(b)左右独立駆動スクリュー 左右スクリードにおいて必要なアスファルト合材量にあわせて、左右への合材送り量 を独立して調整できるスクリューである。なお、合材送り量の調整は、入・切でなく、 可変でおこなえる機構(電磁比例流量調整弁等)に限る。 図 2.8.3 に代表的な左右独立駆動スクリューの例を示す。 図 2.8.3 左右独立駆動スクリュー [省エネルギーになる理由] (1)ポイント 省エネ効果は、従来設備と当該設備における「スクリュー駆動から生じるエンジン 負荷の差」で示される。 (2)概 要 従来設備では、左右スクリューが同一駆動のため左右スクリードへの合材送り量も 同じであったので、合材の粒度の不均等やスロープの施工により、片側スクリードに 合材が多くなり溜まると、その合材を他に移したり破棄する必要があった。本設備で は、左右スクリードの必要な合材量にあわせて、左右への合材送り量を独立して調整 できるので、無駄にスクリューを駆動させる必要が無く、無駄な駆動によるエンジン 負荷を低減できるので、省エネルギーとなる。
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