エンジン部品の移載

産業用ロボット|使用例|アイエイアイ
1/1 ページ
エンジン部品の移載
自動車用エンジン部品を移載する工程でサイクルタイムの短縮、チョコ停と人件費の削減に成功した事例を紹介します。
従来はエアシリンダを使用していましたが、停止時の衝撃でワークが落下してしまい、チョコ停が1日に15回ほど発生していまし
た。このエアシリンダをロボシリンダに置き換えたところ、スムーズな加減速制御によりワークの落下が無くなり、サイクルタイム
も4.9秒から4.2秒に短縮されました。
これにより一日に必要な生産数7,000個を作るのに必要な時間が10時間から8.2時間に短縮され、その結果、年間の人件費が
77.8万円削減されました。
エアシリンダを使った設備
電動シリンダを使った設備
サイクルタイム
4.9秒
4.2秒
チョコ停回数
16回/日
0回
一回のチョコ停時
間
一日のチョコ停時
間
生産時間
(7,000個)
2分/回
0分
32分(0.5時間)
0分
9.5時間 ※1
8.2時間 ※2
一日の運転時間
10時間(9.5+0.5)
8.2時間
※1 エアシリンダの場合 7,000×4.9秒=34,300秒=9.5時間
※2 ロボシリンダの場合 7,000×4.2秒=29,400秒=8.2時間
CT効果:一日の運転時間を1.8時間短縮⇒77.8万円/年 削減
(人件費:1,800円/時×1.8時間/日×240日)
アクチュエータ
RCS3-SA8C, RCP2-SA5C, RCP2-GRM
コントローラ
SCON/PCON