2)20kw以上の場合、認証は不要。但し、電力会社との

600W風車連結による事業展開
1.太陽光の事業
①日本国内の事業の再生可能エネルギー事業での太陽光実績では、平成27年4月時点で15,270,000kw
導入されており、金額にして約5兆円の市場となっており、現在でも進行中です。しかし、今年度から売電価格
が、制度開始時40円から27円となり、導入が激減しています。
②太陽光の原価は、総費用1kw当たり20万円で売価は1kw当たり22万円~25万円です。
③日本国内で、再生可能エネルギーの導入比率は、2030年までに約30%導入と決定していますが、現在は
約8%です。そのうち太陽光は約5%です。
2.風力発電の事業
①日本国内での風力事業では、ほとんどが20kw以上(しかも大型)での実績で約2,556,000kw導入されており、
金額にして、約8,000億円の市場となっており、現在は太陽光が激減していますので、急速に市場が展開されて
きています。
②大型風力発電機の設備原価は、総費用1kw当たり35万円で売価は1kw当たり38万円~45万円です。
(売電単価 22円/kw)
なお、小型風力発電機(20kw未満)の設備原価は、総費用1kw当たり100万円以上です。(売電単価は55円/kW)
③再生可能エネルギーでの導入に対し、風力発電の比率はわずか約1%です。
3.風力発電事業の問題点
①日本国内で導入する場合の環境基準等の問題が大きい。
1)日本国内での環境基準は1発電地域当たり総出力7,500kw以上が適用となる。(最低3年以上)
2)7,500kw以下は、環境基準の調査は不要のため申請も早い。(約6ヶ月)
②20kw未満と20kw以上の違い
1)20kw未満の場合、風車システムに対して日本海事協会の認証が必須のため、時間がかかる。
2)20kw以上の場合、認証は不要。但し、電力会社との経済産業省、電力会社との協議が必須。
4.今後の風力発電事業の展開
①日本国内での、再生可能エネルギーの目標値を達成するにあたり、地域に左右される地熱、バイオマス、水力
は、大型化でいろいろな利権及び時間がかかるため普及しにくい。
②太陽光及び風力発電事業は、国内全域がマーケットになるので普及しやすい。また、7,500kw以下の風力
発電事業は特に認可されやすいため普及していく。
㈱S-style