日本顕微鏡学会 様々な極微イメージング技術若手研究部会 第3回研究会 「表面の様々な極微イメージング」 表面の極微イメージング研究に焦点を絞り、様々なイメージング手法とその研究事例に ついての講演を行います。各手法の比較や有効な組み合わせの可能性など、徹底的に議論 できる場を提供し、新たな萌芽的共同研究の誘発を目指します。 日時:11 月 23 日(祝)13 時-24 日(火)13 時 場所:兵庫県たつの市新宮、志んぐ荘 (http://www.shinguso.com/shisetu.html) 参加費:1万円(宿泊費、3食代込み)当日現金にてお支払い下さい 共催:文科省科研費新学術領域研究「3D 活性サイト科学」 プログラム: (敬称略) <1日目(11 月 23 日)> 13:00-13:05 開会挨拶、趣旨説明:山﨑 順(研究部会幹事:大阪大学) 13:05-15:30 セッション A:表面の原子レベル構造と元素分析 座長:杉本宣昭(東京大学) 、山﨑 順(大阪大学) 1.「AFM による原子レベル元素識別と分子構造イメージング」小野田 穣(大阪大学) 2.「低加速 S/TEM-EELS による低次元材料の物性評価」越野雅至(産総研) 3.「透過型電子顕微鏡を用いた表面構造解析」大島義文(北陸先端大) 4.「放射光表面 X 線回折法による表面構造解析」若林裕助(大阪大学) (休憩) 16:00-18:00 セッション B:表面の電子状態・光物性 座長:藤田克昌(大阪大学)、佐藤和久(大阪大学) 5.「近接場光学顕微鏡によるナノ分光イメージングの実際」齊藤結花(大阪大学) 6.「STM 発光/吸収分光の開発と局所励起状態解析」今田 裕(RIKEN) 7.「表面プラズモンポラリトンの閉じ込め・導波の STEM-CL 観察」斉藤 光(九州大学) 18:00-19:30 夕食 19:30-21:30 セッション C:表面近傍構造、表面効果 座長:村田和義(生理研) 、高橋幸生(大阪大学) 8.「全反射照明蛍光顕微鏡による生体分子観察」新井由之(大阪大学) 9.「SEM による金属・半導体材料の表面観察」板倉 賢(九州大学) 10.「TEM による金属表面近傍の欠陥の形態観察」波多 聰(九州大学) 21:30- 宿泊部屋などで自由討論 (入浴は 23 時まで。翌朝は 6-9 時が入浴可能時間) <2日目(11 月 24 日)> 7:30-8:30 朝食 8:50-12:00 セッション D:表面吸着・反応・成長 座長:荒河一渡(島根大学) 、鈴木基寬(高輝度光科学研究センター) 11.「光電子顕微鏡を用いたナノスケール磁性材料研究」小嗣真人(東京理科大) 12.「高速原子間力顕微鏡の開発とバイオ応用」内橋貴之(金沢大学) 13.「電気化学反応のその場 TEM 観察」大島義文(北陸先端大) 14.「FM-AFM による固液界面の 3 次元水和構造計測」小林 圭(京都大学) 15.「環境制御型透過電子顕微鏡による触媒ナノ粒子の観察」吉田秀人(大阪大学) 閉会の辞、講評:波多 聰(研究部会代表:九州大学) 12:00-13:00 昼食 13:00 解散 その他: ・無料送迎バス予定 23 日:姫路駅前発 志んぐ荘行き 12 時 05 分(乗り場は姫路駅南バスターミナル) 24 日:志んぐ荘発 先発 13 時過ぎ:播磨新宮駅(最寄り駅)行き 後発 14 時過ぎ:姫路駅行き(出発まで会議室または喫茶コーナーで待機) ・宿泊所内にインターネット環境はありません ・アブストラクト集は発行しませんが、後日講演スライド(配布可能部分のみ)を参加者 に限定して配布します 趣旨説明:本研究会および当研究部会の目指すところは、それぞれの専門の枠を超えた議 論によって新しい観点やアイデアを得て、新たな萌芽的研究へとつなげることにあります。 このため合宿形式で開催し、夜の時間にも存分にディスカッションして頂ける企画となっ ています。講師の先生方には、チュートリアル的な手法原理の説明から、最先端のご研究 成果までを広く紹介していただきます。加えて、普段はあまり話さない手法の弱点や今後 の発展に向けた問題提起、他手法研究者への疑問の投げかけもお願いしてあり、各セッシ ョンの終わりに設けるパネルディスカッションにおいて各手法間を横並びで議論し直す機 会を提供する予定です。 問い合わせ先:研究部会幹事 山﨑 順(大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター) E-mail: [email protected] TEL: 06-6879-7941 FAX: 06-6879-7942 顕微鏡学会・様々な極微イメージング技術若手研究部会 代表 波多 聰 九州大学 大学院総合理工学研究院 融合創造理工学部門 http://www.mm.kyushu-u.ac.jp/lab_05/j/samazama.html 日本顕微鏡学会「様々な極微イメージング技術若手研究部会」 極微イメージングの手法としては、透過電子顕微鏡法に限らず、レーザー、放射光 および各種プローブを用いた多種多様な技術が挙げられる。何れも急速に進展して おり、それぞれの狭い専門手法にのみ目を向けていては、世界最先端のイメージング 研究を行うことが容易でなくなりつつある。しかし、非専門家にとって他分野の現況 を鳥瞰するのは容易ではない。 本若手研究部会は、様々な先進イメージング関連の分野で活躍中の若手研究者に よって構成され、世界最先端のイメージング技術とその応用に関する現況と将来展望 を紹介および議論する場を設ける。それぞれの専門の枠を越えた議論によって新しい 観点やアイデアが生まれることが期待されるところに、本若手研究部会設置の意義が ある。 【責任者】 波多 聰 九州大学 大学院総合理工学研究院 hata.satoshi.207(at)m.kyushu-u.ac.jp 【幹事】 氏名 所属 1 荒河 一渡 島根大学 2 斉藤 光 九州大学 3 佐藤 和久 大阪大学 4 杉本 宜昭 東京大学 5 鈴木 基寛 高輝度光科学研究センター 6 高橋 幸生 大阪大学 7 永谷 幸則 生理研 8 新岡 宏彦 大阪大学 9 林 名古屋工業大学 好一 10 藤田 克昌 大阪大学 11 村田 和義 生理研 12 山崎 大阪大学 13 山本 和生 順 JFCC
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