電工ドラムには過負荷・過電流状態に陥った時に働く漏電ブレーカーの他に、キャップタイヤケーブルの帯熱による ショート(短絡)を防止するために、内部温度が80℃を超えると電流を遮断する『温度センサー』が備わっています。 急に機械が作動しなくなった、その原因と対処方法について説明致します。 左写真の様にして電工ドラムを介して小型機械を作動させると、キャップ タイヤケーブル内が帯熱し、ケーブル内部の温度が80℃以上に達してし まうと、温度センサーがはたらき、通電を遮断してしまいます。 ここで問題なのは、キャップタイヤケーブルがリールに巻きついたままに なっているので帯熱し、ケーブル内の温度が上昇(80℃以上)することに より、温度センサーがはたらき、通電を遮断してしまいます。 ≪この部分を拡大してみると...≫ ・パイロットランプが点灯している。 ・漏電ブレーカーが「入」の状態になっている。 にもかかわらず、機械が作動しなくなった。 注)漏電ブレーカーが「切」の状態になり、パイロットランプが消灯していれ ば、過負荷・過電流による漏電遮断機がはたらいている状態です。 先ず、機械のスイッチがONになっていることを確認してください。それで 機械が作動していないならば、確実に温度センサーがはたらいています。 ≪復帰させる方法は...≫ ①最初にコンセントに繋いでいる機械のスイッチをOFFにしてください。そうしなけ れば、温度センサーが復帰した後に急に機械が作動して、思わぬ事故を招くこ ≪正しい使い方≫ とがあります。 ②リールに巻き付けてあるコードを全て解いて温度センサー部分を大気に約1分 程度さらせて温度センサー部分を冷やしてください。そうすれば自動で復帰します。 ③機械のスイッチをONにして、作動すればOK 通常、電工ドラムを介して100Vの小型機械を作動させる 際には、右上写真の様にセットします。 ※必ず赤丸の黄色テープが見えるようになるまでリール のキャップタイヤケーブルをほどいて下さい。 未来をみつめ、 環境にやさしく 本 社 神戸市兵庫区湊町一丁目88番地の1 TEL(078)651-7327(代表) FAX(078)651-0854 ■神戸営業部 TEL(078)651-7321(代) FAX(078)651-6116 ■明石営業所 TEL(079)496-5783(代) FAX(079)496-5798 ■大阪営業部 TEL(06)6398-0310(代) FAX(06)6398-0313 ■姫路営業所 TEL(079)293-3487(代) FAX(079)293-8721 ■ 京 都 支 店 T E L ( 0 7 5 ) 6 1 1 - 7 5 3 3 ( 代 ) F A X ( 0 7 5 ) 6 1 1 - 3 5 3 5 ■淡 路 営 業 所 T E L ( 0 7 9 9 ) 4 5 - 1 1 0 9 ( 代 ) F A X ( 0 7 9 9 ) 4 5 - 0 5 6 4 ■北近畿支店 TEL(0773)27-4809(代) FAX(0773)27-6541 ■豊岡営業所 TEL(0796)22-7261(代) FAX(0796)22-7263 ■三田営業所 TEL(078)982-6285(代) FAX(078)982-5248 ■販売促進部 TEL(078)982-6285(代) FAX(078)982-5789
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