通知書 参議院議員東徹は、 維新の党規約第 6条第4 項

通知書
参議院議員東徹は、 維新の党規約第 6 条第 4 項に基づいて党大会において議決権を有す
る特別党員の過半数より、 平成 27 年 1 0 月 24 日に維新の党臨時党大会を開催するため
に必要な招集事務及び党運営事務の 一 切の権限を委任されたととから、 平成 2 7 年 1 0 月
1 4 日付けで維新の党党大会実行委員長に就任している。
さて、維新の党は、維新の党規約第6条第1項に「本党の最高議決機関を党大会とするj
と定めるとおり、 党大会を、 国会議員、 地方議員、 地方首長により組成される最高議決機
関としている。 一方で、 維新の党規約第 1 9 条第 1 項に基づき、 維新の党国会議員団が国
会議員により構成されているが、 規約上国会内での活動のために組織されるものでしかな
い。 維新の党規約第 1 9 条第 2項の委任により定められた国会議員団規約において、 国会
議員団の最高議決機関とされる両院議員総会も、 維新の党規約第 1 9 条第 1 項により、 国
会議員団にかかる事項を決定する機関にすぎない。 加えて、 維新の党規約第 7条に基づき
設置される執行役員会も、 党大会から授権を受けた範囲でのみ党務を執行する機関にすぎ
ない。
そして、 維新の党規約第 8 条第 4項にある通り、 党規約上、 党の代表選出については任
期満了の際には選挙によって選出することしか定めておらず、 代表が辞任した場合の新代
表の選出については定めがなく、 また、 国会議員団の両院議員総会や執行役員会に対し、
党大会が代表選出の権限を与えたことは一 切ない。
そのため、 党の最高議決機関である党大会以外の機関に代表選出の権限は与えられていな
いことから、 代表が辞任した場合の新しい代表については、 原員JJに戻り、 党の最高議決機
関である党大会でのみ選出できるものである。
さらに、 代表の任期延長について、 党大会が代表の任期延長の権限を、 国会議員団の両
院議員総会や執行役員会に与えたことは一切なく、 また、 党大会の最高議決機関性をより
強化するために、 維新の党規約では、 代表が欠員ないし不在となった場合に新代表が選出
されるまで前任の代表に職務を継続させる規定も設けていない。
ゆえに、 代表の任期がひ左たび切れてしまうと、 代表が存在しないことから代表選挙を
執行する機関も存在しなくなるので、 やはり党の最高議決機関である党大会において新代
表を選出するほかない。
維新の党の党大会では、 江田憲司前代表以降新たに代表を選出した事実はなく、 江田憲
司前代表は代表からの辞意を表明し平成 27 年 5 月 1 9 日の執行役員会で了承されている。
また、 江田憲司前代表の辞任を受けて平成 27 年 5 月 1 9 日に定められた維新の党代表選
出臨時規程第4 条では、
「 両院議員総会において選出する新代表の残任期間は平成
27 年 9
月末日とする。 J !:'.定められており、 江田憲司前代表の後任として両院議員総会において選
出された松野頼久代表は、 そもそも代表選出の手続きに違反し党大会の信任を得ていない
ばかりか、 仮にその手続きに正当性が認められたとしても、 その代表としての任期は平成