(質問と答え) ~新 秋田ふるさと検定 公式テキスト参照~ Q1 寒風山山麓から水を引く難工事を完成させて周辺の新田開発に尽力した人物は? A1 渡部斧松(P18 参照) 寛政5~安政3(1793~1856)年。檜山(能代市)生ま れ。篤農家。27 歳の時、おじとともに鳥居長根(男鹿市若美) 開拓を始め、寒風山麓の滝の頭(かしら)から水をひく難工 事を 5 年がかりで完成させ、文政 8(1825)年に新村「渡 部村」が誕生した。このほか藩内各地で新田開発や治水工事 に尽力した。死後、渡部神社に祀られている。 Q2 落差 20mの滝。夏場は滝壺が天然の露天風呂になる滝の名前は? A2 川原毛大湯滝(P62 参照) 日本三大霊地の一つに数えられ、かつて硫黄鉱山があった 「川原毛地獄」から、高温の温泉水が毎分3t 余りわき出して いる。それが落差 20mの滝になって流れ落ちているもので、 夏場は滝のあたりの湯温が 40℃ほどになって、滝壺が天然の 露天風呂になる。湯は弱酸性で、入浴には問題ないが飛沫が目 に入ると沁みて痛い。入浴適期 7 月上旬~9 月中旬。 ・良質/塩酸酸性型強酸性泉・効能/皮膚病、外傷、水虫など Q3 「非常識だ、間抜けな、どうしようもない」を意味する秋田方言は? A3 ほんじね(P149 参照) ≪感覚・感情≫を表す方言 非常識だ、どうしようもない。 「方図がない」からきたともいわれる。 ≪参考≫ 秋田の方言は、北部方言・中央方言・南部方言に大別される。鹿角地方はかつて南部藩に、 本荘由利地方は本荘・矢島・亀田3藩に属していたことから、他地方とは異なる旧藩特有の方 言表現がみられる。このことから、さらに鹿角方言・県北方言・中央方言・県南方言・由利方 言の 5 つの方言圏を設定することができる。 ふるさと検定にチャレンジしてみてね!
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