鋼道路トラス橋の塗膜に対する凍結防止剤の影響

技術資料
鋼道路トラス橋の塗膜に対する凍結防止剤の影響
林田 宏* 田口 史雄** 下谷 裕司*** 守屋 進****
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の道路橋であり、1954年(昭和29年)に架設された単純
トラス橋
(曲弦ワーレントラス橋)5連橋梁である
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塗膜劣化は、水分、酸素、塩分、NOX、気温など
Ƚˍおよびৢ૯Ƚˍ参照)。新設時の塗装仕様は「鉛
多様な因子の影響を受ける。この中でも、劣化を支配
丹さび止めペイント∼油性ペイント」で、1999年∼
する大きな因子としては塩分と水分が考えられてい
2000年(平成11 ∼ 12年)の塗替塗装時にはb−1塗装
る。道路橋の場合、塩分は海からの飛来塩分と塩化ナ
系
(鉛系さび止めペイント∼フェノール樹脂MIO∼
トリウムや塩化カルシウムなどの凍結防止剤がある。
塩化ゴム系中・上塗塗料)の塗装仕様が適用され、調
積雪寒冷地である北海道では平成3年のスパイクタ
査時は最終塗替塗装後8∼9年経過していた。
イヤ規制以降、冬季間の路面凍結を防止するため、凍
結防止剤の散布が行われている。このため、海岸線か
ら離れた山間部や都市部など飛来塩分の影響を受けに
くく、従来の腐食環境分類ではマイルドな環境とされ
ていた箇所の橋梁においても、冬期路面管理のための
凍結防止剤の散布により塩分が供給されることとな
り、鋼橋塗装の塗替え費用の増加が懸念されている。
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また、劣化程度等によっては、断面欠損などによる橋
梁の安全性低下が懸念されている。
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当研究所で行ったコンクリート部材を対象とした凍
結防止剤の影響に関する調査の結果、海岸部の全体的・
恒常的塩分供給環境に比べ、凍結防止剤の影響は部分
的ではあるが、凍結防止剤を含む漏水等がかかる部位
は劣化が速いことが分かっている1)。このため、鋼道
路トラス橋のように凍結防止剤を含む漏水等が直接か
かる部材を有している橋梁の塗膜についても同様のこ
とが懸念される。
以上のような背景から、当研究所ではライフサイク
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ルコスト縮減を目的として、凍結防止剤の塗膜劣化へ
の影響を明らかにし、積雪寒冷地における部位ごとの
劣化速度差を考慮した適切な塗替手法等の検討を行っ
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ており、本報ではその検討の一環として、鋼道路トラ
調査部位は、端部の始点側(池田町側)、終点側(幕
ス橋の塗膜劣化や付着塩分量等について調査を行った
別町側)および中央径間のトラス橋を選定した。表−
結果について報告する。
2に調査部位とその範囲を示す。路面付近については
上流側と下流側の位置№①∼⑤、上部、下部
(路下)に
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ついては足場の関係で任意とした。
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調査対象橋梁は、十勝川を渡る内陸部の橋長706m
塗膜劣化や付着塩分量に関する調査は鋼道路橋塗
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寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
装・防食便覧2)および鋼構造物塗膜調査マニュアル3)
法で、白亜化現象についてはテープ貼付法にて評
に準拠して行った。以下に調査項目と方法を示す。
価を行った(ນȽˏ参照)。
①塗膜外観
③付着塩分量
さび・はがれ・われ・膨れの劣化状態について、
付着塩分量については電導度法およびガーゼ拭
JSS Ⅳ 03-2006「鋼構造物塗膜調査マニュアル」
取り塩素イオン検知管法で測定した。
に準拠した目視評価を行った
(ນȽˏ参照)
。
④塗膜厚
②付着性および白亜化
(チョーキング)
現象
塗膜厚については電磁式膜厚計およびペイント
付着性については碁盤目カットテープ付着試験
ボアラー(円錐式カット・スコープ式)で確認した。
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寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
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幕別町側径間の塗膜外観および付着性試験結果をນ
Ƚːに示す。塗膜欠陥として各部位に、さび、はがれ、
われ、白亜化
(チョーキング)
の発生が認められた。
さびの発生箇所はわれ発生部および端部に集中して
ৢ૯Ƚˎȁષ໐
おり、また、劣化程度は、上部(ৢ૯Ƚˎ)
、下部(ৢ
૯Ƚˏ)と比較して路面付近(ৢ૯Ƚː)の状態が劣る
傾向にあった 。
また、付着性については塗膜外観上健全面を選択し
て試験を行った結果、上部および下部(内桁)
の一部で
付着性が低下している部分が認められたが 、 全般的に
付着性は良好だった。
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寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
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付着塩分量測定の結果
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、構造上、塩分が蓄
は「中塗り+上塗り2工程」で実施、第3回目からb
積 し や す い 下 部( 内 桁 )の 下 フ ラ ン ジ 上 面 で 最 大
−1塗装系
(油性さび止めペイント∼フェノール樹脂
550mg/ ㎡(ガーゼ法)
、下フランジ下面で最大72mg/
MIO∼塩化ゴム系中・上塗塗料)が採用されている
㎡
(電導度法)および路面付近の斜材下面で最大73mg/
ことも確認された。
㎡
(ガーゼ法)
と比較的多い付着塩分量が認められた以
幕別町側径間の塗膜厚測定結果をນȽˑに示す。電
外は、ほとんどの部位で付着塩分量は少なかった。こ
磁式膜厚計とペイントボアラーによる塗膜厚測定結果
れは降雨や結露等により洗い流されたためと思われ
には一部で違いはあるが、ほとんど大きな差は認めら
る。
れなかった。
測定値は薄い箇所で289μ m、厚い箇所で1061μ m
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と大きくバラツキが見られた。これは過去に行われた
過去の塗装履歴を確認するために、トラス橋の部材
塗替え時の旧塗膜(実在塗膜)の除去程度が大きく影響
で素地から浮き上がっていた塗膜の断面を顕微鏡観察
していると考えられる。
した。観察結果をৢ૯Ƚˑに示す。この観察結果から
上記のことから、箇所により塗膜厚にバラツキがあ
新設時塗装、塗替え塗装4回の合計5回塗装が実施さ
ると考えられるが、厚い箇所にわれが多いなどという
寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
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水等が直接かかる路面付近の部位は、塩分を含む融雪
水等が「われ」から鋼材面へと達し、さびの進行を早
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めたと想定される。
一方、上部等の部位については、
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め、劣化の進行が比較的遅いものと思われる。
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また、下部(内桁)の付着塩分量が多いにもかかわら
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ず、塗膜劣化がほとんど進んでいなかったのは、内桁
は床版下面にあるため、紫外線等による塗膜劣化が生
700Ǵm
じにくく、われや白亜化が生じにくいことにあると考
えられる。そして、凍結防止剤が風等により飛来して
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付着する場合でも、塩分を含む融雪水が直接当たる場
合に比べ濡れ時間も短く、凍結防止剤の与える影響が
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小さかったためと考えられる。これについては、濡れ
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時間等の測定も含めて今後、検討していく。
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いずれにしても、一般環境にある塗装橋梁では、凍
結防止剤やそれを含む融雪水と接する部位に劣化が集
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中する傾向にあると考えられる。
したがって、今回調査を行った一般環境にあるトラ
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ス橋(下路橋)
のような場合には、ライフサイクルコス
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トを抑え、橋梁を良好な状態に保つために、凍結防止
剤の影響を大きく受ける路面付近の部材においては、
ような明確な傾向は見られなかった。さび、はがれ、
防食性の高い材料を用いたり、こまめに部分塗装を施
われ等の塗膜劣化は素地調整の影響も受けることか
すなどの対策を講じることが望ましいと考えられる。
ら、今後はその影響についても調査していく。
৫ৃ
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最後に、本塗膜調査の実施にあたり、調査にご協力
今回の調査結果から、塗膜劣化の状態は上部、下部
いただいた国土交通省北海道開発局帯広開発建設部の
(路下)
と比較して路面付近の状態が明らかに劣る傾向
関係各位、および調査計画の作成等についてご協力い
にあった 。 これについては、以下のようなメカニズム
ただいた国土交通省国土技術政策総合研究所道路構造
が想定される。
物管理研究室関係各位、ならびに塗膜調査にご協力い
上部、路面付近、下部
(下弦材)
については程度に差
ただいた特定非営利活動法人鋼構造物塗膜処理等研究
はあるものの、いずれも「われ」が生じていたが、通
会、関西ペイント販売(株)、日本ペイント(株)
、中国
行する車両等が凍結防止剤や融雪水を巻き上げ、融雪
塗料(株)、大日本塗料(株)、神東塗料(株)の関係各位
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寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
に深甚なる謝意を表する。
The 5th International Conference on Concrete
under Severe Conditions, Environment &
४ࣉ໲ࡃ
Loading(CONSEC'07), Vol.1, pp.681-688, 2007.6
2)(社)日本道路協会:鋼道路橋塗装・防食便覧、
1)F.TAGUCHI, H.ENDOH: STUDY ON CONCRETE
DETERIORATION DUE TO COMBINED
FREEZING AND DEICING-SALT DAMAGE ,
平成17年12月
3)(社)日本鋼構造協会:鋼構造物塗膜調査マニュア
ル(JSS Ⅳ 03-2006)
、平成18年10月
林田 宏*
田口 史雄**
下谷 裕司***
守屋 進****
寒地土木研究所
寒地基礎技術研究グループ
耐寒材料チーム
主任研究員
寒地土木研究所
寒地基礎技術研究グループ
耐寒材料チーム
上席研究員
博士(工学)
寒地土木研究所
寒地基礎技術研究グループ
耐寒材料チーム
研究員
つくば中央研究所
材料地盤研究グループ
新材料チーム
総括主任研究員
寒地土木研究所月報 №667 2008年12月
39