知って特だね No195 2015 年 7 月 色の散歩道(色立体) 前号の色のお話に続いて、色を立体的に表現したい“色立体”を見ていきましょう。 色の表し方は、RGB モデルには「色の三原色」 、HSV/HLS モデルには「色相・彩度・明度」 の三要素があるので、立方体の直交座標、円筒形・球状の極座標など、三次元の座標の“色立体” で表されています。 これらの“色立体”は、Web の画像検索で「色立体」で検索すると、いろ いろな形状をした立体モデルを見ることができます。 RGB モデルで色立体と云えば、RGB を 直交座標とする立方体が連想できますが、 HSV(色相・彩度・明度)を極座標とする円 錐形の色立体などが色の説明などに用いら れています。 マンセル・カラー、PCCS(日本色研)他、 実際の色料で色区分をして いる場合、色見本を立体配置 した色立体を形成し、色合い だけでなく、鮮やかさ、明る さを総合的に選択できるよ うに工夫されています。 画面を操作して動きの中から色立体の内側や裏側まで閲覧できるプログラムを紹介します。 【ColCube】http://www1.c3-net.ne.jp/kato/colcube/index.html 加藤一郎氏が HP「思索の散歩道」の中で公開している「色立体」のプログラムで、回転させ たりカット断面の方向を選択して、直方体をした色立体の中を覗くことができます。 【WinPCCS】http://www-cg.comlab.soft.iwate-pu.ac.jp/archive/WinPCCS/index.html 木村美江, 菊池清文, 松田浩一, 町田芳明氏の 情報処理学会発表論文で紹介している色立体デ モ用のプログラムです。向きを変えたり、自動的な回転の他、他スタイルの変更ができます。 ※プログラムは、いずれもダウンロードファイルを解凍するだけで即実行できます。 ※両プログラムは筆者の HP「ポラリス⇒学習の部屋」に概要説明とリンクがあります。
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