2015 年 10 月 発 行 日 本 共 産 党 福 島 県 議 会 議 員 団

↑県民の実態示し政府指針見直しを経産省に申し
入れる党福島県議団と党国会議員団。
(左から阿部裕美子、宮川えみ子、長谷部淳、宮本しづえ、
神山悦子各県議、岩渕友党県常任委員、高橋千鶴子衆院議
員。右から、9人目までは党国会議員団内につくられた「福
島チーム」のメンバー)=8 月 27 日、東京
日本共産党福島県議会議員団
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川内原 発など他県の原 発
については、県当局も他党も
ダンマリです。﹁福島県民切
り捨て﹂と一体の全国の原発
再稼働にものをいい、県民を
守る県政が必要です。
り、 世 界の 英知 を結 集 し、
国が 責 任を 持っ て事 故 収束
にあたるよう提案。
一方、県も自主避難者への
同 時 に 、 専門 家集 団に よ
る部 会 等を 設置 し、 県 独自 住 宅 提 供 を1 年 半後 に は打
の チ ェ ッ ク 機 能 を 強 化 す る ち切る方針です。支援の継続
を 求 め る 請願 を 、県 議 会は
よう迫りました。
﹁審議未了﹂で廃案にしまし
た。共産党は支援継続と請願
の採択を求めました。
保証人が立てら
れず復興公営住宅
に入れないとの訴
えが被災者から出
され、県に求めた
ところ、保証人な
しの復興住宅入居
が認められること
になりました。
県が要件緩和を
決め、直後に国が
可能とするよう通
達を出したもの
で、要求が一歩前
進です。
9月定例県議会が、9月 日から 月7日まで 日間の会期で開催されま
した。9月 日に神山悦子県議が代表質問、同 日に長谷部淳県議が一般質
問、 月5日に宮本しづえ県議が総括質問を行いました。
月7月の最終日に阿部裕美子県議、宮川えみ子県議が討論しました。
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遅きに失するとして、9月9日、
同三会派で議長に対し、議会冒頭
の採決を申し入れました。議会運
営 委員 会に 諮られ ました が、自
民・公明などが多数で否決。県民
の平和の願いを拒否しました。
副知事に申し入れ=9 月 15 日
県庁内・控室 福島市杉妻町2の16
電 話 024・521・7618
FAX 024・523・3256
メール
[email protected]
﹁ 安保 法 案﹂= 戦
争 法 案 の 廃 案 を求 め
意 見 書 議 案 を 、県 議
会 3 会 派 ︵ 共 産党 県
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会津と県北地方の豪雨被害を調査。
一部自治体が行っている個人の農地・
宅地被害への補償を県の制度として実
施すること、激甚災害指定を国に求め
ること等を副知事に申し入れました。
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福 島 原 発 で 労 働 者 の 死 亡事
故 が 連 続 し て おり 、 劣 悪 な 作
業 環 境 、 工 程 表あ り き の 無 理
な 工 期 の 押 し つけ が 横 行 し て
い る と 指 摘 。 繰り 返 す 汚 染 水
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漏れなど
事故収束
は困難を
極めてお
崩落した国道 115 号を現地視察する阿部・宮本両県議=9 月 11 日(右上)
南会津町の農地・宅地被害を調査する神山県議と古川芳憲氏=同 22 日(左上)
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日本共産党は、戦争法が強行さ
れた9月 日、中央委員会総会
を開き﹁戦争法廃止の国民連合政
府﹂実現のよびかけを発表。
一刻も早い安倍政権の退陣、戦
争 法廃 止 させ立 憲 主 義を 取り 戻
すため、広く力を合わせることを
心からよびかけるものです。
から一ヶ月たっても帰還者は
一割程度に止まっています。
党県議団は代表質問などの
論戦を通じて、住民の納得を
避難解除の前提にするよう国
に求めるべきと迫り、被害の
実態を無視し避難解除と一体
に賠償や支援を打ち切ろうと
する国・東電の﹁県民切り捨
て﹂を許さないために、県が
役割を発揮するよう強く求め
ました。
閉 会 日を 待 っ て の 採 決 で は
議団、 民主 ・県民連合 、ふ く
しま未 来ネ ット︶共同 で今 定
例会に提出しました。
↑戦争法反対の若者街宣で
訴える県議団=9 月 16 日
3会派で議長に申し入れ→
政府は改定﹁復興指針﹂で、
再来年3月末までに帰還困
難区域以外の避難指示を全
て解除する方針を示しまし
た。一方、全町避難が9月5
日に解除された楢葉町では、
医療機関がないなど安心で
きる生活環境が整わず、解除
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8 月 5 ・ 6日 に国 ・東 電
を招 致 した 全員 協議 会 を開
催。 国 も東 電も 福島 第 二原
発の 廃 炉を 言わ ず、 再 稼働
を否 定 すら しな い態 度 に一
時議 場 は騒 然と なり 、 これ
には 共 産党 も自 民党 も 一致
して抗議しました。
川内原発運転停止を求める意見書に賛成し
起立する党県議団ら=10 月 7 日、本会議
2015 年
10 月
発 行
2015年9月定例会県政報告
食費軽減策」が全県に広
がるよ う県 の助 成実施
を求め、さらに、返済義
療するためには、全ての
県民がお金の心配なく
健康診断を受けられる
のTPP「大
月6日
市町村で大きな格差
筋合意」の報
ようにすべきです。
健 康の維持増進 にとっ があるがん検診の自己
道に、県内農
務のな い奨 学金 制度の
中山間地に住む高校
て健診は基本です。生涯に 負担金を県が補助し、安
家からは、
創設を求めました。
として、第1子からの保育 生 へ の 通 学 費 助 成 と 学
2人に1人がかかるとさ 心して受けられるよう
で 売 っ た こ とが 原 因と
で価格が低い」「営農意欲を
交渉内容も一切秘密のま
ま、コメの輸入枠拡大をは
す。合意の撤 回と、国
会で承認させ ないたた
農林水産部長答弁
2(014年6月定例会
「TPP交渉にお
ける国会決議の実
現を求める意見書」
重ねた今回の「合意」に大
国に意見書送付
じめ国会決議無視の譲歩を
義がないことは明らかで
)
)
かいを広げましょう。
「農林水産業生産
額約738億円減、
地域経済約303
億円減、合計約1千
億円 とT PP の
影響額を試算」
え県産米は原発事故の影響
失いかねない」といった悲
2(013年6月定例会
「ただでさ
地 域開 発事業 の 企業 会
指摘。産業支援は地域に
済 に 波 及 効 果が 大 きい
内発型に転換し、雇用も
増 や す べ き と述 べ まし
た。
痛な声があがっています。
料 無 料 化 、県 内 の 5 つ の 町 童 保 育 の 開 設 を 求 め ま
計累 積債務が18 6億円
にも膨れ上がったことは、 根 ざ し た 中 小 企 業 や 農
施 設 づ く り など 地 域経
業を含む地場産業、福祉
バ ー 制 度 は、 情 報 漏 え い の を 守 る た め 国 に 実 施 中
べき、と指摘しました。
法を実効あるものとす
ざしブラック企業規制
み・暮らせる福島県をめ
若者が安心して働き・生
工業 用地を大幅原 価割れ
県民のプライバシー
吉田英策いわき双葉地区副委員長が、震災
後ひときわ被害が悪化している浜通り地域
の実態を紹介。イノシシをはじめとした害獣
対策の強化は、避難者が安心して帰還する条
件をつくる上でも重要と指摘しました。
今議会では長谷部・宮本
両県議がイノシシ問題で質
問し、他党からも対策を求
める声が相次ぎました。
危険が高く、他のG8諸国 止を求めるべき、また、
官民共通利用」のマイナン
「全員強制・生涯不変・ にはない制度と指摘。
くりが市町村の下で進めら した。
一体的に提供する仕組みづ を 整 備 す べ き と 求 め ま
中心となり、福祉と医療を ビ ス が 受 け ら れ る 体 制
地域包括支援センターが んでいても、必要なサー
べての県民が、どこに住
援し、高齢者をはじめす
括する 県が 市町 村を支
そこで医療分 野を統
れています。
れ る が ん を 早 期 発 見 し 治 にすべきと求めました。
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村が実施している「学校給 した。
本 県 独 自 の 子 育 て 支援 策
総括質問=10 月5日
イノシシ予算の増額を県に申し入れ
る党県議団と吉田英策氏=10 月8日
党県議団と
党いわき・双葉
地区委員会は
8日、県にイノ
シシ対策の強
化を申し入れ
ました。
決算討論=10 月7日
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代表質問=9月 14 日
一般質問=9月 17 日
討論=10 月7日