での懇親会を不定期に実施
事例 2
① BVS・CS・BS隊は、11~12回/年 開催する
② 保護者会は、保護者会長のもと開催される
③ 隊活動報告・計画、団行事やバザーなどの説明、
ボーイスカウト講習会等への参加要請及び保護者の
支援依頼等々、保護者会出席率:BVS・CS隊80%、
④ 1~2回/年程度 各隊毎に懇親会を実施
⑤ 次年度の隊指導者候補、団委員候補、正副保護者
会長及びバザー委員について話合い、 次年度草案
を団委員会に提案
事例 3
① 年4~5回の保護者主催の保護者会を開催
② 毎年、新入隊員の保護者の感想を聞く
隊運営 4 / 13
* 自発活動の動機付けができる
* 団でまとまって行うと効果あり
(共通)
* 懇親会での「本音」の会話により、保護者の「不安」「不満」「疑問」
を理解することができ、また、解消することができる
* 保護者間の交流が深まることにより、継続率が向上する
* 保護者との懇親が深まることで、活動への協力や指導者としての
協力依頼が行いやすくなる
*
*
*
*
隊活動やボーイスカウト運動についての理解度が深まる
隊と保護者とのコミュニケーションがとれ情報の共有化が図れる
保護者間の協力度が増す
ボーイスカウト運動への理解が増す
* 保護者が開催することにより、主体的にこの運動に参加している
意識が生まれる
* 隊指導者と保護者のコミュニケーションができ、保護者 のニーズ
やスカウトの日常生活の様子の把握、 スカウトの集会時の様子を
伝えるなど互いの情報交換が可能になる
* 保護者のニーズや期待にどの程度応えているか、活動の評価反
省などが可能
25
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小 項 目
2:保護者会の開催 (続き)
実 行 例
隊運営
実 効 果
事例 4
① 保護者スカウト体験キャンプ
☆ 保護者向けにスカウト集会の体験とスカウト技能
取得に向けたキャンプをこれまで3回実施
☆ A型テント立て、ロープワーク、基地開拓奉仕、火
起しなど、いろいろ
☆ 懇親会あり
② 保護者会の実施(カブ隊の例)
☆ 保護者会で、スカウト活動の継続性をじっくり話
し、カブは準備段階
☆ BS隊から本格的スカウト活動が始まることを意識
付ける機会を設けている
☆ CS隊で途中退団するなら意味が全くないとも話す
☆ スカウトの潜在能力開発と目標は富士スカウトで
あり、ちかいとおきて実践と日常の努力を確認す
る →開催実績 カブ隊(年3回)
*
*
保護者(特にお父さん)のスカウト活動への関心と集会への奉仕
意欲が高まった
野営行事担当などの団委員への希望者が増えている
→隊指導者希望者が増えないのが課題
* CSからBSへの上進時の退団(今年度の事例)
→ 実績:7名中6名が上進
・ 多くのスカウトが、サッカーや野球にも所属、
・ 私立中学受験組も多い中、日頃の保護者とのコミュニケーショ
ンに力を入れている
→退団1名も保護者と非常に良好な関係
将来復活に期待している
→BS隊との連携で、早期の月の輪集会企画
事例 5
① BVS隊は活動の後に保護者に次回の予定を含めて * 保護者の活動に対する理解が深まる
活動報告を実施
② CS、BS隊は3-4ヶ月毎に保護者会を実施
事例 6
① 保護者に対するスカウト運動の啓発と理解の促進
☆ 保護者のボーイスカウト講習会の参加の義務化
☆ 団内でも、保護者会等でスカウト運動や活動に関
する 話をする
☆ 保護者会等の機会になるべく隊指導者が参加し、
隊の状況やスカウト活動について話をする
☆ 夏季キャンプや大きな行事については、事前の説
明会や報告会を実施して、指導者がなるべく保護
者と話す機会を多くとる
隊運営 5 / 13
*
*
*
*
その結果、上進や中途退団防止につながる
スカウト教育の一貫性や運動について理解することにより、保護
者がBVSやCSのみで子どもの活動を終わらせるのではなく、続け
ることを意義を感じてもらう
たとえ、こどもがやめたくなっても、親の立場から続けることを勧め
るようになる
保護者の参加も促進し、団運営や隊活動に協力してもらうように
なる
26
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小 項 目
2:保護者会の開催 (続き)
実 行 例
実 効 果
事例 7
① CS隊、BS隊主催の保護者参加による隊活動
事例 8
① 各隊は保護者会を3回/年開催する
② 隊から過去3ヶ月の活動報告、決算報告及び今後
3ヶ月の活動予定、特別行事(NJ,夏キャンプなど)
を説明する、 出席率80%
③ スカウトの活動の様子も出来る限り報告する
特にBS,VSは子どもから親への対話少ないので保
護者は興味を持つ
④ その後「懇親会」を行う、 参加率60%
⑤ 正副団委員長も参加する
事例 9
① BVS隊は活動後
② CS隊/BS隊は毎月
③ VS隊は3ヶ月/回
3:上進説明会、上進式
隊運営
* 活動が見えにくい隊活動やスカウトの動きを見聞することで、成長
が見られる。さらに知人、友人に対しての加入に説明ができる
*
*
*
*
*
隊と保護者間の風通しが良くなる
子どもからは聞けない情報や子どもの活動の姿の説明を受けるこ
とによって活動に安心感を持ち、ボーイスカウに有り難さを実感で
ボーイスカウトが理解できまた活動の楽しさを保護者が理解する
ので口コミによる新規スカウト獲得に繋がる
懇親会では「人となり」が理解でき保護者同志が仲良くなる
団行事、隊行事へのお手伝いの意識が高まる
* 活動内容の理解と子供の成長度合いを確認
* 活動時のお手伝いに協力的
1 【上進説明 】
① BVS、CS保護者への上進説明会の実施
② 夏団キャンプでのCS/BS隊からBVS/CS保護者へ
の活動内容の説明
* BVS、CS保護者の上進への不安を取り除く事ができる
* BVS/CS保護者がBS/VS/RS隊指導者活動の様子に直にふ
れ、また、会話をすることで上進についての保護者の不安を軽減
させることができる
③ 新聞折り込みで上進説明会を通知 上進時期の1~2 * 地域新聞の記事から、加入の問い合わせや説明会に参加される
ケ月前に各隊が実施
人が多々ある
④ 上進説明会後の期待事項
* 活動が見えにくい隊活動やスカウトの動きを見聞することで、成長
⑤ 現在在園の幼稚園年長者保護者に口コミ宣伝しても が見られる更に知人、友人に対しての加入に関する説明ができる
らう
様になる口コミが入団につながる
隊運営 6 / 13
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3:上進説明会、上進式
(続き)
実 行 例
隊運営
実 効 果
2 【上進意志の確認 】
① 上進対象スカウトはそのスカウトの保護者に上進説
明会の通知を行い、全員上進を前提としている
(上進するのは当たり前との文化の形成)
② 上進説明会で説明後に、上進意思の確認
3 【入隊準備説明会 】
① 入隊者の保護者に入隊式準備説明会開催
4 【入隊・上進式 】
① 入隊上進式は、年度が替わってすぐに行う
事前に式に臨む心得や隊形を指導する
② 上進式は夜行う
育成総会をAM行い人事などの承認後同日、市民館
など公的機関で行う
③ スカウトが感動し記憶に残るように、かがり火の中
厳かな上進式を行う
④ 途中入隊は、各隊ごとに随時行う
⑤ 上進式は宗教団なので、お寺の本堂で実施
各自の決意表明を実施
* 上進スカウトに上進の意思確認の必要はなく、退団するスカウト
は保護者から申し出が有る
* 退団スカウトの減少に繋がる。(保護者会の開催と連動)
* 上位隊の活動概要説明して、納得してもらった後に上進意思の確
認をするので上進率も高くなる
* 入隊者保護者の入隊への不安を取り除く事ができる
* 感動的な上進式は、保護者と次期上進スカウトに期待を抱かせる
* 上進式参加率は全体で80%前後(VS,RSは少ない)
* 保護者を含めた団全員参加の中で1年間の決意を新たにしている
5 【上進式後の懇親会等 】
① 上進式後は保護者会との懇親会を行い一泊する
* 保護者の一泊者の参加率は50%前後
BVS、CS、BSの保護者が多く上進スカウトの保護者と既存保護者
② 懇親会でVS隊のプロジエクト発表、海外派遣の報告 が親密になる
を行う (A団)
③ 上進式の後に海外派遣、日本ジャンボリーに参加し * 保護者は自分の子供にそのような体験をさせたいと感じる
たスカウトからその楽しさ、面白さなどを他スカウトと またスカウトるも参加意欲を持つようになる
参加の保護者に対して行う発表をする (B団)
* 日本ジャンボリ・海外派遣の参加率が上がる
④ 4月上進式後、育成会でお花見会
* 恒例になっていて、よい親睦がはかれている
隊運営 7 / 13
28
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小 項 目
3:上進説明会、上進式
(続き)
4:スカウト表彰
実 行 例
実 効 果
⑤ CS隊は歓迎舎営、BS隊はくま歓迎キャンプ、VS隊は * スカウトは楽しみにしている
BS歓迎体験キャンプを実施
1 【皆勤賞・精勤賞・年間優秀スカウトの表彰 】
① 皆勤彰(CS隊)を最後の隊集会で渡す
②
③
④
⑤
⑥
* スカウトの活動におけるモチベーションの向上がはかれる
* 保護者に「スカウトの頑張り」を実感してもらえる
各隊で皆勤賞(年間・各課程での皆勤賞)の表彰をお * 他のスカウトの刺激となり、次年度進んで参加することに期待
こなっている
日連の規程に従い、友情バッジを隊集会で隊長より * 他のスカウトが刺激され、友達を連れてくる場合と保護者が誘う場
スカウトに授与する
合がある
平均2名/年程度
上進式前に年間の集会参加率の良いスカウトを表彰 * 団委員長名で表彰するほうが効果あり
する
* スカウトは活動を楽しみながら、少しずつ工夫を凝らしている姿が
団行事でみんなの集まる機会を捉えて表彰
見られる
上進式で保護者もいる前で表彰
* 大勢の前で表彰されるとモチベーションが上がる
2 【菊スカウトの表彰 】
① 菊章スカウトに団として副賞を授与
3 【活動における積極的な表彰の実施 】
① 活動の都度、積極的に表彰
5:各隊の連携を強化し
冒険的な活動を可能にする
隊運営
* 団行事や隊集会時に授与することにより他のスカウトの進歩への
励みとなり、受章したスカウトは達成感を味わうと伴に自信につな
がる
* スカウトの活動におけるモチベーションの向上がはかれる
* 保護者に「スカウトの頑張り」を実感してもらえる
* 保護者のスカウトの「進歩」を理解してもらえる
事例 1
① 各隊の年間計画を事前にすり合わせ、相互の支援が *
必要な活動を確認し、各隊が冒険的な活動ができる *
よう、相互に支援する体制を作る
☆ 各隊が相互に支援する主な活動
*
・ BS隊 オーバーナイトハイク
隊運営 8 / 13
一緒に活動を計画・実行することで指導者間の一体感が生まれる
各隊の指導者が相互に協力しあうことにより、より安全で冒険的
なプログラムをスカウトに提供する事ができる
事前にスケジュール調整を行い、支援体制を確認することで、安
心して計画の立案を行うことができる
29
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小 項 目
5:各隊の連携を強化し
冒険的な活動を可能にする
(続き)
・
・
・
・
実 行 例
CS隊 海洋訓練
CS隊 訓練キャンプの営火
BVS隊 潮干狩り
BVS隊 雪遊び
隊運営
実 効 果
* 各隊指導者との事前打ち合わせも実施出来、一体感のあるプロ
グラム運営ができる
* 冒険的で魅力的なプログラムの提供により、スカウトの参加率の
向上をはかる
* 特徴のある活動を継続することで、入団希望者に「魅力のある活
動をしている団体」との印象を与える
事例 2
① 男子スカウトのみ受け入れ、女子スカウトは他の団を * 男子のみの活動のため、各隊で冒険的な活動を実施しやすい
紹介し、受け入れていない
事例 3
① BS隊のキャンプにCS(くま)を招待、食事・宿泊を体
験させ<キャンプの楽しさを実感させて、上進意欲を
盛り上げる
* BSへの上進を迷っていたスカウトも必ず上進したいと決心します
成功率ほぼ100%
事例 4
① 毎月の団会議で、団、各隊の活動状況、活動予定を * 自隊だけでは出来ないプログラムが展開できる
報告し、その中で各隊が必要な活動支援要請を出し
事前調整をしながらプログラムを展開している
* 隊を超えて計画段階から一体感が生まれる
☆ BS隊 オーバーナイトハイク
☆ CS隊BS隊合同 ライフセービング訓練
☆ BVS隊CS隊合同 クリスマス会
事例 5
① 数年おきに冬季訓練としてスキー教室や雪原訓練を * 神奈川の地域で経験できな環境で活動や情報交換することで連
する
帯感を深めている
事例 6
① 団会議を毎月第1土曜日、18時から実施し、プログ * 各隊隊長や副長から、体験談、失敗談、などを話せる場なので現
隊長は参考にし、新しいプログラムのヒントにしている
ラム内容を中心に報告と予定を発表
各隊間での意見、アドバイスの場としている
隊運営 9 / 13
30
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小 項 目
6:各隊(隊長)の情報共有化
(連携の強化)
7:団面接
実 行 例
隊運営
実 効 果
1 【情報の共有 】
① 団会議がその場である
② また、毎年10月から毎月隊長会議を開催
翌年度の人事、スカウト上進状況を話し合う
③ 団行事・各隊合同活動の積極的な実施
④ 各隊毎に「リーダー会議」を毎月1回開催する
⑤ 電子メール等の電子媒体で、即座の情報共有
* 人事がスムースに進む事と、上進スカウト、悩んでいるスカウト状
況を隊長、団委員長で共有し対応策を練れる
* 一緒に活動を計画・実行することで指導者間の一体感が生まれる
* リーダー間の情報共有化が図れる
事例 1
① BS隊1級/菊、VS隊ベンチャー章/隼章/富士章
については、団での面接を実施
* 団で体裁を整えた面接を行うことで、スカウトに進級の重要性や
進級することの慶びを体感させることができる
事例 2
① BS隊 1級以上について、団面接を実施
② 菊の事前面接以上は保護者同席
* スカウトに緊張感を与えるが、面接の必要性を理解させると共に
努力、達成感及び自信につながる
事例 3
進級、入団面接
① 1級スカウト以上に付いて団面接を実施
事例4
① 進級面接は、団委員が分担して行う
② 入団面接は、入団説明文書にそって各隊で行う
事例 5
① 入団面接は必ず行う
② 進級面接はBSの初級から必ず実施する
(進歩担当団委員)
隊運営 10 / 13
* 団委員、各隊長の前での面接は、スカウトにストレスを与えるが、
それを乗り越えて達成感、自信も得られている
次への活動の決意にもつながっている
* スカウトの活動状況を聞きながら、好きなことや、これから活動し
たいことをさぐり、次のステップに進むように励ましを行っている
* 保護者に団の状況を説明し、ボーイスカウト全般、団、隊の 理解
を得る事が出来る
31
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小 項 目
7:団面接 (続き)
実 行 例
実 効 果
事例 6
① 初級スカウトから団進級面接を保護者、班長同席とし * 保護者がボーイ部門の進級を理解する
た
* 保護者とのコミュニケーションがとれる
② 班長がスカウトの進級を認め、褒める
* 班長が成長する
事例 7
① 初級から保護者同席としている
② 可能な限りCS隊長、VS隊長を面接委員に加える
③ 保護者に褒めてもらう
8:合同活動(団内及び他団)
隊運営
事例 1
① 各隊合同活動の積極的な実施
☆ 定例的に実施する各隊合同活動
・ 9月 スカウトの日(BS/CS/BVS)
・ 11月 ユニセフ募金(VS/BS/CS/BVS)
・ 12月 かがり火奉仕(VS/BS)
・ 1月 スキー訓練(RS/VS/BS/CS)
事例 2
① 活動内容に応じて合同活動を実施している
☆ BVS隊とCS隊
クリスマス会等、BVSでもついていける活動の時
☆ CS隊とBS隊
ライフセービング等、CSでもついていける活動の
時
☆ BVS隊とRS隊
募金活動の時は、大と小をミックスしている
② 隊ごとに近隣他団と合同活動を実施している
☆ BVS隊同士、 BS隊同士、 VS隊同士
☆ 地区の全てのVSを集めての、バザーの実施
* 保護者、スカウト両者にとって良い影響
* CS隊長の応援で自信を与え、VS隊長はスカウトを知る
* スカウトが先輩スカウトと直接活動することにより、先輩に憧れる
機会を多く作り、上進への意欲を高める
* BS/VS/RSの活動する姿を保護者に見せることで、スカウトの
成長する姿を保護者に実感させ、保護者が自身の子供に「活動を
つづけさあせたい」と思う環境と機会を提供する
*
*
*
スカウトが先輩スカウトと活動を共にする事により<上の活動を見
る事が出来、上進への意欲が高まる
上下関係が育成される
募金では、RSだけでは恥ずかしいが、BVSと一緒に募金すること
により、参加しやすくなる
* 他団のスカウト数も減っており、一緒に活動する事により 競争も
出来る
* VS隊は他団も人数不足で、独自の活動は難しくなっている
地区の全てのVSを集めることで、独自の活動も可能となる
事例 3
① 必要があれば各隊で話し合いを行う
隊運営 11 / 13
32
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小 項 目
8:合同活動(団内及び他団)
(続き)
9:地区行事、運営の協力
実 行 例
実 効 果
事例 4
① CS隊の活動にBS、VSが手伝いに行く
② 団内BP祭の実施。縦割りの班で展開
事例 1
① 地区行事への積極的な参加
② 指導者の地区奉仕の奨励
☆ H25年度
地区役員 5名
その他地区奉仕者 10名
名誉役員 2名
☆ 16NJ
隊指導者 2名
JDT
1名
IST
3名
☆ RCJスタッフ
1名
事例 2
① 地区行事への積極的な参加
☆ わんぱくフェスティバル
☆ 動物フェスティバル
☆ 動物慰霊祭
☆ 合同ハイク、合同キャンプ等の地区行事
②指導者の地区奉仕への参加奨励
☆ 平成25年度 地区役員 3名
名誉役員 1名
☆ 16NJ
隊長 1名
事例 3
① 可能な限り参加している
10:その他
隊運営
* 上進へのあこがれ
* 指導者が地区奉仕に参加する事で、他隊の実情や各種訓練など
を直接見聞する機会が増え、自己研鑽に積極的に取り組むように
なる
* スカウトにもよき経験となっている
* 他の団のスカウトと交流することで、「団」「隊」の視点ではなく、「ス
カウト」としての視点をスカウトが持てるようになり、「仲間」の多さ
を実感することで活動継続へのモチベーションが向上する
* 他団のスカウトと一緒に活動することにより、競争も楽しめるし活
動継続へのモチベーションが上がる
* 地区奉仕に参加する事で地区の実情も分かるし、自隊で何をすべ
きかも見えてくる
* 団以外のスカウト仲間の意識が持てる
* 地区での友達が出来る
1 【上進率の向上 (退団防止) 】
① RSやVSが自身のスカウト体験を保護者に話す場を
設ける
☆ 定時総会における座談会
☆ クリスマス会での活動報告
隊運営 12 / 13
* なぜ自分たちがこれまでスカウト活動を続けてきたのかを、スカウ
ト自身に保護者に語らせることで、スカウトが感じているスカウト活
動の魅力を保護者に理解させることができる
33
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小 項 目
10:その他 (続き)
隊運営
実 行 例
実 効 果
② 活動の目的や指導者/保護者の役割などが理解で * 保護者にスカウト活動の「教育的な意義」や「スカウト教育法」を理
きるよう活動計画書を工夫し、保護者にも配付する
解してもらう材料となる
③ スカウトの成長過程を保護者に見せることで、保護者 * 部活などにより活動に参加する機会が減少する時期に置いても
スカウトとして登録を継続し、少しでも参加させることが自身の子
にとっての「費用対効果」(費用負担と子供の成長)を
供の成長にとって有益であると、保護者が判断すれば、退団する
判断させる材料を提供する
スカウトの減少を抑制することができる
④ 年2回の団ラリー
* 上の隊のスカウトの様子が見られる。保護者間での情報交換がで
(指導者、保護者、スカウトが縦割り班で活動)
きる
⑤ 育成会総会での各隊の活動報告・発表
* 上の隊の活動を知ることができる
⑥ 団のHPの充実
* 他隊の活動の様子がわかる
(隊指導者及び団広報委員会が記事作成)
* VSのCS隊・BS隊活動への奉仕によって、スカウト間での関わりが
⑦ デンコーチの充実・VS隊の隊活動支援
持てる機会が増え、上進に対しての意識を年間を通して持つこと
ができる
⑧ VS、RSの出番を作る
* 活動に参加して、自分の出番があると、出席率が低い中でもたま
☆ プログラムの一部を任せて、企画させる
にでも顔を出す様になる
☆ 団行事では、目立たせる様な役割を与える
2 【活動への保護者の参加 】
① 毎年BVS隊/CS隊の夏季舎営に団委員と保護者
が参加する
② BVS隊で補助者として保護者の参加を依頼
③ CS隊でDLを中心に組活動を重視
* 保護者が自ら楽しい活動を体験できると同時に、多くの協力が得
られる
* 同上
* DLの活躍の場を多くして、やりがいを持たせる
DLとしてこの運動に係ると、本当の楽しさを実感できる
④ 5年に1度は団全体で保護者も参加した合同キャンプを * 150人以上の参加者が集まり、団家族としての一体感が生まれる
実施している
⑤ 入団面接時の説明 (退団防止)
* BSまで在籍しないと本来のボーイスカウト活動を経験できないこ
と、VSまでいると団補助、特典等があり金銭的負担が減ることを
⑥ BVSやCSへの入団説明で、活動の中心はBSであ
アピールし、継続の大切さを実感として理解させる
り、活動の範囲が国際的にも広がるのがVSであるこ
とを説明する
3 【 活動拠点 (施設) 】
① 活動場所として団所有の「団広場」を持っており、団 * 活動拠点として自由に使える
倉庫、各隊倉庫も備えている。(水道、トイレあり)
② お寺を団の本部として、団倉庫、各隊倉庫を有している* 設備、財政面で優遇されている
団会議等の会議も本部で行う
隊運営 13 / 13
34
地 域 活 動
35
地域活動編
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小 項 目
1:地域主催のイベントに
参加
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例1
① さくらまつり、ねぶたまつりにおける模擬店の出店
(チラシ配布)
② まつりなどのイベントでの奉仕
ゲームコーナー、沿道の警備、パレード参加
* 保護者会主体の運営によって保護者間の交流が図れる
* ボーイスカウト活動をPRできる
事例2
① 年2回の地域イベント(商店街のウォークラリー、大晦日 * 沿道警備やチェックポイントの奉仕でスカウトたちが活躍している
除夜の鐘奉仕)に参加
ところを地域の人にPRできる
* ボーイスカウトフェスティバルではBS隊で野外料理の販売、カブ
の手作品販売などで日頃の活動の一端を披露したり、ゲームを
② ボーイスカウトフェスティバルとして団バザーを実施
実施して楽しさをPRできる
* 販売純利益が15~20万円確保できる
事例3
① 年2回の市域イベント(相模原市民さくら祭りと 親子ふ * 一般参加者に入団案内など募集活動の場として活用できる
れあい広場)に参加
事例4
① 区民祭り等の大規模なイベントへの参加
ボーイスカウト紹介コーナーとこども向けゲームコー
ナーを一つのテントを分割して設置
ゲームコーナーは、ミニ吹き矢、弓矢、割り箸鉄砲 等
の的当てが好ましい
事例5
① 道潅祭りの参加
大田道潅行列を中心とした11団体のパレードのプラ
カード持ちや祭りの会場のゴミ拾いを行う
② 大山クリーンキャンペーンへの参加
各隊別に夫々の登山コースの清掃を行う
③ 公民館祭りへの参加
地域活動 1 / 6
* 区民祭りは、子ども連れの参加者も多く、的当て等の無料のゲー
ムには子どもと保護者の長い順番待ちの行列ができるので、待っ
ている間に、保護者にパンフを渡したり、スカウト活動の説明がで
きる順番を待っているので、けっこう説明を聞いてくれる
* 区民祭りの後にすぐ体験や見学ができるようなスケジュールを組
むと非常に効果的である
* 大勢の人が集まるのでパレードでのPR効果が高い
* 祭りの一部にボーイスカウト本部を作りチラシの配布、説明を
行っている
* 登山客との接触が出来て、活動の一端を見て貰うことが出来る
36
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小 項 目
1:地域主催のイベントに
参加 (続き)
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例5(続き)
大田公民館で紙鉄砲などを作り来場した子ども達を遊
ばせる
④ グリーンフェステイバルへの参加
☆ 運動公園の一部にテントを張り日頃の活動の写真を
掲示
☆ 竹馬、竹ポックリで子どもの遊びの指導をする
☆ 綿菓子販売を行う
☆ 会場全体のゴミ拾いを行う
事例6
① 区民祭(売店の出店、チラシ配布)
育成会員(父母の会)が中心で行う
② 地域の行事の参加(年間4回)
☆ さくらまつりフェスタ (ゲームの出店とチラシ配布)
☆ ラブ○○区フェスタ (ゲームの出店とチラシ配布)
☆ ○○公民館フェスタ (ゲームの出店とチラシ配布)
☆ 区のふれあいフェスタ(ゲームの出店とチラシ配布)
③ チラシついては単なる配布で無く、BS活動の内容を来
場者には出来るかぎり面談形式で説明する
④ 一つのイベントでのチラシの配布枚数は100枚~200枚
⑤ チラシの配布は組拡担当団委員が行う
⑥ 子どもがゲーム中に保護者に説明する
⑦ チラシはBS活動のPRと連絡先(団連絡所)を明示する
⑧ ゲームはBS,VSの奉仕がベター
スカウトが制服姿で行うことが効果が大きい
⑨ 来場者に今後の活動日などの連絡するため連絡先の
記入をお願する
事例7
① 地域(区、公民館など)主催のイベントに4回/年参加
② 来場者に「割り箸鉄砲」などのゲーム体験をさせる
③ スカウトの日はBS隊が駅の清掃、他は近隣の公園道
路の清掃を行う
地域活動 2 / 6
* 近くでフリーマーケットが多数あり、子ども連れの家族が参加する
その家族に入隊の勧誘を行う
* 資金醸成。(20万円の収入)
保護者からの提供品、オデン、フランク、ジュースなどの販売
* イベントには子供連れが多く参加
* イベントに参加する保護者は外向き人が多く、入団する確立が高
い
* 幼稚園年中以下の子どもの場合次年度に問い合わせがあること
多々ある
* 地域に対してボーイスカウトのプレゼンスを示すことが出来る
* スカウト募集説明会への見学希望者を他力活用して集めることが
出来る。(主催者が人を集める)
* 見学者は5名~10名の範囲でその年によってバラつきがある
* この仕組みによる入団者3名~5名
* 地域にボーイスカウト活動のプレゼンスを示す事が出来る
* イベントではスカウト募集用のチラシ配布が出来る
(スカウト説明会につなげる)
* スカウトに「おきて」の実践が出来て、感謝の心を持って清掃に当
たるよう指導できる
37
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小 項 目
1:地域主催のイベントに
参加 (続き)
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例8
① 公民館まつりなどへ出店。飲食販売・活動報告などスカ * 当初は反応が無くとも数年は継続
ウト募集の案内チラシを用意
* ボーイスカウト活動に関心のある保護者は必ずいて、問い合わせ
してくる
制服を着用したスカウトも居合わせる * あのイベントには、必ずボーイスカウト活動のブースがあると覚え
てもらうのが大事
事例9
① 地域の行事や祭りでの活動の様子(写真)の掲示と入 * 地域の行事、祭りに積極的に参加することで、団の認知度をあげ
団説明ができる体制を整える
ることができる
☆ 団として参加する地域の行事や祭りでは、かならず * 地域振興に積極的な人々との交流により、活動の範囲や場所が
入団説明ができる体制をとり、活動の様子がわかる
広がるだけでなく、地域振興にかかわる人々からの紹介や支援も
写真の掲示を行う
増加
☆ (主な参加行事)
* 不特定多数の人が集まる場で、スカウト活動を紹介できること
は、スカウト活動の認知度向上に大きく役立つ
・ 港北ふれあい祭り
・ 菊名さくら山公園 さくら祭り
・ 菊名さくら山公園 感謝祭
* スカウトが真剣に奉仕する姿は、スカウト活動への好感度を高め
るだけでなく、保護者にスカウト活動への興味を持たせる非常に
・ 菊名さくら山公園 クリスマス
役に立つ
・ 菊ドラ祭り
・ 国際交流ラウンジ わくわく祭り ② 地域内での定期的な奉仕活動によるスカウト活動ア
ピール
☆ (主な奉仕活動)
・ 菊名神社 かがり火奉仕
・ ユニセフ募金
・ 東日本大震災 浮き球募金
・ 斎藤農園での収穫奉仕/販売奉仕
事例10
① 地域内の公民館行事に参加(売店の出店)
② 七夕まつり(かき氷の出店・チラシ配布)
③ 地域の小学校の行事に出店(ゲーム・パンフレット配布)
ワイワイランド・子ども大会
④ 地域の神社の例祭売店の手伝い
(パンフレット配布)
地域活動 3 / 6
* 資金醸成
各隊毎の育成会員の出店と販売(提供品)
* パンフレットの配布により加入の問い合わせがある
口コミの在り方で0~2名の入団
38
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小 項 目
1:地域主催のイベントに
参加 (続き)
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例11
① 横浜市のプレイパーク事業に協力
野外遊びのプログラムを提供している
* 行政とのパイプが強くなった
事例12
① 咸臨丸祭 (子供広場の担当とチラシの配布)
* 資金醸成。(4万円の収入)
保護者からの提供品、いそべ餅、おしるこ、揚げ海老せんべいな
子供広場では、ゲーム、クラフト作成
どの販売
昔の遊びコーナー等を実施
行政センターが実施していた、ゲームコーナーを共同で
やる事になり、ゲーム機材の提供,景品の提供も行政 * 保護者との一体感を狙っている
から受けられるようになった
② ペーリー祭 * イベントには子ども連れが多く参加する
(バレードのプラカード持ち)
③ 観音崎フェスタ (売店の出店、チラシ配布)
④ わんぱくフェスティバル (ゲームの出店とチラシ配布)
⑤ チラシはBS活動のPRと連絡先、 団ホームページアド
レスを明示
事例13
① 橋本町民運動会で、ボーイスカウトが運動会の競技合 * 国旗の掲揚や競技合わせ備品の用意、片づけの奉仕活動の実
わせ備品の用意、片づけの実施及び町内会の一部に
施しているところを地域の人に見せることができる
チラシの配布
② 相模原市で開催される年2回の市域イベント(相模原市 * 一般参加者に入団案内などを配布し、参加各団の募集活動につ
なげている
民桜まつりと 親子ふれあい広場)に参加
③ 市民桜まつりのパレートでのプラカード持ち、隊旗パ
* スカウトらしさを一般の人に示すことで募集につなげている
レードへの参加、及び沿道警備でスカウトらしさをPRし
ている
地域活動 4 / 6
39
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小 項 目
2:地域との積極的な交流
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例1
① 街頭募金は、団体のアピールとしても良い活動
☆ 1,2時間だけでも、毎年・継続して実施
☆ スカウトには、募金の意義、使途を理解させる
☆ 大きな声を出させる
☆ 介添え者は、スカウト募集チラシを用意しておく
事例2
① これから地域の行事等を精査して、協力できることや利
用できるものに参加していく
* スカウトの自信にもつながる。社会参加の意識も芽生える
* スカウト自身、制服に誇りを持つ
* ボーイスカウト活動に興味のある保護者が問い合わせてくること
もある
* 実効果はすぐには現れないが、スカウトが活動していることを目
に見えるようにアピールし続けることが大切である
事例3
① 地域主催の行事の奉仕
(学校の営火、ロープ結びなど)
事例4
① 活動エリアにある地域ケアプラザは、中高年への支援 * ケアプラザのこどもや一般対象の事業(こどもフェフェスティバル)
やケアプラザ祭りでは、ケアプラザより協力団体として参加を要請
のみならず、子育て支援や地域交流にも積極的な活動
され、スカウト募集にも役にたっている
を行っている
そのため、スカウト活動にも理解を示し、活動場所の提
供や団の会議にも使用
② ケアプラザとしての利用があまりない日曜日の隊活動
に利用で(しかも料金は無料)、ケアプラザ側も歓迎
日曜日の稼働率の向上
事例5
① 金港幼稚園の祭りでの綿菓子提供と活動の写真掲示 * 地域の行事、祭りに積極的に参加することで、団の認知度の向上
② 「菊名桜山公園愛護会」との合同活動による菊名 桜山
公園 (通称:カーボン山)の保全活動
* 地域振興に積極的な人々との交流により、活動の範囲や場所が
広がるだけでなく、地域振興にかかわる人々からの紹介や支援も
③ 「獅子ヶ谷市民の森」にある「殿山の森を守り隊」との合
増える
同活動による殿山の自然の保護
④ 「菊名の未来を考える会」との共同活動による地元斎藤 * 不特定多数の人が集まる場で、スカウト活動を紹介できること
農園での収穫体験・野菜販売体験
は、スカウト活動の認知度向上に大きく役立つ
⑤ 菊名神社かがり火奉仕(交通整理など)
⑥ 小学校の「防災体験イベント」への協力
地域活動 5 / 6
40
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小 項 目
2:地域との積極的な交流
(続き)
3:その他
実 行 例
地域活動
実 効 果
事例6
① コミュニティ広場を借りて、ボーイスカウトフェアを実施
☆ 浦賀行政センター内の子育てサークルに対して子供
の遊びを提供することを提案
☆ テントサイト、立ちかまどの展示、火起こし体験、ロー
プワーク、飾り結び、キムスゲーム、手旗実演、フリ
スビー、ハネとんぼ、キラキラビー玉作り
② 行政が町内会を通して、ビラ3000枚を事前配布
③ 育成会会員全員で看板作り
④ 保護者、BSスカウト以上で各コーナーを担当
⑤ カントリー作戦の日と重ねて、街の清掃中にボーイスカ
ウトフェアのPR
* 行政とのタイアップで、無料でビラ配布が出来た
* 子育てサークルには事前連絡済みなので多くの子どもたちが集
まった
* 通行中の子供も、何事かと参加してきた
* ボーイスカウト活動を知らなかった人達、又は知っていても接触
の仕方が分らなかった人達から問合せが多々あった
① 隊指導者の一人が近隣の小学校のPTA役員に就任し * 校庭を利用して、
たことにより、小学校の活動に協力
・テントの張り方
② PTAの家庭教育学級という事業の企画、運営に全面的
・簡単なキャンプ料理
に協力して、「お父さんのためのアウトドア教室」というイ
・ロープワーク
ベントを実施
・竹工作
・安全教室
などを隊指導者が担当した
* 小学校の保護者、生徒が40人程度参加して、にぎやかなイベン
トとなった
* 小学校の保護者、関係者に地域で活動しているボーイスカウトの
宣伝となり、入団問い合わせも多くなった
地域活動 6 / 6
41
ス カ ウ ト 募 集 ( 退団防止、上進・入団促進)
42
スカウト募集編
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実 行 例
小 項 目
1: スカウト募集と見学者の入 1 【 入団説明会 】
団率の向上
事例1
① 入団説明会を毎年1月/9月に実施
スカウト募集
実 効 果
* 定期的に実施する事で、保護者が友人・知人に紹介しやすくなる
* 定期的に入団説明会を実施する事で、指導者・保護者にスカウト募集
について「常に行っている」という意識付けができる
事例2
① 入隊説明会は、年間3回行っている、(ちびっこフェ
スタ、青少年会館)
事例3
① 入団説明会を2回(日曜の午前・土曜の夜)実施 * 募集時期を秋口にしている。保護者はそろそろ子どもに翌年の学業以
外に何かをやらせたいと検討する時期
☆ 入団に対する不安感を取り除くために入団説明
会は、全体説明後、小グループに分かれそこ * 4月前後の募集は
中にBVS・CS隊指導者及びBVS隊の保護者
・ 体験活動が室内になる可能性が高い
を入れて質問に対応し、入団に対する不安等を
・ 保護者は子供に入学と入学前後の準備等で募集への参加に頭が
緩和している。
回らない点もある
合同体験集会(BVS~BS)を1回・BVS隊体験集
②
会を1回開催
* 入団説明会・活動体験者の保護者対応をBVS隊保護者及び団委員
が、活動状況見学時の説明を各隊指導者が行うことにより入団率が
③ 合同体験隊集会、BVS隊体験集会の案内をホーム
上がる
ページに掲載
④ 約2ヶ月で入団申込み書を受領し、面談を行い入
団を決定
⑤ 評価・反省を行い、次年度の参考とする
スカウト募集 1 / 13
* BVS入団者数(一例)
・ 入団数/(説明会+見学)=70%
=75%
・ 幼稚園チラシ応募者
・ 幼稚園以外チラシ応募者=10%
=15%
・ 保護者紹介(口コミ)
・ 過去 5年間のBVS入団者数=87名(平均17名)
43
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小 項 目
1: スカウト募集と見学者の入
団率の向上(続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
事例4
① 区役所会議室で2回~3回/年説明会を開催する * 見学保護者に団委員及び見学者対応保護者の対応により入団率が
上がる
☆ 10時~11時までBS運動及びBVS,SC隊活動
の説明を行う
* 口コミは保護者会での各隊から活動状況の説明により保護者がBS活
動を理解すると、率先して口コミを行う保護者がBS活動を理解すると、
☆ その間、見学保護者には「団委員」及び「見学
率先して口コミを行うようになると同時にチラシの知人への配布も積極
者対応保護者」がボーイスカウトの説明をする
的になる
☆ その後の活動見学中も「見学者対応保護者」が
同様なことを行う
* 地域イベントの参加によるチラシ配布は、自団で説明会のPR(ポステイ
☆ また見学期間は概ね3ヶ月としその間活動予定 ング等)より遙かに多くの人が集まり入団者の確率が上がる
を連絡し参加を促す
* 入団スカウトの比率及び入団者数
・ 入団説明会(チラシ配布、口コミでの来場)60%
② 「説明会」への参加誘導のために様々な工夫をお
・ HP(イベントでのチラシを見て、保護者がボーイスカウトに興味を持
こなっている
ち自主的になど)30%
☆ 保護者の口コミ
募集用チラシを5枚BVS,CSの保護者に渡す
各隊保護者会で配布依頼を行う
☆ 入場者が多い地域のイベントにに参加しチラシ
を配布する(イベントには4回/年参加し、組拡
担当団委員が行う)
・ 地区紹介(市が小学校1年生に青少年活動団体の紹介のチラシを
配布する。)10%
・ 5年間での入団者61名 (年平均12名)
* HPを見ての入団が増えている
☆ 幼稚園/保育園に説明会用のチラシ・ポスター
を配布する
☆ 10月前に幼稚園/保育園を訪ねにボーイスカ
ウト運動の主旨を理解を得て実施している
☆ 募金活動や七夕清掃や隊活動等で活動の姿を
見せるようにしている。
スカウト募集 2 / 13
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小 項 目
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
1: スカウト募集と見学者の入 2 【 体験入隊 】
団率の向上 (続き)
事例1
① 体験入隊を、原則、すべての活動で受け入れてい * 入団希望者の「熱」がさめないうちに体験をしてもらえる
る
* 常に体験者を受け入れる事で、指導者・保護者にスカウト募集につい
て「常に行っている」という意識付けができる
事例2
① 団行事の時には、保護者、スカウト共に友達を連 * 団行事は大勢が集まり楽しい雰囲気が溢れているので入団につなが
り易い
れてきて、一緒に楽しむように常に連絡を廻してい
る
② バーベキュー、餅つき等に無料で楽しんでもらって * 気軽に遊び感覚でスカウトが友達を連れてきて、スカウト活動を体験
し、入団に至ることもある
いる
事例3
① 隊の見学会はいつでも行っている(相手の都合を
聞く)入隊も隊長の面接を随時行っている)
3 【 募集イベント】
事例1
* 体験のための定期的なイベントを設定する事で、体験希望者が参加し
① 定期的な募集イベントの実施
やすい状況をつくりだすことができる
☆ 春と秋にスカウト体験イベントを実施し勧募する
☆ 地域活動も兼ねている、定期的な広報活動
事例2
① 団ふれあい活動の実施
* 例年10名以上の一般参加者が体験活動に参加し、数名の入団があ
る
☆ チラシを配布し、一般参加者にも参加体験を呼
びかけポイントラリー形式でゲームに挑戦する * 一般体験者の保護者だけでなく、年少スカウトの保護者がボーイ隊や
ベンチャー隊のスカウトを見る機会となり、子供の将来像を想像するこ
☆ BVS~BSの縦の班をつくり、隊の枠を超えた
とができ、期待感が高まる
活動を行う
スカウト募集 3 / 13
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小 項 目
1: スカウト募集と見学者の入
団率の向上 (続き)
実 行 例
② BSフェスティバルとして団バザーを実施
☆ 模擬店を展開して一般に公開している
スカウト募集
実 効 果
* バザーが主体で食べ物があると参加者は多いが、身内が中心になり
がちのため、今後はさらに広くPRする必要がある
事例3
① イベント時にはノボリ旗を活用する
☆ 相談コーナや看板を設置する
☆ 担当者は名札を着用し、役割を明確にする
4 【 広報活動】
① 写真中心の活動報告
② ブログへのアップ
③ 活動翌週に紙ベースでの活動報告の配付
* 活動の様子がわかり、保護者がスカウト運動を理解し協力が得られる
* 口コミの資料になる
5 【 スカウト/保護者への意識付け】
事例1
① 年間計画をパウチしてスカウトに配付
* 計画が分かりやすく、出席率は80%以上である
☆ 下敷きとしてスカウトが友達に配布
☆ 自宅では、冷蔵庫にマグネットで貼る
クチコミで1学年当り8名を目標として全員で頑張る
②
* カブ部門中心の組織拡張に移行しつつある
(1学年8名× 3学年 で24名の標準隊を目標)
事例2
① CS隊、BS隊主催の保護者参加隊活動
スカウト募集 4 / 13
* 活動が見えにくい隊活動やスカウトの動きを見聞することで、成長が
見られる。さらに知人、友人に対しての加入に説明ができる
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小 項 目
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
1: スカウト募集と見学者の入 6 【 保護者向けのテーマを設定した講演会、説明会の開催】
団率の向上 (続き)
① 自分の子どもの教育や育成に関心を持っている保 * BVS,CSの入隊に関しては、本人の意思よりも、保護者 の決定による
ことがほとんどである
護者にスカウト運動について説明する
* 自分のこどもの教育、育成に関する意識が高い保護 者が関心を持つ
可能性が高い
<横浜南央地区での実施例>
① 名称;スカウト説明会
② テーマ「あなたのお子さんをスカウトにすると」
③ プログラム
1) ボーイスカウトって何? お話
2) 僕が医者になったわけ
スカウトOBの医師の話
3) ベンチャー、ローバーの体験談 パネル
スカウト活動の自慢話
4) ビーバー、カブの活動内容
5) 近隣のスカウト団の紹介
6) 参加各団とのフリーお話タイム
④ 開催の少なくとも1,2ヶ月前からのPR活動を実施
(主に近隣の幼稚園、保育園、小学校へ
保護者経由で)
⑤ 託児コーナーを設けて説明中は子供と
保護者を離す
* 多くの保護者が参加することはないが、入隊に 関心の高い保護者が
参加することが多く、少人数 でも、そのまま入隊の具体的な話になる
ことが 多い
* 各団において見学や体験などをした保護者にとって、 この説明会によ
り入隊を決心するケースが多い
* 横浜南央地区の実績では、参加2011年6家族、2012年4家族に対
して、説明会後 入隊に結びついたそれぞれ、5人、4人であった
* 2011,2012年の反省としては、事前のPR活動が 充分に出来ず、参
加家族が少なかったことである
7 【 計画性】
① 年初計画に募集日程【説明会・活動体験集会 (2
回)・面談等】を決定(団会議、団委員会承認)
② 5月頃に年度募集計画を団委員会、団会議が決定
スカウト募集 5 / 13
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小 項 目
実 行 例
実 効 果
2: 募集チラシ配布とコミュニ 1 【 募集チラシの作成と配付 】
ティー誌に広告掲載
事例1
① 入団説明会の案内チラシを定期的に配付
☆ 裏面には、保護者の声を記載
毎年8〜9月/12〜1月に配付
配布枚数 1,500枚
配布先
幼稚園 8ヶ所
保育園 5ヶ所
愛児園 1ヶ所
幼児園 1ヶ所
計 15ヶ所
費用 印刷 1,500枚 11,340円
A4カラー両面三折加工
日連三折パンフ 6,000円
長3封筒
6,675円
合計
24,015円
単価
@16円
② バザーの案内チラシをバザー1週間前に配付
毎年4月
配布枚数 2,500枚
配布先
幼稚園 8ヶ所
保育園 5ヶ所
愛児園 1ヶ所
幼児園 1ヶ所
白幡小学校近隣(1,000枚)
小学校近隣は、ボーイスカウトによる投げ込み
スカウト募集
* 定期的にチラシを持参することで、幼稚園等に活動を知ってもらうこと
ができる
* それぞれの園に子供が在籍している(していた)保護者にチラシを持参
してもらうことで、「口コミ」のきっかけ作りができる
* チラシを見て活動を知る事で、スカウトが活動している姿を意識してもら
うことができる
* チラシを三つ折りにし封筒詰めして持ち込むことで
園が配付しやすくなり
児童が持ち帰ったときに目立つようになり
チラシの配付効果を高める事ができる
* バザーへの集客を行うことができ、収益の向上につながる
* バザーでのスカウトの姿を見てもらう事で,スカウト活動に興味をもた
せることができる
スカウト募集 6 / 13
* バザーで活動紹介のブースを設置する事で、入団説明を行うことがで
きる
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小 項 目
2: 募集チラシ配布とコミュニ
ティー誌に広告掲載
(続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
事例2
① 地域の小学校入学式に募集チラシを配布する。
* 問い合せ者は約0~5名の範囲でその年によってバラツキがある(平
均0~2名前程度入団あり)
☆ 4月に組拡担当者を中心にBVS&CSの保護
者と共に12校の入学式を狙って募集チラシを * 苦労が多い割には実効果は少ないが、保護者の組拡への動機付け
配布する (門前配布)
になり、友人、知人などを 紹介してくれる。(俗に言うコネで5~10名
入団あり)
② 同じく地域の8幼稚園、保育園に募集チラシの配布
を委託する (訪問依頼)
事例3
① 小学校全校の生徒にチラシを配布する
* 伊勢原駅周辺の清掃を行い、その後CSを中心にゲーム など行う行
事を10年以上続行している
スカウトの日にカンカンキャンペーンを行い、その案
②
内を兼ねて 6,000部のボーイスカウトの内容を印 * 毎年この時期の入団者が多く12名の見学者のうち6名前後入団する
刷したチラシを各校の担任を通して全校生徒に配
布して貰う
事例4
① 7月~チラシ内容をBVS隊保護者で検討
② 8月末 チラシ印刷(片面カラー)部数:1,500部
* チラシは、若い保護者のアイデアと今までの活動体験を踏まえた内容
になるよう心掛けている
* 募集時期を秋口にしている。(保護者はそろそろ子どもに翌年の学業
以外に何かをやらせたいと検討する時期)
③ 9月上旬 10幼稚園にチラシの配布を依頼(約1,1
00部)保育園は未配布
* 4月前後の募集は
④ 橋本町民運動会で、150部配布
☆体験活動が室内になる可能性が高い
☆保護者は子供に入学と入学前後の準備等で
⑤ 各隊保護者会で、250部配布(口コミ用)
募集への参加に頭が回らない点もある
* 入団説明会、活動体験者の保護者対応をBVS隊保護者及び団委員
が又活動状況見学時の説明を各隊指導者が行うことにより入団率が
上がる
スカウト募集 7 / 13
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小 項 目
2: 募集チラシ配布とコミュニ
ティー誌に広告掲載
(続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
事例5
① 年2回(4月・11月)の募集活動
☆ 幼・保、小学校へのチラシ配布(約2,000枚)
* 体験の機会を作り、入隊につなげるきっかけとなる
* 活動をアピールできる
☆ 公民館、子どもセンター、地域商業施設へチラ * 実際の活動への関わりを原隊保護者から体験者に 話してもらうことに
より、体験者の安心につながる
シ掲示を依頼(約300枚)
☆ 4月はBVSはダンボールを使ったトンネル作 * BS以上のスカウトが活動をサポートすることによって、 体験保護者が
り、CSはロープワークを主に隊活動の体験を行
すべてのスカウトを見ることができるので 体験者の将来像を含めなが
う
ら入団説明ができることが 効果的である
☆ 原隊保護者にも体験者のサポートをお願いす
る
☆ 11月は陸上競技場を借りて運動会を行う
☆ BVSとCSに分かれたプログラムと合同でのプ
ログラムを行う
☆ BS以上のスカウトは隊奉仕を行う
事例6
① 団独自のチラシの作成し配付する
☆ 両面印刷を1,500部作成する
☆ コストは6円/1枚でインターネットで発注する
☆ コンテンツは毎年更新する
事例7
① 保護者への募集チラシの配付(口コミ)
☆ 募集用チラシを5枚BVS,CSの保護者に渡す
☆ 各隊保護者会での依頼を行う
* 魅力あるチラシの作成によりアピール力を高める
* 団の特徴や団として強調したい点が明記できる
* 口コミは保護者会での各隊から活動状況の説明により保護者がBS活
動を理解すると、率先して口コミを行うようになると同時にチラシの知人
への配布も積極的になる
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小 項 目
2: 募集チラシ配布とコミュニ
ティー誌に広告掲載
(続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
② 入場者が多い地域のイベントにに参加しチラシを配 * 地域イベントの参加によるチラシ配布は、自団で説明会のPR(ポスティ
ング等)より遙かに多くの人が集まり入団者の確率が上がる
布する
☆ イベントには4回/年参加し、組拡担当団委員
が行う
③ 幼稚園に説明会用のチラシ・ポスターを配布する * 入団スカウトの比率及び入団者数
☆ 入団説明会(チラシ配布、口コミでの来場)60%
☆ 10月前に幼稚園を訪ね、ボーイスカウト運動の
主旨の理解を得て実施している
☆ HP(イベントでのチラシを見て、保護者がボーイスカウトに興味を持
ち自主的になど)30%
④ 保育園へのチラシ配布は行政から保育園へ通達
する仕組みを作った
☆ 地区紹介(市が小学校1年生に青少年活動団体の紹介のチラシを
配布する。)10%
☆ 5年間での入団者61名 (年平均12名)
事例8
① 地域行事に参加した時、募金の時にビラ配布
* ボーイスカウト活動を知らなかった人達、又は知っていても接触の仕方
が分らなかった人達から問合せが多々あった
事例9
① 入団説明会のパンフレットやポスターを作成し、育 * 地域の掲示板や、公民館等に置くことで問い合わせしてくる
成会員の募集活動の資料としている
* 保護者の連携が依然強いので、入団募集をする時に(入団済)保護者
が入団希望者に説明をする事も多く、活動内容がわかるパンフレット
が必要である
2 【 タウン誌/コミュニティー誌への広告掲載 】
事例1
① バザーの案内をタウン誌に掲載
* バザーへの集客を行うことができ、収益の向上につながる
* バザーでのスカウトの姿を見てもらう事で,スカウト活動に興味をもた
せることができる
* バザーで活動紹介のブースを設置する事で、入団説明を行うことがで
きる
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小 項 目
2: 募集チラシ配布とコミュニ
ティー誌に広告掲載
(続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
事例2
① 地域コミュニティー誌に募集広告の掲載
② 地域のコミュニティー誌に入団説明会の記事の掲
載
3: ITの活用
1 【 ホームページの 充実 】
(FB,ブログ、HPの充実) 事例1
① 団/隊の概要の掲載
② ブログによる活動の紹介
③ スケジュールの掲示
④ カブ通信/ビーバー通信の掲載
⑤ 頻度の高い更新による、検索エンジンでのヒット率
の向上
* スカウト活動に興味のある保護者に、情報を正確に迅速に伝えること
ができる
* 24時間365日、いつでも団の広報が行える
* 活動を紹介する事で、興味を引き事ができる
* スケジュールを公開することで、体験入隊の動機付けになる
⑥ 「照会メール」の受付
* ブログでいろんな隊の活動を紹介する事で、保護者に対して上進の意
欲を植え付けることができる
⑦ スカウト募集内容の掲載
⑧ HPは各隊のHP担当者がパソコン操作に長けてい * 問い合わせから体験参加・入隊につながる
る隊は頻繁に更新できている
* HPより入団した方の感想に、「タイムリーにアップする活動報告が好
感をもてた」というのが多くある
⑨ 各隊のHP担当者を育成していく事が今後の課題
⑩ HPを見ての問い合わせには、担当者が相当する
隊長に連絡して、隊長から問い合わせ者に電話し
ている
⑪ HPは1年で定期更新する(年間活動予定など)
⑫ 定期更新と内容の充実
⑬ BSに興味ある保護者は各団のHPを見て事前に
見学しょうとする団の調査比較をする傾向が強い
⑭ 募集活動の一環としてHPの閲覧と質問・要望を受
ける
⑮ 各隊の活動例などを掲載
スカウト募集 10 / 13
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小 項 目
3: ITの活用
(続き)
実 行 例
2 【 FaceBookの活用 】
事例1
① 保護者/スカウトを含めたFaceBookの非公開グ
ループを設置
② FaceBook内で自由に活動の紹介や感想を、指導
者/保護者/スカウトが投稿
スカウト募集
実 効 果
* FaceBookでいろんな隊の活動がみれる事で、保護者に対して他の隊
への興味を与えることができる
* FaceBook上で指導者/保護者/スカウトが自由に意見交換すること
で、団内の一体感が生まれる
* スカウト/保護者を含め自由に投稿できる環境を整備する事で,活動
の様子が様々に紹介されることになる
4: その他
1 【 地域との関わり 】
事例1
① 地域の行事や祭りでの活動の様子(写真)の掲示 * 地域の行事、祭りに積極的に参加することで、団の認知度をあげるこ
とができる
と入団説明ができる体制を整備
☆ 団として参加する地域の行事や祭りでは、かな * 地域振興に積極的な人々との交流により、活動の範囲や場所が広が
るだけでなく、地域振興にかかわる人々からの紹介や支援も増える
らず入団説明ができる体制をとり、活動の様子
がわかる写真の掲示を行う
(主な参加行事)
港北ふれあい祭り
菊名さくら山公園 さくら祭り
菊名さくら山公園 感謝祭
菊名さくら山公園 クリスマス
菊ドラ祭り
金港幼稚園 金港まつり
国際交流ラウンジ わくわく祭り * 不特定多数の人が集まる場で、スカウト活動を紹介できることは、スカ
ウト活動の認知度向上に大きく役立つ
② 地域内での定期的な奉仕活動によるスカウト活動 * スカウトが真剣に奉仕する姿は、スカウト活動への好感度を高めるだ
けでなく、保護者にスカウト活動への興味をもたせるために非常に役
のアピール
に立つ
スカウト募集 11 / 13
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小 項 目
4: その他 (続き)
実 行 例
スカウト募集
実 効 果
(主な奉仕活動)
菊名神社 かがり火奉仕
ユニセフ募金
東日本大震災 浮き球募金
斎藤農園での収穫奉仕/販売奉仕
事例2
① 区民祭り等の大規模なイベントへの参加
* 区民祭りは、子連れの参加者も多く、的当て等の無料のゲームはこど
もには人気があり、保護者ともどもの長い行列ができる
☆ ボーイスカウト紹介コーナーとこども向けゲーム
コーナーを一つのテントを分割して設置
* 順番を待っている間に、保護者にパンフを渡したり、スカウト活動につ
いて説明ができる
☆ ゲームコーナーはミニ吹き矢、弓矢、割り箸鉄
砲 等の的当てが好ましい
* 順番を待っているので、けっこう説明を聞いてくれる
* 区民祭りの後にすぐ体験や見学ができるようなスケジュールを組むと、非
常に効果的である
事例3
① 地域活動への参加と奉仕
(主な活動)
鎌倉祭パレード奉仕)(CS~VS)
老人ホームへの慰問(CS)
身障者バザー奉仕(BS)
ユニセフ募金(BVS〜VS)
スカウトの日(BVS〜RS)
神社清掃奉仕(BS/VS)
* 毎年4月の鎌倉祭パレードのプラカード奉仕に参加
* 毎年6月に清和由比(老人ホーム)を慰問
* 毎年5月に身障者バザーへの奉仕(ボーイ隊)
* 毎年12月に鎌倉駅前で実施(実績 11万円)
* 毎年9月に鎌倉海岸のビーチクリーンを実施→地域の子供にも声掛け
し参加
* 地域の神社の清掃奉仕を行っている
スカウト募集 12 / 13
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小 項 目
4: その他 (続き)
実 行 例
事例4
① 子育てサークルとの共同
☆ 行政センター内の子育てサークルと共同で地
域の子供たちに遊び場を提供
☆ 行政が町内会を通じて、ビラ3000枚を配布し
てくれた
スカウト募集
実 効 果
* 行政とのタイアップで、無料でビラ配布が出来た
* 子育てサークルには事前連絡済みなので多くの子供達が集まった
* 通行中の子供も、何事かと参加してきた
2 【 その他 】
① 年2回の団ラリー(指導者、保護者、スカウトが縦割 * 上級部門の隊のスカウトの様子が見られる
り班で活動)
* 保護者間での情報交換ができる
② 育成会総会での各隊の活動報告・発表
* 上級部門の隊の活動を知ることができる
③ デンコーチの充実・VS隊の隊活動支援
* 他隊の活動の様子がわかる
④ 保護者の活動参加
* VSのCS隊・BS隊活動への奉仕によって、スカウト間での関わりが持て
る機会が増え、上進に対しての意識を年間を通して持つことができる
⑤ 制服のリユース等による経済負担の軽減
⑥ RS/VS企画の保護者向けキャンプへの参加
⑦ BVSやCSへの入団説明で、活動の中心はBSで * VSも教えることの楽しみを覚え、RS,指導者へと進む意思を持つ
あり、活動の範囲が国際的にも広がるのがVSで * BSまで在籍しないと本来のボーイスカウト活動を経験できないこと、V
あることを説明する
Sまでいると団補助・特典等があり金銭的負担が減ることをアピール
し、継続の大切さを実感として理解させる
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「団充実のための
ポジティブなアンケート」
アンケート用紙
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「団充実のための
ポジティブなアンケート」
結 果 報 告
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発 行 日本ボーイスカウト神奈川連盟
発行責任者 理事長 中川 玄一
編 集 強靱化特別委員会 プログラム推進部会
組織拡張施策推進タスクチーム
「実例集」は、一般財団法人 ボーイスカウト神奈川連盟維持財団の助成金により
印刷、発行しました